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砂塵に覆われし幻の都

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砂塵に覆われし幻の都
【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
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救出ロリ魔王 5


「今助けに行くぞ、がんばれ!」

 赤城 熱士はチェストアーマーLV1にいくつものLV5の矢が刺さりつつアンデッドに向かってアダマンキャリバーLV9によるウィンドスラッシュLV6の風の刃で破壊を、グランドストライクLV5の衝撃波でアンデッド達を叩き潰し攻撃する。

「俺の名は赤城・熱士、事情は知らんが助けたくなったから助けるぞ」

 堂々とそう宣言しマオに向かって襲い掛かるアンデッドに天技:【フルカウル】Lv1であらゆる身体機能を向上させる事で己を強化するとさらに多くのアンデッドの骨の山を高める。
 とは言えアンデッドのレベルは20に対し、熱士のファイターレベルは28とあまりレベル差がない。
 確かにレベル的に勝っているが防御のチェストアーマーLV1がアンデッドの攻撃レベル5に負けているのは事実でしかない。
 それでも困っている奴……マオを助けるのは江戸っ子の心意気だから。
 他所の子も自分の家族のように大事にするのが江戸っ子の粋というものだ。
 誰であっても助けると決めたら助けるし、全力で守り抜く。

「遺跡から幾分か離れたとは言えこんな場所に、女の子……? 見たところ魔族か何かのようだが……。いくら魔族とはいえ、あんな幼い子がアンデットに襲われているのを放っておくわけにもいかない。一刻も早く助けるぞ」
「そうです! 急いで助けないと!」

 草薙 コロナの役目は武器の鍛錬Lv1でグレートソードLV5のレベルを上げ、真っ先にマオ達に群がっているアンデットを蹴散らして、安全を確保することだ。
 アサルトバッシュLV3でマオに近いアンデット達に攻撃を仕掛け、片っ端から倒していく。
 草薙 大和も武器の鍛錬Lv1でグレートソードLV5のレベルを上げコロナにマオの至近距離にいるアンデットを蹴散らしてもらう事で自身は少し離れたアンデッドを狙ってウィンドスラッシュLV6で吹き飛ばし、態勢を立て直す猶予を作る。
 そしてコロナがアンデットとマオの間に立ち、攻撃がマオに届かないようにしてから、アンデットの掃討に動く。
 掃討の際はウィンドスラッシュLV6で離れたアンデッドを攻撃しつつ、至近距離のアンデッドにはアサルトバッシュLV3をぶつけていった。
 特に硬いアンデッドには、ワンインチアタックLV4でダメージを浸透させたうえでメガブレイクLV5を叩き込む。
 大和も主に使うのは、衝撃波で周囲の敵を巻き込んで吹き飛ばすことのできるグラウンドクラッシュLV5。
 できるだけアンデッドが密集した場所で使い、一撃で可能な限り多くの敵を巻き込んで、一網打尽にしていく。
 特に守りの硬いアンデッドが現れたら、ガードペネトレートLV5でダメージを浸透させてから、メガブレイクLV5を叩き込んで仕留める。
 互いにメガブレイクLV5を放った際には動ける方が互いの隙を埋め合うように動き、交互に放つようにして繰り出していった。

「人間にだって善人悪人がいるように魔族だからって悪だ、って訳じゃあないでしょう。私は私の想いであの子を助ける。私、何か間違っていますかね?」
「わたしが伸ばして貰った救いの手。次に繋げるのがわたしの役目で、そこに種族とかは関係ないだけ。わたし、何か間違っていますか? 大丈夫ですから、こちらにいてください!」

 ジル・コーネリアスはマオがいる辺りを起点にエクステンシブヒールLV10発動させ、マオを背にして防衛体制に入る。
 ミイラのアンデッドは八重崎 サクラのバードライムトラップLV3で接近が遅れると仮定して、スケルトンと戦っていたジルは拡張プラグインで戦闘に対応できるようにした上で、ブロックガードLV1でスリルシールドLV4【ミスリルシールドLV4】を取り回し攻撃を防いで、リングオブパワーLV1の強化分も乗ったアイアンメイスLV6を叩き付けてスケルトンを砕いて戦闘不能にしていく。
 サクラは逃げるマオを見ても魔族なのは間違いなさそうだが、魔族の幼女を軽く観察してモンスター知識LV2で普通の魔族ではないのが分かるのか? それともそれすらも良く分からないのか? その辺りの判断をつけ、どこまで分かるかを確認してみるがどうにも見た目通りの魔族である、という事以外は分からなかった。
 戦うアンデッドに対してもモンスター知識LV2で分かる範囲の情報を思い出せば相手は光属性であれば物理でも魔法でも浄化できるが、それ以外であれば一度倒せても一定時間後には復活してしまうことを思い出した。

「面倒くさいですね、光属性しか物理も魔法も効かないなんて! 私達には拳しかないんですよ! 粉々にしても復活するなんて。時間稼ぎをして浄化してもらいましょう!」

 武闘家Lv4のサクラはそう言いながらアクセラレートLV7発動し、指に嵌めたリングオブスピードLV3と合わせて高速で動き回れるようにするとミイラに対して包帯に良く絡み付きそうなバードライムトラップLV3を散布、到達までの時間を稼ぐ。

「好きに動かしたりさせないけど、私の脚からは逃げられやしないよ!」
「ここから先は一歩も通しませんよ!」

 スケルトンの攻撃で攻撃をアクセラレートLV7の反射速度で回避してから、その動きの流れで蹴りを叩き込んでいくサクラ。
 バードライムトラップLV3のトリモチにかかったミイラが残っているのを確かめスケルトンの対処はジルに任せると、ジルは戦闘を継続。
 ブロックガードLV1でミスリルシールドLV4を取り回し攻撃を防いで、リングオブパワーLV1の強化分も乗ったアイアンメイスLV6を叩き付けて復活してきたスケルトンを砕いて戦闘不能にしていく。
 ひとつ幸運だったのはアンデッドの中に呪術使える系のリッチが今回いなかったことだ。
 呪いが使えるリッチの呪術系を気にすることなく戦えるのはとても動きやすかった。
 そしてサクラはまとまっていて、なるべく多く巻き込めるような位置にいる、ミイラの集団に対してアクセラレートLV7で突撃。

「燃やせやしませんが、こっちなら……ねっ!」

 天技:【天駆】Lv2で超人的な反応と脚力で虚空を蹴り、空を駆ける事ができる技を発動させる。
 技の本質は蹴るという行為の強化。
 単純な跳躍力や蹴り攻撃も強化された一跳躍で空を蹴ることで対応速度と蹴りの威力を上げて殲滅速度を底上げし空を割き、音を置き去りにする高速の蹴りでウィンドスラッシュLV6を発動させまとめて切り裂いた。

「助太刀致します!」
「アンデッドに襲われてピンチっぽいし助けてあげないとね!」
「はい、傭兵伝手から情報集めてきたよ。アンデッドには例外なく物理・魔法問わず光属性攻撃が有効。でも回復アイテム・治癒術が効くという噂はデマで、回復させる事はないけどダメージにもならないから。あ、言っておくけど戦闘はパス。私は少し離れて応援するわ」

 傭兵Lv2としてやるべき仕事はやったメイリア・ネイクは戦闘に巻き込まれないように安全圏へと離れ応援体勢に入った。
 反対に邑垣 舞花が矢面に立ちアンデッドと対峙する。
 ブロンズソードLV6を横薙ぎにウィンドスラッシュLV6の風刃を放ってアンデッドの脚部を破壊し移動を妨げ、メイリアの情報を頼りに足止めに尽力して本命攻撃はノーン・スカイフラワーに任せする心積りだ。
 ノーンは矢面に立ってくれた舞花を頼りにマオ達にマテリアルガードLV6を張って防御してカバーする。
 そしてタイミングを見てグリントオブライトLV6を連発してアンデッドを浄化していった。


……………………

       ……………………

              ……………………


「ふーアンデッドはもう成仏したかな?」
「かもしれませんね。復活する兆しはありませんし。では、改めて貴方はどちら様ですか」
「我か? 我は……」

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