■プロローグ■
――リュクセール王国、ボヴィーグ山脈
スヴァルトの
トラバントは、闇竜の一部である
“闇の欠片”と半ば融合し、一度倒した魔導兵器と半身を融合させていた。
狙いは魔導兵器に闇竜を甦らせることだ。
“闇の欠片”から造られた黒い水晶の戦士たちに“滅竜士”を名乗る少女
キャロルは倒されてしまい、魔導兵器の起動のために16枚の譜の旋律を唄ったヴァルキリーの
フィルツェーンは疲労困憊の身である。
しかし、神竜族の青年
アイオーンは諦めていなかった。
「……セレスティーヌの愛したカルディネアを、仲間たちと出会えたカルディネアを、多くの人が住まうカルディネアを、お前に踏み荒すことは、神竜からこの世界を預かる竜神族の俺が許さない!!」
愛用の七支刀を構えるアイオーンは、トラバントにそう言い放った。
彼の後ろには、共に冒険を行い、絆を培ってきた頼もしい仲間たちがいるからだ。
■目次■
プロローグ・目次
【3】“ブランコスモス”の企みを阻止する
●break
●湖畔での戦い
●守護
●森林地帯での戦い
●信じて待つ
●戦線復帰
【1】闇水晶の戦士たちを倒す
1.キャロルを救え(1)
2.キャロルを救え(2)
3.闇色の戦士達
4.悪意を断つために(1)
5.悪意を断つために(2)
6.悪意を断つために(3)
【2】トラバントが融合した魔導兵器に挑む
1.大切なもののために(1)
2.大切なもののために(2)
3.大切なもののために(3)
4.大切なもののために(4)
エピローグ