■プロローグ■
エヴァは仮想空間の中でネビュラと戦っていた。
どちらの力量も非常に高いレベルだが、
ネビュラのほうが一段階強いようだ。
エヴァはやや押されている。
(時間を稼ぐ……それが第一条件。
時間さえあればきっと、外の世界の方々も、私の仲間も役目を果たしてくれるはず
そして第二条件。
可能ならここでネビュラを倒しきります。
何の準備もなく、挑んだわけではありません)
黒いレーザーと光の柱が仮想空間全域を埋める。
黒と光の衝突により、いくつものスパークが生じる中、
互いに安全地帯を割り出し、守護霊獣を逃がしていく。
どちらかが手を誤れば状況は一気に傾く。
だが、防ぐので精一杯のエヴァに対し、
ネビュラは攻撃を防ぎつつ、黒いレーザーの撃つ場所を調整し、
エヴァが見つけられる安全地帯を限定していく。
(キルゾーンへ誘導されている……?
次のカードが勝負どころですね)
◇◆◇
一方、特異者たちは時の教団の団員が運転する車で港や誘拐された人々の救出に向かう。
また、時の教団の本拠地を守るものもいる。
今回の目標は3つ
①誘拐された人々を救出し、教団のメンバーであるミラを助ける。
②教団の本拠地を攻める大型守護霊獣を倒し、安全に教団の根幹をなすアイテムを港へと運ぶ。
③港の結界を維持するコラソンを3人倒す、あるいは一部を倒し、ミラの力で結界を解体して港から教団の本拠地を移転する。
これに成功すれば、エヴァは次の手を打てるらしい。
特異者&時の教団 VS 仮面の軍勢の戦いが始まる。
■目次■
1ページ プロローグ
2ページ 【3】救出のための戦い1
3ページ 【3】救出のための戦い2
4ページ 【3】救出のための戦い3
5ページ 【3】救出のための戦い4
6ページ 【2】VSゼータキマイラ<前半戦>
7ページ 【2】VSゼータキマイラ<後半戦>
8ページ 【1】港を守る仮面の軍勢
9ページ 【1】VSコラソン その1
10ページ 【1】VSコラソン その2
11ページ 【1】VSコラソン その3
12ページ 【1】VSコラソン その4
13ページ 【1】VSコラソン その5
14ページ 【1】VSコラソン その6
15ページ 【1】VSコラソン その7
16ページ エピローグ