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≪セレクター編≫ブラフマンの断片

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≪セレクター編≫ブラフマンの断片
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【3】“鬼神”サヤ

 鬼もどきを斬り捨て、真っ直ぐに駆け抜ける桐ヶ谷 遥
 その視界にはサヤの姿が映っていた。
 やみくもに挑んで勝てる相手では無い。戦闘に入る前にまずは天穿のアルナスルの力を借り、偉人であるロワ・エレマンが遥と融合、刀を握る籠手の姿に変化する。リアライズ・グロウで身に着けていた栄具や原典を全て取り込んだロワは、配者の慚愧を使用して遥の動体視力を、剣闘士の兜で攻撃力、防御力を強化。兜の効果で犠牲となった速度は必要に応じてグラビティフリーを使ってカバーする予定だ。
 アルフレッド・エイガーに渡された真説・聖剣グロリアスをウィル・グロリアス改に取り込んで破邪顕正に聖剣の力を宿らせ、ロージィ・パラディースのAAパワーアシストをシンセシスで取り込む事でアンチアバター攻撃に対しての耐性を得る。神気解放も行い、準備の整った遥はロワのグラビティフリーで加速し、一気にサヤとの距離を詰めていく。
 ロワが不敗のピアスの力を解放し、背を向けているサヤへ強烈な威圧感を発する。気づいたサヤが足を止め、振り返った。

「ようやくここまで追いついた。今度こそ、あなたの全力に届かせてもらう」

 遥の振るった破邪顕正が受け止められる。刃同士が擦れ合い小さな火花が散った。
 アバターズアンリーシュで全身に光を纏った遥は攻撃力が強化されており、一撃一撃が決して軽くない威力となっている。だがサヤはそれらを全て受け流し、それどころか僅かな隙を突き反撃を繰り出してくる。
 遥は限界まで高めた反射神経でぎりぎり回避できるかといった所だ。アルフレッドがアイアンプロテクションで遥をカバーする。だがサヤの刃は結界を突き破り遥まで届く。身を捻って重傷を避けた遥はそのまま攻撃を続行。掠めた傷はイモータリティグレイルから溢れた光によって癒されていく。暫く切り結び、アバターズアンリーシュの効果が切れると一旦下がり仲間と前衛を入れ替わる。

「さあ、鬼神の気迫に負けないよう気合入れんよ!」
 ロージィ・パラディースがコール&レスポンスで仲間の士気を上げる。さらにアクア・パルティータとラプソディアで味方が冷静に状況を見極められるようサポートする。
(サヤはん相手に下手な策は通じへん。なら少しでもみんなの地力を引き上げんとな)

 歌声に心を奮わせ、しかし冷静さは保ったまま桐ケ谷 彩斗がサヤへ接近戦を仕掛ける。
「紫垣流皆伝、剛鬼流師範、桐ケ谷彩斗……鬼のはしくれとして、鬼神に挑ませてもらう……」
 剛鬼肢巻【黒骸極】を巻いた両手足を使い、拳と蹴りを放つ。審神者の神の力と紫垣流皆伝の鍛え上げられた肉体が合わさり、一発一発が単純な物理を超えた威力と化している。その全てを回避し、時に受け流すサヤは穢れを纏った刃で反撃を行う。阿傍十六獄で穢れに対抗しつつ、彩斗はなるべく刃を回避。避けきれない場合は双乃身で被弾箇所を身体変化させ、頑丈にしてダメージを軽減する。 重傷こそ避けているものの、こちらの攻撃は中々掠りさえしない。サヤは純粋な戦闘能力に加え長年戦い続けてきた者の勘、そしてオーラを使った残像といった搦め手も使ってくる、厄介な相手だ。
 彩斗はサヤの魔力の流れとオーラを読み取る為に、ヤタガラスと視界を共有する。残像を見極めて蹴りを放ち、直撃こそ防がれたものの受け流しに使った刀ごとサヤを後ろへ押しやる。
「ほう、やるではないか」
 だが二重となった視界の為に反応が遅れ、サヤからの反撃で片腕を深く斬りつけられる。一度下がりエリス・Z・コルネリアの下で治療を受ける。
「ヒーリングブレス!」
 斬られた傷が治っていく。だがそこへ、レベッカ・ベーレンドルフの警告が響く。
「来たぞ!」
 サヤが呼び寄せたのだろう、鬼もどきが何体も建物を乗り越えて姿を現す。
 レベッカは味方に指示を出しながら自身もライトフィールドマークⅡで支援射撃を行う。狙撃モードにして連射性能を犠牲に威力と射程を強化。装填したグラウンドバレットに光を纏わせ、デュアルバーストで二重にした弾丸を鬼もどきへ撃ち込む。
 弾丸が命中した鬼もどきはそれだけで倒れはしないものの、弾の効果で動きが鈍る。エレナ・ステリアが重力制御で急加速し、弱った鬼もどきへ浄銃槍を突き出す。ギアストーン:カタルシスで浄化の力を得ている浄銃槍は鬼もどきに効果覿面だ。トリガーを引いて振動させると、穂先が鬼もどきの身体へ深々と突き刺さった。
 怯んだ鬼もどきへ、さらに高速回転機能を用いて貫通能力を強化したソルトブレイクで身体に複数の穴を開ける。塩化した傷口は鬼の再生能力でも塞がる事はなく、鬼もどきはすぐに力尽き倒れた。
「まずは一体……」
 エレナはすぐに別の鬼もどきへ向かう。足元の重力に干渉して急加速、一気に距離を詰めて槍を突き出す。鬼もどきの攻撃はアイギスで受け止め、反撃としてソルトブレイクを放ち塩化する傷を与えていく。
 弱った相手が軌道を読みやすい攻撃をしてくれば重力制御で瞬間的に加速して回避し、深く踏み込んでその胴体を貫く。腹に大穴の空いた鬼もどきが仰向けに倒れ、そのまま黒いもやとなって消滅した。
 鬼もどきはまだまだ居る。複数体固まっている場所へ、エリスがパニッシュメントクロスを放つ。多数の十字架が散らばりながら鬼もどき達へ向かっていき、避ける為に鬼もどき達は飛び退き、散開する。
「天才はサポートでも天才なんですよ!」
 散らばった鬼もどきの一体へエレナが駆け寄り槍を突き刺す。先程と同様、盾で防ぎながらの刺突で次々とダメージを与え、ソルトブレイクで止めを刺した。
 別の一体をレベッカが銃撃する。光を纏った弾を何発か撃ち込むが、タフな個体なのかそのままレベッカへ向けて前進してきた。エリスにパニッシュメントクロスを要請し、光の十字架を突き刺して鬼もどきの足を止めさせる。その状態で何度か銃弾を撃ち込むと、鬼もどきは流石に限界が来たのかその場に倒れ動かなくなった。
「まだ来るか……魔力の消耗はどうだ?」
「平気です! いざって時の備えもありますから!」
 そう言ってエリスはブロッケナー・ヴァイセを取り出す。レベッカは頷き、琥珀亭特製ハニージンジャーを自身が服用して気合を入れなおし、小銃を構える。
 鬼もどきはサヤと戦う面々にも襲い掛かろうとしていた。そういった個体はソッソルト・M・フォーゼルランドが優先的に狙い、打ち倒しに行く。
 黒狼ブンエンにリヴィルバレットを使用させ、自身も同じスキルを使用。現れた人形達に複数の鬼もどきを足止めさせながら一体ずつ処理しに行く。ブンエンは護衛として近くにいるよう指示し、フォーフォールドによって四つに増えた勝利の剣へエレメントクロージャーで風属性と水属性を付与。行動阻害の状態異常を狙う。
 剣の一本を持って鬼もどきへ斬りかかり、まずは移動を止める為に足を攻撃。刃を突き立てられた鬼もどきが拳で反撃してくるがアイギスで受け流し、逆に展開し自立行動を取る複製の剣が鬼もどきへ傷をつける。
 コトミヤ・M・フォーゼルランドから預かった下半身鎧の機神馬ケレリスが鬼もどきをマシンガンで牽制。回避した先を狙ってソッソルトは強化された脚力で跳躍し、剣を振り下ろす。エレメントクロージャーによる凍傷で動きの鈍った鬼もどきへすかさず連撃を仕掛け、止めを刺すとすぐに別の個体へ向かう。
 ふいに剣の一つが鬼もどきとは別の方向へ反応を示す。急いで盾を構えると、激しい衝撃と共に全身に痺れが走った。
「こっちを攻撃するだけの余裕は有るって事ね……」
 コトミヤ達と戦っているサヤは隙を見てソッソルトの方に黒雷を放ったようだ。どうにか盾で防いだものの衝撃で受け止めた方の腕が痺れ、暫く動かせそうにない。
「下がれ、カバーは任せろ!」
 レベッカが狙撃で鬼もどきを牽制しソッソルトを援護する。下がったソッソルトはエリスが治療をし、その間後を追ってくる鬼もどきはレベッカの銃撃とブンエンで足止めし時間を稼ぐ。
「回復完了です! さあ、一気に片づけますよ!」
 エリスがパニッシュメントクロスで鬼もどき達を弱らせる。レベッカの放った銃弾がその内の一体に命中。グラウンドバレットの効果でより動きを鈍らせ、さらに弾丸を撃ち込むと余力を削り切ったようで、その場に倒れた鬼もどきは動かなくなった。
 回復したソッソルトとエレナも加わりこの場の鬼もどきを殲滅にかかる。エリスがアイアンプロテクションで二人の周囲に結界を張り、攻撃に専念できるように鬼もどきの攻撃を防ぐ。
 
 一方、サヤとはキョウ・イアハートが対峙していた。ディーペストユニゾンでホーク・ハインドアントーニア・ロートリンゲンの二人と同調し、ホーンオブファウヌスで攻撃している。
 攻撃は当たらず逆に反撃の刃が体を掠める。それでも臆することなく、クリアワールドでサヤの魔力の流れを見て回避に役立て、致命傷を避けつつ戦闘を続ける。
 サヤの周囲に門が現れ、中から魔力の槍が飛び出す。死角を狙った攻撃だったがサヤは最小限の動きで避け、刃を振るう手を止めない。
(そう簡単に当たってはくれませぬか)
 ホークはサヤの隙を突き、またキョウや味方の攻撃の合間を埋めるようにミステリーゲートを開くが、悉く回避される。飛び出してきた槍を避けて後ろへ跳んだサヤは、そのまま空中で刃を振るい黒雷を飛ばしてくる。
 アントーニアがグロウブレッシングで周囲に防御フィールドを展開し、黒雷を受け止める。
(キョウ様、傷が……)
「まだ行ける、心配すんな」
 全身に傷を負ってはいるが、幸い深い物は無い。味方の攻撃に合わせてサヤに攻撃を仕掛け、ホークが再びミステリーゲートで攻撃した所で畳みかけるように大技を仕掛ける。
「行くぜ!」
 サヤに飛び掛かったキョウは偉人のホークとアントーニアを介して現実世界と偉界の狭間に身を置き、障害物も防御も無視した強烈な一突きを放つ。
 急所を狙った全力の一撃。それをサヤは一切感情を揺らす様子もないまま刀で僅かに軌道を逸らしただけで回避し、避けると同時に黒雷をキョウヘ放って直撃させる。
 衝撃で吹き飛んだキョウは地面を転がりながらダビーマントで身を包む。偉能力と魔力を隠蔽するマントの中で、アントーニアがそっとリストアエリアを使用しキョウの傷を癒していく。
 
 遥が突き出した刃がサヤの顔のすぐ脇を通り過ぎる。反撃の黒雷を避け、一度納刀した破邪顕正を再び抜刀。光の性質に固定した破邪顕正の刃は聖剣グロリアスの力により光刃と化していた。ロワのクロスレイドとイモータリティグレイルの効果で威力を増した一閃がサヤを僅かに後ろへ押しやる。
 即座に反撃が襲ってくるがアルフレッドのアイアンプロテクションで威力を緩和しながら回避し、致命傷を避けて再び攻撃に移る。神気解放による治癒能力とイモータリティグレイルの回復効果で、多少の傷はすぐに癒えていった。
 少しでも回復力を上げるために、ロージィが息吹の竪琴を奏でながら英雄を謳う詩を唄う。生命力を活性化させると同時に聞く者の気持ちを前向きにし、簡単には折れない気力を与える歌だ。サヤ相手では心許ない効果ではあるが、長期戦となればこういった小さな積み重ねが後々響いてくるものである。
 何かあれば非常用のハーフエリクシルをすぐに使えるよう戦闘の様子をしっかり観察しながら、ロージィは歌い続ける。

 黒雷を回避する遥がサヤから離れる。逃げる隙を与えぬように、鵺化したコトミヤがサヤへ拳を振るった。籠手を嵌めた両手に加え、変形した機神馬ケレリスの上半身鎧から生える追加腕、そしてフォーフォールドで増殖させ周囲に展開した武装を使い休む間もなく立て続けに攻撃を加えていく。籠手にはエレメントクロージャーで風属性と水属性を付与しており、当たれば麻痺や凍傷を与える可能性もある。だが常人では到底捌ききれないであろう連撃を、サヤは受け流しと回避を混ぜて全ていなしていく。
(これだけ手数を増やしても対処しきるか……話には聞いていたが、本当に規格外な存在だな)
 追加腕や浮遊する武器で代わる代わる攻撃を加え、隙を作ろうと試みるがうまくいかず。仲間の攻撃とタイミングをずらし時間差で攻撃してみるも両方を防がれる。一撃を当てる事すら難しい。
 傍から見れば攻撃が一切通っておらず、勝ちの目が無い戦いに見えるかもしれない。だが長引く戦いにいくらサヤとは言え疲労は溜まってきている。さらに、今回の彼女の目的は特異者と戦う事ではなくヴェーダの中枢へ到達する事。ここまで足止めされるとは思っていなかったのか、表情に僅かに苛立ちが垣間見えるようになっていた。
 故に、だろうか。コトミヤと遥、そして彩斗の波状攻撃を完璧にいなしていたサヤだったが、ふいに一つの攻撃をいなしきれずたたらを踏んだ。
(今しかない!)
 コトミヤが両の籠手を巨大化。ユニークアバター特効と強力なアンチアバター能力を持たせ、潜能解放で身体能力も大幅に強化した上で猛攻を仕掛けた。巨大な拳を刀で受け止めたサヤは刃から黒雷を発し、強烈な反動を利用してコトミヤから距離を取る。
「好機……!」
 ヤタガラスと融合した彩斗はサヤの着地点へ突貫し、ユニークアバター特効を持たせた拳で狩魔を放った。不浄の存在を祓う、清浄な霊力を纏った一撃。拳が掠め、サヤの手から刀が離れる。
 だが即座に刀を握りなおしたサヤは姿勢の整わぬまま刃を振るい、黒雷を放って彩斗を吹き飛ばす。
 
(完全に目ェ離れた……今だ)
 倒れたまま動かなかったキョウが目を開き、ザンザスと融合する。既に傷は全て塞がっていた。鎧となったザンザスは着用者の防御力だけでなく、機動力を大きく向上させる効果を持つ。
(さあさ、参りましょうや。最速となる為の一助、惜しむ理由はありますまい)
 ホークがグラビティフリーでキョウの瞬発力を強化する。身体が軽くなり、跳ね起きたキョウはレビテイトシューズで空中を駆ける。そうして瞬きの合間にサヤとの距離を詰めると至近距離からアルシャトの狩人を放った。すれ違う瞬間にサヤに斬られ深手を負い、駆けた勢いそのままに地面を転がっていく。
 だが、アルシャトの狩人の矢はサヤの腕に突き刺さっていた。矢の能力は“環境への適応能力を失う”もの。体感温度や足場の感覚など、環境に対する感覚・認識を歪ませる効果があった。
「面倒な……」
 そう言ったサヤが目を細める。その背後から、長大な光の大剣を構えた遥が斬りかかった。
「届けぇっ!!」
 アバターズアンリーシュでその身に光を纏い、限界まで強化した一撃を放つ。聖剣の全魔力と引き換えに刀身から強力な光の波動が放たれ、サヤを包み込もうとした、その瞬間。
 これまでと比較にならない質量を持った黒雷がサヤを中心に降り注ぎ、光の波動を搔き消した。
「認めよう。わらわの領域にまで達したのだと」
 黒雷が止んだ時、そこにいたのは二本角を持つ鬼神……荼枳尼天の姿となったサヤだった。
「ようやく本気を出したわね……」
 遥が刀を構えなおし、サヤに切っ先を向ける。サヤは離れた場所で刀を振り上げると、横薙ぎに一閃した。
 ただそれだけの動きで、大量の穢れと黒雷が波の様になり遥達全員へ襲い掛かった。
「来たな!」
 遥の前に出たアルフレッドが禊の大鈴を揺らし、その音色に乗せて溌呼を発動。前方に強力な防御結界を形成する。
 彩斗が紫垣流奥義・天地無双の構えを取り、攻撃の反射を狙う。
「何……っ!」
 だが黒雷の出力が想定以上で、受け止め切る事が出来ない。反撃する事は叶わず、そのまま黒雷に押し流された。
 アルフレッドの結界も黒雷と穢れの嵐により瞬く間に崩壊し、遥共々黒い波に飲み込まれる。だが、遥は片手に天穿のアルナスルを握りしめ、もう片方の腕を前に突き出す。手に触れた黒雷がシンセシスによってその身に取り込まれていく。
「くぅっ!」
 だがやはり許容量を超えているようだ。吸収しきることが出来ず、途中で弾かれてしまう。残りの黒雷がその身体を貫くが、その前に吸収できただけの黒雷をサヤへ向けて発射した。
「……っ」
 サヤから驚いたような声が聞こえるが、その時には遥は残りの黒雷を受けたダメージと、限界を超えて吸収し発射したシンセシスの反動で指一本動かせなくなっていた。
 
「……よもや、ここまでやろうとは。中々面白い物を見せて貰った」
 遥は視線だけ動かしてサヤを見る。片腕に異常があるのか、手を握って感触を確かめている様子だ。
 遥には見えていなかったが、吸収し利用した黒雷はサヤの片腕に命中し、ダメージを与えていた。

「じゃが、決着の地はここではない。“次”は然るべき舞台で、全力で死合おうではないか」

 サヤ以外、もうこの場にまともに動ける者はいない。
 鬼神化し、黒雷と穢れを纏って移動するサヤは、もはや誰にも止められる事無く中枢へと足を進めていく。

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