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渡河作戦&共同戦線を阻止せよ!

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渡河作戦&共同戦線を阻止せよ!
【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
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・無限の軍勢を見据えて

 川上 一夫は白い機動兵器の敵勢を見据え、「ガレアス型飛空艦」に同乗した弥久 ウォークスリリア・リルバーンへと声を向けていた。
「【カッキンチーム】の方々は、連盟の機動兵器を倒すだけではなくそれを鹵獲したい……。その理由は“連盟の機動兵器を調べたい”だそうで。確かに、連盟の機動兵器を鹵獲できれば、ガドラスガードの正体について何か判るかもしれないですね。そしてガドラスガードについて何か判れば、ガドラスガードを倒すヒントになり、ガドラスフィアへの道も開けるかもしれない。そうすれば、私の知りたかったガドラスフィアの秘密を知ることができる可能性はあるでしょう。私もチームの一員として、連盟の機動兵器の鹵獲には尽力しますとも」
「あの白々しい連中が何処の所属かハッキリさせておかねば……。これ以上稲作の邪魔をされないようにぶっ潰すことができないじゃないか! まぁ米に限らず、水源を壊されるようなことがあれば大勢が非情に困る。次の手を防ぐ情報を得なければいかん。連盟のアリスが関与しているか分からないが皇国にすんなりと情報を渡してくれるとは思えん以上、こちらで調べなくてはな」
 「初の手当て」を施された弥久は、戦場に降ろされるなり「ジャンクアーマードスレイヴ」で地を踏み締める。
「役割は“篩”だな。一夫の作るスタンマインの設置場所に多くの敵を通すわけにはいかんので、余分な敵を排除する!」
 「ヘビーマシンガン」を構え、「戦場の隠密行動」を心得て気配を消している。
 狙いはミューレリア・ラングウェイと同じ敵だ。
「戦場についたら、【カッキンチーム】として山岳の防衛を担当ね。サンダーカノンの砲撃に、スキルのカバリング・ファイアーを使用して後方から援護よ。仕掛けたスタンマインの罠には敵の連盟の機動兵器が嵌まって欲しいのよね。その方策で行きましょう。一機でも罠にかかってもらえればこちらとしても幸運だろうし」
 ウルズラ・バルシュミーデの「クナール型飛空艦」に乗って戦場まで到達していた。ミューレリアは降り立つなり敵を見据える。
「水源を破壊されると次に待っているのは食糧難だ。皇国の民が苦しむことになる。そんな暗い未来になんてさせるかよ。水源は絶対に守り抜く!」
「大鐡神・宮毘羅」が「スパイクユニット」で傾斜地を踏み締める。
 山岳地帯を活用し、敵の上を取るように陣取っている。
「防衛を担当するぜ、上手く合わせろよ」
「敵の足回りを狙い撃つ!」
「モノクルターゲット」で狙いをつけ、「ダブルバースト」の二連撃が突き刺さる。
 ミューレリアも「機動兵器知識【自由都市連盟】」の知識で弱点は看破してある。
 「大鐡神の主力熟練」で二刀流と化した「破砕拳【破砕拳】」が射出され、両腕が敵機を粉砕する。
 「燕返し」の効力を得て往復二連撃が視界内に存在する敵を挟み撃ちにしていた。
 脚やスラスターを狙い、動きを止めることで水源まで辿り着かせない。
「水源はやらせねぇよ。自爆なんてもってのほかだ!」
 ウルズラは白い機動兵器に向けて「サンダーカノン」の援護砲撃を見舞っている。
 「カバリング・ファイアー」の援護の火線が舞う戦場で、「ソイルウォール」と「エレクトロマイン」で敵の脚を削いでいく。
「相手を誘導するわ。安全圏の道筋なんて残させない」
 相手からしてみても足場の悪い山岳地帯の道筋を辿らなければならないのは悪手のはず。
 そんな中でリリアは一夫の艦より出撃していた。
「バルドイーグルで出撃なのです! 【カッキンチーム】は防衛網に一部隙間を開け、敵を誘導、罠に関しては了解なのです」
 狙うのは一夫の仕掛けた「感知式スタンマイン【感知式スタンマイン】」の罠だ。
 その道筋だけわざと相手にとって優位に転がるように構築されている。
 当然――敵はミューレリアと弥久の攻撃網から逃れるためにそこを辿るのだが。
 リリアは身を隠しつつ、機雷にかからなかった敵へと「戦場の隠密行動」を活かして「バルドイーグル(連盟)【バルドイーグル(連盟)】」のエンジンを切り、待機していた。
「もしかからなかった敵が居た場合は奇襲に雪崩れ込むのです。位置を把握される前に素早く射撃!」
 直後、スタンマインの罠にかかった敵影へと機体動力をオンにして痺れている敵機の手足とスラスターを「アサルトライフル」で正確無比に撃ち抜く。
 その矛先はスタンマインにかからなかった敵にも伸びている。
 銃撃を「ダブルバースト」で併用して敵の無力化を図る。
 分の悪い賭けに乗る女賞金稼ぎはリリアが無力化した敵影を見張っていた。
 もし有人機であった場合、拘束に移る手はずだ。
 一夫の艦に同乗していたフォーゼル・グラスランドは「スパイクユニット」で大地を踏みしめた「サイフォスキャノン(皇国)」で周囲を見渡す。
「“白い機動兵器”と共同戦線を張る連盟所属機を無力化の上鹵獲し、敵の正体を探る。件の連盟機のパイロットを捕らえられれば、“白い機動兵器”がどこの勢力に属しているかを判別し、その情報を皇国が得るための一手になるだろう。……地形の入り組んだ山間部だ。奇襲に気を付ける」
 「察知」で目の前の敵を照準し、「下腹部搭載型無誘導弾」でまずは牽制。
 その間に「新刀」を抜刀し、「籠手打ち」を繰り出して敵の四肢を斬り落としていた。
 向かってくる白いクルースニクへと「手刀」で攻撃を防ぎ、地面に押さえつけて攻勢を削ぐ。
「いけない……! 自爆するぞ!」
 香取蔵恵の言葉に、フォーゼルは咄嗟に敵を遠くへと投げ捨てる。
 山岳地帯の下方に転がり落ちた敵機が爆ぜ、地形が鳴動する。
「これほどまでの威力……!」
「パッシブソナーで敵の位置関係を把握しました。皆様、もし負傷した場合はレストアがありますのでご心配なさらぬよう。私が殿を務めます」
 一夫は出撃した機体に「初の手当て」を付与し、艦で「モノクルターゲット」を用いて各員へと通信をもたらしていた。
 リーネ・タカタ他方 優レニ・ファルエを乗せた「クナール型飛空艦」で出陣し、「マジックウォール」を展開している。
「情報取集についてわしが手伝えることはそんなに多くはなさそうじゃ。じゃが、少ないながらもやれることはやるのじゃ」
 隠れて水源に向かっている敵が居ないかを「パッシブソナー」で警戒しつつ、レニは優の「大鐡神・宮毘羅」へと「ホスタピリティ」を施していた。
「覇道鼎さんは元々軍師を志望していただけあって、ル・フェイさんから情報を買ってたりしてるし得られる情報が多ければ多いほど助けになりそうよね。自爆の威力が恐ろしい“白い機動兵器”が居る戦場だと精神疲労が激しくなりそうだもの。きっちりホスタピリティは施してあげる」
「助かる。分からないことが多過ぎる中で、今までになかった動き……。困惑する気持ちもあるけど、これは新たなる情報を手に入れるチャンスでもあるよね」
 優は「スパイクユニット」を装備した「大鐡神・宮毘羅」で出撃していた。
「大鐡神・宮毘羅、見参ッ!」
 まずは「下腹部搭載型無誘導弾」を遠距離の敵へと放つ。
 中距離まで迫って来た敵影には「大鐡神の主力熟練」による前腕部を突き出した形の「破砕拳」を射出させていた。
 自在に操られる射出腕が敵を貫き、戻ってきた瞬間には、近づく敵へと「手刀」で対峙する。
 向かい合った敵機を「籠手打ち」で四肢を粉砕し、敵が後退したところで一夫の罠であるスタンマインの道筋へと辿らせる。
 動きを止めた敵機を優は押さえつけ、鹵獲を試みんとする。
「グレファル! それ以上はダメだ、自爆する!」
 しかし、「オブザベイション」で敵機に高熱反応を感じた弥久の、自爆の予兆に叫びが迸る。
「駄目だ、コックピットブロックを押さえることはできない!」
「くそっ! せっかくの相手でも情報を引き出すこともできないって言うのか!」
 投げ飛ばして防御姿勢を取る。
 リーネが重ねて展開した「ソイルウォール」が爆発の余波を少しながら減少させた形だ。
「それにしても……迷わず自爆を選ぶということは相手は無人機ということかのう……」
「いや、あるいは有人機であっても敵に情報を渡すくらいならば死を選ぶと言う……そういう相手なのかもしれない……」
 レニの推測はしかし、この混迷の戦場ではまだ言い当てるのには早計であろう。
 白い機動兵器の数は減った様子もない。
「まだまだ……襲いかかってくると言うのか……」

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