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ヒロイックソングス!

Frag-Connect~LINE.2『展開』~

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Frag-Connect~LINE.2『展開』~
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■エピローグ■


 『ウィッシュコネクト』が帰還したという連絡を受け、エレベーターの前にはアメリアザインがやって来ていた。そして彼らの前に『ウィッシュコネクト』はゆっくりと進み、目の前で停止する。
「ザイン隊長、我々救出メンバーは作戦を完遂し、一人も欠けることなく帰還しました」
「ご苦労。……よくやったな。ほら、弟のところへ行ってやれ」
 ザインがダルトンの肩を叩いて労い、後方でどうしようか迷っている様子のカルロを指して言う。
「兄さん! ごめん、心配をかけた」
「何を言う、住民が無事だったのはお前の働きがあったからだと聞いたぞ。よくやったな」
 ダルトンとカルロが互いに抱き合い、無事を喜び合う。

「……姉ちゃん。その……ごめん」
 気まずそうに謝罪の言葉を述べたグラに対し、アメリアはふるふる、と肩を震わせ顔を伏せながら近づいていく。グラが叩かれることも覚悟して身を強張らせていると、ふわり、とローズの香りが鼻をくすぐった。アメリアに抱きつかれているとグラが悟ったのは少ししてからであった。
「おかえりなさい、グラ……」
「……ああ、ただいま」
 グラもアメリアの背中に手を回し、しっかりと抱きしめる。
「グラちゃんおかえりー!!」
「アメリアちゃんもよく頑張った!!」
 光景を地下で見ていた住民たちの、祝福の声が次々と二人に届けられたのだった――。

「こりゃすげぇ。これを姉ちゃんとアイドルたちが作ったってのか?」
 その後、地下のステージに案内されたグラはその本格的な作りに感慨のため息を吐いた。
「ええ、そうよ。
 ……ねえ、グラ。このステージならきっと私たち、最高のライブができると思うの」
 グラを真っ直ぐに見て告げたアメリアへ、グラは視線を外しはしたものの立ち去るような真似はせず、言葉を返す。
「帰りに聞いたライブ……楽しい、と思った。一人で歌うのもいいけど、みんなで歌うのもいいな、って素直に思った」
 グラがステージを見て、そしてアメリアに振り向いて言う。
「『Frag-Connect』の話、少し考えさせてほしい。待たせはしないから」
「ええ、わかったわ」
 微笑みを浮かべ、アメリアがじゃあ、と背を向けて先にその場を後にする。
「……帰るか」
 次いでグラもその場を後にし――はらり、と小さな欠片が地面に落ちてゆっくりと消えていった。


「なるほど……『Frag-Connect』ですか。大層な計画ですね」
 ヘッドセットから手を離し、二人の会話を盗み聞いていたオルガがククク、と不敵な笑みを浮かべる。
「成功すればさぞかし、名声を手に入れることでしょう。ええ、あの偽善者カリオ・ワイズのようにね……」
 呟き、オルガは端末を開いて『ポントリン』にアクセスを開始する。画面を忙しく動き回るマスコットキャラクター、『POLIN』を見る目は、どこか優しいものだった――。
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担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

クリエイティブRPG運営チームです。
「Frag-Connect~LINE.2『展開』~」のリアクションをお届けいたします。

パブリックシナリオは、アクションを投稿しているか、
アクションを投稿していなくても「・アクション投稿しなくても登場を希望」の項目にチェックを入れた場合、基本的にリアクションに登場しています。
基本的にPCは1シーンに登場していますが、シーン分割の関係で数ページに渡って名前がある場合もございますので、リアクションを読み進めてご確認頂ければと思います。

当シナリオでは、通常のシナリオではルール上適用されない特別な描写がライブ演出上行われている場合があります。
他のシナリオでも同様の描写を保証するものではございませんので、ご了承ください。


また、称号やマスターからのコメントがある場合、最終ページ下にお知らせが表示されますので、併せてご確認下さい。

今回、対象となる方にはアダプターライセンスとして称号が発行されています!

最後に今回のリアクションを執筆したマスターからのコメントをお送りします。

担当:猫宮烈

 『Frag-Connect~LINE.2『展開』~』【1】~【3】パートを担当しました、猫宮 烈です。
 皆さま、ご参加いただきどうもありがとうございました(ぺこり

 ※今回から新しく参加してくださった方へ(第一回の時と同じ文です)
 この度『ヒロイックソングス!』の新たな世界、フラグランドでの新シリーズを運営していくことになりましたが、これまで自分のシナリオに参加いただいた方も、今回が初めての方も、キャラクターが世界の中で何かしらの意図を持って行動し、生きているんだ、と感じてもらえるような物語を作っていけたらと思いますので、どうぞ末長くお付き合いのほど、よろしくお願いいたします(ぺこり

 第二回となる『展開』では第一回の内容を受け、訪れる危機に対しその打開と、迷いながらも希望を繋ぐために(繋ぐというのも重要な単語ですね)決断し展開していく、そういった物語となりました。
 その中のいくつかの行動、リアクションが次のシナリオの要素として繋がっていくのも魅力のひとつであると思いますので、皆さんは自分のアクションがどう繋がっていくのかを考えながら(まあ、それだけが楽しみではなく色々な楽しみ方があると思いますが)キャラクターの行動を決定していただけたらと思います。

 では第三回、『希望→』でまたお会いしましょう。
 ……なんですかねあの矢印。

 ※今回付与された称号【AS02『Fourlegs』】について補足
 アダプターライセンス02として認められた証です。
 【AS01『Prone』】として行動し、かつ今回、より優れた成果を挙げたPCに付与しています。意味は『四つ足で』です。
 01はアダプターですよ、くらいの基準でしたが、02になるとアダプターとして一目置かれます。非アダプターだけでなく01のアダプターもあなたを信頼し、従ってくれるでしょう。

 なお、行動したという記録はこちらで取っていますので、今回付与されてなくとも次回の行動で付与されることもありますので、あーもうだめだーと悲観的にならず、継続していただけますと幸いです。

 ※3’パートについて
 結局、アイテムがなんだったのかという声はあるかと思いますが、全員のアクションをまとめた結果、ライブが効果を奏したという結果に落ち着いたと思っていただけますと幸いです(汗
 アイテム自体は(活かすことができれば)次回以降のシナリオに反映させたいと思います。


 皆さまにとって少しでも、楽しかった、と思ってもらえるリアクションであったなら、とても嬉しく思います。
 それでは、また。