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さよなら偶像崇拝主義

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さよなら偶像崇拝主義
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■プロローグ■


 ――聖歌庁中庭。
 芸能神として生まれ変わろうとしている“シヴァ様”を囲む者たちは、
 およそ人らしい感情を見せないそれに対して緊張した面持ちを向けていた。

「…………」

 マナシジャの理想が詰め込まれた過剰な美形が、
 少しずつだが“本物”の貫禄を纏おうとしている気がしてならない。
 それに気付いた者の胸がざわつけばざわつくほど、それは確信に変わり、真実になっていく――

◇◆◇


 時を同じくして、特別聖堂ではいくらか平静を取り戻したマナシジャが深く椅子に腰かけていた。
 これからライブを行おうとするアイドルの顔を一人一人残さず確かめるように眺め、笑う。

「ああ、なぁんだ……。
 良かったです、君たちがその程度のアイドルで。
 この期に及んで私にそんな目を向けるような、愛い人の子で」

 自分を排除しようという聖歌庁の思惑は、残る力でも十分回避できると言いたげだ。
 それだけ、マナシジャへと向けられるアイドルの瞳は迷い、揺れていた。

 そんな彼らの姿を見るのは決してこれが初めてではない木校長もまた、
 静かに胸の内で自分に問い続けていた。

(今、私が芸能神スレイプニルとして、すべきことは。
 フェイトスターアカデミーの校長・木馬太郎として、すべきことは――……)


■目次■

1ページ プロローグ・目次

2ページ 【3】絆と想い
3ページ 【3】寂しい夜に

4ページ 【1】破壊と意地
5ページ 【1】不完全な神の貌
6ページ 【1】再誕の炎

7ページ 【2】マインドコントロールの壁(1)
8ページ 【2】マインドコントロールの壁(2)
9ページ 【2】煌めくライブをマナシジャに(1)
10ページ 【2】煌めくライブをマナシジャに(2)
11ページ 【2】『無』へ続くゲート(1)
12ページ 【2】『無』へ続くゲート(2)
13ページ 【2】アスヘノトビラ

14ページ エピローグ


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