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海洋皇国ポセイドンIII

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海洋皇国ポセイドンIII
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■プロローグ■


 ――デルタシティ、ダウンタウン、ヒーロー連盟(ソサエティー)ビル、最上階市長室

「それは本当ナノ!?」
「わたくしの中に残る、グランドマスターとビーナスマスターの遣り取りから察するに、おそらく、ですが……」
「素直にGrand Finaleはさせてもらえないミタイネ」

 デルタシティ市長アイゼン・ハワードの元に、メイプルキングダムの王家に連なる四分家ベロアローズ家の令嬢ジェニファー・ベロアローズが訪れていた。
 彼女は天冥大帝グランドマスターの娘、ビーナスマスターに憑依され、身体を乗っ取られていたが、グランドマスターとビーナスマスターが特異者たちによって倒された後は、メイプルキングダムに戻り、魔法少女の修行を積んでいた。
 市長室には、アイゼン市長をはじめ、きゅーてぃくる★ラブベルマザーエンプレス女王フェリアといった、デルタシティに関わる重鎮たちが揃っていた。

「ですので、無理は承知でお願いいたしますわ。わたくしを海洋皇国へ行かせていただけますでしょうか!?」
「ユーが行かなければ、Queenアンフィトリテもビューティフル・シュガーも元に戻らない可能性があるのデショ? そうならないためにも、行って欲しいノ! ヒーローたちの頑張りを無駄にしないためニモ!」

 ジェニファーの懇願に、アイゼン市長はにこやかに答えた。
 そのままジェニファーはティアナ・ベルベットローズダークプリンセス・ティアナたちヒーローと共に、ヒーロー連盟の潜水艇のあるデルタシティ・ベイへと向かった。

『妾はヒーローたちの稽古を付ければいいのだな?』
「私とフェリア女王様はアルカディアへの門(ゲート)を守ればいいのですね?」

 マザーエンプレスはワールドホライゾンで特異者たちの訓練を付けることになっていた。
 また、きゅーてぃくる★ラブベルと女王フェリアは、アイゼン市長に頼まれて、市長室にある地球への開きっぱなしのゲートの守備を行うことになっている。

「しかし、市長であるあなたが、わたくしたちを頼ってでも、デルタシティ以外に行かなければならないところがあるのですわね」
「……ええ。ヒーローたちの故郷がスーパーピンチになりそうナノ。本来であれば許されることではないかもしれない。デルタシティも大切だけど、ヒーローたちの故郷もデルタシティと同じように大切ナノヨ!」

 女王フェリアの言葉に、アイゼン市長は悲しそうな表情で応えた。
 そんな彼女の背中を、きゅーてぃくる★ラブベルが叩いた。

「わきゃ!?」
「アイゼン市長、胸を張って行ってきてくださいな。あなたがこの世界の大切に思っていることは、私を含めてこの世界の誰もが知っていることです。そんなあなたが行かなければならない、ということがあれば、誰も止めはしませんよ」
『あのお方もしつこいものだな。そこまでしてデルタシティを潰したいと見える。しかし、妾もこの世界が気に入っている故、あのお方の残滓の好きにさせるつもりはない』

 きゅーてぃくる★ラブベルはウインクをし、マザーエンプレスも笑顔で伝えたのだった。


■目次■

プロローグ・目次

【1】メデューサ・ミュータントと戦う/避難誘導を行う
守るべきもののために 1
守るべきもののために 2
守るべきもののために 3
声を聞かせて

【2】海洋皇国に乗り込む
立ちはだかる者の名は
真実は真似できない 1
真実は真似できない 2

【3】メデューサを倒す
恐れぬ心、正義の心
その心に、愛を
心に響け、その奥の奥へ
目を覚ませ、心を開け
真実

エピローグ
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