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セルケ沖海戦!

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セルケ沖海戦!
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■プロローグ■



 ――“リパブリックコンビクション”姫令部、司令室。

「起きろ、アマネ教導官」
「ん……あ、ジャンヌちゃんおはよーございます」

 ジャンヌ・アルマンは机に突っ伏していたアマネの身体を揺さぶった。
 武姫の力を引き出すには教導官の存在が不可欠。
 だが、いきなり「教導官やります!」と訪ねてきたアマネのことを、ジャンヌはあまり信用していなかった。
 アマネは着任するや否や「まずはキミたちの事をちゃんと知らないといけませんね」と全員に挨拶していったが、すぐに司令室に引きこもってしまった。
 三日三晩に渡ってパソコンと格闘していたが、その理由が今、明らかになった。

「これは……」
「ここの武姫全員のデータを纏めました! これでキミたちの“仕様”は完璧に把握できましたよ」

 そこには各々の性格特徴や得意分野、弱点、さらには数値化された武姫としてのカタログスペックが事細かに記されている。

「頑張った、頑張りましたよアマネさんは。だからもうちょっとだけ寝かせて下さい」
「……一つ疑問に思ったのだが、各々の総合評価のランク付けはないんだな」
「適材適所。単純なスペックだけで優劣をつけるつもりなんてありませんよ。
 どの子にも、相応の活躍の場というのがあるものです。だから、私から見たらみんなS評価です!」

 ジャンヌは面食らった。教導官はもっと自分たちを淡泊に扱う者だと思っていた。
 “道具”なのだからそれが普通で、自分たちも命令に従うのが当然であると。

「はい、ジャンヌちゃん」
「なんだ、これは?」
「ジャンヌちゃん向けの“運用マニュアル”です。
 全員分作っておきましたから、これだけは目を通しておいて下さい」

 ジャンヌはアマネから書類を受け取った。
 そこにはアマネからの「命令」――というほど大袈裟ではないが、様々な状況に応じてどのように戦えばいいかが書かれていた。
 これを頭に入れ、あとは臨機応変に対応する。そしてアマネの指揮を武姫へと繋ぐ統率役として、ジャンヌがあてがわれる。

「恐れ入ったよ、まさかここまでのことをするとは。貴殿に敬意を表する」
「じゃ、もうひと眠り……」
「それは許さん。今から皆に配りに行くぞ」


 それからしばらくしてユニオンジャスティシアと開戦。
 見事に緒戦は勝利することとなった。




■目次■


プロローグ・目次

【1】ボクと私の武姫は世界一!
【1】和気藹々と
【1】戦場の狼煙
【1】少佐と甘党の華麗なる連携
【1】狙うは本陣、船の上
【1】稲光の如く、突き進む
【1】嵐との対峙

【2】見つけたっ!
【2】王女のように美しく
【2】蒼流と、猟犬と
【2】姫令部もまさかの揚陸艇
【2】不動の海と舞う空
【2】舞姫の踊りと金狼の瞳
【2】怒りの火焔使い
【2】エアマスターと飛姫と
【2】対空迎撃陸上部隊
【2】セルケの天使
【2】到着!

【3】上陸支援部隊1
【3】上陸支援部隊2
【3】対ソードフィッシュ
【3】十字砲火のために
【3】リパブリックコンビクションの姫令部を死守せよ!
【3】地上からの電撃戦
【3】姫令部を陥落せよ!1
【3】姫令部を陥落せよ!2
【3】姫令部を陥落せよ!3
【3】姫令部を陥落せよ!4

エピローグ

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