三千界のアバター

≪フェイタル・ゲーム≫目覚めし者たち

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■プロローグ■



「……こんなところで何をしとるんじゃ、小娘?」
「生きてるんだよ。見りゃ分かるだろ」

 いつ、自分が「敗者」になったのかは分からない。気づけばデータベースから抹消され、名前のない者となっていた。
 どこの出身かも分からない。記憶の欠落が多く、過去もろくに思い出せない。
 ただ……今、目の前にいる老人が十二星、レオ家の当主であるということは分かる。
 
「で、レオ家の当主サマが直々に取り締まりに来た、ってわけか。ヒマだねぇ」

 手にした煙管から炎を生み出す。いつの間にか手にし、身に付いていた力だ。
 せめてもの抵抗に、と奇襲を仕掛けるが……。

「ふんっ!」
「痛っ!」

 自分から火に飛び込み、頭に拳骨を落としてきた。
 服が燃えている。

「熱くないのか?」
「熱いわい。見ての通り炎上中じゃ」

 老人が服を脱ぎ捨て、その勢いだけで消火した。

「偉能力、か。それは原典じゃな。ふむ、その顔だとよく分からずに使っておったな。
 ……それでこれなら、素質があるわい」
 
 老人が太い腕を絡ませてくる。動けない。凄まじい馬鹿力だ。

「ワシが鍛えてやる。お主みたいな者が、“変化”をもたらすじゃろう。
 いずれはワシを越え、この世界を変えてみせろ」



■目次■


プロローグ・目次

【1】十字街に現れた強化フェイル1
【1】十字街に現れた強化フェイル2
【1】十字街に現れた強化フェイル3
【1】十字街に現れた強化フェイル4
【1】エルヴィーラの結論

【2】数多い決闘者達をまずは抑え込め!
【2】決闘者達の間を踊るように戦う
【2】最後は周りから攻めていこうか
【2】サイガの護衛を
【2】サイガと共に戦おう
【2】サイガへのバトンタッチ攻撃
【2】最後は空に舞う

【3】セクターDでの戦闘
【3】乱入者
【3】キャンサー その一
【3】キャンサー その二
【3】キャンサー その三

エピローグ

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