三千界のアバター

アーキタイプ

【覚醒のアーキタイプ】文明衝突トーナメント―決勝戦―

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■急所を狙う■


 そして時はまた戻る。

 幼年形態で陣形が崩れたAcademiaTeamの前衛メンバー。そこに追撃をしかけるスフィンクスの前に立ち塞がるのは砂塵の守護者トパースと侵略者コンキスタドールである。
 成年の方が有利と見たのか、スフィンクスは成年形態へと変わる。
「えっ、あれ変形するの? でも四つ足から二足って…有名なスフィンクスの問いかけのそれに似てるねぇ。
 てことは、とにかく変形を邪魔していけばよさそうだね。倒せる布石になってくれればいいんだけど」
 そう呟く安藤 ツバメは、マリア・ストライフがメイン操縦している砂塵の守護者トパースの上にウィップソードアクションでリベリオンストライカー【ガーディアンバスター】のウィップソードとしての変形機能を使いしがみ付いている。
「ただ攻撃するだけでは相手の思うつぼです。ダメージ部を集中させていきましょう」
 リアリティクローゼット、ドレッシングホイールと足を車輪に変形させて移動力を上げてスフィンクスへと迫る。
「パチャカマク文明生存の為に、尽力いたしましょう」
 ドルミーレ・アルボルは砂塵の守護者トパースにフォースコーティングで機動力と防御力を高めさせ、戦闘分析で戦闘の状況を分析していく。
 安藤はウエストアンカーのワイヤーをスフィンクスに向けて発射する――と、そのワイヤーを引っ掴まれる。
 その勢いを利用してスフィンクスの体の上に乗った安藤はワイヤーを切り、剣をウィップソードアクションでスフィンクスの体に巻きつけながら移動していく。
「アーキタイプ、三千界の後継を滅ぼすとは穏やかじゃないですねぇ……。それこそ無限の可能性を秘めた話だと思うのですが、器が小さいというかビビり症というか。
 文明は滅びようと列なる者に託すことで残っていくものなのではないのですかねぇ。ま、私にはどうでもよいことですけれども」
 侵略者コンキスタドールに蘇 妲己と共に乗った焔生 たまはリアリティクローゼット、ドレッシングフレイムによる炎を集約して噴出し、スピードを上げて距離を縮める。
「まさかエデンの外で偉人の力を求められるとはのう。不慣れではあるが、我が君のためにやれるだけのことはしてみるのじゃ」
 妲己は【C】グラビティフリーで重力を緩和し瞬発力を高める。
 焔生は直径5メートルの発光するチャクラム、アダムスキーの戦輪をスフィンクスに向けてなげ付ける。それを妲己が操作し、焔生はドレッシングプロミネンスによる灼熱化した身体でスフィンクスへと突っ込んでいく。
「侵略すること火の如し、でしたか。コンキスタドールで炎を纏うのはつまりそういうことです」
 女王の剣を手に突っ込んでいく焔生。剣を振るい光の刃を飛ばすがスフィンクスはかわしていく。
 そのまま突込んで、至近距離――ドレッシングフレイムによる炎の噴出でスピードを上げ回避すると見込み、その隙を――――光の刃は命中したが、その分焔生にも返って来る。
 妲己の【C】シーアルブレイズで放った高熱の炎はスフィンクスに届かず。
(スフィンクス、ということはもう1形態、老年期の姿もあるのじゃろう? 知識を蓄えた賢者の姿、杖を手にした3本足。魔法の杖か、魔砲の杖かはしらぬが、極めて危険なのは確かじゃろう)
 ヘクセンナハトによる精神攻撃を妲己はスフィンクスの中にいるだろうシヌヘとアクリャ2人に向ける。
 自分の目の前も闇に染まるが――鍛えた自分の力を信じ幻覚の闇と炎をシヌヘに! 
 そのまま妲己と焔生も幻覚の炎に焼き尽くされる幻覚の感覚に狂わされ――妲己は意識を手放した。
 妲己が施した闇は守護者内で一見何が起きたのかはわからなかったが、スフィンクスと焔生の乗るコンキスタドールの動きの停止に焔生達が何かしてるのは察せられる。
 この隙にと、安藤はリベリオンストライカーを使い、ディスラプトラッシュによる連続の急所を狙った攻撃を仕掛けていく。
「スフィンクスって事は、三つの足で立たせちゃいけない」
 狙うは足の関節。安藤の足からも血が噴出してはいるが、中のアクリャ達はこちらに気に掛ける余裕が無いのかカーディアンリペアで修復されていかず、そこを更にドルミーレがスーパーナチュラルミサイルで攻撃していく。
 マリアもフレアーボムの太陽弾丸をその傷を目掛けてなげつける。
「おっと」
 返って来た攻撃で吹き飛ばされる砂塵の守護者トパースに安藤はウィップ状にした剣をまきつけ、バナナトラップ破を使いレッドバナナで転ばせる。
 普段なら簡単に避けるだろうが、妲己の精神攻撃に抗うのに精一杯のようだ。そして、起き上がるスフィンクスと入れ替るようにコンキスタドールがぶっ倒れた。

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