■プロローグ■
――ワールドホライゾン、ホライゾンフィール。
「さあ、準備はできましたわ。ウェンディも手伝ってくれてありがとうございます」
「うちの子たちも、楽しみにしてたからね。あたしももう、“この世界”の一員になっちゃったわけだし」
神野 羽生と
ウェンディは特設会場の設営を終え、客を受け入れる準備が整った。
「羽生さん、ウェンディさん。問題なさそうならオープンしますよ」
「ええ。木戸会長、宇野さん。お願いしますわ」
木戸 浩之と彼のパートナーである
宇野 讃良が、ホライゾンフィールが開くのを待っている特異者たちの前に立っている。
ホライゾンフィールに店舗を持つ特異者たちの準備も終わっていることを改めて確認すると、羽生は合図を送った。
「さあ、ホライゾンフィールの新年初売りフェア、スタートですわ!」
■目次■
プロローグ・目次
【1】混沌のスタートダッシュ!!
【1】ピックアップカメラ
【1】岬を目指して
【1】波乱の中間地点
【1】見えてきた門松
【1】ピックアップカメラ2
【1】渾身のラストスパート!!
【1】祭りを終えて
【2】正月イベントを楽しむ1
【2】正月イベントを楽しむ2
【2】正月イベントを楽しむ3
【2】正月イベントを楽しむ4
【2】正月イベントを楽しむ5
【2】正月イベントを楽しむ6
【2】正月イベントを楽しむ7
【3】各々の土地で正月を過ごす
エピローグ