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ワールドホライゾン

田んぼの中心で愛をさけんだねこ

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田んぼの中心で愛をさけんだねこ
リアクション
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■エピローグ

――こうして。

大規模な田植えが功を奏し、大洪水はすべて
オシヒカリの田んぼに受け止められた。

そしてシェテルニテでの特異者たちの結婚式は無事全て終わり
今はそれぞれ、大切な時間を過ごしていることだろう。

界霊ボルカデリュージの正体を暴くことはできなかったが
『ヴォーパルの首飾り』からの撃退に成功し、ひとまず危機は去ったと言える。

特異者たちの活躍によって、ワールドホライゾンは守られたのだった。

■ □ ■

――シェテルニテ、チャペル。

「どうなることかと思ったけど、無事に終わってよかったよ」

片付けのさなか、クロニカが伸びをしながらそうつぶやいた。

「今日は明夜とアドルフ――そして今日式を挙げた全員にとって、大事な日だったからな。
 界霊を撃退して、洪水を止めてくれた特異者たちのおかげだ」

境屋もそれに頷いて答えつつ、
オシヒカリの収穫時期と量でそろばんをはじいていた。
秋には七色に光るコメが収穫されることだろう。

「ボルカデリュージが戻ってこないか、気がかりではありますが――
 発生直後に叩けたので、しばらくは問題ないでしょう」

ヴォーパルは界霊が現れた地点――海と火山の偽界を観測していた。
というのも……。

「界霊が去ったことで、海は静かになりました。
 しかし――その中心に孤島が現れたようです

「地殻が隆起したのか?」

境屋が尋ねるが、ヴォーパルは首を横に振る。

「いいえ。海岸や動植物がすでに存在します。
 『なかったはずのものが突然出現した』としか」

「それは……調査の必要があるね」

クロニカの提案を、その場の全員が肯定する。

こうして一時の平穏をとりもどしたホライゾンの特異者たちは、
奇妙な孤島を調査することになったのだった。

【『田んぼの中心で愛をさけんだねこ』おわり】

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担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『クリエイティブRPG』運営チームです。
「田んぼの中心で愛をさけんだねこ」のリアクションをお届けいたします。

トリガーシナリオは、アクションを投稿しているか、
アクションを投稿していなくても「・アクション投稿しなくても登場を希望」の項目にチェックを入れた場合、基本的にリアクションに登場しています。
基本的にPCは1シーンに登場していますが、シーン分割の関係で数ページに渡って名前がある場合もございますので、
リアクションを読み進めてご確認頂ければと思います。

なお、結婚による苗字の変更、結婚指輪の付与は
7月27日中に行われる予定です。


最後に今回のリアクションを執筆したマスター陣からのコメントをお送りします。

【1】担当:大林さゆる
はじめまして。または、お久しぶりです。
大林さゆる です。
今回は、コメディ・パート【1】を担当させていただきました。
田植えで世界を救うとは、なんとも面白カッコいいシナリオだなと思っていました。
リアクションを執筆していて、とても楽しかったです。
また機会がありましたら、どこかでお会いできると良いですね。

【2】【3】担当:れちる
シナリオに参加してくださった皆様、おつかれさまでした。
【2】【3】の一部を書かせていただきました、GMのれちると申します。
リアクションが途中で切れてる…というかた、同じセクションをぜひ最後まで
読んでみてくださいね。
次回もどうぞよろしくお願いします♪

【3】担当:亜莉亜
 今回、パート【3】のリアクションの一部を担当させて頂いた亜莉亜です。

 今年もジューンブライドシナリオの一部ですが担当させて頂きました。
 今年の思い出がいつか、来年やその次などに活かされ
 続いていく幸せな思い出の一つとなっていれば嬉しいです。

 沢山の素敵なアクション、そしてご参加頂き、本当にありがとうございました。
 また何処かでお会いできる日を楽しみにしております。