三千界のアバター

キャヴァルリィの眠る遺跡の攻防

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キャヴァルリィの眠る遺跡の攻防
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■プロローグ■


 ――エルベ砂漠、遺跡近郊

 グランディレクタ共和国軍のコマンダー、シアン・ロワウが操船する防空巡洋艦のテストモデルが、エルベ砂漠にある遺跡の近郊に待機していた。
 “女好きの掃除屋”ロメオはエアロシップを降りて白兵戦の準備を整え、デルタ・エーデルは試製ブラックバード改二をエアロシップから降ろして、計器のチェックを行っていた。特に今回は慣れない砂漠での戦いだ。しかも相手は不整地戦を得意としている“砂漠の毒蜂(デザート・キラービー)”の二の名を持つセンチュリオン・アンヌである。
 デザートパックを装備して条件を整えても不利であることに変わりはない。
 加えて、その背後には防衛戦を得意とする“鉄の百舌鳥(くろがねのもず)”ビルセン子爵が控えており、白兵戦においては“アディス・カウンター”屈指のセンチュリオン“石橋を叩いて渡る”ダンも遺跡に既に入っているという情報がある。
 相手にとって不足無しだ。

「お、来た来た」

 セイカー・ランドルフたち特異者が合流すると、ロメオは彼を捕まえた。

「“プリテンダー”に参加している傭兵はカワイ子ちゃん揃いなんだぜい。後で紹介してくれよ!」

 ブリーフィングを開くかと思いきや、そんな事を言ってくる。
 ロメオなりに緊張をほぐす方法だとセイカーは好意的に解釈して頷いたが、彼が本気であることをこの時、知る由もなかった。


■目次■

プロローグ・目次

【1】遺跡への突入を支援する
砂漠での激戦1
砂漠での激戦2
砂漠での激戦3
砂漠での激戦4
砂漠での激戦5
【砂舞う艦隊戦1】
【砂舞う艦隊戦2】
【砂舞う艦隊戦3】

【2】マリィを救出する
【マリィは何処へ】
【最深部までの道】
【キャヴァルリィとダンとマリィと】

エピローグ
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