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≪ワールド・ピース2≫遺跡を乗っ取る蟲を倒せ!

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≪ワールド・ピース2≫遺跡を乗っ取る蟲を倒せ!
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【L12】工廠跡を調査せよ! 2


 特異者たちの協力を得て最深部へとやってきたサウザンドインセクトは、この遺跡のシステムに干渉しているクラゲのような蟲とその蟲を守るようにゾイサイトやコンキスタドールが前に陣取っている。
 すでにドレッシングホイールによって高速で駆け抜けてきた瑛心がガーディアンバスターを高速でウィップソードのように連続で振るい、システムを支配している蟲を狙って攻撃を続けていた。
 遺跡を支配している蟲を守るようにゾイサイトはキャノン砲を、コンキスタドールは守護者の剣で瑛心の攻撃から蟲を守っていく。

「遺跡を支配することができる蟲は危険じゃ! 皆の者、早々に屠るぞ!!」

 普段は自信満々のサウザンドインセクトも、今回は敵が敵だけに本気モードのようだ。
 サウザンドインセクトは骨翼を生やし瞬触突を放つ。
 彼女が突撃すれば経衡がワイドビューで危険察知しサウザンドインセクトの死角を減らすように立ち回り、ガーディアンバスターのウィップソードとしての変形機能を利用してウィップサイクロンを繰り出す。
 システムを管理している蟲がゾイサイトやコンキスタドールを指揮しているが、守護者をすり抜けて蟲を倒すにはいささか難しいものがあった。

「蟲の支配から解放されれば守護者も攻撃を止めるでしょうが……」
「ワシが引き付けようぞ。その隙に蟲を始末するのじゃ」
「俺も手伝おう」
「兄さんがシステムに干渉する間、しっかり守りませんと」

 作戦を練っていると、【深淵探検隊】がセキュリティを突破し最深部へ辿り着いたようだ。
 遅れて【リサーチ&デストロイ】の面々も集まってくる。

「ほうほう。システムへ干渉できる者がいるのか。ならば、ワシたちが時間を稼ぐとしようか」
「助かる」
「迅速・安心・期待以上――それが“良い仕事”ってヤツだ」
「とっととやっつけておいしーものたーべよっ?」

 玲人と夏輝がシステム奪取するために、星が操風術で瞬間的にカマイタチを作り守護者をほんの少し足止めする。
 八手はサウザンドインセクトと連携するように蟲殺金龍翔。
 霧散しても蘇る龍を形取る八手の蟲たちによって守りに穴を開け、ニーナが呪術防護盾ア式でアームディフェンスして玲人と夏輝が蟲に接近できるように盾となる。
 コンキスタドールとの競り合いに押し戻され、ニーナひとりでは玲人と夏輝が通過するだけの時間を稼ぐことは難しかった。
 それに加えゾイサイトのキャノン砲も飛んでくるが、それは夏輝を守るためにそばにいた春那がアストラルウエポンを召喚させ盾の代わりにして二人が通り過ぎれるように時間を稼ぐ。

「八手。システムの前に辿り着いた。これからハッキングに入る」
『わかった。背中は任せろ』

 スロートワイヤレスで八手と玲人は連絡を取り合い、通信を切るとジ・トリスメギストスを使いモノリスハッキングを開始。
 夏輝もプラントブレインを操作盤に接続しセキュリティブレイクをしかけた上でモノリスハッキングを試みる。

「やはりここの蟲の支配からシステムを奪還するのは……」
「奪還できなくてもいい。オレたちがシステムに干渉すればするほど蟲もこちらに意識を向けざるを得ないことになる。守護者や迎撃装置を操っている状況でハッキングの対処となれば相当な負荷がかかるはず。攻撃や行動を鈍らせ隙を作らせるのがオレたちの役目だろう」
「そうか。ならば……」

 夏輝の言葉に玲人はシークエンスチェーンでシステムに干渉している蟲に膨大な数値情報を叩き込んだ。
 夏輝についてきた春那も記憶の奔流で脳の処理が追いつかないほどの情報を与え、システムにバグを発生させ蟲の処理能力に負荷をかけた。
 セキュリティブレイクとシークエンスチェーン、記憶の奔流で守護者への指令に割く情報を削り動きが鈍くなったゾイサイトに星がフレアーボムを放つ。

「夏輝たちに指一本触れさせませんわ!」

 焔子は夏輝と玲人のハッキングから蟲の注意を逸らすためにラストミステリーを使用。
 だが、蟲は視覚情報にあまり頼らないため、ラストミステリーは効果がなかった。
 分身に騙されることもなく本体の方へキャノン砲と小型ミサイルが発射される。

「まずいですわ……っ!」
「させんぞ」

 サウザンドインセクトは焔子の前に出ると寄生蟲壁で体内に宿した寄生生物を使って、目の前に防壁を作りキャノン砲と小型ミサイルを受け止めると蟲殺金龍翔でコンキスタドールの足止めを行う。
 遠距離から攻撃するゾイサイトには百足撃を繰り出し、キャノン砲を無効化させてこちらの流れに持っていく。

「ここを使用しなきゃいけない関係上、仕方ないけど……討伐させてもらうよ」

 壁から発射される槍をホライゾンホバーボードに乗った他方 優がレイダースウェイで回避し、槍を回避するとさらに熱光線が連射されてくる。
 熱光線が命中した優は撃ち落とされそうになるが耐熱虫による耐性で耐え抜き無様にホライゾンホバーボードから墜落することはなかった。

「俺に熱光線は効かないよ」

 車輪足をドレッシングホイールにすることで高機動を得ると、腕と一体化した寄生刀虫でゾイサイトに突撃。
 パペマスハンドを槍のような状態にし、刺突する。
 ギリギリではあるがリアリティクローゼットで体表に特殊なオーラをまとうことで身体能力が全般的に向上しており、ゾイサイトと均衡することができた。
 八手もコンキスタドールに血暗器による指先から高圧の一撃を食らわして足止めしつつ、玲人と夏輝が蟲に処理不可を与え遺跡を奪還するために連携を深めていく。
 スピリチュアルボードに乗った正紀はパーフェクトリードで出方を予想するが、分かったことは遺跡を支配している蟲が『身を守ることと食料の補足を最優先に行動している』ことしか分からなかった。

「弱点は分からなかったが、食料の補足をこれ以上させないためにも動くとするか。……フレアーボム!」

 スカラータブレットで自身の魔力を高めたフレアーボムを連発して蟲に攻撃をする。
 それを合図にハイドアタックで物陰に隠れていたルドルフがウェストアンカーを駆使して接近すると、耐熱コートでフレアーボムの熱から耐えながらもコンセントレーションで先制をとり、ガーディアンバスターでディスラプトラッシュによる猛攻を浴びせた。

「お前の敗因は仲間が居なかった事……ただ、それだけだ」
「これで終わりなのです!」

 急所のみをピンポイントで攻撃し、システムに干渉していた触手が外れ蟲は声なき声を上げ断末魔のけいれんを振るわせそのまま動かなくなった。

「よし。システムを奪還する!」
「損傷はオレの方で復元しておこう」

 玲人が【L12】工廠跡のシステムを再構築し、夏輝は蟲が干渉したことによる損傷データを復元Ⅱで直していく。
 接続したプラントブレインからモノリスハッキングで動作確認をし、ケチュア会長に報告できるように内容をまとめていった。
 蟲の支配から解放された【L12】工廠跡は再び静かな遺跡に戻ることができる。
 今度こそ【L12】工廠跡を調べることができるだろう。

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