クリエイティブRPG

アーキタイプ

【覚醒のアーキタイプ】文明の衝突トーナメント―決勝戦、その前に!―

リアクション公開中!

【覚醒のアーキタイプ】文明の衝突トーナメント―決勝戦、その前に!―
リアクション
First Prev  2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12

■エピローグ■



温泉界でのケチュアの特訓、
そして太陽でのクロニカの救出は終わった。
クロニカはしばらくして意識を取り戻したが、しばらくの間は記憶の混濁が見られ、正気になるまでには少し時間を要した。

ルインの街、トレジャーハンター協会。

「そうかい、ホライゾンには迷惑をかけたね」

クロニカ誘拐の事実を知ったケチュアは頭を下げた。

「……こればかりは会長のせいではないわ。
 アーキタイプのシステムは、ワールドホライゾンの特異者を明確に“脅威”として認識していた。
 クロニカなら大丈夫、と過信していたのも私の落ち度だわ」

幸い容体は安定しているが、恋人である椚 狂介に関する記憶の大部分は欠落し、辛うじて名前とかつて一緒にゲートの調整を行ったことを覚えている程度だった。
日頃のホライゾンでの業務に支障こそないものの、狂介は相当ショックを受けていた。

「若い者が、あんまり自分を責めるんじゃないよ。
 恩返しとしてあたしに出来ることは――決勝戦に勝つことしかないね」

ケチュアは特異者たちとの特訓で、ディスカバラーの奥義――ラストミステリー・パーフェクトを取得したのだった。

「え!? アーキタイプのシステムってクロちゃん先生誘拐とかしておいて、まだ大会続ける気だったの?」

九鬼 有栖が信じられない、と驚きの声を上げた。

「あいつらはそんなこと気にしてないよ。
代表はパチャカマク文明圏であって、ワールドホライゾンではない。
そう言い張ることもできるし、言い張るつもりもないだろうね」

このトーナメントへの出場を拒否できる文明圏などない。
その先には“滅び”しか存在しないのだから――


■□■


――吸憶器官。

「ほぉ、こいつぁ面白い」

特異者たちを撃退したジローは、器官の修復をしつつ吸い出した記録を閲覧していた。

「どういった連中と戦ってきたのか、そういったこともあるのか。
 へぇ、アイツらも苦労してたんだなぁ」

大世界の異変と、強敵との戦い。ジローにとってもそれは興味深いものであった。

「おっと、エラー吐いてやがんな。……なるほど、“密度”が濃すぎてデータがぶっ壊れたか。
 一体どんなヤツだったのか」

それでも、アーキタイプはホライゾンの軌跡の大部分を手に入れたことに変わりない。

「さて、もしもこいつらがまとめて襲い掛かってきたら、どうなっちまうんだろうな」

システムの意図を察し、ジローは笑った。


■□■


メンフィス文明圏、死者の谷。

アクリャのアイシスとトトメスを両脇に置き、
シヌヘはほほ笑んだ。

「ケチュア、準備が出来たか。
――お前がどう考えていようと、アーキタイプは滅びるべきだ。

それこそが多くの滅びた文明へのはなむけだ。
そして“滅ぼしてきた文明”への贖罪でもある」

シヌヘはメンフィス文明圏を維持するために多くの文明を犠牲にしてきた。

それは全てはアーキタイプを滅ぼすため。
その日がいよいよ近づいているのだった。

(そ、それでこそシヌヘ様――ああ、殴ってください!)

面倒なのでロープで拘束し猿ぐつわをされて放置された鄭国然がうっとりとした顔でシヌヘを見ていた。




【覚醒のアーキタイプ 文明衝突トーナメント―決勝―に続く】

First Prev  2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『三千界のアバター』運営チームです。
「【覚醒のアーキタイプ】文明衝突トーナメント―準決勝―」のリアクションをお届けいたします。

トリガーシナリオは、アクションを投稿しているか、
アクションを投稿していなくても「・アクション投稿しなくても登場を希望」の項目にチェックを入れた場合、基本的にリアクションに登場しています。
基本的にPCは1シーンに登場していますが、シーン分割の関係で数ページに渡って名前がある場合もございますので、リアクションを読み進めてご確認頂ければと思います。

個別コメント、称号が付与されている場合はお知らせがありますので、併せてご確認ください。


クエスト&シナリオ連動企画「「覚醒のアーキタイプ―NPCと温泉に入ろう!―」のイベントカットも発表となります!
当選者は下記のお二人となります。おめでとうございます!

松永 焔子(SAM0040459)様
山内 リンドウ(SAM0045964)様





なお、今回以下の方にアバター死亡が出ております。

飛鷹 シン(SAM0031919)様/地球人

今回はゲームシステムでの制限は受けませんが、次回の決勝戦で上記アバターが使用できなくなりますのでご注意下さい。


最後に今回のリアクションを執筆したマスター陣からのコメントをお送りします。


【1】温泉で入浴&探索パート
【2】ケチュアと特訓するパート   担当:浮浪


いつもありがとうございます。浮浪というものです。


【1】温泉で入浴&探索パート
【2】ケチュアと特訓するパート

の前半のパートを担当いたしました。

温泉のわいわいとした感じ雰囲気と、特訓パートの捻った行動は、リアクションを書いているほうも非常に楽しめました。
リアクションを見て、皆様もまた最後にもう一度楽しんでもらえたら……と思います。
このたびはありがとうございました。
またよろしくお願い致します。


【3】吸憶器官を破壊する
【4】“牢獄”からクロニカを救う  担当:天ノ土竜


お世話になっております、天ノ土竜です。
「【3】吸憶器官を破壊する」「【4】“牢獄”からクロニカを救う」パートを担当いたしました。
今回は人数が少なかったため一人一人の行動がより強く結果に影響を与えました。
斉天大聖、哮天共に非常に手強い相手でした。そのため、少し偏りが出たように思います。吸憶器官の破壊に向かう方が少なく、そのため【4】パートの難度が高くなっています。やはりアーキタイプの太陽の中の装置ということで特殊な環境でもあり、自分の行動が思ったような結果にならなかった方もいらっしゃいます。今回の経験をまた今後に生かしていただければと思います。
どうかまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。