■ プロローグ ■
――ワールドホライゾン、市庁舎
各世界へ通じるゲートの前には、多くの特異者たちがいた。
皆、各世界へ向かい、思い思いにホワイトデーを楽しむ者たちだ。
「集まった人たちからどんどん行ってくださいね~。ケイドロに参加される方はこちらで待っていてくださいね~。せっかくのホワイトデーですから、楽しく過ごしましょうね~」
蘭野 しずくは引率の先生よろしく、特異者たちをゲートから他の世界へと送ってゆく。
「大変ネー」
「楽しいですよ~」
アイゼン・ハワードが声を掛けると、しずくはにっこりと笑う。各世界のホライゾン・アカデミーの講師を務めているしずくにとって、こういうことは楽しくてたまらないようだ。
「では、私たちも行くとしよう」
「千国の温泉は効くぞ。ゆっくりしてくるといい」
ルキアと
キョウ・サワギも、特異者たちと共にそれぞれ向かう世界へと消えてゆく。
ルージュ・コーデュロイと
ビューティフル・シュガー、
巻髪(ローラ・ペロー)に
鴨 希一に
ブリギット、そして
星川 鍔姫も後に続いた。
「ワタシたちもenjoyシヨウネ!」
「ですね~」
他の世界へ向かう特異者たちの姿がほとんどいなくなったのを確認すると、しずくとアイゼンもゴダムとセフィロトへと向かったのだった。
ワールドホライゾンで、各世界で、ホワイトデーの一日が始まろうとしていた。
■目次■
プロローグ・目次
【1】NPCと過ごす
ユーラメリカ 1
ユーラメリカ 2
それぞれの場所で 1
それぞれの場所で 2
それぞれの場所で 3
それぞれの場所で 4
ゴダム 1
ゴダム 2
大和 1
大和 2
アルテラ 1
アルテラ 2
セフィロト 1
セフィロト 2
セフィロト 3
【2】PC同士で過ごす
ワールドホライゾンにて
それぞれの想い
ユグドラシルでのデート
千国の夜
ワンダーランドの演劇祭
ヒーロー・オン・ザ・ステージ
ネイティブランド・デートパニック
大和の花は
アルテラ・クルージング
エピローグ