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ウェンディールに吹く風 ~序章~

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ウェンディールに吹く風 ~序章~
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・プロローグ


「うーん……みんな気合はいってるにゃあ」
 王都ケントルム。その郊外に位置する競技場にてリンシアは周りにいる人たちを見てそう言う。

 闘技大会。リンシアのいるこの競技場でそれは行われる。リンシア含め集まった出場者たちはそのトーナメントの組み合わせを確認していた。
「うわー……第一試合だ」
 組み合わせを確認した所リンシアの名前は初めのはじめ。第一回戦の第一試合にあった。
「優勝するには……四回勝てばいいんだね」
 今回の闘技大会の基本ルールは四人一組のサバイバル。勝敗条件はスカーフの奪い合いで決まる。
「ルキアもでればよかったのに」
 立場上そう簡単に出れないのは分かっているが、今回の闘技大会のルールだと自分でもルキアといい勝負ができるのにとリンシアは思う。今回の肝は要はスピード勝負だ。そうなってくるとセリアンであるリンシアの領分になる。
「……勝てるイメージは全然わかないけどねー」
 どちらにしてもルキアはこの闘技大会にはでない。良かったような残念なような気持ちをリンシアは切り替え、周り同様気合を入れる。
「ルキアに笑われない試合しよっと」
 そう言って伸びをするリンシア。
「んー……んにゃ?」
 伸びをするリンシアの目の端に気になる光景が入ってくる。
「あれって、大会のスタッフだよね? どこ行くんだろう?」
 大会スタッフの姿をした人がデモニスと一緒に人通りの少ない方へと進んでいく様子が見れた。
「なんかきな臭いにゃあ」
 遠目だが大会スタッフの顔には苦々しい色が浮かんでいるようにリンシアには見れた。
「とりあえず覚えておこうっと」
 そう言ってリンシアは大会スタッフとそのデモニスの顔を覚える。


 ――多くの強者達が集い覇を競い合う。闘技大会が始まろうとしていた。




■目次■


1ページ プロローグ・目次

【1】城下のイベントに参加する(祝勝会・昼の部)

2ページ 闘技大会 1
3ページ 闘技大会 2
4ページ 闘技大会 3
5ページ 闘技大会 4
6ページ 闘技大会 5
7ページ 闘技大会 6
8ページ 料理大会 前編
9ページ エテルナの使者
10ページ 城下の一風景
11ページ 料理大会 後編
12ページ “白騎士”を探して
13ページ “青の王”と“色なき魔女”
14ページ 舞うは白き光の花

【2】コルリス城の宴に参加する(祝勝会・夜の部)

15ページ 宴の始まり
16ページ 普段は見られない一面
17ページ 導師様のありがたいお話
18ページ さあ、勝負を始めよう
19ページ そして夜は更けていく

【3】ウェンディールの調査に行く

20ページ 【メリディエの集落へ】
21ページ 【集落にて】
22ページ 【敗れた者ども】
23ページ 【変わり果てた地】
24ページ 【新たなる謎】

25ページ エピローグ

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