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【テスタメント】”天秤”の論理

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【テスタメント】”天秤”の論理
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プロローグ


 ウランカ大都市圏解放に成功し、フリートラント南部方面軍を潰走状態に追い込んだポラニア連合王国軍は、戦略打撃潜水艦”グロム”の離反と、ウランカ解放戦の際に行われた人工神格レーゲルの軍事転用という問題を極めて重く見ていた。
 前者については、ポラニア王冠領軍司令官にして”ポラニア親衛騎士団”団長でもあるアレクサンドラ・フィグネル中将がその麾下兵力とポラニア連合王国海軍を動員して必死の探索を続けていたが、まだ探知に至らず、徒に時が過ぎていた。
 そして後者に関しては、準備が整い次第ポラニア連合王国軍の総力を上げて人工神格レーゲルが座する”ピラー”を攻略する事が議会王エカチェリーナ・ピウスツカ・ソビエツキとセイム(貴族議会)の間で合意が成立していたが、ポラニア連合王国軍の総力を効率的に運用する為の軍事体制は、いまだ確立していなかった。
 さらには、ポラニア、フリートラント両国で活動し、その戦力にゲリラ戦を仕掛ける軍事結社”レナトゥス”の背後に、様々な組織や人脈が絡んでいるのでないかという問題提起が為されていた。
 まさに内憂外患。
 これら3つの問題を解決すべく、ポラニア人達と特異者達は協力して事に当たるのだった。
 一旦、現状の最大の懸念である”グロム”発見から数週間前に時を遡り、順を追って事態を説明していく事としよう。

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