【ワールド・ブレドム第3回】驟雨の予感
リアクション公開中!
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▼担当マスター:相田紘一
マスターコメント
この度は「【ワールド・ブレドム第3回】驟雨の予感」にご参加いただき誠にありがとうございます。担当マスターの相田紘一です。
まずは、私個人の心身の不調で皆様に大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫びいたします。糸畑マスターの多大な助けなくして、このリアクションは完成しなかったでしょう。それはすなわち、新クレギオンワールドシナリオにおいて、ブレドム編が未完となることを指し示しています。そのようなことにならぬよう、次回はワールドシナリオは統合で、万全の準備と体制を整えて描くこととなります。私も次回は復帰し、その一翼を担います。今しばらく、このブレドムに付き合っていただきたく、心よりお願い申し上げます。
・今回の情勢
戦後復興公団は着実に実績を上げつつあります。具体的な成果もあれば、長期的な視点で見なければならない事業もありますが、概ね順調であり、このままなら債務不履行には陥らず、完済できるでしょう。もちろんその頃には戦後復興は完了しているはずです。
民主憲法は周旋に奔走したプレイヤーキャラクターの努力もあり、なんとか両院の承認を得て発布されました。マハルと貴族の対立、貴族と民主派の対立、いずれも解決されなければ新憲法発布はなりませんでした。
ニブノスとの終戦条約は締結され、FTA交渉は順調に進捗しています。アレイダ星環構想の進捗は順調ですが、アレイダ星環構想をライアー主導と見なしているアラコス・グレイバールにより、フロンティアゲート~ニブノス~メネディア縦貫航路をが形成されようとしていますし、ライアー側によりすぎたニブノスを引き戻すための投資や軍需輸出が積極的に――押し売りのような形で――行われています。
ライアー=アラコス間の軍事危機は、物事を荒立てないように振る舞ったプレイヤーキャラクターの努力により、無事(?)回避されました。
ライアー、と言うか、イレーネ・シェーンブルグSS少将とケルベロス機関と結託した「エキドナ機関」は順調に発展していますが、合法性において問題があり、扱い次第では王政社会党、ひいては大連立政権自体の信頼を崩壊させる爆弾になりかねません。ご注意ください。
マハルは自らの立場の重さと強さに魅入られ、相変わらず周囲の人々を慈しみつつも、権力に対しても義務感だけではなく強い恋情を抱くようになりました。それを是とするか、それとも元のマハルへと戻そうとするか、それはプレイヤーの皆さんが決めてください。
レフ・ダヴィド率いる「オリョール」は最後の賭け――エリノス王家創設時の対隕石防御システム「インドラの矢」を、アタルヴァン親王の遺体から回収したDNAを用い制御権をオーバーライドし、これによりディヤウス全土を焦土と化そうとする計画に踏み切りました。
現在、「インドラの矢」発射システム周辺でレフ率いる主力部隊と桐ケ谷近衛中佐率いるキャバリアーとが戦闘中です。そのオプションである反射鏡システムはゲルハルト・ライガーの最終移民船団「ラストオーダー」により設置されようとしています。どちらかを潰せば、オリョールの最後の賭けも失敗に終わるでしょう。ただ、移民船団は思想犯集団ですが、中には1千万単位の強制移民が詰まっています。「ラストオーダー」攻撃時には、この点について考慮をお願いいたします。
このような仕儀に相成りましたが、レフと「インドラの矢」をかけて戦うだけに焦点を合わせるのでなく、あらゆるヒトが、あらゆる立場で、自らが直面した課題と立ち向かっていく様を、それぞれの視線に合わせた形で描写していきたいと考えています。
ロステクに関する注意事項
本キャンペーンシナリオにおいては、メインシナリオなど非ワールドシナリオにワールドシナリオでの戦力や地位などが持ち込めないのと同様、メインシナリオなど非ワールドシナリオで手に入れたロステクはワールドシナリオに持ち込めないということと明言致します。これは、ワールドシナリオと非ワールドシナリオ間のゲームバランスを破壊する干渉を防ぐための相互主義と考えていただきたく存じ上げます。よろしくご理解お願い致します。
次回シナリオガイド発表時期について
次回シナリオガイドは12月28日公開予定です。
ワールドシナリオブレドム編は、全員招待となります。
それでは、次回もワールドシナリオになにとぞよろしくお付き合いください。