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異常気象の謎を追え!

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異常気象の謎を追え!
【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
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●依頼の為に


 ここは2人の男性の依頼人がいる家の中。
 冒険者達は、ここで氷魔族をどうするかを相談していた。
 冒険者の1人川上 一夫はこう言った。
「私は戦闘が苦手です。なぜなら戦闘では痛くしたり痛くされたりするからです。しかし私も来訪者として人々の役に立ちたい。なので、せめて索敵で役に立ちます」
 一夫がこう言うと、アリーセ・クライトはこう言った。
「わたくしは、師走 ふわり様とジョニー・サマーズ様が聞き込みをしている間、周囲の状況を確認しますわよ」
 とアリーセは言うと、ジョニーはこう言った。
「僕は周囲で吹雪の魔法(【フリーズブリーズLV4】)を使う者を見た事がないかを尋ねてみましょう」
 とジョニーは言うと、ふわりはこう言った。
「じゃあ、私達の情報を一夫さんと共有しましょう!」
 そして、ふわりとアリーセとジョニーは、一夫と情報を共有する事になったのだった…

 エイプリルフールに出てきそうな依頼で、酒の席での与太話程度にはなるかもしれないと思って依頼を受けたロデス・ロ-デスは、こう言った。
「異常気象の原因が魔族だとしても、農業が盛んな国でこんな事をするくらいだから、冬野菜好きの魔族かもな」
 とロデスが言ったとたん、2人の男性の依頼人の内の農業をやってる男性、ジハードが怯えたようにこう言った。
「えっ! じゃあ、私がやってる農場にも魔族が出で来る可能性があるんですか!?」
 とジハードが言うと、ロデスはこう言った。
「す、すまない… 大丈夫だ。それを解決する為に、俺達冒険者はいるんだ」
 とロデスは言うと、ジハードは安心した。

 その頃リーフリット・テュルキースは、「氷雷のコデックスLV9」を片手に【モンスター知識LV2】を思い出しつつ、氷魔族の事を調べていた。
(【フリーズブリーズLV4】に【アイスウォールLV5】か… 局地的にせよ、異常気象を起こせるだけの氷雪系の術を使える魔族? どんなのがいたっけなあ……)
 やがて、リーフリットが「氷雷のコデックスLV9」をパタリと畳む(たたむ)と、こう言った。
「まあ、いいや。実際に会ってみれば分かるよね」
 リーフリットはそう言って、皆にこう言った。
「お~い。皆もうそろそろ行こうよ!」
 リーフリットの声を聞いて、5人は氷魔族を探して捕まえるべく2人の男性の依頼人の家を出るのだった。

 冒険者6人が氷魔族を探して捕まえる為に出て行って暫く(しばらく)してから、邑垣 舞花がやって来た。
 舞花は2人の男性の依頼人の家をキョロキョロと見渡すと、2人の男性の依頼人の1人、ハザードはこう言った。
「あんたも冒険者さんの1人かい? 6人ほど冒険者さん達は魔族を探して倒す為に出かけて行ったよ」
 ハザードがそう言うと、舞花はこう言った。
「そうですか… 既に何人かの冒険者の方々が原因の究明と対処に向われたご様子ですね。恐らく依頼は程なく解決しそうです」
 と舞花は言うと、こう続けた。
「私は出遅れてしまいましたし… 依頼を受ける代わりに、農業のお手伝いに取組もうと思います」
 と舞花は言うと、2人の男性の依頼人にこう聞いた。
「ところで… 農業をやってる方はどの方ですか?」
 と舞花は聞くと、ジハードはこう言った。
「農場をやっているのは俺だけなんだ… ハザードはたまに手伝う程度でな……」
 とジハードは言うと、こう続けた。
「あんたは農業の手伝いは初めてみたいだから、ハザードにも手伝ってもらわないとな… 頼まれるか? ハザード」
 とジハードは言うと、ハザードはこう言った。
「ああ、いいぜ。困った時は、お互い様だ」
 とハザードは言うと、ジハードはこう言った。
「よし! そうとなったら善は急げだ!! 早速農業の仕事をしてもらうぜ、姉ちゃんにも頑張ってもらわねぇとな!!!」
 ジハードはそう言うと、農具を持ってハザードとジハードがいた家を飛び出していった!
 慌ててハザードと舞花も、ジハードの後を追いかけていくのだった…

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