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ガスベガスの蜃気楼phase1-2

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ガスベガスの蜃気楼phase1-2
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第三章 →噂は噂→

 真毬 雨海は再び港町へと向かい、ラムダ州長や州に関しての情報を探る。
 新聞、雑誌、図書館での歴史書などなど、手当たり次第集められそうなところを回ってかき集めた。
 出来る限り人々にも話を聞いて、念入りに情報を集める。

 様々な人に話を聞いて、港町のバーで情報をまとめた雨海。
 新たにわかった情報といえば、ラムダ州長には裏の顔があるという噂程度であり、はっきりとした情報ではない。
 ただ、何かが引っかかる。裏の顔があるというのなら、何故前々回のループで殺されることになったのか……。
「ううん……もう少し情報がほしいところですね……」
 小さくため息を付いた雨海。そのうち、バーには様々な人が集まり始めたので、初めてこの州に来た客として話を聞くことに。
「すみません。ちょっと、よろしいでしょうか?」
「ん? なんだい?」
「実はこのあたりに来たのが初めてでして、色々お話が聞けたら……と思いまして」
「ああ、なるほど。どういうことを聞きたいんだい?」
 2人の男性に話を聞くことが出来た雨海。丁度彼らは新聞記者としての仕事を終えたばかりのようで、まずは1杯、と手土産の怜峰酒-みかづきん-を渡した。
 お酒をもらっていい気になっている新聞記者の2人。仕事終わりの1杯としては最高だったようで、雨海が気になっている情報について話してくれた。

「州長なあ……めちゃくちゃいい人なんだけど、なんか胡散臭いっていうか……」
「ええと、それはどういう……?」
「なんだろう。こないだインタビューした時、何か隠してる感じだったんだよ」
「その隠してるのがなにか、までは暴けなかったんだけど……アレは何か隠してるよなぁ」
 2人の記者はラムダ州長は『インタビューをしている時にしきりに何かを気にしている様子』だったと言う。
 何を気にしているのか、そして何を隠しているのかまではわからなかったが、ともかく何かしらの隠し事はあるだろうとのこと。
「なるほど……込み入った話などは?」
「流石に俺達一般の記者じゃ無理だったなぁ」
「あーでも、裏町にいる奴らなら知ってるかもな? 情報屋がいるらしいし、そっちを当たってみるのもいいかもしれないぜ?」
「ふむ……」
 お酒を飲んで、ほろ酔いになった雨海と記者2人。

 どうやら港町ではラムダ州長の話はこれ以上は出てこないようだ……。

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