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生放送! 森の肝試し

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生放送! 森の肝試し
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 ガヤガヤと慌ただしく動き回る人々。
 大道具の設置やカメラの配置、ライブ会場の組み立てなど日も高い時分からスタッフ達は作業を行っていました。

 まだ参加者が集まっていないこの場所に小山田 小太郎は足を踏み入れました。

(芸能関係者の驚かし方を知るのは芸能関係者、ですか……ライブを届ける側から受け取る側に……確かに、それも時には立ち返るべき経験ですね)

 小太郎は辺りを見回し、お目当ての人物を見つけると近付いていきました。

(あの有名なジョーカーさんプロデュース、というのも興味深い。己にも、幻想演武の皆さんにとっても……勉強になる事は多いでしょうね)
「初めまして、ジョーカーさん」

「やぁ。君は、小山田君ですね。まだ集合時間には早いですが、どうされました?」

「はい、是非ともジョーカーさんのお仕事を勉強させて頂きたく、早めに来ました」

「……君は、ジョーカーの噂を知らないのですか?」

「?」

「ふふふ、まぁ良いでしょう。丁度来月のイベントも組み込まれ、人員がそちらに流れてしまったんですよね。そうそう、私は一般的なプロデューサーの仕事をしていないので勉強になるかどうか分かりませんよ?」

「大丈夫です。宜しくお願いします」

「ふふ、分かりました。そういえば、君の所のグループも参加するんでしたっけ」

「はい、よくご存じで」

「情報はあって困りませんからね。では、君には参加者の案内人になって貰いましょうか」

 ジョーカーが不敵に笑い、右手を空中に翳すと何もない空間から書類の紙が現れました。
 小太郎は一瞬驚くとジョーカーは「ただのマジックです」と笑い言葉を続けました。

「まず夕刻に仕掛けを作る方々カガミ・クアールさん、カガミ・クアールさん、八重崎 サクラさん、ジル・コーネリアスさん、アキラ・セイルーン君、アリス・ドロワーズさん、空莉・ヴィルトールさん、ルーザー・ハートレスさんが到着されます。その方々の配置はここでお願いしますね」

 ジョーカーに手渡された紙を小太郎は頭の中に収めて行きました。

「それから二時間後に肝試し参加者の方々が集まられます。今回は時間の都合上二グループに分かれます。Aグループはアイ・フローラさん、奏梅 詩杏さん、シャーロット・フルールさん、アレクス・エメロード君、チェレスティーノ・ビコンズフィールド君。Bグループは睡蓮寺 陽介君、睡蓮寺 小夜さん、堀田 小十郎君、御空 藤さん、人見 三美さん、伏見 珠樹さんとなります」

「あの、小十郎君は外して貰っても良いですか?」

「おや? 都合でも悪くなりましたか?」

「いえ、会場入りはするのですが、肝試しの参加は辞退させて頂きたいのです」

「ふむ……ふふふ、何か考えがある様ですね。良いでしょう、ではその様に。ライブをして頂く剣堂 愛菜さん、フィミア・イームズ君につきましては彼方にいるスタッフが案内しますので……挨拶にでも行きましょうか」

「ご迷惑を掛けますが、お願いします」

 軽く頭を下げる小太郎にジョーカーは首を傾げるといつの間にか持っていた書類の束を差し出しました。
 小太郎がそれを受け取るとジョーカーは歩き出します。

「迷惑ではありませんよ。利用できるモノは利用するべきです。まだまだやる事は残っていますからね。挨拶が終われば、まずそれを一読して下さい」

「はい」

 小太郎は返事をし、ジョーカーの後について行きました。
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