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ワールドホライゾン

それぞれの世界での夏祭り・5

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それぞれの世界での夏祭り・5
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■本日開店、自宅レストラン


 快晴の夜を演出されたワールドホライゾン、自宅。

「今夜は私の故郷……スウェーデン料理を振る舞うよ♪」
 アードレア・クルセイドは、素敵な夕食を提案をし
「手作り料理? すごく楽しみ!」
 タバサ・エクセリオを驚かせ
「で、何を作るのー?」
 興味津々にさせた。
「ふふふ、出来てからのお楽しみ♪」
 アードレアは人差し指を口元に当てるだけで、何も言わずキッチンへ。
「むぅ、内緒って……気になっちゃうよー」
 タバサはもやもやして頬を膨らませた。
 がさごそと調理場から、アードレアが料理に励んでいるだろう音が聞こえ
「んー」
 少しの間は大人しく待機していたが
「もー、だめー、気になっちゃうし私だけ何もしないっていうの悪いし!」
 タバサは耐え切れず
「食器の用意とかお茶を淹れたり私も手伝うよー(折角だからとっておきを使っちゃおう!)」
 バタバタと、高級ティーセットをテーブルに並べ
「完了! うん、さすが私!」
 終了すると誇らしげないい顔をする。
 しかし、気付いてしまう。
「……また暇になっちゃったなぁ」
 仕事がなくなった事に。
 と言う事で
「調理のお手伝いするよー」
 調理に励むアードレアの元へ。

 タバサが様子を見に来る少し前。
「……料理はある程度なら出来るかな? ってレベルだけど」
 アードレアは、まな板と包丁を用意し
「頑張るよー!! 自宅レストランで素敵な休日を過ごすために!」
 気合いを入れ、玉ねぎとじゃがいもなど野菜を用意し
「まずは野菜の皮を……」
 皮むきに取り掛かろうとした瞬間
「調理のお手伝いするよー」
 暇を持て余したタバサが登場。
「お手伝いは嬉しいけど、出来るだけ私一人で作りたいから」
 アードレアはありがたく断るが
「でもでも、野菜の皮むきくらい私がしてもOKじゃない?」
 タバサは引かない。
「……仕方ないなぁ」
 諦めたアードレアが折れて
「はいはい♪」
 浮かれるタバサに、バトンタッチ。
「その間に……」
 手が空いたアードレアは、ボールに卵を割り
「優しい生地になるように綺麗に卵を泡立てて~♪(メインメニューが刺激的な分、こっちはまろやか風味に仕上げてと)」
 優しく素早く卵を泡立てる。
「わぁあ、何作るのー?」
 皮をむきながらタバサは、顔だけをアードレアに向けて興味津々。
 しかし
「内緒♪」
 アードレアの返答は変わらず。
「また内緒かぁ」
 タバサは不満に口を尖らせつつも
「はい、出来たよー」
 手元には、きちんと皮をむき終えた玉ねぎとじゃがいもなど野菜が待機。
「ありがとう、後はゆっくり待ってて」
 アードレアは包丁を手に取り、にっこり。
「はーい(完成が楽しみ~♪)」
 幾ら追求しても料理の正体は分からぬと判断したタバサは、期待と共に大人しく待つ事にした。

 タバサが行った後。
「まずは野菜から」
 アードレアは野菜の処理をしてから
「メインメニューのカロープスに入れるミートボールは、タバサの好みに合わせて牛肉の比率を若干高めに~♪」
 挽肉を捏ねて肉団子を作り
 出来上がったら野菜を鍋に入れ
「香辛料をちょっと多めに使って刺激的な味付けに♪」
 煮込む。もちろん、タバサ好みのミートボールも入れて。
 お次は
「次はサーモンプディング♪(アレもやってコレもやって大忙しだけど、楽しい♪)」
 楽しそうにアードレアは、処理済みのじゃがいもとサーモンを順番に重ね
「生地を流し込んで」
 先程作った生地を流し込み、焼成。
 仕上げを飾るは
「スウェーデン料理は肉や魚介類が多いからバランスを考えて特製サラダも用意しておこう♪」
 サラダ。
 料理が完成したら、期待して待つタバサの元へ。

 アードレアが料理に精を出す間。
「待っている間、食後のコメントを考えておこうかな? どんな料理が出てきても感謝の気持ちは変わらないけどー♪」
 暇なタバサは自分の席に座り、思考を巡らす。
 少しして
「んー、良い匂い」
 食欲を刺激する匂いが漂ってきて、タバサは鼻をひくつかせ、食欲と興味が急上昇。
 しばらくして
「お待ちかねのご飯タイムだよ~♪」
 アードレアが、出来立ての料理を手に現れ
「このシチュー風料理がカロープスで、こっちがサーモンプディングに特製野菜サラダ」
 料理の紹介をしながらテーブルに並べた。
「おおー、美味しそう♪」
 タバサは興奮気味な声を上げて
「食べる前にまずは料理の見栄えを楽しもう! 記憶にしっかり刻み込むよ♪(盛り付けを頑張ったのは見れば分かるからね♪)」
 目を輝かせながら並んだ料理をアードレアと過ごす楽しい思い出にしっかりと、入れてから
「……それでは、いただきまーす!!」
 待ってましたとばかりに、勢いよく一掬い口に入れた。
 途端
「コメント色々考えてたけど吹っ飛んだー!!」
 口に広がる味にタバサは、思わず声大きく大仰な感動。
「ふふふ」
 アードレアは恋人の食べっぷりに満足してから
「うん美味しい! 誰かのために作るとやっぱり想いが籠るのかな♪」
 自分も一口。
「こんなに美味しいなら毎日作ってよー♪」
 タバサは、食べながらウキウキと、調子の良い事を口走ったと思ったら
「あっ、ミートボール!」
 アードレアが丹精込めて仕込んだミートボールを発見し、嬉々と口に放り込んだ。

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担当マスターより

▼担当マスター:夜月天音

マスターコメント

 参加者の皆様、大変ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
 各世界でのんびりと一人や大切な誰かと過ごして頂いたり交流して頂いたりと、夏のひとときを満喫して頂きありがとうございました。
 僅かでも楽しんで頂ければ幸いです。