闘士頂上決戦、開幕!
「よし、準備完了!」
武器の手入れをしながら、頂上決戦に参加する戦士たちを観察するソエル。
「みんな、強そうだなぁ。……けど、今回の為に特訓したんだ。大丈夫かな」
どうやら地獄のような特訓を経験して、彼自身にも自信がついているようだ。
「参加者のみなさん、聞こえますか」
係員の人が参加者に向かって今回の予選会について説明をしていた。
「……始まるぞ。なんか緊張してきた」
「一度目の鐘が開始の合図。そして、2度目の鐘で戦闘開始です。……それでは、闘士頂上決戦を開始します!」
大きく鳴らされた鐘。
それを合図に散開する参加者たち。
「よし、俺も行こう!」
強さを示す為にソエルは、強敵との戦いに挑むのであった。