クリエイティブRPG

【学び舎】ビギナーズトレーニング!

リアクション公開中!

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【学び舎】ビギナーズトレーニング!
【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
リアクション


少女の救出


 フリードリヒ教官から報告を受けたメディエーターのひとり、プリメア・イルミネイティは戦いも獣も怖くて仕方がなかった。
 それでも自分がやらなければ、皆が危険にさらされる……そんなことは嫌だった。

「私は、私の出来ることで……」

 先んじてタクトレポートⅠでヤクシャの位置を調べて共有。

「ここで倒しておかないと少女が危ないからね、キッチリ倒すよ」

 そう宣言するのは小白 紫炎
 先輩であるルキナ・クレマティス蘭野 しずくと共に少女の救出に名乗り出てくれた。
 後方の憂いは断った。
 あとは如何に相手に気づかれず攻撃をぶつけるかだ。
 そう考えるのは景悟・カラバジョも同じだった。
 彼はストレインで全身に気を張り巡らせると、ヤクシャの視線には気を配り、味方との射線に入り注意を惹ける様に立回るために駆け出した。
 俊敏な相手ならばこちらもグースステップで独特のステップを使って動きに緩急をつけ、ソニックスラッシュで切りつけて即座に離脱。
 入れ替わりに紫炎が建物の陰に隠れながらベンドショットで牽制しつつ獣の動きを観察。
 観察時間を稼ぐのはプリメアのサンフラワーユニット×3【サンフラワーユニット×3】による支援行動だ。
 ヤクシャの攻撃をエレキシールドで、現代魔法はリフレクティブシールドで反射させる。
 プリメアのサポートを受けつつ紫炎はある場所にヤクシャを押し込むようにエアブラストを、景悟もソニックスラッシュによって徐々に押しやっていく。

「けーごおにーさん足元気を付けて、あんまり奥に攻めすぎないでね」
「分かってるよ」

 こうしてヤクシャを足止めしている裏ではルキナがしずくとコスモストランシーバーで連絡を取りつつ少女の捜索を行っていた。

「こちらルキナです。少女はどちらにいるでしょうか?」
『見つけました!』

 しずくの知らせでルキナは大急ぎで移動する。
 ヤクシャに気取られずに。
 アトラのアバターでは然程開きはないがルキナは歴戦の特異者。
 若きメディエーターがヤクシャ1体と戦う中、気取られることなく少女の許へ向かうのも造作でないのだ。

「大丈夫ですか? もう大丈夫ですよ」

 簡単な治療はすでにしずくが行っていたようだ。
 ならルキナが差し出すのはミックスソーダで水分を補給させ、メディエーターマスクで滅亡因子侵食のリスクを低減させるために装着させる。

「安心してください、すぐに安全な場所へお連れしますよ」
「うん!」

 ミックスソーダで気が紛れた少女を背負い速やかに退避。

「これより戦線を離脱します」

 フリードリヒにコスモストランシーバーで伝えれば、獣の断末魔が漏れ聞こえてきた。
 それを行ったのは紫炎が仕込んでおいたディストスワンプに足を取られたヤクシャに向かってフレイムレディエーションと、景悟のストライクブロウだったのをルキナは知らない。


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『三千界のアバター』運営チームです。
『【学び舎】ビギナーズトレーニング!』のリアクションをお送りします。

こちらのシナリオは、アクションを投稿しているか、
アクションを投稿していなくても「・アクション投稿しなくても登場を希望」の項目にチェックを入れた場合、
基本的にリアクションに登場しています。

称号やマスターからのコメントがある場合、最終ページ下にお知らせが表示されますので、併せてご確認下さい。
今回のリアクションを執筆したマスターからのコメントをお送りします。

担当:蘭野 しずく
大変お待たせ致しました。
「【学び舎】ビギナーズトレーニング!」のリアクションをお届けさせて頂きました蘭野 しずくです。

人数が少ない分チームプレイがものを言うシナリオになっているなと思ってしまうアクションたちでした。
特に大立ち回りをしたのが以外にも支援側というものまた面白い組だなという感想を抱きました。

またの機会がありましたら、他のシナリオにも参加してくださると嬉しい限りです。

もうじき、学び舎の卒業を迎えますがこちらで過ごした時間を忘れずにいて下さると嬉しいです。
これからのご活躍も見守ってまいりますので、頑張って下さい。