クリエイティブRPG

■プロローグ■

　祭囃子が響く夏の夜。

　それまでナズナのステージを見ていたらしい男性客が、ふらりと覚束ない足取りで喧噪を離れた。
　子供向けのお面を持った彼は、迷子センターに預けられた子供の内の誰かの父親だろうか。
　ブツブツと何かを呟きながら夜闇の方へ歩む内に、彼は髪の長い女性とすれ違う。

「歓迎します。“彼”の為の世界を作る同志として」

　彼女――マナPは少しだけ振り返り、濁った瞳で妖しく微笑んだ。
　そして何事も無かったかのように愛想の良いプロデューサーの顔を作って、再び提灯の揺れる祭りの中へと消えて行った。

■目次■

1ページ　プロローグ・目次

2ページ　ＯＭＡＴＳＵＲＩバトルで会場を盛り上げよう！【１】
3ページ　迷子センターも賑わってます【１】
4ページ　思い思いに、お祭りを楽しみましょう【１】
5ページ　ＯＭＡＴＳＵＲＩバトルで会場を盛り上げよう！【２】
6ページ　迷子センターも賑わってます【２】
7ページ　思い思いに、お祭りを楽しみましょう【２】
8ページ　ＯＭＡＴＳＵＲＩバトルで会場を盛り上げよう！【３】
9ページ　ＯＭＡＴＳＵＲＩバトルで会場を盛り上げよう！【４】
10ページ　迷子センターも賑わってます【３】
11ページ　ＯＭＡＴＳＵＲＩバトルで会場を盛り上げよう！【５】
12ページ　迷子センターも賑わってます【４】
13ページ　みんなで一緒に、お祭りを楽しみましょう

14ページ　エピローグ