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臨海学校INアルテラ

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臨海学校INアルテラ
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■プロローグ■



「臨海学校参加者、思っていたよりも集まったわね」
 提出された参加者名簿を見やり、紫藤 明夜は微笑を浮かべた。
「やはりといいますか、海は人気ですね」
 秘書であるクロニカ・グローリーが、行き先別になっているものを明夜に提示する。
「夏気分を味わい人は多いようね。
 クロニカ、例の件はどうなってるかしら?」
ホライゾン・ビーチですね。もうじき完成です。この分なら、予定通りに海開きができますね。
 あ、ジョニーさん、どちらへ?」
 サーフボードを抱え、意気揚々とゲートに向かおうとしているジョニー・ハワードを、クロニカが止めた。
「決まっているだろ? エスタに行く人は多い。ここは引率が必要だと思うんだ」
 どうにも引率というのは名目だけで、自分も夏気分を満喫したそうであるが、彼は爽やかに言い放った。
「大丈夫よ。臨海学校って体にはなってるけれど、何も学生だけが行くわけじゃないんだから。一応、何かあっても対処できる子たちもいるわけだし」
「おっと、そういえばホライゾン・ビーチの方、波起こせるかテストするから人が欲しいって境屋さんが言ってましたね。ジョニーさん、ちょうどボード持ってることですし、ちょっと行ってきてくれませんか?」
「Oh shit! でも、そういうことなら仕方ない。行ってくるよ」

 ワールドホライゾンで夏に向けての準備が進む中、特異者たちはゲートをくぐり、それぞれの場所に向かっているのであった――。



■目次■


1ページ プロローグ・目次

【1】都市国家クーザに行く

2ページ 序章
3ページ 一章
4ページ 二章
5ページ 三章
6ページ 四章

7ページ すべてはモフるために

8ページ 五章
9ページ 終章


【2】リヴァージュ共和国に行く

10ページ ◆序章◆ 0.=プロローグ= ◆一章◆ 1.=飲み過ぎに注意=
11ページ 2.=エンジョイ!=
12ページ◆二章◆ 3.=熱気のある街= 4.=宝探し=

13ページ 冒険家とお買い物
14ページ ジュリーの冒険譚
15ページ ジュリーの冒険譚2

16ページ ◆三章◆ 5.=熱中症にご注意= 6.=砂の世界=
17ページ ◆四章◆ 7.=至福な時間=
18ページ 8.=お茶会= 9.=午後のひと時、そして……=

19ページ それぞれの冒険

【3】南の島エスタに行く

20ページ 乙女の悩み
21ページ 砂浜の攻防 海中遊泳
22ページ 釣りは男のロマン まったり海水浴な人々

23ページ ビーチバレー
24ページ サマーライブ
25ページ 海の家
26ページ ビーチでのんびり

27ページ 白熱のナンパ戦線

28ページ お買い物計画!

29ページ 砂浜の攻防2 夕陽の砂浜
30ページ 自然満喫コース 南の島、恋の旅

31ページ 交渉術もそれぞれに
32ページ 交渉術もそれぞれに2
33ページ いざ、遺跡調査へ 遺跡探索
34ページ 遺跡探索2 侵入者の邂逅
35ページ 侵入者の邂逅2
36ページ 遺跡の真実


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