クリエイティブRPG

過ぎたる罪、及ばざる正義

リアクション公開中!

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過ぎたる罪、及ばざる正義
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:独立小世界
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:不可
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2025年11月11日公開!

シナリオガイド

闇の息吹は、聞こえるか――

シナリオ名:過ぎたる罪、及ばざる正義 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



 自身の武器を具現化し戦う者たちが闇の王ディアボロス率いる軍勢との戦いに身を投じ、激闘の果てに勝利し光を取り戻した世界「シュミス」。
 特異者たちは“執行者”として救済執行機関エアレーズングに所属し、闇に呑まれたシュミスのために尽力してきました。
 様々な問題を抱えながらも、着実に歩まれる復興という名の“光”に満ち始めたシュミスでした……が。
 光の陰で蠢く不穏な存在は、少しずつ、しかし確実に光を呑もうと動き出していました。
 それは世界に均衡をもたらすのか、それとも光を滅し世界を停滞の果ての終焉に導くのか……? その答えは、今はまだ誰にもわかりません。
 ただ、突如市街地に現れた魔物らによって四人もの特異者を奪われた今、光と闇が再び衝突することはもはや避けられない事態となりました。

* * *


 地下水路から出現した魔物との戦いを終えた教団は、行方不明になった特異者たちの捜索を兼ねて地下水路の調査を行っていました。
 魔物が通ったと思われる痕跡を辿ることで、今回の一件に関与した闇の者たちの手掛かりを得るためです。

 四方を警戒しながら地下水路の奥へと歩を進める執行者たちは、その途中で狭い階段を発見しました。階段は水路から上へと続いています。狭いものの、頑丈な地下水路と同じくそう簡単に崩れるような脆いものではなさそうです。
「どうやら、外へと続く階段のようですね。行ってみましょう」
 アンネリーゼの指示で、執行者たちは慎重に階段を上り始めました。

 アンネリーゼの推測どおり階段は地上に通じていましたが、着いた先はとうに荒れ果てた廃村でした。廃村はひどく重苦しい雰囲気で、そこにいるだけで心が鬱々としてきます。
「随分と瘴気が濃いな。呑まれないように気を付けろよ」
 ヨアヒムは他の執行者たちに注意を促しながら、廃村の調査を始めました。その間、アンネリーゼは沈痛な面持ちで皆さんに話します。
「ここは元々、住民の少ない小規模な村でした。小規模な集落は資金も人員も乏しく、自衛の手段を持てないことが殆どです。そのため、闇の軍勢に蹂躙される前に村を離れ、より大きな集落に合流する……それが、当時の住民が取れる唯一の自衛手段だったのです。シュミスには、そうした『忘れ去られた村』がいくつもあります。そういった村々には光を取り戻した今も住民が戻らず、代わりに光を嫌う魔物や、略奪や暴行を繰り返す素行の悪い者たちが寄りついてしまっています」

「機関長、これを見てください」
 廃村の中央からヨアヒムが呼びました。元は住民の憩いの場だったのでしょうか、そこはかつて小さな広場だったと思わせるような場所ですが、その光景は異様なものです。
 広場には、半ば崩れかけた祠と、祠の前に組まれた祭壇がありました。何本もの黒い蝋燭が立てられた祭壇には血で描かれた魔方陣のような紋様があり、それらが闇崇拝者による儀式の痕跡であることは明らかです。
「ここは、あの魔物たちの単なる通過点ではなく、闇崇拝者たちの拠点だったようですね。瘴気が濃いのもそのためでしょう」
「おまけにこの臭い……動物たちの死骸があちこちに放置されて腐ってやがる。魔物か何かが動物を食い散らかしたんだろうが、食い方からしてこれは相当デカくて凶暴だな」
 ヨアヒムでさえ顔をしかめるほど、廃村のあちこちには動物の残骸と思われるものが散らばっていました。
「ア、アンネリーゼさま、わたし、これ、見たことがあるような……」
 そう言って、シャティがおどろおどろしい祭壇に手を触れました。直後、シャティの顔に驚きと戸惑いの表情が浮かびます。
「シャティ、どうしたのですか?」
 アンネリーゼが問うと、シャティは上手く表現できないことに困ったような顔をしながらも、
「あ、こわい人たちがたくさん並んで、わたしにお辞儀してるような、そんなのが見えて……。お、おかしいですよね? わたし、会ったこともない人たちなのに……」
「シャティ、祭壇から手を放しましょう! それ以上あまり考えないで――」
 周囲の瘴気の濃さが一気に変わったことにいち早く気付いたアンネリーゼがシャティを祭壇から引き離しました。シャティを遠ざけるや否や、彼女が立っていた辺りの地面から瘴気が凄まじい勢いで噴出します。
 間一髪のところで瘴気を避けたアンネリーゼたちでしたが、今度は広場の近くにある廃墟から巨大な怪物が壁を突き破って出てきました。熊のような猛獣を彷彿とさせる姿をした怪物は、咥えていた動物を捨てると、耳をつんざく咆哮を上げてシャティに突進します。
「シャティ、下がってください!」
 アンネリーゼは十字架で魔獣を殴り飛ばし、更に大量の光を浴びせました。魔獣は派手に地面に叩きつけられましたが、崩れかけの祠から漂い出る瘴気が魔獣の糧となり、アンネリーゼの光をも浸食して消し去ります。

「あの祠がある限り、この怪物は私たちを襲うようですね。皆さん、あの祠を早急に破壊しましょう!」
 アンネリーゼがそう言った時です。
「あんなにあっさり吹っ飛ばされちゃって、本当に『儀式の賜物』なの? あたしが行った方が絶対良かったよね!」
「うん、ブリギットちゃんなら二、三人の首を斬り飛ばせただろうね。でも、あんまり前に出られると心配だなぁ」
「もうっ。また始まった、エージくんの心配性!」
 瘴気の噴出から逃れてすぐ、アンネリーゼたちの前に見覚えのある二人が姿を現しました。先日の魔物たちとの戦いの最中アンネリーゼを守ってくれていたものの、謎の攻撃を受け行方不明になってしまった衛司・ヨハンソンブリギット・ヨハンソンです。
 二人の仲睦まじさは相変わらずですが、彼らの顔は青白く、目は虚ろでかつての生気を感じません。
「衛司さん、ブリギットさん……やはり憑き人にされてしまっていましたか」
 呟きとともにアンネリーゼが眉間に皺を寄せると、
「わたしたちもいるですっ。光の人たちの好きにはさせないですよ!」
「どのみち、あの『異界の怪物』を前にして逃げおおせた者はこれまでいない。君たちにはここで命尽きてもらう」
 と、草薙 コロナ草薙 大和も廃墟の陰から出てきました。二人もまた、その風貌と言動から憑き人化したと見て間違いなさそうです。
 憑き人化し特異者たちの背後では、魔狼の群れが唸り声を上げながらアンネリーゼたちを睨んでいます。
「機関長、オレは一緒に戦っていながらあいつらを助けられなかった……このケジメ、オレに付けさせてください。あいつらのことは引き受けるんで、機関長は祠とそこのデケェ熊野郎を頼みます」
「わかりました!」
 大剣を抜き不敵な笑みで憑き人たちを見据えるヨアヒムに、アンネリーゼはシャティの手をぎゅっと握りながら頷きました。そして、特異者たちに声を上げます。
「皆さん、この場を制しなければ闇の者たちの目論見も見えず、シュミスの未来も暗いものとなってしまいます。共に戦いましょう!」

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

「DIABOLOS」第2部第1話
「過ぎたる罪、及ばざる正義」をお届けします。
ワールドガイドはコチラ

関連クエストは【10月3日】にリリース予定です。
関連クエストのリリースにあわせてシュミスの上級アバターが実装予定です。

■基本的な状況
 グランツの地下水路入口に出現した魔物を倒したアンネリーゼら執行者は、行方不明者の捜索と同時に魔物の移動経路と思われる水路の調査を始めます。水路の先が瘴気に満ちた廃村に繋がっていることを突き止めたアンネリーゼたちでしたが、廃村は闇崇拝者たちの拠点として使われていた形跡があり、そこには巨大な怪物だけでなく闇落ちし憑き人と化した四人の特異者たちもいました。
 闇崇拝者たちの目的は? ディアボロスの存在は? シュミスの未来は? ここで闇の力に屈しては、それら全てが謎のまま世界は再び闇の支配下に置かれるでしょう。
 アンネリーゼとヨアヒムは、この窮地を脱し現状を打破すべく、武器を手に取り戦うことにしました。


■憑き人について
ディアボロスの信奉者である『元人類』。
体が瘴気の塊でありフラクト以外の攻撃が通用しない点は他の闇の者と同様ですが、高い知性を持ち、姿は人間と変わらないため初見で見極めることは困難です。


■今回の敵

●大型の怪物
一見して巨大熊のような怪物です。
これまで瘴気から自然発生した魔物の類いとは異なるようですが、闇の瘴気を力の源としているため、フラクトによる攻撃でしか有効打を与えることはできません。
主に、鋭い牙や爪を生かし、巨体ならではのパワーを前面に押し出した攻撃をしてきます。
しかし、巨体でありながらその動きは俊敏で、瘴気を地面から噴出させる範囲攻撃も得意のようです。
この魔物は、廃村中心部にある壊れかけの祠から出る瘴気を糧としているため、祠を破壊しない限りいくら攻撃しても回復し、戦い続けることが可能です。
ガイドでもあったように、なぜかシャティに積極的に接近しようとします。

●魔物の群れ
狼のようなシルエットで、全身が黒く非常に俊敏です。
グランツの郊外に出現した魔物とよく似ていますが、今回は数頭しかいないようです。
一応実体はありますが瘴気の集合体でもあるため、憑き人と同じくフラクト以外の攻撃が通用しません。
主な攻撃手法は、野生の獣のように噛みつきやひっかき、体当たりなどですが、魔物であるため口から瘴気弾を飛ばすことができます。

●闇落ちしたPC
アフターシナリオ第2話で闇落ちしました
草薙 大和(SAM0007867)様
草薙 コロナ(SAL0017556)様
衛司・ヨハンソン(SAM0036471)様
ブリギット・ヨハンソン(SAL0071340)様
が敵軍勢の憑き人として登場します。
四名様とも特異者(執行者)ですが、闇落ち状態のため闇の力で戦います。


■闇落ち
「カルマの呪い」を受けているシュミーデは、身体能力・生命力・魔力が大幅に強化されていますが、その代償として治癒・回復手段を受け付けなくなっています。
この呪いは解除する事ができず、回復系のアイテムやスキルを使用する事ができません。
そしてシナリオ上で生命力・魔力が尽きる(実質的な死亡状態)となったPCは「憑き人」化し、次回シナリオで闇の軍勢の一員、すなわち敵となってしまいます。
憑き人化したPCは実質的なNPC扱いとなり、アクション内容に関わらず自発的な行動が事実上不可能となります。
ただし、特殊な加護のあるフラクトを持つPCのみこれを浄化し、失った自我を引き戻す事ができます。
※前回シナリオで憑き人化してしまった場合でも、シナリオ参加時にアクション内容を提出していただき、シナリオ内で憑き人化が解けた時は、記載いただいたアクション内容を実行することが可能です。
なお、憑き人としてのアクションを掛けること自体は可能です。



■各パート詳細
皆様の最終目的は
・大型の怪物を倒すこと
・憑き人化した特異者を奪還すること
です。
達成できなかった場合、憑き人化した特異者たちや怪物が村を出て近隣の集落を襲うなど、被害が拡大します。
また、憑き人化した方々は、救出されないまま憑き人の状態が長く続くと肉体が滅び、元の人間として生還できなくなりアバター死亡状態となってしまいます。


【1】大型の怪物を倒す 難易度:9
アンネリーゼとともに、大型の怪物を倒して下さい。
怪物の特徴は前述のとおりですが、瘴気を供給している祠を破壊しない限りこの怪物が倒れることはありません。
怪物の攻撃を捌きながら祠を破壊するには、ある程度役割分担や連携が求められるでしょう。

こちらのパートには、アンネリーゼとシャティが同行します。
また、数はそう多くありませんが、調査に同行していた他の執行者たちも皆様の求めに応じてサポートしてくれます。
ただし、彼らの能力は皆様に比べれば劣っていますので、過信は禁物です。

アンネリーゼは皆様と一緒に光の力で戦うことができますが、シャティは戦えません。
更に、シャティは何故か祠から出る闇の力に引き寄せられてしまうようで、目を離すとフラフラと無意識のうちに祠に接近してしまい、怪物の餌食となりかねない状況です。


【2】憑き人化した特異者を奪還する 難易度:10

憑き人化した四名の特異者を無力化し、浄化して救出して下さい。
四名様は、数はそう多くないものの魔狼の群れを従えており、囮にしたり攻撃の補助をさせたりと、何らかの形で戦闘に絡ませてきます。
それぞれが個々で戦うか、伴侶とペアで連携して戦うか、それとも四人で連携して戦うかは、四名様のアクション次第です。
ただ、共通しているのは、闇落ち状態であるため光の側にいる者たちには一切の容赦がないということです。
皆様への同情や慈悲の心は全くございませんので、皆様も本気で無力化に挑んでください。

こちらのパートにはヨアヒムが登場します。


■NPC紹介

ヨアヒム 性別:男性 シュミーデ 武器:大剣
 大剣のフラクトを扱うシュミーデで、カルマの呪いを背負っているにもかかわらず負傷を恐れず突き進む、豪胆で兄貴分な性格の持ち主です。
 誰にでも明るく気さくに接するムードメーカー的な存在で、暗い仕事が主な執行者たちの中ではやや異質な部類ですが、持ち前のコミュニケーション力で自然と周囲に溶け込めています。

アンネリーゼ 性別:女性 シュミーデ 武器:十字架
 救済執行機関エアレーズングの機関長である女傑。
 年齢は若いです、非常に落ち着いた性格をしています。
 基本的には組織を指揮する立場ですが、執行者としても強く、巨大な十字架を振り回して戦います。

シャティ 性別:女性 保護少女
 森に倒れていたところを執行者に保護された少女です。
 分かっているのは外見的な性別のみで、森を彷徨うより以前の記憶がなく本名をはじめ一切の素性がわかりません。
 保護されて以降アンネリーゼに名前をもらい面倒を見てもらっていたため、アンネリーゼのことを実の姉のように慕っています。


 皆様のご参加お待ちしております!

【2025年11月4日14:30変更】
リアクション公開予定日を【2025年11月11日】へ変更いたしました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。


【1】大型の怪物を倒す 【現在のMC参加人数:12】

9

【2】憑き人化した特異者を奪還する 【現在のMC参加人数:7】

10