クリエイティブRPG

スクラヴィア

リートリム島防衛線

リアクション公開中!

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リートリム島防衛線
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:スクラヴィア
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2024年12月16日公開!

シナリオガイド

ここが分水嶺! リートリム島防衛線を突破せよ!

シナリオ名:リートリム島防衛線 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム


 ――スクラヴィア、リートリム島、アルクティカ統合国軍拠点

 リートリム島はスクラヴィアという世界の中でも自然が豊富な島で、農作物や地下資源などを多く産出している島で、
 現在支配しているアルクティカ統合国の食料・エネルギー事情などを担う、非常に重要な拠点となっています。

 そんなリートリム島では現在、アルクティカ統合国軍とスクラヴィア連邦共和国の戦力が多く集っていました。

 ここまでの大小さまざまな戦闘によって、戦争が始まってからの勢力図は塗り替えられ、
 現在ではスクラヴィア連邦共和国が版図を大きく広げている状況です。
 そしてついに、スクラヴィア連邦共和国は最重要拠点とも言えるリートリム島への足掛かりを得たのです。

「今回の作戦は、これまでの島制圧に比べてかなり大規模な行動を取ることになるよ」

 民間ゲリラ“シュピーロイテ”レゼル・クーデルは、集まったスクラヴィア連邦共和国の兵士たちとのブリーフィングを開始しました。
 彼女の言葉を聞いた兵士たちは、緊張感を滲ませます。

「と言っても、やることはいつも通り。敵指揮官を討ち取るか、撤退させればあたしたちの勝ち。
 でも、ここはアルクティカ統合国にとっても最重要拠点だから、激しい抵抗が予想されるよ。
 追い詰められた獣を相手にしていると考えてね」

 アルクティカ統合国軍は戦闘の敗北を重ねたことで士気が落ちていると考えられますが、
 そんな彼らでもリートリム島だけは陥落させてはいけないという意識があるようで、
 現に敵の敷いた布陣からは凄まじい殺気と戦意が感じられる状況です。

「何よりもヤバいのが、敵方の指揮官に“蒼い雷光”アルス・ファングが配置されたこと」

 その名を聞き、兵士たちの間により一層強い緊張感が走ります。
 遂に、アルクティカ統合国軍最強のエースが出撃するのです。
 現状、スクラヴィア連邦共和国は優勢ではありますが、
 “蒼い雷光”アルス・ファングの出方によってはスクラヴィア連邦共和国は大きな損害を被り、
 形勢が変わることも考えられます。

「ひとつ対処を誤れば、大局ごと変えられるよ! みんな、絶対に気を抜かないように!」

 喝を入れるように、レゼルは強い言葉で兵士たちを叱咤しました。

△▼△▼△


「アルス・ファングか……」

 これから始まる戦闘を前に、スバル・ミシマは他の兵士たちと同様か、それ以上に緊張していました。
 元々民間人であった彼ですら、その名は知っているくらいです。

『呼吸を整えて、心拍数を元に戻しなさい。でも、その緊張感は維持して、“EL”がいるから大丈夫だから』

 彼の愛機“EL”はそんなスバルを落ち着かせます。しかし、そうは言ってもスバルは落ち着きません。
 どうすればアルス・ファングに対応できるか。そのことばかりを考えているようです。

『まぁ、いいわ……集中はしてるみたいだし。後は“EL”を信じて戦ってくれればいいから』

△▼△▼△


 ――アルクティカ統合国軍、リートリム島拠点、司令塔。

 アルス・ファング少佐は、司令塔を取り囲む形で布陣したスクラヴィア連邦共和国軍を見下ろし、戦の形を想像していました。
 彼の存在は、そこに配備されたというだけでスクラヴィア連邦共和国軍を戦々恐々とさせていますが、
 彼自身もまた、今回の防衛戦に不安を覚えていました。
 もっともそれは、この防衛戦に関してではありません。

(ヴェロニカは、統合国の希望だ……その護衛から外してまで、俺を配置する理由はあるのか?)

 アルスは歌姫ヴェロニカ・マリスの護衛として侍っていましたが、今回の大規模作戦の指揮官として急に配置転換されていました。
 彼の考えている通り、歌姫の存在は統合国の明日を左右するほど大きなものであり、最大の戦力で護衛するべきです。
 そのためアルスは、この作戦の指揮官に抜擢されたことで、上層部に不信感を抱いていたのです。

(もし、この作戦の裏でスクラヴィア連邦共和国がヴェロニカに向けて動いていれば……誰が守るというのだ!?)

 アルスの凄まじい怒りの感情が、殺気となって周囲に漏れています。
 幸い、その殺気は統合国軍にとって良い緊張感を維持するものとしてもたらされているようで、
 兵士たちの士気は極めて高くなっています。

(……集中しろ。ここでスクラヴィア連邦共和国を退けられなければ、どの道アルクティカ統合軍は危険な状況に追い込まれる)

 アルスは感情を抑え、目の前の戦場に集中します。
 そして、愛機のブラバムに乗り込みました。

(それに、『特異者』と言ったか。民間ゲリラ“シュピーロイテ”とは違う傭兵……彼らについても注意せねばな)

 アルクティカ統合国の上層部は、特異者の存在を察知し、その調査に乗り出していました
 報告された力量から、特異者の更なる調査をできるのはアルスしかいないと考え、今回の作戦の指揮官に選んでいたのです。

(……焦るな。一つずつ解決していけ、アルス・ファング)

 ここに、分水嶺ともいえる戦が始まろうとしていました。
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

クリエイティブRPG運営チームです。
『Fate of Conflict』のトリガーシナリオシナリオ「リートリム島防衛線」をお送りいたします。

▼シナリオ・アクションとは?
シナリオとは、クリエイティブRPGで発生している様々な事件やイベントが
「シナリオガイド」という小説で紹介されています。
このシナリオガイドもそのうちの一つとなります。

このシナリオガイドに掲載された情報を元に、
自分の行動を文章にまとめたものを「アクション」と言います。

シナリオ・アクションの書き方などについては

・マニュアルの「シナリオ」
・プレイガイドの「シナリオアクションの書き方(基本編)」もご覧ください。

■基本的な情報
さんぜんかいいきたねこの鍵穴と繋がった世界スクラヴィア
スクラヴィアでは、スクラヴィア(=宇宙)の諸島(=スペースコロニー)に住む“ノーブル”たちの国スクラヴィア連邦共和国が、
過去の戦争によって汚染したアルクティア(=地上)に住むために自らの身体能力や反射神経能力を強化したアルクティカ統合国の強化人種“エボリューショナー”との入植戦争を繰り広げていました。

スクラヴィア連邦共和国は、連勝を重ねてついにアルクティカ統合国軍の最重要拠点、リートリム島への侵攻を開始しました。
ここは元々スクラヴィア連邦共和国側の資源コロニーでしたが、奪われてしまった過去があります。
そのためスクラヴィア連邦共和国側はここを奪還できればどれだけの資源が確保できるかをよく理解しており、ここでの一戦は戦争を左右する分水嶺として、多くの戦力を送り込んでいます。

もちろん、アルクティカ統合国軍側にとっても最重要拠点のため、惜しみなく戦力をつぎ込んでいます。
といっても、ノイマン中尉やライナ中尉、バーチェ中尉といったエースクラスたちが撤退を余儀なくされており、
戦力は不足していると言わざるを得ません。
しかし、その中でアルクティカ統合国軍は切り札である“蒼い雷光”アルス・ファング少佐を指揮官として投入してきました。
開戦前はスクラヴィア連邦共和国優勢と見られていましたが、彼の存在でわからなくなりました。
それだけアルスは強力であり、彼の攻略は容易ではありません。

リートリム島の統合国軍基地は、司令塔を中心に、無数のトーチカの敷設された防衛線を築いています。
そのため、真正面から突撃しても司令塔に辿り着くことはできないでしょう。
司令塔に到達するためには、工夫が必要になります。



【1】防衛隊を引き付ける(陸空) 難易度:6(8)
スクラヴィア連邦共和国は、いわゆる“釣り野伏”作戦を取ろうとしています。
厚い防衛線を揺るがすために、敵軍を釣り出して少しずつ戦力を削っていくという作戦です。

しかし、敵軍には遊撃隊として“緑の壊し屋(クラッシャー)”ライナが出撃します。
目の前の防衛線に集中しすぎていると、思わぬ角度から彼女の急襲を受けることになるでしょう。
“緑の壊し屋”ライナと戦う場合、()内の難易度になります。
敵軍の主な戦力は、トーラナックⅡやスカイフォートレスなどが配置されているようです。
スカイフォートレスのアルバールは歌を唄って味方をサポートしたり、
PCを妨害してきたりするようです。

このパートには味方NPCとして“シュピーロイテ”のレゼル・クーデルとロゼッタ・ラウが登場する場合があります。


【2】アルスを誘き出す(陸空) 難易度:12(9)
タクティカルジャケット・ブラバムに乗ったアルスを誘き出すパートです。
しかし、アルスはスクラヴィア連邦共和国軍側の釣り野伏を見破っており、
そう簡単に誘い出されることはありません。
かといって、アルスの周囲には敵(イクス)が多数いる中でアルスの相手をするのは不可能に近いため、
少しでも周囲の敵戦力を削った上でアルスに相対する必要があります。
周囲の敵戦力と戦う場合、()内の難易度となります。

もしくは、アルスと特別な関係性を持つ者がいれば、あるいは何らかのアクションを起こしてくれるかも知れません。
現在、アルスは『特異者』と呼ばれる存在の調査も並行して行っているため、そこを突くのは有効かも知れません。

このパートには味方NPCとしてスバル・ミシマと“EL”が登場する場合があります。


【3】防衛線を瓦解させる(陸空) 難易度:9
釣り野伏やアルスの誘き出しによって乱れた防衛線を瓦解させるパートです。
防衛戦を一層ずつ攻略し、少しずつ司令塔に近付いて行っても、いつまで経っても司令塔には辿り着けません。
各所で行われる作戦行動の状況を判断し、どこから攻め込むのが最も効率的かを見極め、
一気に防衛線を崩壊させることで司令塔を目指します。
戦況を読む力と、ここぞというタイミングで叩き込むための高火力が必要となるパートと言えるでしょう。
司令塔にはフルムやタクティカルストライカー、スカイフォートレスが詰めています。
【1】パート同様、スカイフォートレスのアルバールは歌を唄って味方をサポートしたり、
PCを妨害してきたりするようです。

このパートには味方NPCとしてスカイフォートレスに搭乗したフラン・トキタが登場します。


【2024年11月21日18:15修正】
 リアクション公開日が正しい日付になっていなかったため修正を行いました。
【2024年11月15日10:40追記】
 【1】パート に追記を行いました。
【2024年11月15日16:30追記】
 【2】パート に追記を行いました。

【1】防衛隊を引き付ける(陸空) 【現在のMC参加人数:8】

6

【2】アルスを誘き出す(陸空) 【現在のMC参加人数:13】

12

【3】防衛線を瓦解させる(陸空) 【現在のMC参加人数:8】

9