バイナリアのトリガーシナリオ
『ダブルフェイスゲーム極東編 第四章』をお届けします。
周辺状況を扱った関連クエストが【11月5日(火)】に公開予定となっておりますので、そちらも合わせてご確認ください。
■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加されると、シナリオ参加アカウントごとに1つ、
「エージェントポイント」が課題でプレゼントされます。
※【11月6日(水)13:00】課題を実装いたしました。
また、シナリオで活躍された方やミッションチームにはチケットアイテム
「極東支部実績証」をはじめとした
追加報酬が出る事があります。
※アクション期間中に「極東支部実績証」の新しい交換アイテムを追加予定となっております、お楽しみに!
★ミッションチーム/コードネームについて
引き続き「ミッションチーム」「コードネーム」の申請が可能となります。
詳しい申請方法は
「こちら」をご確認ください。
■基本的な状況
ヴォストーク軍にアジトの所在を突き止められたA機関はアジトを放棄して、一度東トリスへと戻ってきていました。
アジトに腰を落ち受けたエージェントたちは、“神の力”をミンナに戻すことに成功すると、今後の動きを考えるために復活したミンナから事情を聞きだすことにします。
ミンナの口から語られた数々の話はどれも衝撃的なものでしたが、目下の問題としてはミンナの体に宿る“神の力”を世界へと還元せねばならないという事でしょう。
このままミンナが力を持ち続ければ、バイナリアを支える力が失われて世界そのものが滅びてしまうのです。
しかし、単純に力を抜き出しても、ミイラ化した時と同じで時間稼ぎにしかなりません。
ミンナから“神の力”を安全に取り除きつつ、同時に神の干渉を断ち切らなければならないのです。
その為には、直接神の下へと向かい神を討ち果たす必要があるのです。
Aの協力を得たA機関は、神のいる宇宙の果てへと向かう手段を得ますが、同時に神も地上に干渉しました。
既に傀儡となっているヴォストーク軍上層部を操ってウォローノフ大佐率いる、ヴォストーク軍を東トリスに向かわせると共に、“神の力”を得たことで干渉可能になった将軍の思考に干渉し、雌伏の時を過ごしていた純血同盟を決起させたのです。
世界の滅亡を阻止するためには宇宙へと向かい神と戦わなければなりませんが、二つの軍勢が戦闘を繰り広げ街が破壊されていく状況を見てみぬふりをすることも出来ません。
また、最終的にどちらが勝ったとしてもミンナの身柄を奪い、壁を消させようとすることでしょう。そうなれば神が完全復活することになり、宇宙での戦いで勝利したとしても世界の滅びを止める事は出来ません。
これらの状況を踏まえ、A機関はエージェントたちを二つの部隊に分け同時に対処することを選んだのでした。
■アクションパート
バイナリアのパブリックシナリオは、
状況に応じて「表の顔」と「裏の顔」を使い分けて参加するものとなっています。
アクションパートにはどちら向きか、あるいは両方問題ないかが記載されていますが、
こちらはあくまで推奨であり、強制するものではありません。
ただし、
表と裏両方に跨るアクションはダブルアクションとなりますのでご注意ください。
詳細はワールドガイドの
「★バイナリアのパブリックシナリオとアクションパート」をご覧下さい。
【1】【表裏】純血同盟に対処する 難易度:11
ミンナの拉致を行った将軍は、その護送中にミンナが持つ神性の魅力に囚われてしまい、他の囚人たちと同様にミンナを神聖視するようになりましたが、囚人たちよりも長い時間をミンナと過ごしたためにより強く崇拝しています。
看守としてヴォストーク収容所に潜入し、ミンナから“神の力”を分け与えられたあとはすぐさま東トリスへと帰還し、ミンナの身柄を確保するために、崩壊した純血同盟の生き残りを纏め上げていました。
やがて、ヴォストーク軍からミンナを奪還したA機関が東トリスへと戻ってきたことを察知すると、純血同盟を率いてミンナを狙って動き出します。
しかし、時を同じくしてヴォストーク軍も東トリスへと到達しました。狙いは同じくミンナであるため、純血同盟はヴォストーク軍を敵と見做し攻撃を開始します。
周囲への被害を一切考えていない戦いは、民間人を巻き込み町をも破壊するものであるため、将軍や純血同盟への対処を行うと同時に、民間人の避難や治療を行うなどのケアも必要になってくるでしょう。
民間人の避難・治療のみに限れば難易度は8となります。
純血同盟による攻撃が激しいため、こちらの難易度もやや高めとなっております。
・“将軍”
エージェントとも戦いを繰り広げたことのある純血同盟の幹部ですが、現在は事実上のトップとなっています。
様々な姿に変身できる能力を持っていましたが、それが“神の力”によって増幅されたことで、より強力かつ巨大な姿に変身する力を得たようです。
現在は、全長数十メートルはあるドラゴンの姿を取って、東トリス上空を飛行しています。
巨体に加えて、あらゆるものを切り裂く爪牙、鋼鉄をも凌ぐ竜鱗を持ち、地獄の業火を思わせる炎のブレスも吐けるようで、
かつて東トリスを震撼させた超竜ズメイの再来と言われるほどの圧倒的な戦闘力を誇ります。
なお、“神の力”を介して神からの精神干渉を受けている様で、ミンナに壁を消させることでミンナが神として君臨する世界が出来上がると信じ込んでいるようです。
・新生純血同盟
かつての戦いで敗れて散り散りとなった純血同盟の生き残りです。
人口種族のみで構成され、大半がヴァンパイアとライカンスロープとなっています。
将軍のカリスマによって再結集すると、神からの影響が波及し将軍の目的や動機に疑問を浮かべることなく、将軍の指示に従って決起しました。
生き残っただけあって精鋭が集まっており、以前よりも数は大きく減ったものの質は上がっているようです。
こちらのパートでは、小鳩、梟、ノウ・フェイス、カーミラ、D、ミンナが登場します。
小鳩と梟は表の顔で民間人の避難誘導を行い、ノウ・フェイスとカーミラは純血同盟の生き残りと戦います。
また、ミンナはアジトでDに協力して、神の力をバイナリアへ還元する方策を探っています。
【2】【表裏】ヴォストーク軍に対処する 難易度:11
神の傀儡となった軍上層部の指示により、ミンナ奪還に動き出したヴォストーク軍はウォローノフ大佐を指揮官として、強引に国境を突破、東トリスに侵入しました。
もはやなりふり構っていられないのか、ミンナ奪還のためには手段を選ばずといった様子で強引な手法でミンナの行方を追っています。
その途中で、同じくミンナの身柄を狙う純血同盟と鉢合わせし、そのまま戦闘状態へと突入しました。
ミンナの身柄確保が最優先であり、その為の障害排除にはあらゆる手段をとって構わないと指示が出されているため、周囲への被害に構うことなく強力な兵器を使って純血同盟との戦いを繰り広げています。
また、ミンナ奪還のあかつきには、その力を使って壁を消すようにという指示を受けている様です。
【1】と同様に、民間人の避難や治療を行うなどのケアも必要になってくるでしょう。
・ウォローノフ大佐
ヴォストーク軍を率いる司令官ですが、ドラゴンの姿をした将軍には自分しか対応できないと判断すると、指揮はジョゼフ・ガーミンに任せて最前線で戦っています。
生粋の“A”アンチとして知られる人物であり、遺産は一切持っていませんが、代わりに全身を最先端技術によって改造したサイボーグです。
テムーレンとの戦いで体の大部分が破損しましたが、スペアボディに切り替えると共に強化改修を施すことで、ドラゴンとなった将軍とも渡り合えるだけの戦闘力を獲得しました。
ウォローノフ自体は神からの影響は受けていないものの、軍人であるため上層部からの命令は絶対として与えられた任務を遂行しようとしているようです。
・“食人魔導士”ジョゼフ・ガーミン
ミンナから”神の力”を与えられて脱獄した後、ヴォストーク軍と秘密裏に接触して作戦参謀の地位に収まりました。
死霊術を扱う術師で、死者を蘇生させて知識を奪い、最後には食べていたという狂人です。
ミンナを崇拝しつつも、ミンナを食べる事を熱望しているようです。
今回の戦いでは、将軍の相手で手一杯のウォローノフに代わり、後方でドスペーヒ部隊を指揮して純血同盟と戦いつつ、ミンナの居場所を探っているようです。
統率の取れたドスペーヒ部隊は脅威であるため、ジョゼフを倒して指揮系統を混乱させる必要があります。
しかし、ジョゼフもまた”神の力”を与えられた一人であるため、単独の戦闘力も非常に高いと推察されます。
死者から奪った知識と、魔素干渉を組み合わせた”魔術”の数々は、現代兵器を凌ぐ威力を持つことでしょう。
・ドスペーヒ部隊
ヴォストーク軍の主力である黒いドスペーヒ部隊です。
兵装はこれまでと特に変更はありませんが、高い指揮能力を持つジョゼフが指揮を行い、緻密な連携をしているため脅威度はこれまでとは比べ物になりません。
また、数は少ないものの、【虎】や【フクロウ】など、動物を模した強化外装を装着した部隊長機の姿も確認されています。
こちらのパートでは、アユーナ、ママ、サンペイ、D、ミンナ、エキドナが登場します。
サンペイはまだ使い道があるとして”神の力”を抽出しておらず、その力を使って多くの人々に呼びかけ避難誘導を行います。
アユーナとママはドスペーヒ部隊への対処に当たりますが、そこにエキドナも居合わせています。
本来であればヴォストークとの全面戦争に突入してもおかしくない事態ですが、それもまた神の思惑であると考え、
A機関は東オデッサ軍に根回しし、国家保安局の特殊部隊チェルノボーグを動かすのみにとどめています。
エキドナはチェルノボーグの“大佐”の要請で復帰し、ドスペーヒの排除のために動きます。
また、ミンナはアジトでDに協力して、神の力をバイナリアへ還元する方策を探っています。
【3】【裏】宇宙で神と決着をつける 難易度:12
神は大戦期には革命軍を率いる「総統」という人物として顕現しており、“A”に敗れるとその力の大半を「壁」によって封印されることとなりましたが、完全に倒せたわけではありませんでした。
長い時をかけて復活を果たそうとしており、それが現代にまで続きます。
ある程度まで回復した神ですが、壁がある限り完全復活を果たすことができないため一計を案じ、表裏の関係にある異世界セフィロトから、同じく神の立場にいるミンナをバイナリアに呼び寄せ、ミンナを利用して復活を果たそうと目論んでいたようです。
その目的は成就目前まで迫っていましたが、エージェントの活躍によってミンナが意識を取り戻すと、その狙いがエージェントたちに露見してしまいました。
しかし、それもまた一興と気にしたそぶりを見せず、宇宙の果てでエージェントたちを待ち受けます。
・神
40代半ばほどの、精悍な顔つきをした軍人風の姿をしています。
本体は力の大半と共に「壁」の中に封じられているため、今回戦う相手はそこから分かたれた分霊のような存在となります。
どのような能力を持つかは一切不明ですが、バイナリアを創世した神というだけあって、この状態にあっても規格外の力を持っていることは確かでしょう。
死力を尽くして戦わなければならない相手です。
なお、こちらのパートは宇宙が舞台となり、宇宙服が無ければ活動そのものが不可能となります。
A機関が用意した宇宙服をレンタルすることも可能ですが、こちらは「宇宙で生存できるだけ」という代物であり戦闘には向きません。
より戦闘向きな宇宙服は、関連クエストにて入手可能となります。
また、ロケッティアは無重力空間での活動を行うため訓練しているので、宇宙での戦闘を他のアバターよりも優位に行う事が出来るでしょう。
パワードスーツであるドスペーヒや遺産のマクシム・Gも宇宙服の代替となるものの、地上に比べると性能は落ちる事となります。
※重汚染地域※
今回の戦場となる宇宙の果ては濃密な魔素に満たされた重汚染地域であり、対策が無い場合は著しい生命力の減少など、重度のペナルティが発生します。
こちらのパートでは、夜鷹、鶯、Aが登場します。
二人は神を倒すため、エージェントと共に全力で戦うつもりのようです。
Aは持ちうる技術の全てを使い、神の力を抑え込む事でエージェントたちの支援を行います。
■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなどPCが死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
ただし、NPCが死亡した場合はこの限りではありません。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
【2024年11月6日11:00追記】
【1】パートに追記を行いました。