「断琴の交わり:アフター」です。引き続き黒羽冴が執筆を担当します。
断琴の交わり
断琴の交わり―弐―
断琴の交わり―参―
御魂闘士~完結編~
御魂闘士~アフター~
の結果を受けた
肥護府のアフターシナリオとなっております。
戦闘は皆様やロノウェたちから仕掛けてこない限り、基本ないものとします。
★これまでのあらすじ
肥護府肥後に到着した御魂闘士たちは肥後中央にある八ノ城(やのしろ)にて、琴座の荒魂・琴月と遭遇する。
彼女によれば、肥後は“魔天七十二殺王”ロノウェによって落ち、肥後の民は肥前に避難したと言う。
御魂闘士たちは琴月に肥後の案内をしてもらい、彼女相手に軽い手合わせに付き合った。
その後、琴月が力を失ってしまったのはロノウェとの戦闘により身体から抜けていった何かのせいだと推理。
御魂闘士の一人である宝山 陽雄はこれを神の氣と仮定して、他の御魂闘士たちと捜索を開始。
浮土・菊海・優善の三箇所で琴月の氣を宿した物と思われる物に触れ、氣を回収する。
その頃、肥後北の岳鹿では敵の動向を探るべく動いている御魂闘士がいた。
しかし、彼らは“魔天七十二殺王”マルコシアスと遭遇してしまう。
彼女は御魂闘士二人の感情を奪わず、ロノウェを連れ戻す口実として彼らを利用することに。
その数日後、琴月たちは鍛錬と称してドッジボールに興じる。
だが、そこに肥後御魂隊が合流。琴月に対して連携攻撃を仕掛けてきた。
さらにマルコシアスたちもやってきて、“魔天七十二殺王”ロノウェが琴月に扮していたことが明かされる。
肥護城での最終決戦を繰り広げた御魂闘士たちはロノウェたちに勝利。
魔天神らとの戦いを終えて再び肥後へ戻ってくることになる。
★今回の基本的な状況
ロノウェたちがまだ滞在しているのもあって、肥後の民はまだ戻ってきていません。
奪還の知らせは彼らに届いていますが、狗涅国側と接触しないよう現在も雪香が取り計らってくれています。
そのため、店の営業再開や復旧・復興などはロノウェたちが帰ってからとなります。
観光で応援したい方、肥後の民による復旧・復興を手伝いたい方は狗涅国側のNPCとは関われませんので何卒ご了承ください。
狗涅国側のNPCに手伝ってもらうのも大丈夫ですが、その代わり豊穣神クシナダや肥後御魂隊含む肥後の民は一切登場しません。
復興アクションをかける方でNPCの手も借りたい方は、「狗涅国側」か「肥後の民」のどちらかを選択してください。
食材等は肥前から届いていますので、食べ物はある前提になります。
活動範囲は肥後限定ですが、
肥前の穀倉地帯に関するものでしたら肥前に行ってもかまいません。
★肥後各郡
■肥後北:岳鹿
肥護城がある地域です。
肥護城中央大手門一直線となっている中央通りは茶屋や料理屋、宿に見世物小屋と商いが豊富です。
西側に行くと山が近く、登山者のために湯屋と宿が併設されています。
普段、肥護城には入れませんが、復興関係であれば肥護城に入れるようになっています。
復興進捗として、肥護城が優先的に進められており、店などは個人に任せられている状態です。
■肥後中央:八ノ城
肥護城跡地がある地域です。
跡地の名残として石垣が残っていますが、その上に登れるようになっています。
肥後中央一帯と肥護城が望める景色となっており、花見の場として賑わうことも。
元城下町だったこともあり、岳鹿の次に賑わいのある街となりました。
こちらも岳鹿に負けず、商いが集っています。
復興進捗は岳鹿と同じで、民に委ねられている状態です。
■肥後東:菊海
肥前と接している地域です。
海沿い地域の一つということもあり、風景を楽しむための茶屋や宿があります。
海に沿う街道「肥後海路道」があり、住人には散歩道として旅人としては有名な道として知られているそうです。
土地柄生業を漁師としている者が多く住んでおり、海産物を扱った店も連なっています。
朝市で海産物を求める民たちは、まずここへ向かい、争奪戦に勝ちに行くらしいです。
復興進捗は漁船や漁に使う道具の修理が最優先になっています。
■肥後西:浮土
山が近いこともあり、自然豊かな土地として田園風景も広がっている地域です。
住んでいる民は農民や鍛冶師が多く、店も農具関係が多くなっています。
大きな湯治場はありませんが、自然にできたものが山にいくつかあるそうで、隠れ湯治場の地とも言われています。
民の一部には湯治場発掘を趣味に登山している者もいるそうです。
復興進捗は民家や屋敷の修繕・掃除を中心に進んでいます。
■肥後南:優善
熊襲川や海に接した地域です。
熊襲川があるため、米農家、酒造、農作物と食が絡むことが多く、飲食店や宿場が多いのが特徴となっています。
また、自然を利用した遊びが多く、熊襲川下り、上流部分での鮎釣りが親しまれている模様。
釣った鮎は自分で焼いたり、お店に持っていって好きなように調理してもらうこともできます。
復興進捗は菊海に近い状況で、漁関係の道具の修理が中心になっていますが、営業再開に向けた店の準備も進められています。
★各NPCの予定
彼らの基本スケジュールは以下の通りです。
皆様のアクションによっては、示された予定以外の行動も取ったりします。
宝山陽雄、夕夏、海熊、加藤雪香、炎春、豊穣神クシナダはロノウェたちが帰った以降もアクションをかけられます。
■“魔天七十二殺王”ロノウェ、文武座の和魂・宝山陽雄
食材などを自前で用意したのち、菊海にある茶屋で海を眺めながらお茶する予定です。
二人とも手合わせ可ですが、ロノウェは太陽神アマテルの陽の下にいる影響で実力の半分(難易度6)しか出せません。
陽雄はアバターレベル50の和魂となります。
■“魔天七十二殺王”マルコシアス
八ノ城にある肥護城跡地におり、そこから街並みを眺めているようです。
彼女との手合わせは可能ですが、ロノウェ同様実力の半分(難易度5)しか出せません。
ただ、本人は手合わせよりも甘い物をつつきながらおしゃべりする方が好きだったりします。
また、ボール遊びと魔物姿でのブラッシングも好きです。
■“殺王五人衆”朱雀、刀座の荒魂・夕夏、鯨座の和魂・海熊、肥護府国司加藤雪香、桜座の奇魂・炎春、豊穣神クシナダ
琴月の遺体を処理した数人の殺王闘士の案内を受け、米良市房山に向かいます。
琴月の死を目の当たりにした五人はちゃんとした墓を作る予定です。
墓を作ったのち、彼らは各地域で復旧・復興作業に入ります。
夕夏は浮土、海熊は優善、雪香は肥護城と岳鹿、炎春は菊海、豊穣神クシナダは肥前や八ノ城にて復旧・復興作業予定です。
豊穣神クシナダと朱雀以外手合わせも可能ですが、作業が一段落してからとなります。
朱雀は病み上がりなので用が済んだら、優善にある巨大船に戻って船内で過ごすそうです。
内容は以上となります。
彼らに何かありましたら、この機会にぜひお伝えいただけますと幸いです。