クリエイティブRPG

パーンチカ追撃戦

リアクション公開中!

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パーンチカ追撃戦
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:アトラ
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2023年06月28日公開!

【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
シナリオガイド

旧都庁ビルに潜伏するパーンチカを、今度こそ撃破せよ!

シナリオ名:パーンチカ追撃戦 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



“カオス”が振りまく滅亡因子に蝕まれ、崩壊の危機に瀕している“混沌の世界”アトラ。
カオス第一次危機(ファースト・クライシス)を生き延びた人類は、
世界の崩壊を防ぐべく『コスモス機関』を設立し抵抗を始めました。

ワールドホライゾンの特異者はコスモス機関に協力し、メディエーターとなって混沌の獣、
そしてその先のカオスそのものとの戦いに身を投じる事となりました。

旧渋谷区を支配していた第二種の特殊個体パーンチカ
その進化速度はコスモス機関の予測を超えており、戦いの中でメディエーターの力を吸収。
コスモスアームをも取り込み、応戦してきました。
追い詰めることはできたものの撃破には至らず、桐ヶ谷 遥が連れ去られてしまいます。

司令官である紫藤 安治はすぐに彼女の救出およびパーンチカ撃破のため、追撃部隊を編成。
パーンチカの行方を追い、潜伏先へと向かわせました。

■ □ ■


――新東京、コスモス機関本部。

「これより『パーンチカ追撃戦』を開始する。
 改めて、パーンチカと桐ヶ谷君の状況について伝える」

パーンチカは渋谷を離れ、新宿――旧都庁ビルに潜伏していました。
新宿は以前、『ボーダーレスガード』との共同作戦が行われたエリアです。
既に混沌の獣は掃討され、現在はコスモス機関によって浄化作業が進められています。

「パーンチカはコスモスアームを直接取り込むことで、無力化した。
 だが、その動力源が生み出すエネルギーが毒であることに変わりはない。
 滅亡因子の力で相殺できると思ったんだろうが、科学局の技術を舐めてもらっちゃ困るね」

シャオメイが現地のメディエーターにデータを送信しました。
パーンチカが渋谷から遠くまで行けず旧都庁ビルを選んだのは、コスモスアームを複数取り込んだのが仇となり、
エネルギーを中和しきれず、身体を蝕まれているためです。
そのため、その原因の特定と克服のために、邪魔の入らない場所を選んだようでした。

「桐ヶ谷君は今のところ無事だ。パーンチカは彼女を吐き出し、拘束している。
 どうやら直接、彼女の口から情報を引き出すつもりらしい」

パーンチカがいるのは原型をとどめている方の展望室である事も分かっていますが、
内部は崩落している箇所も多く、さらに建物の外側には混沌の獣と同じ性質を持つ木の根のようなものが這っており、
外から直接展望室まで伝っていくのも困難な状態になっています。

「外から直接乗り込むのは難しく、かといって闇雲に内部に突入すればパーンチカはビルを崩落させ、
 君たちをまとめて潰そうとするだろう。
 桐ヶ谷君の救出とパーンチカの撃破、両方を成し遂げるためにはクリアしなければならない条件がある」

一つ目、パーンチカに救出部隊の動きを悟らせない事。
二つ目、パーンチカを展望室より下層に動かす事。
三つ目、ビル外周の“根”を機能不全にする事。


「そして何より、捕まっている桐ヶ谷君自身もまた、パーンチカ撃破の鍵を握っている。
 いかにしてパーンチカの気を引き、そして反撃の機を見出せるか。
 ライトニング分隊には重い役目を任せることになるが、事前に伝えた通り、彼女の救出は君たちに主導してもらう」

陽動、救出、撃破。

これらを密に連携して行う必要があること、パーンチカの警戒心を緩める必要がある事から、
今回は普段よりも作戦に動員できる人員が限られています。
また、作戦の指揮も本部にいる安治が直々に行います。

『事前の打ち合わせ通り、“外”は儂が引き受ける。
 仮にパーンチカを倒せたとしても、あの“根”をどうにかしなければ、道連れにしようとしてくるじゃろうて』
『救出ができてあとは叩くだけ、ってなったらうちらの出番だね。
 まぁ、助ける前に戦わなきゃって状況になっても何とかできるようにするけど』

エースの榊(さかき)、そしてリベンジに燃えるエース分隊『アバンギャルズ』
――レベッカ・レッドグレイヴ森山 美玖猫柳 真緒(ねこやなぎ まお)の三人が、
安治の通信に反応を返します。

こうしてパーンチカ追撃戦の幕が上がるのでした――。

■ □ ■


――旧都庁ビル、展望室。

「煩わしい……だが、これを克服すれば、私を脅かすものはなくなる」

パーンチカは展望室から、港区の赤い電波塔に刺さる第一種を見つめました。
未だ目覚めてはいないものの、旧東京の支配者として君臨し、混沌の獣はそれに従うのが当然となっています。
しかし、パーンチカは第一種に自らが学習した力を共有するのを拒みました。

「“神”へ至るのではない。超えるのだ。そして私は――混沌を統べる真の支配者となる」

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『アナザーコスモス』のトリガーシナリオ
「パーンチカ追撃戦」をお届けします。
当シナリオは、「ロストシティ・オブ・ユース 後編」の結果、
行われることになったものです。
内容がパーンチカ討伐に絞られる事、作戦内容から通常のトリガーシナリオよりも定員が少なくなっております。
また、シナリオに先駆けトークイベントを行い、一部の方にはあらかじめ今回の作戦内容をお伝えしておりました。
「一部の方のみ参加可能」のトークイベントでの内容は、当シナリオのリリースをもって解禁となります!

アトラの特徴や独自ルールについてはワールドガイドをご覧下さい。
※『混沌の獣』に対抗できるのは現状「コスモスアーム」のみということもあり、
アトラを主舞台とするシナリオではアトラ以外のアイテム・スキルの使用に制限がかかった状態となっております。


招待について

「ロストシティ・オブ・ユース 後編」にてパーンチカに連れ去られた桐ヶ谷 遥(SAM0001072)様、
桐ヶ谷様が組んでいたライトニング分隊の方々、
当ガイドリリース時点でコスモス機関にエース認定されている方々に招待を出させて頂いております。
※参加費はご負担となります。何卒ご了承下さい。

なお、桐ヶ谷様およびライトニング分隊の方々はパート選択に制限がございますので、
こちらも併せてご了承下さい。



■シナリオの報酬について

『アナザーコスモス』のパブリックシナリオでは、一定の功績・成果を挙げた方に「コスモス機関特別手当」のプレゼントが行われます。
こちらは種類や個数に応じて「専用武装開発」の素材や設計図等と交換が可能となるアイテムです。

また、シナリオの活躍によっては素材や設計図を直接、その他シナリオ由来のプレゼント等が行われる可能性があります。

※分隊を組んでいる場合、分隊員の一人が活躍すれば分隊員全員に配布されます(一アカウントにつき一つ)
ただし功績品の内容によっては個別判定となる場合もあります。


■基本的な状況

旧渋谷エリアを支配していた第二種の特殊個体『パーンチカ』。
本や映像記録などを取り込むことで人格らしきものを得るに至ったパーンチカは、
更なる知識と力を求め施設内の資料を収集しその行きつく先として“神の力”を求めるようになりました。

メディエーターとの死闘の末に追い詰められるものの、
戦いの中でメディエーターの力を学習し、さらにコスモスアームそのものを取り込むという荒業も実行します。
さらには“神の力”をちらつかせて挑発したメディエーターをも直接取り込もうとし、
そのまま連れ去ってしまいます。
しかしコスモスアームを直接取り込んだものの、完全にエネルギーを中和し切れずにその体は蝕まれ、
近場への避難を余儀なくされました。

潜伏場所に選んだのは新宿、旧都庁ビル。
渋谷エリアと並行し大規模な調査、掃討が行われたばかりであり、呼び寄せられる手勢はありません。
そのためパーンチカはビルの外周に滅亡因子から生み出した“根”を張り巡らせ、籠城しています。
ビルの内部は至る所が崩壊し、侵入してきてもビルごと破壊する事ができる状態のため、
パーンチカは傷を癒しつつ、捕えたメディエーターから神に関する情報と力を引き出そうとしています。

安治はパーンチカが手負いである事、思考が人に近づいている事から、それを利用する事で隙を突けると判断。
表向きの動きは旧都庁ビルを包囲しての撃滅作戦としつつ、
密かに救出部隊を向かわせ、パーンチカの不意を突こうとしています。

★司令部(紫藤 安治)との連絡について
今回の追撃戦は安治が直接指揮を執っており、現地にはいませんが、通信での連絡は可能です。
【1】~【3】いずれのパートでも通信可能ですが、通信手段は必要となります。



【1】旧都庁ビルの“根”に対処する  難易度:6

旧都庁ビルの外側に取りついている根は、近づいて来るものを自動的に迎撃するほか、
混沌の獣と同様に滅亡因子を撒き散らしているため、高い汚染・浸食能力を持ちます。
旧新宿区は重汚染区域ではないものの、同等の対策があった方が良いでしょう。

この根はビルを守ると同時に破壊するためのものであるため、活動を鈍らせることができれば、
注意を引き救出作戦が進めやすくなるだけでなく、パーンチカのビル破壊を防ぐことにもつながります。
また、対策自体は必要となりますが、パーンチカと戦う際の足場としても使えるようになります。

こちらのパートには榊が登場します。


【2】救出作戦を実行する  難易度:8

※便宜上分割していますが、実質的には【2】は【3】の一部となります。
桐ヶ谷 遥様、およびライトニング分隊はこちらの選択をお願いいたします。
なお、専用パートというわけではないため、他の方も選択は可能です。


パーンチカに気付かれないようビル内部に侵入し、桐ヶ谷様を救出。
その後、パーンチカを展望室から下層まで叩き落とすことまでできれば作戦成功ですが、
そこまでできずとも桐ヶ谷様が自由になれば目的自体は達成となります。

展望室は地上約200メートルで、内部の崩落状況から、一切気付かれずに上るのは不可能に近いです。
このため、タクトのドローンやロボットを上手く使う必要があるでしょう。

パーンチカは一度取り込んだ桐ヶ谷様を分離し、話せる状態で拘束しています。
武器こそ取り込んだままですが、それが毒となって体を蝕んでいる事から、
それも分離する可能性があります。

★桐ヶ谷様の状態について
パーンチカに飲まれ滅亡因子に汚染されていましたが、体外に吐き出された事、
一緒に取り込まれていたコスモスアームのエネルギーの作用もあり、ある程度回復した状態となっています。
ただし開始時点では武装なしのため、スキルは問題なく使えるものの自力で拘束を解くのは困難です。
また一時的に中和され毒・汚染も脱していますが、パーンチカのすぐ近くにいるため、再びかかる危険はあります。



【3】パーンチカとの決着をつける  難易度:7

【2】の結果に関わらずパーンチカとの戦いに移行する事になりますが、
【2】が成功しなかった場合、難易度が9に上がります。


パーンチカは手負いの状態ですが、メディエーターの力(スキル)を学習しており、
取り込んだコスモスアームを含め、熟練のブレイブの戦法を取れるようになっています。
特に厄介なのが「インターセプトサークル」で、奇襲・不意打ちにも即座に反応することができます。

技を身に着け戦い方が洗練された一方で、渋谷での戦いを乗り越えた自負からやや増長しており、
メディエーターたちより自分の方が技を使いこなせると過信しています。

なお、パーンチカはまだコンカラーの存在を知りません。
いずれ獣の力に人間が手を出すという予感こそありますが、
滅亡因子がもたらす破壊衝動を克服できるとは考えておらず、ただ獣に成り果てるだけだと思っています。

『アバンギャルズ』(レベッカ・レッドグレイヴ、森山 美玖、猫柳 真緒)はこちらのパートに登場します。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

【2023年6月7日 追記】
「★司令部(紫藤 安治)との連絡について」【2】の「★桐ヶ谷様の状態について」を追加しました。
また、【1】の一部文章を調整しました。【1】パートの内容自体に変更はありませんのでご安心下さい。

【1】旧都庁ビルの“根”に対処する 【現在のMC参加人数:17】

6

【2】救出作戦を実行する 【現在のMC参加人数:8】

8

【3】パーンチカとの決着をつける 【現在のMC参加人数:15】

7