クリエイティブRPG

ジーランディア

ロボティクスウォー・アフター

リアクション公開中!

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ロボティクスウォー・アフター
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ジーランディア
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2023年07月03日公開!

シナリオガイド

鐵皇国、ルミナス王朝、自由都市連盟が元の世界へ戻る準備を進める中、特異者との送別会が始まるが――

シナリオ名:ロボティクスウォー・アフター / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



――戦乱渦巻く“機神(ロボット)の世界”ジーランディア

ジーランディアでは『鐵皇国』『ルミナス王朝』『自由都市連盟』の三国が、
大陸の中央にある天を貫く塔「ガドラスティア」を巡って争い、混迷を極めていました。

異世界からジーランディアに様々なものを呼び寄せ、時にジーランディアから送り出すガドラスティアの力は、
ワールドホライゾンにとっても注目すべきものであり、
泥沼化した戦況を変え、塔の謎に迫るべく三国に介入する事となります。

ワールドホライゾンの特異者たちと共にガドラスティアに辿り着いたのは、鐵皇国と自由都市連盟でした。
ガドラスティアには“ヒルコ”と呼ばれるこの世界を創った存在がおり、
彼女は“生物を創造する権能”を持っていなかったことから、
鐵皇国とルミナス王朝、そして自由都市連盟をこの世界へ呼び寄せたことが分かりました。

その身の上を聞いた鐵皇国の現皇帝・覇道 鼎と、
ヒルコの複製であることが分かった鼎の軍事顧問ル・フェイがこの世界に残る事になり
(ヒルコを神と奉る“白き静謐”とル・フェイの悪友である“クラッシャーレパード”の2人もですが)、
ヒルコは三勢力全てを元の世界へ戻すことを約束します。
※グランドシナリオ『ロボティクスウォー~完結編~』参照

しかし、ワールドホライゾンとのゲートが通じているのはあくまでジーランディアであり、
三国の元の世界とは通じていません。
そのため、三国が元の世界へ戻れば、ワールドホライゾンの特異者たちも会う術がありません。
そこで、三国はそれぞれ、協力してくれた特異者たちとの送別会を開くことにしたのでした――。

△▼△▼△


 ――鐵皇国、鐵の城

 現皇帝である鼎がジーランディアに残ることは、鐵皇国の人々に多少なりとも衝撃を与えました。
 しかし、元の世界では既に二百年以上が経過しており、新たな皇帝が擁立されていることは容易に想像できます。
 そこへもう一人の皇帝が現れれば、日本における南北朝時代のように、二人の為政者による戦乱が起きてしまうと危惧した鼎は、遠戚である香取 蔵恵を自分の名代として指名し、モノノフたちからの信頼が厚い“鹿島祓流”の師範・鹿島 雷迦をその後見人にすることで、ジーランディアに残るモノノフたちをなくすことに成功しました。

 また、戦功を挙げた、鐵皇国に協力している独立連隊の連隊長や特異者たちと評定を行い、

「送別会はお祭りを行いたいと思いますの」
「お祭り?」
「はい、わたくしとル・フェイはジーランディアに残りますが、蔵恵や雷迦は元の世界へ戻りますので、楽しく送り出したいと思っておりますわ」

 と、ル・フェイに評定の結果を知らせました。

「で、具体的には何をするの?」
「鐵皇国のお祭りといえば山車ですわ。各地域ごとに個性的な山車を造り、ぶつけ合うのですわ」
「荒っぽいけど楽しそうね」
「後は鐵皇国のご馳走を振舞ったり、モノノフたちが大鐵神に演武を捧げる武道会なども行いたいと思いますの」

 鐵皇国の山車は“喧嘩祭り”のようで、各駐屯地ごとに素体は用意され、素体を装備品で飾り付けて個性を出し、それらをぶつけ合うようです。
 また、大鐵神、特に至天神は鐵皇国の人々にとって神のような存在であり、戦争が激化していない時は、大鐵神に演武を捧げる武道会も行われていました。
 加えてアバターアイドルのライブが行えるよう、舞台も用意するとのことです。
 三国が戦う理由が無くなった今、鼎はこれらで特異者たちをもてなそうとしていました。

「!? ……鼎、悪いけど、大鐵神・増長、借りられるかしら?」
「え!? ええ、大鐵神・増長はル・フェイを気に入られておられるようですから大丈夫だと思いますが……」

 ル・フェイの突然の申し出に、ただならぬ雰囲気を感じた鼎はそう答えました。

「至天神クラスの大鐵神なら、ギガボルテクスカノンも撃てるはずよね。ちょっと野暮用ができたから、特異者の方は鼎たちに任せるわ。傷は癒えているはずだから、前程には戦えないだろうけど、“クラッシャーレパード”の2人も使っていいわよ」

 彼女はそう言うと、大鐵神・増長が格納されている倉庫へ走っていきました。

△▼△▼△


 ――ルミナス王朝、スプレンダ・ルミナス城

 国王バルタザール・ルミナス率いるルミナス王朝軍は、ガドラスティアに辿り着くことは出来ませんでしたが、鼎の配慮もあって元の世界へ戻れることになりました。
 「終わり良ければすべて良し」と国王バルタザールは思っているようで、念のため、ジーランディアに残留したい希望者を募りましたが、全員が帰還を希望しました。
 また、戦功を挙げた、ルミナス王朝に協力している独立連隊の連隊長や特異者たちとミーティングを行い、

「となると、特異者たちとの送別会は派手にやらないとな。久々にカーニバルをするぜ」

 と、国王バルタザールは結論付けました。
 カーニバルとはルミナス王朝で不定期に行われているお祭りのことです。ベグライターたちによるジョストのトーナメントや、プリーストの聖歌隊による歌などが披露されています。

「そういや、特異者たちとガチで戦ったことは無かったからな。強ぇ奴とやり合えるのは、何歳になってもワクワクするぜ」

 国王バルタザールは御年32ですが、少年のように瞳をキラキラと輝かせながら、特異者たちとのジョストを楽しむ気満々でした。

『私ハ他ノシュヴァリエト交流会ガシタイ』
「大丈夫だユリアーヌス、その辺りも抜かりはねぇよ」
『ソレハ良カッタ。デハ、中庭デ交流会ノ準備ヲシナクテハナ』

 国王バルタザールの相棒であり、意志を持つシュヴァリエ・ユリアーヌスの言葉に、彼は頷きました。
 特異者が所有するシュヴァリエの中にも意思が芽生えたものがおり、特異者たちからもそういったシュヴァリエ同士の交流会が提案されていたのです。
 ルミナス王朝がジーランディアに来て以降、意志を持つシュヴァリエはほとんど増えませんでしたが、特異者が協力して以降劇的に増えています。ある意味異常事態ではあるのですが、それだけ戦いが激化し、特異者たちとシュヴァリエが縁を結んだ結果とも言えます。

△▼△▼△


 ――自由都市連盟、首長都市フリーダムシティ

 盟主アリス・エイヴァリーと特異者たちが自由都市連盟の首長都市フリーダムシティへ生還すると、拍手喝采で迎えられた。
 ガドラスティアへ辿り着いたのは二番目とはいえ、ヒルコの計らいで元の世界へ戻れることになったからである。
 デキムス市長をはじめとした“白き静謐”はヒルコのいるジーランディアに残るようですが、それ以外の自由都市連盟の都市と人々は満場一致で元の世界への帰還を希望しました。

「特異者との送別会は、アバターアイドルのライブと食事会、それとアーマードスレイヴの開発会になりました」
「……そうか。お前は後者で忙しくなるだろうからな。前者は俺が仕切ろう」

 盟主アリスは戦功を挙げた、自由都市連盟に協力している独立連隊の連隊長や特異者たちとブリーフィングを行い、そこで決めた送別会の内容を、私的に雇っている護衛の“カウンターソルジャー”マッシュに告げると、彼からそんな返事が返ってきました。
 彼は“まろん☆ぐらっせ”というアバターアイドルを推しており、アバターアイドルのライブに呼ぶ気満々のようです。

「アーマードスレイヴの開発会は開発会で大変だと思うがな」
「特異者の皆さんとお会いできるのはこれで最後ですから、最後くらい浪漫アーマードスレイヴの一機や二機あってもいいとは思いますよ。もちろん、物に限度がありますが」

 現行の自由都市連盟の技術の最高点は「アーマードスレイヴ(急襲型)」と「アーマードスレイヴ(強化型)」ですが、鹵獲したパルサークレフテスから何らかの技術を得ているようですので、もう少し浪漫が詰め込めそうです。

△▼△▼△


 ――ガドラスティア

「ゲルベル!? シュペンナー!? マンジュリカ!? ほかのふくせいじんしも、どうして……」
「……」
「……」
「……」

 ガドラスティアは、ゲルベルの駆るパンツァークレフテスと、シュペンナーの乗るティーゲルクレフテス、マンジュリカが操るシュツルムクレフテス、そして特異者たちの複製人士が操縦するパルサークレフテスの攻撃を受けていました。
 ガドラスティアはヒルコの本体であり、攻撃を受けるたびに彼女の身体に激痛が走ります。
 ヒルコは必死にマンジュリカたちに呼びかけますが、創造主であるはずのヒルコの言葉には耳を貸さず、ガドラスティアへの攻撃を続けています。
 アーガマクラフテスがガドラスティアを守っていますが、その巨体と無人が仇となり、ゲルベルたちを上手く迎撃できていません。

「こんなこともあろうかと、秘密裏に“カースコマンド”を仕込んでおいて正解でしたね。今の彼女たちは私の支配下にありますので、ヒルコさんの声は届きませんよ」

 ガドラスティアへの直撃を受けるたびに、激痛にのたうち回るヒルコに聞こえてきたのは、聞き覚えのある男性の声でした。

「やまもと……だいこく……どうして? あんなにしんせつにあたしにいろいろとおしえてくれたのに、どうして、こんなことをするの?」
「おや、言っておりませんでしたっけ? 私は商人をしておりまして、扱っている品物は兵器類なのです。戦争が起きないと私の商品は売れません。その点、ジーランディアは三国とも私の商品を買って下さいましたが、戦争が終わってしまえばこの世界とヒルコさん、あなたにはもう用はないのですよ」
「そんな……あんなにやさしくしてくれたのに……」

 出会った時と変わらない、にこやかに笑みを浮かべたまま、山本 大國はしれっととんでもないことを告げました。
 その内容に、大國に全幅の信頼を置いていたヒルコは目を見開き、大粒の涙を流します。

「どうやら、ガドラスティアを破壊すればあなたの“権能”を奪えるようですからね。出来損ないの“蛭子”とはいえ、神話級アバターを欲している人は三千界にごまんとおりますから、最期まで役に立てますよ」

 大國がヒルコの顎を掴み上げようとした時、一筋のパルスビーム弾が二人の間を横切っていきました。
 そこにはパルス・アサルトビームマシンガンを構えたル・フェイの姿がありました。

「……どうして……?」
「どうしってて、あたしはあんたの複製だから、何となくだけど、あんたの状況が分かるのよ」
「これはこれは、騎兵隊が到着しましたか。しかし、ヒルコさんがご自身の複製を造られているとは、些か計算違いでしたね」

 ル・フェイはヒルコと大國の間に割って入ります。
 ですが、大國は余裕の表情を浮かべています。少なくともシュペンナーと特異者たちの複製人士は彼の手の内にあります。
 片や、ヒルコはアーガマクラフテス、ル・フェイはギガボルテクスカノンを搭載した大鐵神・増長と、戦力差は明らかだからです。

『“義を見てせざるは勇無きなり”。故に我、大鐵神・増長はル・フェイに力を貸した。人の想いは、願いは、時として実力や計算を凌駕する。ゆめゆめ忘れぬことだ』
「くっくっくっ、まさか大鐵神(ロボット)に説法をされるとは思いませんでしたよ。ですが、想いや願いだけでは戦力差は覆りませんよ?」
『この大鐵神・増長を甘く見てもらっては困る!』

(……ル・フェイ)
「!?」

 大鐵神・増長へ乗り込むル・フェイの脳裏に、ゲルベルの思念ともいうべき声が聞こえてきました。

(残念だが、私をはじめ、シュペンナーもマンジュリカも自分の身体をどうすることもできない。この“仮初めの命”を断って欲しい。本当の私たちはとうに存在していない。お前なら、ヒルコ様の複製であるお前なら、この気持ちが分かるはずだ)
「そうね……分かったわ」

 大鐵神・増長は真・飛龍鉞を振るい、ゲルベルの思念を聞いたル・フェイはギガボルテクスカノンを放ち、複製人士たちの包囲を突破してアーガマクラフテスと並ぶと、ガドラスティアを守る構えを見せたのでした。


△▼△▼△


 三国が、それぞれ協力してくれた特異者との送別会を準備する中、その裏ではガドラスティアでヒルコの権能を巡る戦いが行われていました。
 爽やかに元の世界へ送り出すか、それともル・フェイと共にヒルコを助けるか。
 全ては特異者のアクション次第です!
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。


『ロボティクスウォー』のトリガーシナリオ
「ロボティクスウォー・アフター」をお届けします。

本シナリオはグランドシナリオ『ロボティクスウォー~完結編~』の後の話となります。
最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、上記シナリオやトリガークエスト「ロボティクスウォー」第一~二十一話をご覧頂ければ幸いです。

また、関連クエストが【2023年5月16日】に公開予定です、お楽しみに!

今回のトリガーシナリオは一本の公開となっており、その中から参加したい陣営を選んで頂く形となります。
シナリオガイドは共通ですが、内容は各国で異なります。

ジーランディアの特徴や独自ルールについてはワールドガイドをご覧下さい。


■アクション締切について
本シナリオはアクション締切が【2023年5月25日10:30】と通常より長くなっております。


■独立連隊について
本シナリオは各国ごとに「出来る内容」が細分化されております。
そのため、各独立連隊の連隊長か副長が参加しており、且つ独立連隊の称号を表示していれば、独立連隊員と見なさせて頂きます。
ただし、独立連隊の戦功についてはパートごとに区切らせて頂きます。


■シナリオに参加すると
リアクション公開後、

鐵皇国に協力すると「鐵皇国茶器」
ルミナス王朝に協力すると「ルミナス王朝勲章」
自由都市連盟に協力すると「自由都市連盟表彰状」

といった各国の交換アイテムが、シナリオの活躍に応じでプレゼントが行われる可能性があります。


※※ご注意ください※※
ジーランディアは三千界の大世界の中でも、異世界の力への拒絶反応が強く、
他世界のアイテムやスキルが十分な力を発揮できないどころか、
パートによっては使用自体ができなくなっています。

ただし、今回に限り、【1】~【3】パートで、且つアバターアイドルとして活動する時のみ、ヒロイックソングス!(【プネウマ】)やアーク、ユーラメリカのスキルなどが使用可能です。
そのため、本シナリオではスキルや装備制限はかかりませんが、
上記の条件以外で他世界のアイテムやスキルを装備していても使用できませんのでご注意ください。



マーケットで購入可能なアイテムの他、
ジーランディアのトリガークエストやクエストで入手可能なアイテム、

フェロー第1弾『三国での出会い』※ソルジャー・スチールライナー向け
フェロー第2弾『武人の鐵刃』※モノノフ・ガジェットドクター向け
フェロー第3弾『若騎士の台頭』※ベグライター・スチールライナー向け
フェロー第4弾『覚醒する三つの力』※聖調霊王・キュイラシェ・プロスペクター向け
フェロー第5弾『ガドラスティア攻略!!』※ジーランディアの全アバター向け

で入手可能なフェロー等をご利用・ご活用ください。


■各パートについて
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり
不採用となる場合がございます。ご注意ください。

なお、今回に限り、同じパート内であれば、MCとLC1名まで別行動を取ることが可能です。
例えば、【1】パートであれば、

MC:武道会に参加する
LC:独立連隊の山車を引く

が可能となります。
ただし、最大でMCとLC1名までであり、それ以上は基本的に通常のルール通りとなりますのでご注意ください。



【1】鐵皇国の送別会に参加する(皇国) 難易度:1(5~16)

鐵皇国の送別会はお祭りが開催され、以下の3種類が主な内容になります。

・喧嘩祭り
各駐屯地ごとに山車の素体が渡されるので、各独立連隊ごとにジーランディアの装備品で飾り付けを行い個性を出し山車を作成し、ぶつけ合います。
独立連隊に所属していない場合、MC3名以上のGA(グループアクション)を組んでいれば、山車の素体を貸与されます。
陰陽師(スチールライナー)、覡・巫女(ガジェットドクター)以外のスキルは使用できず、
純粋に山車と山車のぶつかり合いがメインになります。
最後まで残った山車を持つ独立連隊には「鐵皇国茶器」が授与されるようです。

・武道会
鐵皇国では、お祭りの際に大鐵神達に演武を奉納する習わしがあり、武道会が開かれます。
100m四方のフィールドを舞台にモノノフと聖調霊王が互いの技を競い合います。
PC同士で戦うことも可能ですが、NPCを指名して戦うことも可能です。
指名できるNPCと難易度は以下の通りです。“クラッシャーレパード”の二人もル・フェイの代わりに参加しています。

・辻月 牡丹/難易度5:“鹿島祓流”の薙刀の使い手。
・ニウィス・ルイナ/難易度6:ツインビームダガーを使用するプロスペクター。射撃戦がメインであり、近接戦は得意ではない。
・トゥルボー/難易度7:ヒートマチェットを愛用する近接戦に長けたプロスペクター。
・覇道 鼎/難易度8:“鹿島祓流”の抜刀術の使い手。
・紀乃 刀児/難易度10:大和の穢土から招聘された客将。“鹿島祓流”の速の剣と抜刀術を習得している。
・香取 蔵恵/難易度11:“鹿島祓流”の剛の剣の使い手。
・鹿島 雷迦/難易度16:“鹿島祓流”の現師範。モノノフと聖調霊王の全技を使えるが、中でも速の剣に長けている。

・ライブ
武道会が終わった後になりますが、舞台をそのまま利用してアバターアイドルのライブを行うことが可能です。
また、客席でよければ、武道会中に、応援を目的としたライブを開催することも可能です。


【2】ルミナス王朝の送別会に参加する 難易度:1(5~16)

ルミナス王朝の送別会はカーニバルが開催され、以下の3種類が主な内容になります。

・ジョスト
元々は「槍試合」で、基本的にシュヴァリエに搭乗し、100mの直線を駆け、すれ違い様に相手に武器を“先”に当てた方が勝ちとなります。
武器は槍以外でも可能ですが、シュヴァリエ・アーチャーといった射撃系シュヴァリエは、レンジMに入った段階で攻撃可能となります。
また、シュヴァリエ以外のサイズLのルミナス王朝で複製された機動兵器(喪悲漢等)に乗っても構いません。

ベグライターやキュイラシェには「機馬」と呼ばれる機械でできた馬が貸し出されます。
これに騎乗して100mの直線を駆け、すれ違い様に相手に武器を“先”に当てる試合になります。
貸し出される「機馬」の性能は基本的に同じですが、
『クエスト&マーケットキャンペーン』では「フェアード」と呼ばれる駿馬の機馬が、
『アイテム交換(ジーランディア)』では「シュルテス」と呼ばれる軍馬の機馬が、
それぞれ交換可能となっています。
駿馬や軍馬ですので、通常の機馬より場慣れしていると言えるでしょう。


PC同士で戦うことも可能ですが、NPCを指名して戦うことも可能です。
指名できるNPCと難易度は以下の通りです。

・エマ(シュヴァリエ・ナイト)+機馬/難易度5:国王バルタザールが将来性を期待する、クロススピア使いのキュイラシェ。
・クライブ・ノーマン(喪悲漢)+駿馬/難易度7:喪悲漢を愛機とする、イエロースピネルトマホーク使いのベグライター。
・セフィナ(シュヴァリエ・パラディン)+軍馬/難易度9:国王バルタザールが目を掛けている、マジックウィップソードを使うキュイラシェ。
・ルゥ(シュヴァリエ・アサシン)+機馬/難易度11:ユーラメリカから招聘された客将。デュアルデスサイズを使い、類稀な反射神経で大半の攻撃を見切って回避する。
・バルタザール・ルミナス(シュヴァリエ・ハイパーアークロード)+軍馬/難易度16:10年間無敗を誇る、剣と斧の二刀流のルミナス王朝最強のキュイラシェ。

なお、シュヴァリエの修理はユーラメリカから招聘されたバットが行うので、安心して思いっきり戦ってください。

・ライブ&食事会
アバターアイドルのライブを行うことが可能です。
また、ジョスト中に応援を目的としたライブを開催することも可能です。

加えて、食事会が催され、ルミナス王朝の料理が振舞われます。
特異者の意向で、“白き静謐”のデキムス市長が呼ばれています。

・意思を持つシュヴァリエの交流会
バルタザールの相棒であるシュヴァリエ・ユリアーヌスは意思を持つシュヴァリエですが、
他にも今回の戦いを経て意思を持ったシュヴァリエが多く現れたことから、
ユリアーヌスは意志を持つシュヴァリエ同士の交流会を開きたいと思っています。

場所はユリアーヌスが花を育てているスプレンダ・ルミナス城の中庭になります。
ハイパー化したシュヴァリエを所有されている方のみが参加できますが、
「自分のシュヴァリエにこんなことを話させたい」と希望するアクションを掛けてください。


【3】自由都市連盟の送別会に参加する 難易度:1(9)

自由都市連盟の送別会はアバターアイドルのライブをメインに、以下の内容が開催されます。

・ライブ&食事会
アバターアイドルによるライブが開催され、自由都市連盟をはじめ、各国にLIVE配信されます。
正体不明の人気アバターアイドル“チェシャーキャット”や“まろん☆ぐらっせ”、“レインボー・詩織”に“アレニエ・サントノーレ”、“汀太夫(なぎさたゆう)”等、名立たるアバターアイドルたちがこぞって参加します。
また、山下 悟朗もこのライブのプロデューサーとして参加しています。
題目は

『特異者たちに振る舞う料理』

となっており、各アバターアイドルは料理を作って(もしくは作る様子を配信して)、PCたちに振る舞います。
PCも作る側・食べる側に参加することが可能です。

・新型アーマードスレイヴ提案会
※こちらはジーランディアの「パブリックシナリオ」に5本以上、且つ「グランドシナリオ」に参加し、
 全て「自由都市連盟」に協力していたPCしか参加できませんのでご注意ください。
※なお、グランドシナリオは「参加」されていれば「不採用」でも問題ございません。


盟主アリスか招聘された特異者で、アーマードスレイヴの技術をほぼ修得したジェーン・モースタンに新型アーマードスレイヴを提案できます。
基本的にはアーマードスレイヴですが、武装を提案することも可能です。

採用された場合、後日、「自由都市連盟表彰状」との交換などで入手可能となる予定です。
ただし、必ず採用されるわけではございませんので、何卒ご了承ください。
また、採用者へのプレゼントもございません。

今回に限り採算度外視の「浪漫機体」を提案することも可能ですが、
能力に応じて装備レベルが決まるので、
浪漫が高すぎると現行のアバターレベル以上のアーマードスレイヴになる可能性もあります。
なお、こちらのみ難易度「9」となります。ご留意ください。

ご提案には以下のテンプレートをご使用ください。
案はおひとり様(=一アカウント)1つまでとさせて頂きます。

●アーマードスレイヴの場合
・アーマードスレイヴ名(○○型など最大4文字程度)
・説明(コンセプト等300字以内でご自由に)

●武装の場合
・武装名(最大15文字程度)
・説明(300字以内)

「なぜそのアーマードスレイヴ・武装を提案するのか」が明言されていれば、説得力を持たせる事ができるかもしれません。


【4】ガドラスティアを防衛する(皇国・王朝・連盟) 難易度:9

ヒルコと和解した三国でしたが、“死の商人”山本 大國は、ヒルコの神話級アバター「蛭子」の権能

『生物・無生物問わず、自分の世界に召喚する』
『生物・無生物問わず、複製する』


を奪おうと、複製人士を操ってガドラスティアの破壊を行おうとしています。
用意周到な大國は、“カースコマンド”と呼ばれる呪詛を秘密裏に複製人士たちに仕込んでおり、
複製人士たちは今はヒルコの制御下から外れ、大國の手駒とされてしまっています。

ヒルコの複製であるル・フェイは、直感的にヒルコの危機を知り、鼎から借り受けた大鐵神・増長に無理矢理ギガボルテクスカノンを搭載し、ガドラスティアの防衛に当たっています。
また、たまたま搭乗者のいなかったアーガマクラフテスもガドラスティアの防衛を行っていますが、
こちらは至天神レベルの自立行動は取れないため、実質、ル・フェイが防衛を行っている状態です。

皆さんはル・フェイから連絡を受けており、ガドラスティアへ駆け付けることが可能です。
なお、ルミナス王朝に招聘されたクロト・アーマースミスと、自由都市連盟の客将深谷 サキもル・フェイからの連絡を受け、それぞれビランダー型飛空艦とアーマードスレイヴ(強化型)でPCたちと同タイミングで駆け付けるようです。

ガドラスティアを攻撃しているのは

パンツァークレフテス:サイズLL/ゲルベル
ティーゲルクレフテス:サイズLL/シュペンナー
シュツルムクレフテス:サイズLL/マンジュリカ
パルサークレフテス:サイズL/京・ハワード(SAM0057290)様をはじめとした生き残った特異者たちの複製人士

となっています。

『パンツァークレフテス』は全体的に丸みを帯びた形状で実弾兵器を弾きやすく、
両肩に前後一門ずつ遠距離攻撃が可能な砲を装備しており、手にレーザー系のライフルを持ってます。

『ティーゲルクレフテス』は実弾の銃弾を斬り裂く斬鉄剣と
両肩にブラスター砲を持つ女性型のフォルムをしたガドラスガードのオリジナル機動兵器です。

『シュツルムクレフテス』は人型形態と戦闘機形態へ可変可能なガドラスガードオリジナル機動兵器で
特に戦闘機形態の飛行速度は、ジェミニケーターで複製した異世界の戦闘機より速いようです。
近接戦ではパイルドライバーを、遠距離では12連装マルチプルミサイルを使用します。

『パルサークレフテス』ガドラスガードのオリジナル機動兵器の中では一般兵的な扱いで、
実弾とビームを切り替えられるライフルを装備しています。
陸上・水上(水中)・空中共に苦手な地形がなさそうで汎用性の高い機体です。

なお、クラフテスシリーズは全て飛行可能です。

京・ハワード(SAM0057290)様の複製人士が、生き残った特異者たちの複製人士の指揮を執っているようです。
その戦闘スタイルは、効率重視で思い切りが良く、
複製人士といった理由から代えが利くので、撃破のためがあれば敵味方ごと撃つことを躊躇いません。
また、やられた振りや挑発したり、相手に応じた性格を使い分けて罠に嵌めるなど、
厄介極まりない戦い方を得意としており、
正義執行の目的のためなら手段を選びませんが、引き際は弁えているようです。

こちらのパートにはNPCル・フェイ(大鐵神・増長inギガボルテクスカノン)、クロト・アーマースミス(ビランダー型飛空艦)、深谷 サキ(アーマードスレイヴ(強化型))が登場する場合があります。


■【1】【2】パートの対戦者について
「このNPCと戦いたいが、名前がない」場合、お手数ですがユーザーサポートの「シナリオ」宛までお送りください。
基本的に「パブリックシナリオ」「トリガークエスト」に登場した「名前のあるNPC」であれば指名することは可能です。
ただし、「プライベートシナリオ」に登場したNPCは指名できませんのでご了承下さい。


■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
ただし、NPCが死亡した場合はこの限りではありません。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

【2023年6月30日14:40 変更】
リアクション公開予定日を『2023年7月3日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【2023年6月26日12:40 変更】
リアクション公開予定日を『2023年6月30日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【2023年5月17日18:30追記】
【2】【3】パートに追記を行いました。

【1】鐵皇国の送別会に参加する(皇国) 【現在のMC参加人数:7】

1

【2】ルミナス王朝の送別会に参加する(王朝) 【現在のMC参加人数:12】

1

【3】自由都市連盟の送別会に参加する(連盟) 【現在のMC参加人数:6】

1

【4】ガドラスティアを防衛する(皇国・王朝・連盟) 【現在のMC参加人数:50】

9