クリエイティブRPG

カルディネア

小王女の決断

リアクション公開中!

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小王女の決断
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:カルディネア
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2023年02月17日公開!

【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
シナリオガイド

神聖セレスティア皇国の支配を受け入れようとしているリュクセール王国! 小王女はそれに抗う!

シナリオ名:小王女の決断 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



●エルツベルム
 エルツベルムの中央にそびえ立つ王宮の周りは、リュクセール王国軍と神聖セレスティア皇国軍がそれぞれ半包囲するように対峙していました。
 中ではレイテノール王国の第一王子マークフェルド・レイテノールと、キャストニア王国の第一王女ソラン・キャストニアが、それぞれ副官であるカレン・シャルロアシェスタ―・エオストレを伴って、エイブラム王宰相カシウスとの会談に臨んでいました。

「カシウス殿から打診があったが、リュクセール王国は我が神聖セレスティア皇国の保護国となる事に相違ないな?」
「はい、“私”としては相違ございません」

 マークフェルドの言葉に、宰相カシウスは“私”という言葉に力を込めて答えました。

「……ですが、リュクセール王国は議会制を採っております。ですので、これから議員に緊急招集を掛け、リュクセール王国が神聖セレスティア皇国の保護国となる事を承認させて頂きます」
(なるほど、ね。この男、時間を稼ぎ、リュクセールが独立した方が良いか、皇国に与した方が良いか、推し測る気のようね)

 続く宰相カシウスの言葉に、ソランは半ば睨め付けながら彼を見ていました。
 リュクセール王国は国王が立法権を有していますが、法案等は各地の有力貴族たちで構成される議会の審議が必要となります。
 そうすることで国王への権力の集中を制限していますが、今回はそれを逆手に取ったのです。

「は、母上、怖いのだ……ふえ、ふえぇぇぇぇぇん」
「大丈夫ですよ。あなたは宰相カシウスや四将軍、わたくしが守りますから安心なさい」

 その眼力を目の当たりにしたエイブラム王は、玉座にしがみ付いて泣き出してしまいます。
 そばに控えていた母親であるアンネローゼ大妃が優しい言葉を掛けて宥めます。

(……ユーフォリア王女殿下であったなら、あの程度で泣き出すことは無いでしょう。エイブラム王、気を確かにお持ちください)

 ロニキス・バアトルがソランの視線を遮るように、さり気なく立ち位置を変えます。
 しかし、彼の頭の中には、トロージャンの城壁に立ち、自ら指揮を執るユーフォリア王女の姿が思い浮かんでいました。
 慌てて顔を横に振り、考えを打ち消します。

「どのくらいで返事は頂けそうか?」
「ひと月もあれば」
「……分かった。ではひと月後に改めて返事を聞かせてもらおう。我々がサンブルカスやカッサを手に入れていることはお忘れなきよう」
「もちろんです。ただ……ガスパール要塞はまだ健在ですので」

 海での戦いでは敗北を喫したリュクセール王国軍でしたが、ガスパール要塞はクローディア・レノンと、駆け付けたユーフォリア王女、そしてシルヴィヤンカをはじめとする傭兵やナイトアカデミー生徒による防衛と、ヴォルデ・リースの「流星(アマツナガレノホシ)」によって突破は食い止められていました。
 宰相カシウスはさり気なく釘を刺しつつ、マークフェルドとソランとの会談を終えるのでした。

「ルドガーの言うように、神竜の加護が無くなったのは事実だったが、流星(アマツナガレノホシ)の使い手がいたのは誤算だったな」
「敗因は私の指揮にあるわ。あなたはサンブルカスとカッサを手に入れたじゃない」
「あれがこちらに向けられていたら、立場は逆になっていたさ」

 エルツベルムの王宮から出ながら、二人はそんなことを話していました。
 マークフェルドもソランも、それぞれ海と陸からリュクセール王国を陥落させようとしていたのです。
 ですが、ユーフォリア王女とシルヴィヤンカの奮戦、それとヴォルデの流星(アマツナガレノホシ)が彼らの計算を狂わせたようです。

「二人ともお疲れさん。今のところ、6:4で、リュクセールは皇国の保護国になるようだ」

 二人を出口で出迎えた陽気なメディウス・ロスク諸国人、シンバロウ王国の第一王子ルドガー・シンバロウがそう告げました。
 彼は特務機関“ブランコスモス”で常に貴族たちの動向を収集していました。

「あと一押し、といったところだな。ガスパール要塞が陥落しなかったのが響いているか」
「アヴォインあたりを落とすのはどうだ? 今度はタイラーの空軍にも出てもらうから、ガスパール要塞を超えてカムベラクルを奇襲する方法も採れるぜ?」
「しかし、それだとサンブルカスからの補給路が間に合わないから、補給が続かないわ」
「なぁに、奴さんら『流星(アマツナガレノホシ)があるから大丈夫』だと思っている節があるからさ。あんな魔法、ポンポン撃てるはずがないし、今のところリュクセールの空軍はフェゼルシア天馬騎士隊のみのようだ。しかも、エイブラム王とユーフォリア王女は仲が良くない。カムベラクルへの奇襲は丁度いい“脅し”になるんじゃないか?」

 ルドガーと彼の副官であるタイラー・シュタイナーは、グリフォンを駆る神聖セレスティア皇国の空軍です。しかも彼は“ブランコスモス”によってリュクセール王国の内情や、宰相カシウスやエイブラム王の人となりを詳しく知っています。
 軍事力で強く押せば、宰相カシウスが議員たちを説得し、保護国になる、とルドガーは踏んでいるようです。

「……懸念があるとすれば、ユーフォリア王女とシルヴィヤンカだな」

 彼はソランを見ながらそう告げました。
 ルドガー個人としては、武力の面ではマークフェルドよりソランの方を買っています。ですが、そんなソランに一歩も退くことなく象徴として指揮を執り続けたユーフォリア王女と、生ける伝説の傭兵シルヴィヤンカの存在は、神竜の加護が失われたリュクセール王国の兵たちを鼓舞したのは間違いありません。

「まぁ、汚れ仕事は俺様の分野なんでね。二人は好きなだけ武勇を取ってくれ」



●ガスパール要塞
 ソラン率いる神聖セレスティア皇国陸軍を撃退した後、ユーフォリア王女シルヴィヤンカはガスパール要塞に留め置かれていました。
 ソランや副官のシェスターこそ不在ですが、ガスパール要塞の前には神聖セレスティア皇国陸軍が布陣しているからです。

「そうか! ジェイムスたちは無事救出されたか!」

 捕虜収容所から叔父であるジェイムス・レノンたちが救出された旨を、早馬ならぬ早ペガサスで聞いたユーフォリア王女は年相応の笑顔を浮かべました。王女であってもまだ8歳の女の子なのです。

「お父様が……」

 一方、実の父親が救出されたとはいえ、投獄されていた以上、クローディアの心境は複雑です。
 今の彼女はリュクセール王国に仕える将軍であり、実の父とはいえ、エイブラム王ではなくユーフォリア王女に与しているジェイムズとは相容れられないのです。
 ただ、先の戦い以降、ガスパール要塞の兵たちに明らかな変化が見られるようになりました。
 皆、ユーフォリア王女を王女として敬っているのです。

「これが王になるべくして生まれた者の、あるべき姿だ。少なくともユーフォリア王女はリュクセール王国のために戦っている。それを蔑ろにはできないだろう」
「王になるべくして生まれた者のあるべき姿……」

 議会による正式な手続きを踏んで王に即位したエイブラム王と、王や宰相カシウスに逆らいつつもリュクセール王国のために常に陣頭指揮を執り続けるユーフォリア王女。
 どちらが正しい王族の姿なのか、シルヴィヤンカの言葉にクローディアは分からなくなっていました。

「ご報告いたします! 神聖セレスティア皇国軍に動きがありました!」

 その考えを打ち消すように、伝令の兵が息急き立ててやってきます。
 何でも、神聖セレスティア皇国空軍がガスパール要塞を通り越して行くというのです。
 弓矢による応戦は行っていますが、今度は布陣した神聖セレスティア皇国陸軍からも弓矢による攻撃がガスパール要塞へ行われているのです。

「奴ら空軍を動かしたか!? ガスパール要塞の先にはカムベラクルがある。シルヴィヤンカ殿、防衛をお願いできないだろうか」
「もちろん、そのつもりだ。私は傭兵だからな」

 深々と頭を下げるクローディアに、シルヴィヤンカは真剣な面持ちで頷くと、紅玉団に出撃を命じるのでした。


●ソヴェンナ
 宰相カシウスは議会に緊急招集を掛けました。
 サンブルカスとカッサといった沿岸の都市を神聖セレスティア皇国を押さえられ、本当に神竜の加護は失われてしまっています。
 それは事実上、千年王国の崩壊を意味しており、いつアヴォインやエルツベルムが狙われてもおかしくなく、宰相カシウスとしては良い条件のうちにリュクセール王国を完全に神聖セレスティア皇国の保護国にしたいと考えています。

 一方で、貴族の間ではガスパール要塞で神聖セレスティア皇国陸軍を撃退したユーフォリア王女を推す声も上がっています。
 先程ルドガーが“ブランコスモス”に調べさせたように、6:4に原因はそこでした。

「……後、一押し、すれば……」

 シルヴィヤンカに仕える召使パリサティスを借り、貴族への働きかけを根強く続けるアイゼル夫人の元へ、投獄されていたジェイムズたち、元ラブセン16世の賢臣たちが集まりつつありました。

「あなたたち……」
「我々もお力添えいたします。宰相カシウスとエイブラム王は間違った方向へリュクセール王国の舵を切ろうとしている。それだけは何としても止めねばなりません。そして新たな道標こそユーフォリア王女殿下だと確信しております」



 神竜の加護を失い、宰相カシウスの独断で神聖セレスティア皇国の保護国になる口約束をし、矛先をかわしたリュクセール王国。
 しかし、議会が招集されれば、それは現実のものとなってしまうかもしれません。
 一方で、ユーフォリア王女はシルヴィヤンカと傭兵、ナイトアカデミー生徒たちと共にカムベラクルへ向かい、神聖セレスティア皇国の空軍を迎え撃つことになります。

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『新約カルディネアの神竜』の軍事のメインシナリオ
「小王女の決断」をお届けします。

参加受付期間は【2023年1月5日10:30】までとなっております。

本シナリオのシナリオガイドをお読みいただければアクションを掛けられるようになっていますが、

ティザーサイト
ワールドガイド
アバター一覧(『新約カルディネアの神竜』)
軍事シナリオ「小王女の出陣」のリアクション
冒険シナリオ「一縷の希望と萌芽する絶望」のリアクション


をお読み頂くと、現状がより分かりやすくなると思います。

また、

スペシャルフェロー『恐怖に打ち勝つ輝く力』

フェローをご活用いただくことでキャラクターを強化し、
新たなスキルやアイテム、クラスを入手することも可能です!

なお、関連クエストが【2022年12月27日】に公開予定です。
お楽しみに!


■シナリオ・アクションとは?
シナリオとは、あなたが冒険している世界で発生している様々な事件やイベントが
「シナリオガイド」という小説で紹介されています。
このシナリオガイドもそのうちの一つとなります。

このシナリオガイドに掲載された情報を元に、
自分の行動を文章にまとめたものを「アクション」と言います。
このアクションは、やりたい事を一つに絞って書くようにしましょう。

シナリオ・アクションの書き方などについては

・マニュアルの「シナリオ」
・プレイガイドの「シナリオアクションの書き方(基本編)」 / 「シナリオアクションの書き方(発展編)」

こちらご参考になりますのでぜひご覧いただければと存じます。

最初ですのであまり難しく考えず、ご自身が楽しめることを第一に、
一つ、自分が何をしたいのかを明確にした上で、アクションを書いてみましょう。


■シナリオへの招待について
・ユーフォリア王女親衛隊
・フェゼルシアの領土が下賜
・サンエイム領の領土が下賜


された方につきましては「招待」を出させて頂いております。

また、本シナリオで活躍されると、上記のような報酬が得られる場合があります。
奮ってご参加ください!


■基本的な状況
世界の中心、カルディネアと呼ばれたリュクセール王国。
神竜の加護によって守られ、千年もの間平穏を保ち、千年王国として世界に名を馳せていました。

その間も領主や豪族の領土争いや大規模な盗賊団の襲撃など、小競り合いはありましたが、
リュクセール王国を統治する代々の国王によって悉く鎮圧され、戦争には発展しませんでした。

また、代替わりによって悪政を布くようになった領主が現れたりしましたが、
各地の有力貴族たちで構成される議会や、特に“賢王”と名高い国王ラブセン16世が諫めることで、
領民が虐げられることを回避してきました。

しかし、ラブセン16世が急逝し、宰相カシウスが実権を握ると、
その平穏な日々が少しずつ崩れようとしています。

側室アンネローゼ妃の一子エイブラム王子は、戴冠式を経て国王として即位しました。
ですが、PCたちの働きかけもあり、「エイブラムは王に相応しくない」と考えたユーフォリア王女は戴冠式を欠席し、
エイブラム王と対立している状態にあります。

そんな中、神竜の加護によって守られていたはずの千年王国の平穏が破られる出来事が起こります。
今まで神聖セレスティア皇国の進軍を阻んできた神竜の加護が消えてしまったのです。

ユーフォリア王女はシルヴィヤンカや傭兵・ナイトアカデミー生徒と共に、
ガスパール要塞で神聖セレスティア皇国陸軍の侵攻を食い止めることに成功します。
一方で海軍の侵攻は食い止められず、サンブルカスやカッサといった沿岸都市を奪われてしまいます。

宰相カシウスはリュクセール王国が神聖セレスティア皇国の保護国になると口約束をして時間を稼ぎつつも、
議会を招集して承認を取り付け、本当に保護国にしてしまおうと思っているようです。

母アイゼル夫人と助けられた叔父のジェイムズ・レノンたちユーフォリア王女派の臣下は、
それを食い止めるべくソヴェンナで議員たちの説得を行います。
ガスパール要塞で神聖セレスティア皇国陸軍の進軍を食い止めたユーフォリア王女の名声は
エイブラム王派であった貴族たちを動かし始めているのです。

また、神聖セレスティア皇国空軍がガスパール要塞を超えてしまい、カムベラクルへ侵攻を始めました。
こちらはユーフォリア王女とシルヴィヤンカが即座に対応し、カムベラクルへ援軍として向かっています。

カルディネアの地に住まうあなた(PC)は
ユーフォリア王女やシルヴィヤンカに協力して神聖セレスティア皇国の空軍を迎え撃つこともできますし、
アイゼル夫人やジェイムズに協力して、エイブラム王の議員たちの切り崩しを行うこともできます。

あなたの行動(アクション)一つ一つがやがて、世界を変えるかもしれないのです!


【1】エイブラム王派の切り崩しを行う 難易度:5
ガスパール要塞で神聖セレスティア皇国陸軍を撃退したことで、
ユーフォリア王女の人気は高まりつつあります。

それは貴族(=議員)たちの間でも同様に広がっており、
“ブランコスモス”が調べたところ、6:4にまで上がってきています。

母アイゼル夫人と、PCたちに助け出されたジェイムズ・レノンたちは、
宰相カシウスがリュクセール王国を神聖セレスティア皇国へ売り渡さないよう、
エイブラム王派の議員たちへの切り崩し工作を行っています。

皆さんもこちらに参加して頂き、エイブラム王派の議員をユーフォリア王女派へ引き入れてください。

大抵の議員はアイゼル夫人やジェイムズたちが顔繋ぎをしてくれるので、

「ユーフォリア王女派になるメリット」

を提示してください。

1点注意ですが、相手は議員=貴族ですので、
いくらアイゼル夫人やジェイムズの紹介でも傭兵は相手にされません
最低でもナイトアカデミー生徒で、子息令嬢・騎士・自由騎士・重戦士といったクラスでなければ話を聞いてもらえませんのでご注意ください。


6:4をひっくり返すことができれば、宰相カシウスがリュクセール王国を売り渡すのを防げるかもしれません。

こちらのパートには、NPCアイゼル(天馬騎士)、パリサティス(戦闘召使)、ジェイムズ(近衛騎士)、アスター(自由騎士)が登場する場合があります。


【2】カムベラクルを防衛する 難易度:6(10)

ユーフォリア王女率いる「フェゼルシア天馬騎士隊」やシルヴィヤンカと傭兵団「紅玉団」と共に、
神聖セレスティア皇国の空軍からカムベラクルを防衛します。

カムベラクルは草原に位置する牧歌的な街で、動物の育成に力を入れていることから、
動物たちが逃げない柵がある程度で、防御力は無いに等しいです。

神聖セレスティア皇国の空軍はグリフォンライダーで形成されており、
ペガサスより飛行速度こそ遅いものの、安定した飛行と防御力、そして勇猛さを持っています。

指揮するのは神聖セレスティア皇国の陽光の騎士タイラー・シュタイナーで、
齢54歳でありながら未だに現役であり、
神聖セレスティア皇国の現皇帝アレクサンドロス・ユヴォルフ八世の信頼も厚い「職業軍人」です。

グリフォンはロングボウといったレンジLL以上の弓矢でなければ届かない高度を飛べる上に、
ショートボウ程度の弓矢では傷つけても墜落することはありません
グリフォンライダーは以下の編成となっています。

・グリフォンライダー(騎士/槍):兵力100/総合戦闘力1500(相当)
・グリフォンライダー(弓):兵力100/総合戦闘力1500(相当)
・グリフォンライダー(魔法戦士):兵力100/総合戦闘力1500(相当)


通常の兵士と戦う時は難易度6ですが、
タイラーの駆るグリフォンと戦う時は難易度10となりますのでご注意ください。

なお、シルヴィヤンカと傭兵団「紅玉団」(総合戦闘力1000)、
ビスキーとラオプティーアで結成されたビスキー傭兵隊(総合戦闘力500)、
ユーフォリア王女のフェゼルシア天馬騎士隊(総合戦闘力500)、
もそれぞれ防衛に当たります。
※「紅玉団」はガスパール要塞に半数を残して来ています。

相手は空を飛んでいますので、いかに「地上で戦わせるか」がカギとなるでしょう。

こちらのパートに成功すると、フェゼルシアの領土が下賜される可能性があります。

こちらのパートには、NPCユーフォリア王女、シルヴィヤンカ、ビスキー(傭兵)が登場する場合があります。


【3】アヴォインの水軍戦に参加する 難易度:9(7)
※こちらのパートは基本的に「エイブラム王派」のパートとなります。
 ただ、ユーフォリア王女側のPCもいち傭兵やナイトアカデミー生徒として協力することは可能です。


マークフェルド・レイテノールは宰相カシウスの返事を急かすために、
蒼海騎士(オーシャンナイト)のカレン・シャルロアに命じてアヴォインへの攻撃を行います。
アヴォインを落とされると、エルツベルムは目と鼻の先になってしまうことから、
宰相カシウスも防衛線を得意とするロニキス・バアトル将軍を派遣しています。

また、アヴォインは商人により自治が行われていますが、
マークフェルドは神聖セレスティア皇国が支配しても自治権は認めると裏工作をしているようで、
アヴォイン側からの私設軍の派遣はありません。

前回、不正規戦を得意とするエンオウ将軍が破れたことから、
ロニキスは水上と陸上にそれぞれ兵を配置し、神聖セレスティア皇国の水軍を撃退するようです。

・神聖セレスティア皇国水軍:兵力1000/総合戦闘力6000
・リュクセール王国水軍:兵力500/総合戦闘力2500
・リュクセール王国陸軍:兵力500/総合戦闘力2500


海軍の指揮に関しては、蒼海騎士のカレンの方が上手いようで、
水上で戦う場合難易度9となります。
PCのクラスが海賊や船長(義賊)で、自身の船やバリスタ(船舶用)を装備している場合、難易度7となります。
また、上陸した水軍と戦う場合も難易度7となります。

神聖セレスティア皇国の水軍の船を一定数沈めたりできれば撤退していき、アヴォインは守られます。
しかし、失敗した場合、アヴォインは神聖セレスティア皇国が制圧してしまうので注意してください。

こちらのパートに成功すると、サンエイムの領土が下賜される可能性があります。

こちらのパートには、NPCロニキス(神弓手)が登場する場合があります。


■「冒険者(探究者)」の総合戦闘力について
「総合戦闘力」にカルディネアのメインアバターのアバターレベルが加わります。
これにより、兵を率いられない「冒険者(探究者)」も「軍事シナリオ」で戦うことは可能です。

ただ、一騎当千の総合戦闘力をお持ちでも、
数(=物量)に押し切られてしまう場合がありますのでご注意ください。


■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
また、敵によってはメインアバターだけではなく、サブアバターすら機能停止に陥らせる場合があります。

ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

【1】エイブラム王の切り崩しを行う 【現在のMC参加人数:10】

5

【2】カムベラクルを防衛する 【現在のMC参加人数:26】

6

【3】アヴォインの水軍戦に参加する 【現在のMC参加人数:12】

9