クリエイティブRPG

ジーランディア

反撃の狼煙!

リアクション公開中!

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反撃の狼煙!
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ジーランディア
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2023年02月01日公開!

【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
シナリオガイド

特異者たちとの作戦会議を経て、“白き静謐”への反撃の狼煙が上がる!

シナリオ名:反撃の狼煙! / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



――戦乱渦巻く“機神(ロボット)の世界”ジーランディア

ジーランディアでは『鐵皇国』『ルミナス王朝』『自由都市連盟』の三国が、
大陸の中央にある天を貫く塔「ガドラスティア」を巡って争い、混迷を極めていました。

異世界からジーランディアに様々なものを呼び寄せ、時にジーランディアから送り出すガドラスティアの力は、
ワールドホライゾンにとっても注目すべきものであり、
泥沼化した戦況を変え、塔の謎に迫るべく三国に介入する事となります。

ワールドホライゾンの特異者たちと共にガドラスティアに辿り着くのは、果たしてどの国になるのか――。


△▼△▼△


 ──鐵皇国、リキニウスの街

 リキニウスの街先の自由都市連盟との戦いで勝利した鐵皇国の勢力下に入った街です。
 元々、内海を挟んで自由都市連盟の進軍の中継拠点として造られていたためか、補給物資は潤沢にありました。
 加えて、現皇帝・覇道 鼎は鐵皇国の勢力下に置いても、街の人々の暮らしを鐵皇国のものに強制するつもりはなく、街の名前も特に変えていません。
 そのためもあってか、リキニウスの街の人々は、鐵皇国に対して概ね好意的に接してくれています。

「“白き静謐”の勢力を削ぎますわ」

 鼎は特異者との会談を経て、リキニウスの街の北西に位置するイストモス半島への進軍を、家臣団に告げました。

「釕の砦から北上するのではなく?」
「ええ」

 疑問を呈したのは、家臣の一人にして、鼎と同じくモノノフの流派『鹿島祓流』を修める姉弟子の辻月 牡丹(つじつき ぼたん)でした。
 釕の砦は国都・鐵の城の防衛拠点として建てられたものですが、北には“白き静謐”の勢力範囲と、自由都市連盟のアエリウス城塞があります。
 この地形を利用すれば、疑似的に挟撃する形になる、と牡丹は考えたようです。
 また、イストモス半島は平野と山岳地帯、地峡に湾と、地形が複雑で攻めるのに難しいと踏んでいました。

「だからこそ、このイストモス半島を手に入れたいのですわ」

 鼎はイストモス半島を手に入れることが、今後の鐵皇国の優位性に繋がると思っているようです。
 こうして、鐵皇国の進軍目標はイストモス半島てに決定しました。

△▼△▼△


 ――ルミナス王朝、ルクレール砦

「ユニウスの街に海上から夜襲を仕掛けるぜ」

 現国王バルタザール・ルミナスはもまた、特異者との会談を経て、“白き静謐”への攻撃目標を定めていました。
 陸路で進軍するか、海路で進軍するか、といった内容が話し合われ、海路による夜襲、という内容となったようです。
 バルタザールは割とワンマンなイメージがありますが、他者の意見に耳を傾け、時には自分の考えを変える柔軟性も持ち合わせています。
 “力が正義”のルミナス王朝ではありますが、その中でも十年以上の在位は、彼の実力だけではなく、そういった面も少なからずあるかもしれません。

「デキムス市長には貸しがあるからな。それに奴は、オレたちのジェミニケーターでは出来ないしやらねぇような“複製人士”を造り出している。モニュメントなりを隠し持っている可能性が高い」

 バルタザールの狙いはそこにありました。ガドラスティアを攻略するには、シュヴァリエの進化・覚醒が欠かせません。
 デキムス市長がモニュメントを持っているのであれば、それによりシュヴァリエの更なる進化・覚醒が期待できるからです。

「海上からの夜戦になるし、相手はこっちが分が悪い元自由都市連盟だ。ソラン、カレン、準備は頼むぜ」
「勇者バルタザールの御心のままに」

 バルタザールはルミナス王朝の技術者ソラン・ラッグスカレン・カーシスに準備を怠らないよう告げました。

「あ、あのっ!」
「ん?」

 その時、切羽詰まった声がバルタザールに掛けられたので、彼は相手の方を向きました。
 そこには“自信のない胸甲騎兵の少女”エマがいました。

「ぼぼぼ、ボクなんかが先陣で、いいのでしょうか……?」

 今回の作戦にはバルタザールは参加せず、このエマが指揮を取るよう彼から命じられています。

「良いも悪いもオレが決めたことだ。それにお前はキュイラシェの高みに達する実力を持っている。お前に足りねぇのは自信だ。もっと自信を付けてこい。それにお前ひとりで戦うんじゃない。ベグライターや特異者たちがいる。困ったら遠慮なく頼れ」
「わわわ、分かりました……ボクなんかでよければ……」

 “獅子は我が子を千尋の谷に落とす”と言いますが、後進を育てたいバルタザールは荒療治としてエマを抜擢したようです。

△▼△▼△


 ――自由都市連盟、首長都市フリーダムシティ

「やれやれ、ようやく“白き静謐”が尻尾を掴ませてくれましたか。お陰で、私も肉体労働をしなければならないなんて不本意ですが……」

 首長庁舎の執務室でアーマードスレイヴ用のバトルプロテクターを身に付けながら、盟主アリス・エイヴァリーはぼやいていました。

「……よく言うものだな」
『チェシャーキャットのワンダーランドチャンネル、はっじまっるよー♪ 今日のテーマは……ロールアウトされたばかりの飛行型アーマードスレイヴを解説するよ!』

 アリスの方は見ず、執務室のソファーに身を埋めながらスマホで人気アバターアイドルの1人、“チェシャーキャット”の最新配信動画を見ながら、マッシュが呟きます。

「『食う寝る遊ぶ、その合間に仕事』の、仕事の方ですからね。きっちり落とし前は付けてもらわないと」
「……狙いはアッティカ地方か」
「ええ。特異者との会談で決まりました」

 アッティカ地方はアエリウス城塞の北東に位置し、『バーゲスト独立連隊』の兵営地を挟んで、“白き静謐”の交通の要衝であるタルクィニウスの街へ繋がっています。
 この地方を勢力下に収めることができれば、“白き静謐”の補給路を縮小させることが可能になります。

「……ただ、アッティカ地方は山と川の両方がある」
「だから、それを見越して飛行型アーマードスレイヴを開発していたんですよ」
「……相変わらずだな。ただ、“白き静謐”もそれは分かっているはずだ」
「でしょうね。向こうも飛行部隊が防衛のメインになると見ています」

 今回は盟主アリス自らが出撃し、彼女の護衛であるマッシュはこの首長庁舎の警備に就いています。

△▼△▼△


 特異者たちとの作戦会議を経て、各国の“白き静謐”への反撃の狼煙が上がり始めました。
 各国からワールドホライゾンの特異者へ依頼が来ています。
 どの国に協力するかはあなた次第。
 あなたの行動(アクション)が、ジーランディアの未来を左右するかもしれません!
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『ロボティクスウォー』のトリガーシナリオ
「反撃の狼煙!」をお届けします。

今回のトリガーシナリオは一本の公開となっており、その中から参加したい陣営を選んで頂く形となります。
シナリオガイドは共通ですが、内容は各国で異なります。

ジーランディアの特徴や独自ルールについてはワールドガイドをご覧下さい。


■招待について
作戦会議(トークイベント)に参加されたPCにつきましては招待を出させて頂いております。
※作戦会議に参加されたなかった方は対象外となります。

また、掲示板の「複製人士募集!」の中から、
スレイ・スプレイグ(SAM0065869)様、紫月 幸人(SAM0000417)様、納屋 タヱ子(SAM0020188)様を“複製人士”として採用させて頂いており、
招待を出させて頂いております。
※参加費はご負担となります。何卒ご了承ください。


■シナリオに参加すると
リアクション公開後、ワールドガイドに記載されている各国の信用度の増減が行われます。
また、その他、

鐵皇国に協力すると「鐵皇国茶器」
ルミナス王朝に協力すると「ルミナス王朝勲章」
自由都市連盟に協力すると「自由都市連盟表彰状」

といった各国の交換アイテムが、シナリオの活躍に応じでプレゼントが行われる可能性があります。


■基本的な状況

不毛の大地が広がる世界、ジーランディア。
この世界には『鐵皇国』、『ルミナス王朝』、『自由都市連盟』の三国が存在し、戦争状態あります。
いずれの国も機動兵器(ロボット)を所有し戦力としていること、
世界の中心にある謎の塔『ガドラスティア』が三千界の様々な世界の機動兵器を呼び寄せ、
「ガドラスガード」として従えていることから、
ワールドホライゾンはジーランディアを“機神の世界”と呼称しました。

ワールドホライゾンはジーランディアと異世界を繋いでいるガドラスティアの謎を解明すべく、
またジーランディアに呼び寄せられた兵器を複製する装置「ジェミニケーター」をもたらし、
戦争を泥沼化させた“死の商人”の正体を突き止めるべく、三国の争いに介入することを決めます。
ワールドホライゾンとしては三国のうち一国にだけ肩入れするということはなく、
あくまで「中立」として、どの国に協力するかは特異者各々に任せることにしています。
このことは三国の代表も知っており、概ね傭兵として認識しています。

以前よりジーランディア各地に現れていた“白い機動兵器”を用いる“白き静謐”が、
自由都市連盟、ルミナス王朝、鐵皇国に宣戦布告を行いました。
“白き静謐”はデキムス市長をはじめとした自由都市連盟の半分の都市で構成されているようですが、
他の国では出来ない(出来てもやらない)複製人士をジェミニケーターで創り出し、
“白い機動兵器”と共に各地域へ侵攻を開始しています。

鐵皇国、ルミナス王朝、自由都市連盟共に、協力している特異者との作戦会議を行い、
それぞれが“白き静謐”の勢力を削ぐべく反撃を開始しています。

※※ご注意ください※※
ジーランディアは三千界の大世界の中でも、異世界の力への拒絶反応が強く、
他世界のアイテムやスキルが十分な力を発揮できないどころか、使用自体ができなくなっています。


マーケットで購入可能なアイテムの他、
ジーランディアのトリガークエストやクエストで入手可能なアイテム、

フェロー第1弾『三国での出会い』※ソルジャー・スチールライナー向け
フェロー第2弾『武人の鐵刃』※モノノフ・ガジェットドクター向け
フェロー第3弾『若騎士の台頭』※ベグライター・スチールライナー向け
フェロー第4弾『覚醒する三つの力』※聖調霊王・キュイラシェ・プロスペクター向け

で入手可能なフェロー等をご利用・ご活用ください。


【1】イストモス半島へ進軍する(皇国) 難易度:8(9)

鐵皇国はリキニウスの街の北西に位置するイストモス半島へ進軍します。
イストモス半島は平野と山岳地帯、地峡に湾と、地形が複雑で攻めるのに難しいですが、
現皇帝・覇道鼎は“その先”を見越してイストモス半島を手に入れたいようです。

そのため、平野、山岳地帯、地峡、湾と、どの場所で“白き静謐”を迎え撃つか、
大鐵神や機動兵器の装備などを考慮して考える必要があるでしょう。
ただ、“白き静謐”も必ずしも望む場所で戦ってくれるとは限りません。
それを踏まえてアクションを考えてみてください。

“白き静謐”は

・スカイライダーⅡ(戦闘機/複製機体):サイズL
・トライポッド(守護者/複製機体):サイズL
・七○式戦車(複製機体):サイズL
・パルサークレフテス:サイズL

といった機動兵器の編成となっています。

パルサークレフテスはガドラスガードの一般兵的な存在のようです。
こちらはスイッチングライフルのような、実弾とビームを切り替えられるライフルを装備しているようです。
また、銃口からビーム刃が形成でき、近接戦も行えるようです。
陸上・水上(水中)・空中共に苦手な地形がなく、汎用性の高い機体と言えるでしょう。

スカイライダーⅡには納屋 タヱ子(SAM0020188)様の“複製人士”が搭乗し、全体の指揮を執っているようです。
テルスの戦闘機におけるエースで、空戦では、速度的には飛空艦では敵わないでしょう。
また、目標に対しては執念深いようです。
スカイライダーⅡと戦う時のみ、難易度が9になります。

こちらのパートには、NPC辻月 牡丹(大鐵神・迷企羅)が登場する場合があります。


【2】ユニウスの街へ海から夜襲を仕掛ける(王朝) 難易度:7(9)

デキムスが市長を務めるユニウスの街へ、海から夜襲を仕掛けます。
「フローユニット」や水中航行用「ピンネース型飛空艦」、水中用の「シュヴァリエ・マーメイド」などが必要となるでしょう。
※所有していない方は、キャンペーンで再録予定です。

また、相手はシュヴァリエと相性の悪い元自由都市連盟ということもあり、現在対策が進められています。
夜襲になりますので、

・マジックランタン
・エレクトリック・トーチ
・ノクトビジョンターゲット

といった照明器具や暗視装置が必要になるでしょう。照明器具はクエストで入手できる場合があります。
光源類がない場合は難易度9、あれば7となります。

ユニウスの街は一般的な自由都市連盟の街と異なり、ほぼ工業地帯となっています。
そのため、中は半ば迷路のように入り組んでいる上に、

・ジャマダハル(メタルキャヴァルリィ/複製機体):サイズL
・クルースニク(複製機体):サイズL
・多脚軍用ロボット(複製機体):サイズL
・パルサークレフテス:サイズL

といった機動兵器の編成となっています。
ジャマダハルには紫月 幸人(SAM0000417)様の“複製人士”が搭乗し、全体の指揮を執っているようです。
隠密行動と高機動力で間合いを詰め、強襲制圧を行う闇討ち上等スタイルのようで、
地形適応も高く、空以外は何処にでも現れる面倒な存在と言えるでしょう。
ジャマダハルと戦う時も難易度が9になります。

なお、海を渡っての夜襲となりますが、海を渡っている最中に敵に発見される可能性があります。
その場合は海上での戦闘が起こりえますので、
「ピンネース型飛空艦」や「シュヴァリエ・マーメイド」、「フローユニット」の出番となります。
そのため、「上陸前」「上陸後」のどちらかでアクションを掛けて頂きますようお願い致します。
ただし、「上陸前」「上陸後」共に、PCは何らかの海を渡る手段を用意する必要があります(フローユニットの他に飛空艦への相乗りなど)。
海を渡る手段を用意していない場合、不採用となる場合がありますのでご注意ください。


こちらのパートには、NPCエマ(シュヴァリエ・ルーク)が登場する場合があります。


【3】アッティカ地方へ進軍する(連盟) 難易度:8

アエリウス城塞の北東に位置するアッティカ地方へ進軍を行います。
アッティカ地方は山岳地帯ですが、アエリウス城塞近くを水源とする川が流れており、
それを伝うことで進軍が可能となっています。
また、山間は平野になっているので、
上手くそこへ“白き静謐”の機動兵器を誘き寄せることができれば戦いを優位に進められるでしょう。

“白き静謐”は

・シュツルムクレフテス:サイズLL
・パンツァークレフテス:サイズLL
・パルサークレフテス:サイズL

といった編成となっています。

シュツルムクレフテスはガドラスガードオリジナルの機動兵器で、
人型形態と戦闘機形態へ可変可能で、連装グレネードガンと12連装マルチプルミサイルを装備しています。
近接戦はパイルドライバー(=パイルバンカー)を使用します。

パンツァークレフテスは全体的に丸みを帯びた形状で、両肩にそれぞれ前後一門ずつ砲を装備し、
手にレーザー系のライフルを持っています。
丸みを帯びた形状は実弾兵器を弾きやすく、且つ飛行可能です。

全てのクレフテスにスレイ・スプレイグ(SAM0065869)様の“複製人士”が搭乗しており、
シュツルムクレフテスのスレイ・スプレイグ様の“複製人士”が全体の指揮を執っているようです。
射撃を主体とした手堅い戦闘を好み、各種銃火器を使った高機動戦が持ち味のようです。
集団戦も単独行動も無難にこなします。

こちらのパートには、NPCアリス・エイヴァリー(飛行型アーマードスレイヴ)が登場する場合があります。


■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
また、敵によってはメインアバターだけではなく、サブアバターすら機能停止に陥らせる場合があります。

ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2023年1月11日16:10 変更】
 リアクション公開予定日を『2023年2月1日』へ変更させていただきました。
 ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【2022年12月21日11:00追記】
 【1】パート に追記を行いました。 【2022年12月20日11:30修正・追記】
 シナリオガイドの方角の誤りを修正しました(リキニウスの街の北東→リキニウスの街の北西)
 【2】パート に追記を行いました。

【1】イストモス半島へ進軍する(皇国) 【現在のMC参加人数:27】

8

【2】ユニウスの街へ海から夜襲を仕掛ける(王朝) 【現在のMC参加人数:18】

7

【3】アッティカ地方へ進軍する(連盟) 【現在のMC参加人数:24】

8