『Over the Singularity』の最終回、「Childhood’s End」をお届けします。
当シリーズは『三千界のアバター』全体の流れを汲んでおり、
『新世界創造計画』や『セレクター編』と設定・背景に繋がりがあります。
とはいえ内容は独立したものとなっておりますので、このシリーズ単体でも問題なくお楽しみ頂けます。
関連クエストが
【2022年11月22日(火)】に公開予定となっており、
アバタービルドによる新上級アバター「アルコーン」も実装となります!
なお、本シナリオに参加された方にはこちらの覚醒に必要なアイテム
・「プロジェクト最終報告書」
を1個プレゼントいたします!
※課題は11月21日中に実装予定です。
■基本的な状況
『Project:Over the singularity』のために作られた“量子の海”の箱庭、『ブルーガーデン』。
そこでは神話級ユニークアバターの適合者となるべく調整を施された量子知性体「アーキテクト」が、
自分たちの正体を知らずに暮らしていました。
その中でも計画の要となる覚醒体候補は四人に絞られており、
黒幕である“室長”はその全ての覚醒データを得るため、何度もデータのリセットを繰り返し、
最初の覚醒体であるV03こと三色 ナユタに監視を行わせていました。
四人のうち一人、檜扇 セツナだけは覚醒しても暴走し、一度も成功した事がありませんでしたが、
ワールドホライゾンの特異者との交流を通じて意識に変化が生じ、真実を受け入れる事ができるようになったことで、
暴走せずに覚醒へと至りました。
四人すべてのデータが得られたことで“室長”は彼女たちの収穫に乗り出しますが、
それと共にブルーガーデンの全データを消去し、他の量子知性体の処分を目論んでいます。
ナユタは“室長”に反旗を翻し、今回はまだ覚醒に至っていないアイとコウにも真実を告げ、
ブルーガーデンの人々を救うために戦うことを決意しました。
ブルーガーデンが崩壊に向かう一方、
現実世界ではカイ・ウツロギの手によってSQ社のCEOデイヴィッドの出自が明らかとなり、
彼は必要なデータだけを確保したらSQ社CEOの座を捨て、姿をくらますつもりです。
そのための時間稼ぎを、雲雀と振電のデータを元に製造した新鋭機に任せています。
■各パートについて
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり不採用となる場合がございます。ご注意ください。
なお、【1】【2】については今回「ブルーガーデン住民のフェロー」を含めフェローは参加不可となります。
仮にフェロー追加が行われたとしても、該当しない場合描写されませんのでご注意下さい。
【1】ブルーガーデンの住人たちの脱出 難易度:7
四人の少女以外のブルーガーデンの住人は最終プログラムが始動したことで、意識の消去が始まり、
“室長”の操り人形となっています。
ナユタには他の三人を連れて中心部に来いと伝えているものの、ナユタが拒絶したために捕えさせ、
強制的に連行しようとしています。
ナユタは何も知らず利用され続けた彼らを助けるために力を解放して強制停止させているものの、
負担は重くのしかかっています。
中心部を目指す道中となりますが、
その過程でどの程度ブルーガーデンの人々を「生きたまま無力化できるか」がポイントとなります。
また、キョウとアマネがブルーガーデンそのものにプログラムの進行を遅らせているものの、
時間がかかればそれだけ助けられる者は減り、【2】での“室長”との戦いにかけられる時間も短くなります。
こちらのパートにはセツナ、アイ、ナユタ、コウ、ノエル、キョウ、アマネのNPC全員が登場します。
セツナは【2】の戦いのために力を温存。
ナユタとコウがメインで住人への対処を行います。
【2】“室長”を倒す 難易度:10
ブルーガーデンはゼストのエリアを模しており、中心部には都市を維持・管理する量子コンピュータあります。
現実世界側とのアクセスポイントは都市内にも存在するものの、
重要データの送受信や外部ネットワークとの接続といったことはこの場所でしか行えず、
“室長”は覚醒体のデータを回収しつつ、自身は量子の海を経由してSQ社から脱出すべく、
直接ブルーガーデンに来ています。
ブルーガーデンの責任者なだけあってアーキテクトの能力を熟知しており、
武装具現化による戦闘と並行してアマネ&キョウとも電子戦を行えるほどです。
また、ナユタのようなアクティベーションの強制解除といった芸当も行えますが、
「アルコーン」についてはデータがないため、干渉ができません。
このためアルコーンで参加する場合、難易度が8相当まで下がる事となります。
“室長”の正体はワールドホライゾンの特異者が初めて戦った界賊ロキとキョウは考えており、
「正々堂々正面から戦うタイプではない」と狡猾な手を使ってくるだろうと見ています。
“室長”を倒し、中枢システムにアクセスする事で四人の少女は現実世界に脱出することができます。
なお、偽神の力に覚醒していれば四人ともアクティベータの補助なしで肉体を創造する事が可能です。
こちらのパートにも【1】同様、セツナ、アイ、ナユタ、コウ、ノエル、キョウ、アマネのNPC全員が登場します。
セツナとアイのE研の二人が戦闘では前に出ます。
【3】デイヴィッドを捕える 難易度:9
SQ社CEOであり、インテグレーターの思想の真の後継者というべきデイヴィッドを捕えるためには、
彼が放った機動兵器を倒す必要があります。
前回インテグレーターの残党のアジトに向かっていたウツロギや、応援として来ている国家連合軍の足止めがメインで、
無人機であるスケアクロウとマリオネットを壁役に、スラッシュとスパロウという最新鋭機を投入しています。
スラッシュとスパロウは「明らかに無人機ではない」と言わしめるほどで
ウツロギと同格の腕を持つ者が駆っているようですが、
デイヴィッドが個人的に雇っていた私兵らしい以外の詳細は不明です。
それぞれ一機ずつしかいないものの、「国家連合軍を倒すのではなく止めるだけなら十分」とのことです。
こちらのパートにはカイ・ウツロギ、ミサキ・ウツミが登場します。
また、二人の呼びかけでマシロ・シラヌイ(雲雀)も参戦します。
■シリーズ要素「アバタービルド」
『Project:Over the singularity』では、アバター「アーキテクト」をベースとする上級アバターを、
参加者で作り上げていくことになります。
誕生することになるアバターは、
前提アバターに含まれるアバターを全て「メインアバター」に準ずる形で使用可能となる、
「特殊な前提アバター」を持つものとなります。
ただし、主となるアバターはアーキテクトで、副となるアバターは二つまでとなります。
“素体”となるアーキテクトに力を学習させ、強い影響を与えたアバター次第で、
副となるアバターや上級アバターの能力・スキルの傾向が決まる事となります。
前回までの結果で完成した「アルコーン」の実装が決定しました。
※檜扇 セツナはこちらのアバターの性質に最も近い能力を持っています。
ただしこれで終わりではなく、
「ヒロイックソングス!」のアバターの影響も一部で受けているため、
今回の結果次第ではアイドル型の別アバター誕生の可能性も依然として残っています。
★アバターに影響を与えるには?
「アーキテクト」に影響を与え、進化させる方法には以下の二通りがあります。
1.メインアバターを「アーキテクト」にして『ブルーガーデン』のパートに参加
主となるアーキテクトの基礎能力が向上することにより、
上級アバターにてより強力な武装召喚系スキルが発現する事になります。
また、アバターの初期値・能力値の合計値も成果に応じて上がる事となります。
2.サブアバターを「アーキテクト」にして参加『ブルーガーデン』のパートに参加
メインアバターにしたアバターの影響をアーキテクトが受けます。
強い“刺激”を与えることでその力が刻み込まれ、
メインアバターの能力をアーキテクトが覚える事となります。
ただし前提アバターを多く持つ上級アバターは吸収されにくく、
前提アバターのない基本アバターの方が影響を与えやすい傾向にあります。
※「アーマゲドンフォース」や「インフィニティ」のように、
上級アバターの中でも特殊な前提アバターを持つものは副にできません。
※タイアップワールドのアバターも副にできません。
※結果次第では複数ワールド対応のアバターとなる場合があります。
※結果次第では複数の上級アバターが誕生する可能性があります。
※アバターやワールドに紐づく各世界の特殊ルール(亡霊兵、スーパーパワー、ギアカスタマイズなど)は
メインアバターの世界が一致していれば使用可能ですが、
空想の欠片の能力使用や魔導騎士の性質は使用できません。
■シリーズ要素「親密度・成長度」
NPCのセツナ、アイ、ナユタ、コウの四人は、参加者との交流を通じて刺激を受け、
“覚醒”が促されていきます。
キョウは「四人ともこっち側に引き込んでしまうのがいい」として、
計画の最有力候補の彼女たちも掻っ攫おうと目論んでいます。
四人の設定については
「特設ページ」をご覧下さい。
アーキテクトとしての進化・能力の向上を「成長度」、
特異者に対しての友好度合いを「親密度」とし、皆さんの行動によって変化します。
直接NPCに対しアクションをかけた場合はもちろん、
特異者全体として見た場合の総合的な結果もまた影響を及ぼします。
最終回時点では、ナユタも特異者に対し正体を明かしており、四人全員が協力的となっています。
なおコウについては、特異者よりもナユタ個人への依存度が前回よりも高くなっています。
なお、特定個人と強い信頼関係、あるいは親密になった場合、
最終的にLC化、あるいはシナリオ呼び出し可能な特殊フェローとして配布となる可能性もあります。
ただし、既にNPCのLCをお持ちの方は、公平性の観点から申し訳ございませんが対象外とさせて頂きます。
何卒ご了承ください。
★アバター死亡
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、特異者が死亡するケースがあります。
特異者が死亡した場合、その時のメインアバターが機能停止に陥り、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、過去の功績などが消えることはありません。
「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
なお、ブルーガーデンでは特異者も死ぬ事はないものの、
アバターが機能不全に陥る(実質的なアバター停止状態になる)場合があります。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。