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観測者の葛藤

リアクション公開中!

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観測者の葛藤
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ゼスト/全世界共通
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年11月04日公開!

シナリオガイド

近づきつつある日常の終焉。四企業合同コンペティションは、彼女たちを“覚醒”へと至らせるのか?

シナリオ名:観測者の葛藤 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



――その選択は自ら選んだものか、それとも選ばされたものなのか。


★ ★ ★


ゼスト、ブルーガーデン。

ゼストの三大企業の一つ、スタンダード・クオンタム社(以下SQ社)が建設した新世代型計画都市。
「未来を担う次世代の育成と、ブルー粒子の可能性の探究」を謳い、
他のエリアにはない最先端の技術が用いられています。

当たり前のようにアクティベーション技術が用いられ、
技術競争の一環で様々な企業が若者たちに試作品を提供し、テストを行わせています。
街中での戦闘は日常の光景となっており、それに疑問を抱く者はいません。

ゼストの他のエリアとは全く常識が異なっていますが、
この街の正体は仮想空間である“量子の海”に作られたデータ
――『Project:Over the singularity』のための箱庭でした。


この街で暮らす学生たちは神話級アバターに適合すべく調整を施された量子知性体「アーキテクト」だったのです。

計画を阻止すべくブルーガーデンに来たアマネキョウ・サワギノエル
適合者の有力候補となる四人の少女を見出し、接触を図ります。

・檜扇 セツナ
・アイ・S・スプレンデンス
・三色 ナユタ
・コウ・サイネリア


キョウたちの呼びかけで調査に赴いた特異者たちはブルーガーデンの住人となり、
各々のやり方で都市に“刺激”を与えました。
四人の少女と友好的な関係になる者もおり、ブルーガーデンの人々
――アーキテクトと、都市そのものにも変化が起こりつつあります。

それを受け、特異者の侵入を把握しつつも泳がせていた“黒幕”もまた、
被検体の覚醒を促すための一手を打とうとしていました。


★ ★ ★


ブルーガーデン東区画、エーレンフェストテクニカルスクール(ETS)。

「四企業合同コンペティション、ですの?」
「うん。各社が技術の粋を集めて開発した新製品、それを託すのに相応しい学生を決めるための大会。
 私、出てみようかなって」

セツナが空中に投影したディスプレイを操作し、四企業合同コンペティションの概要をアイに見せました。
ブルーガーデンを建設したのはSQ社ですが、都市を実質的に管理しているのは大区画を治める四大企業です。
セツナたちの通うETSの母体である東区画のエーレンフェスト技研(E研)、
西区画のプランク工業(P社)、
北区画のクライン=ゴルドン社(C&G)、
南区画のディラック社(D社)。

四社がそれぞれの企業に相応しい専属のテスターを見出すのはもちろん、
SQ社へ送るべき者を選抜するための競技会です。

「これまでこの手の大会には消極的でしたのに。セツナ、“夢”ができましたの?」
「そういうわけじゃなくて。
 うーん……色んな人たちの力を見る事で、私が本当にしたいことを見つけようと思ったから、かな」
「何やら面白そうなイベントがあるみたいですねー」

アイとセツナが話しているところへ、アマネが入っていきます。

「アマネちゃんも出てみる?」
「いえいえー、アマネさんはバトルはからっきしですからね。
 二人が出るなら応援しますよー。
 もしかして、E研専属、“最優秀生徒”のアイさんは余計だったりします?」
「そんなことはありませんわ。自信はありますが、他校にも油断ならない人はいますもの」

アマネたちは、皆同じ人物を思い浮かべていました。


★ ★ ★


ブルーガーデン西区画、プランク学院。

「……いつもよりも開催時期が早くなってますね。
 これも彼らの影響によるものでしょうか」
「ナユタさん、難しい顔してどうしたんです?」

ノエルは談話スペースの一角に座っているナユタに声を掛けました。
ノエルの隣にはコウがおり、彼女にナユタのところまで案内してもらった形です。

「四企業合同コンペティション?」
「ええ。簡単に言うと、このブルーガーデンで最も優れた力を持つ者を見出すための大会です。
 四企業全社から名前が上がった人はSQ社に招かれ、“外”に出る事になります」
「外に出る、ですか?」
「はい。そしてSQ社から夢を叶えるための全面的なバックアップを受けられます。
 さすがに何でも、というわけにはいかないようですが」
「出るのか、ナユタ?」

コウの問いに、ナユタは静かに頷きました。

「はい。……今回は前とは違う結果になりそうですからね」
「前? このコンペ、今回が初めてだろ? 四社推薦で外に出たのはいるらしいがな」
「ああ、そうでしたね。別のものと混同してしまっていたようです」

ノエルはナユタのわずかな表情の変化を見落としませんでした。

(ナユタさんはやはり、他の方々とは違います。
 ブルーガーデンの正体に気付いているのはそうですが、ここで起こる事を全てあらかじめ知っているような……)

ナユタは被検体であると同時に、黒幕と繋がったブルーガーデンの監視役かもしれない。
ノエルはそう考えており、アマネからも気を付けるよう言われています。

「ノエルさん、あなたはどうなさいます?」
「わたしですか? 戦いは得意じゃないのです……」
「ふふっ、それはわたしも同じ。ですが“守る事”に関しては誰よりも優れているという自負はありますよ」
「ナユタの防御を崩せる奴を、私は知らない。いるとすれば……」

ナユタの幼馴染と、E研の姫。

「セツナさんたちは間違いなく出ます。楽しみですね」


★ ★ ★


ネイティブランド――U.S.L領アイアンベルト。

「先日は我が社の危機を救ってくれてありがとう。改めて礼を言おう」
「いえ、残党とはいえインテグレーターは油断していい相手ではありません。
 こちらとしても、それを再確認することができました」

カイ・ウツロギはSQ社の本社を訪れ、CEOと対面しました。
デイヴィッド・エヴェレット
SQ社をゼストのトップ企業へと成長させた若き経営者です。
これまで直接顔を出すことはほとんどなかったため、ウツロギも会えるとは思っていませんでした。

「今回は退けることができたが、まだ敵の出処が特定できていない。
 ゆえに君たちにはしばらく弊社PMCと共にSQ領の防衛に当たってもらいたい。
 ウツロギ大佐、君たちにとっても“悪い話ではない”はずだ」
「ええ、それについてはこちらから提案するつもりでした。
 国家連合軍や豊芦原は過去に不正アクセスを受けており、
 SQ社もインテグレーターによって何らかの情報を奪われているかもしれません」
「もちろん、好きに調べてもらって構わない。
 この世界の平和を脅かすものを取り除けるのなら、いくらでも協力しよう」

CEOの顔には、挑戦的な笑みが浮かんでいました。

(疑惑について認知した上で、こちらに決定的な証拠を掴ませないだけの自信がある、ということか)

★ ★ ★


「現実もなかなか面白いことになってるじゃないか、“室長”
 CEOは君を利用するだけして、スケープゴートにするつもりのようにも見えるが」
『覗き見か。なに、そんなことは織り込み済みだ。既に手は打ってある。
 SQ社は俺を利用したつもりだだろうが、利用しているのは俺の方だ』
 
キョウが幽閉されている空間が歪み、室長の姿が消えました。

『インテグレーターにはもう少し俺の役に立ってもらう。
 お前はそこでブルーガーデンと現実世界を黙って見ているといい』
「ああ、そうさせてもらうさ」

室長の反応が完全に消えたところでキョウは秘匿回線を通じてアマネに現状を伝達。
特異者たちへと共有するのでした。


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『Over the Singularity』の第二回、「観測者の葛藤」をお届けします。

当シリーズは『三千界のアバター』全体の流れを汲んでおり、
『新世界創造計画』や『セレクター編』と設定・背景に繋がりがあります。
とはいえ内容は独立したものとなっておりますので、このシリーズ単体でも問題なくお楽しみ頂けます。

また、関連クエストが【2022年10月4日(火)】に公開予定です!


■基本的な状況

ゼストの新世代型計画都市『ブルーガーデン』。
その正体は『Project:Over the singularity』のための箱庭であり、
仮想空間である“量子の海”に作られたデータの都市でした。
住人は神話級ユニークアバターの適合者となるべく調整を施された量子知性体「アーキテクト」ですが、
それを自覚している者はおらず、与えられた設定を信じ込み、普通の人間として暮らしています。

当初は非常に強力な認識干渉・操作が行われているためにアマネやキョウでさえ仮想空間であると確信できずにおり、
既に黒幕による監視下にあること、
住民に真実を告げることで彼らのデータに深刻なエラーが生じるおそれがあることから、
特異者たちは「仮想世界であるという事実を一旦捨てて行動する」事になりました。

“計画を乗っ取り、複数の世界を掛け合わせたアバターを皆で作り上げる”事を思いついたキョウは、
敵を引き付けるべくあえて囚われの身となり、
計画の要となる覚醒候補の被検体も味方につけるべく、アマネを通じて特異者に方針を伝えます。

エーレンフェストテクニカルスクール(ETS)、プランク学院(P学)の生徒として潜入した特異者たちによって、
四人の少女たちは刺激を受け、変化が生じました。

成長と変化を受け、黒幕である“室長”は覚醒を促すべく、
「四企業合同コンペティション」を開催することにしました。

一方、現実世界ではインテグレーター残党に備えるべくSQ社が国家連合軍を招き入れました。


■各パートについて
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり不採用となる場合がございます。ご注意ください。

なお、【1】【2】については「ブルーガーデン住民のフェロー」以外のフェローは参加不可となります。
仮にフェロー追加が行われたとしても、該当しない場合描写されませんのでご注意下さい。



【1】四企業合同コンペティションに参加する  難易度:7~

ブルーガーデンの腕に自信のある学生たちが集まり、全力で競い合う大会です。
メインアバターがアーキテクトでなくても参加可能です。
一対一の決闘方式ではなく、バトルロイヤル方式となります。
なお最後まで勝ち残った者が優勝というわけではなく、「普段のテストの集大成」という意味合いが強いため、
力の使い方や戦術、乱戦の中での立ち回りといったものを総合的に判断し、
各社が優秀だと思った者を選抜します。
※ただ逃げ回っているだけで生き残っている者は評価されない。

全員同時参加、都市の一角を丸々利用した市街戦となります。
チーム戦ではなく個人戦ですが、最後の一人まで勝ち残ることよりも
自分の能力を最大限に発揮する事が評価ポイントのため、
他者との連携について禁止されていません。
※チームプレイに強みがあるなら、それを見せろという方針。

セツナ、アイ、ナユタ、コウの四人は全員こちらに参加します。
セツナとアイは各々戦いますが、ナユタとコウは二人で連携しての戦闘がメインとなります。

アマネは見学ですが、ノエルは大会に参加し、実戦でアーキテクトの力を磨こうとしています。
なおキョウと連絡を取る場合はアマネ経由となります。

こちらのパートは「IDタグ(ETS)」「IDタグ(P学)」の装備は必須ではありません。
ただし生徒としての証明書代わりになりますので、装備しているとE研、P社の目に留まりやすくなります。
※前回装備していて今回装備していないからといって停学・退学扱いになるわけではありません。
なお、タグの他、各社由来の装備品を装備して参加した場合も、企業に認識されやすくなります。



【2】ブルーガーデンで日常を過ごす  難易度:5

前回の【1】【2】パートと同様、ETSおよびP学で学生生活を送ったり、
ブルーガーデンを散策したりする、フリーパートとなります。

NPC四人はこちらでも関わる事が可能です。
ETSではアイとセツナ、P学ではナユタとコウと会えますが、
生徒としてアクションをかける場合は今回も「IDタグ(ETS)」「IDタグ(P学)」が必要となります。
なお、【1】は戦闘が主体となるため、
アマネやノエルとともに情報を整理したい場合はこちらのパートの方が適切です。
また、こちらでもアマネ経由でキョウと連絡は取れます。


【3】SQ社の内部調査  難易度:9

※こちらのパートは現実のゼストのため、対応ワールドはゼストのみとなります。
また、「★ゼスト連合軍階級行使可能シナリオ」もこのパートのみ適応されます。
階級の上昇は基本的にないものの、活躍した方には国家連合から新装備が支給される可能性があります。


インテグレーター残党の拠点を特定できておらず、まだ襲撃の可能性があるため、
国家連合軍はSQ社に駐在する事になりました。
PMCと連携して警戒に当たるのが主任務ですが、この機会にSQ社の内部調査を進め、
各国から盗んだ機密データや、インテグレーターと裏で繋がっているか(マッチポンプではないか)も探ります。
CEOのデイヴィッドは調べられたところで不都合はないと自信があるようですが、
ウツロギによれば「国家連合軍を相手にしても負けないだけの力が今のSQ社にある」
と自負しているようにも見受けられるとのことです。

無論、システム部門を統括する“室長”とも会うことができます。
なお、彼が黒幕というのはプレイヤー情報となります。

こちらのパートにはカイ・ウツロギ、ミサキ・ウツミが登場します。
二人はインテグレーター残党の拠点の特定をPMCと進めるつもりでいます。


■シリーズ要素「アバタービルド」

『Project:Over the singularity』では、アバター「アーキテクト」をベースとする上級アバターを、
参加者で作り上げていくことになります。

誕生することになるアバターは、
前提アバターに含まれるアバターを全て「メインアバター」に準ずる形で使用可能となる、
「特殊な前提アバター」を持つものとなります。

ただし、主となるアバターはアーキテクトで、副となるアバターは二つまでとなります。

“素体”となるアーキテクトに力を学習させ、強い影響を与えたアバター次第で、
副となるアバターや上級アバターの能力・スキルの傾向が決まる事となります。

前回の結果近接・物理系の基礎能力が向上、
アバターではロボット乗りのアバターの影響を受けやすい状態となっています。

また「ヒロイックソングス!」のアバターの影響も一部で受けており、
別ラインでアイドル型アバターへの可能性も生じています。


★アバターに影響を与えるには?

「アーキテクト」に影響を与え、進化させる方法には以下の二通りがあります。

1.メインアバターを「アーキテクト」にして『ブルーガーデン』のパートに参加
主となるアーキテクトの基礎能力が向上することにより、
上級アバターにてより強力な武装召喚系スキルが発現する事になります。
また、アバターの初期値・能力値の合計値も成果に応じて上がる事となります。

2.サブアバターを「アーキテクト」にして参加『ブルーガーデン』のパートに参加
メインアバターにしたアバターの影響をアーキテクトが受けます。
強い“刺激”を与えることでその力が刻み込まれ、
メインアバターの能力をアーキテクトが覚える事となります。
ただし前提アバターを多く持つ上級アバターは吸収されにくく、
前提アバターのない基本アバターの方が影響を与えやすい傾向にあります。

※「アーマゲドンフォース」や「インフィニティ」のように、
上級アバターの中でも特殊な前提アバターを持つものは副にできません。
※タイアップワールドのアバターも副にできません。
※結果次第では複数ワールド対応のアバターとなる場合があります。
※結果次第では複数の上級アバターが誕生する可能性があります。
※アバターやワールドに紐づく各世界の特殊ルール(亡霊兵、スーパーパワー、ギアカスタマイズなど)は
メインアバターの世界が一致していれば使用可能ですが、
空想の欠片の能力使用や魔導騎士の性質は使用できません。



■シリーズ要素「親密度・成長度」

NPCのセツナ、アイ、ナユタ、コウの四人は、参加者との交流を通じて刺激を受け、
“覚醒”が促されていきます。
キョウは「四人ともこっち側に引き込んでしまうのがいい」として、
計画の最有力候補の彼女たちも掻っ攫おうと目論んでいます。
四人の設定については「特設ページ」をご覧下さい。

アーキテクトとしての進化・能力の向上を「成長度」、
特異者に対しての友好度合いを「親密度」とし、皆さんの行動によって変化します。

直接NPCに対しアクションをかけた場合はもちろん、
特異者全体として見た場合の総合的な結果もまた影響を及ぼします。

第二回時点では、四人とも概ね特異者に対し友好・興味の対象となっています。

なお、特定個人と強い信頼関係、あるいは親密になった場合、
最終的にLC化、あるいはシナリオ呼び出し可能な特殊フェローとして配布となる可能性もあります。
ただし、既にNPCのLCをお持ちの方は、公平性の観点から申し訳ございませんが対象外とさせて頂きます。
何卒ご了承ください。



★アバター死亡
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、特異者が死亡するケースがあります。
特異者が死亡した場合、その時のメインアバターが機能停止に陥り、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、過去の功績などが消えることはありません。
「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
なお、ブルーガーデンでは特異者も死ぬ事はないものの、
アバターが機能不全に陥る(実質的なアバター停止状態になる)場合があります。



それでは皆様のご参加をお待ちしております。


【2022年10月4日15:40 追記】
パート【1】におけるIDタグの扱い、企業アイテムについて追記しました。

【1】四企業合同コンペティションに参加する 【現在のMC参加人数:30】

7

【2】ブルーガーデンで日常を過ごす 【現在のMC参加人数:9】

5

【3】SQ社の内部調査 【現在のMC参加人数:4】

9