クリエイティブRPG

神多品学園都市

≪セレクター編≫崩壊した世界で

リアクション公開中!

 144

≪セレクター編≫崩壊した世界で
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:神多品学園都市/ブランク/全世界共通
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年08月08日公開!

シナリオガイド

世界を二度、滅ぼさせはしない。

シナリオ名:≪セレクター編≫崩壊した世界で / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



界賊『セレクター』
一人一人が大世界を滅ぼせるだけの力を持つとされる、今のワールドホライゾンにとっての最大の脅威。

セレクターのリーダー、“鬼神”ヤナギ サヤ
神多品学園都市の英雄にしてアルカトラズ脱獄囚、ペイルライダー
アルテラ最高位の魔法使いであり、三千界の魔道を行く者、赤のフラウス
地球人特異者に激しい憎しみを抱く千国の英傑、復讐の軍師黒田 官兵衛
九鬼一族最高位の暗殺者の一人、“人形師”九鬼 玖繰(くくり)
出自不明の新メンバー、“文明に仇名す者”グレムリン
そして、別次元から三千界へとやってきた“滅亡の意思”ギャラルホルン

サヤがホライゾンに与えた「猶予期間」の中で特異者たちは力をつけ、
ヴォーパルの首飾りでフラウスを、
セレクターのアジトに乗り込み官兵衛を死闘の末に倒しました。

しかしアジトには既にサヤや他のメンバーの姿はなく、
ホライゾンが官兵衛の計略に気付いた時にはもう、
“青春の世界”神多品学園都市がペイルライダーによって滅ぼされていました。

セレクターは、その気になればホライゾンに介入する隙を与えず大世界を滅ぼせる、と見せつけたのです。

ですが、神多品は何もできずに滅んだわけではありませんでした。
山田 健司が遺したメッセージと、彼らの願いによって生まれたアバター
――“終末の戦士”アーマゲドンフォースがゲートを越え、ホライゾンに届きます。

それが滅んだ神多品とホライゾンを繋ぐ鍵となり、
ゴダムで確保した聖具「ド・マリニーの大時計」と「アルハザードのランプ」の力で、
ゲートの出口を“滅びる直前の神多品学園都市、リージョン・ユニバース”にすることに成功しました。
その代償として聖具は失われましたが、神多品を取り戻せる可能性が生まれたのです。

一度は滅びた神多品学園都市――天儀球の運命を変えるべく、ホライゾンの反撃が始まろうとしていました――。

■□■


――神多品学園都市、リージョン・ユニバース本校舎。

「くっ……うう……!」
「利根君! ……ここまでか」

アポカリプスの巫女、利根 志乃は鈿女と一体となったペイルライダーに抵抗していましたが、
その精神も力も限界に達しました。
“聖域”が破られ、リージョン・ユニバースにシャドウがなだれ込んできます。
もはやこれまでと健司が覚悟を決めたその時、

「間に合ったし!! るぅるぅ!」
「おっけー、スーちゃん。全力で――いくわよ」

太陽の如き眩しい光が差し込んだと思えば、シャドウが“嵐”に吹き飛ばされました。
それを為したのは健司の前に降り立った二人の少女
東郷 きららリタ・F・ローゼンバーグです。

「君たちは確か……そうか、間に合ったんだな」
「生きててよかったわぁ、えーっと……ヤマダタケシさん?」
「サンタケンジだ。スーリヤとルドラの適合者、まさかこれほどとは。あのシャドウの濁流を一瞬でかき消した」

リタは首を横に振りました。

「消してはいないわ。ただまとめて吹き飛ばしただけよ。
 あれって、ペイルライダーに変えられちゃった人でしょ?」
「ま、元に戻せるかもしれないなら、消滅させないようにした方がいいよね。
 あーしの力だと消さないよう加減するのはムズけど、るぅるぅなら心配ないし」

きららが機械槍を、リタが機械弓を構えました。
二人のユニークアバター用に、TRIAL技術部が製作した新装備です。

「ってことで、黒いのはあーしらで食い止めるから。
 指示お願いするし、ヤマダ先輩」
「分かった。ペイルライダーは、今やアポカリプスそのもの。
 この世界の人々をシャドウへと変え取り込んでいる。
 奴はそのままの意味で世界と一つになり、“神格”を得た。
 ――世界の中心。
 奴のいる領域と繋がっているのはそこだ。
 だが、見ての通りそこまでの道はシャドウで塞がっている」
「ここじゃないの、中心って?」
神多品湖だ。鈿女の元々の本体――原初の火廣金は湖の底にある」
「……まだ鈿女様の精神は、完全に押し潰されたわけじゃない。
 湖に飛び込めば、鈿女様の心の中に……世界の深層に入ることができる」

志乃が立ち上がり、言いました。

「鈿女様の心は、この世界に生きる人々の願いによって生じたもの。
 ペイルライダーはその願いを都合のいいように解釈し、主導権を握った。
 ……主導権があるだけで、そこには数多の人々の意識が混ざり合っている」
「鈿女が主導権を取り戻し、この世界の人々が願えば
 ――ペイルライダーの意識を鈿女の中で永遠に眠らせることができる、ということか。
 だが、そのためには……」

取り込まれた人々の心を一つにする必要がある。
そのために必要なものを、健司はよく知っていました。
越界聖具“戦旗”ファナティックです。

「ゲートは繋がっているが、ホライゾンとの連絡はできないまま、か」
「山田先輩!」

その力を知り、ホライゾンから持ち出す者がいることを期待するなど都合が良過ぎる。
しかし、意外な人物がそれを持って現れました。

「張子、なのか?」
「神多品が滅んだって聞いて……でも、なんとか間に合った」

小世界ボックスの管理者、張子 コハクです。
彼女は神多品学園都市の出身であり、かつては健司の下で働いていたこともありました。

「ペイルライダーはこれを狙いに来る。でも、もう手は打ってあるよ」

コハクの目配せに頷き、健司はリタときららに告げます。

「神多品湖への道を開いてくれ。
 高遠君、こちらは俺たちが押さえる。だから」
「みなまで言う必要ないわ。消えてった人の分も、ペイルライダーをぶん殴ってくるわよ」

開かれた道を突き進み、高遠 愛美は神多品湖に飛び込みました。

「あとはただ耐えて待つだけ……ってわけにはいかないよね」

動きを鈍らせていたシャドウが集まり、七つの頭を持つ竜のような姿となります。

「アポカリプスビースト――黙示録の獣といったところか」


■□■


――???

「ペイルライダー、いや、零は儂の戦友だった。
 戦いの中でしか生きられぬ性格であることも知っていたが
 ……それでも、あいつの抱える闇までは見抜けなかった」

力を解放し、全盛期の姿となった神流 貞市が、愛美にペイルライダーとの関係を語りました。
その手にはコハクが持っていたはずの戦旗が握られています。

「世界を建て直すのに、あなたの力が必要になるわ。
 だから命と引き換えに、なんて言わないで」
「一人生き残ってしまった大人として、務めは果たす。死ぬつもりなどないさ」

いつの間にか周囲は戦火が広がる街になっていました。
廃墟に背中を預け、佇むペイルライダーの姿が目に入ります。

「今、俺は世界を背負っている。天儀球全ての人間の想いを一つにして、大きな戦に臨もうとしているんだ。
 なかなか熱いと思うだろ、貞市?」
「共に故郷を守るために戦い、生き抜くと誓った。あの時の言葉は偽りだったのか、零よ」
「いいや、本気だったさ。俺は大好きだよ、この世界が。
 だから全て持っていくことにした。
 サヤが“神域”にいる連中に喧嘩を売ろうって言うんだ。
 だったら一つの世界全てを己の力にするくらい、必要だろ?」
「……その果てに、お前は何を望んでいる?」

ペイルライダーが楽しそうに笑いました。

「飽くなき闘争。
 永遠に争い、破壊と再生を繰り返す修羅の世界。
 サヤが神を滅ぼした先に創るのはそういう世界だ。
 だから俺はサヤについていくことにしたのさ」

愛美の前に一振りの黒い剣が降ってきて、地面に刺さりました。
それに触れると溶けるように消え、愛美と一つになります。

「あなたは世界を背負っているっていうけど、認めてない人、結構いるみたいよ。
 ミランダ・ヴァレンシュタイン、雲龍寺 麗香。高槻 榛名、オリヴィア・ヴァレンシュタイン。
 ……あなたたちの想い、確かに受け取ったわ」

アポカリプスに取り込まれてなお、まだ仲間の心は生きており、抗っているということを愛美は実感します。

「私たちは一人じゃない。本当の“想いを背負って戦う”っていうのがどういうものか……教えてあげるわ」


■□■



――ブランク、コロニー。

「お前……ランファに何をした!?」
「何って? “仲良く”なっただけだよ。ねっ♪」
「は、離れてタクミ! 体が言うことを聞かないのよ!」

最近になってコロニー周囲のテュポーンの活動が活発化し、
タクミメロディアは様子を見に行ってました。
一時期はノーライフキングの大人の姿になっていたメロディアですが、今は子供の姿に戻っています。
離れていたのは短い時間でしたが、戻った時には一人の少女により、コロニーは制圧されていました。

「この世界の力は、私様ちゃんと相性が良くてね。
 そんな怖い顔しないでよ、ゆっくりお話しするにはこうするのが手っ取り早かったんだから」
「よせ、メロディア!」

少女――九鬼 玖繰に飛び掛かろうとするメロディアを、タクミが制止しました。

「! プラーナの糸とファミリア?」
「この世界じゃそう見えるよね。少年、君、鋭いね。もう少しでそこの可愛い子がお人形になったのに」
「そうじゃなきゃこの世界で生きてらんねぇよ。お前、マリスと同じ匂いがするな」

玖繰が両手を広げると、コロニーの子供たちが一斉に動き、タクミとメロディアを取り囲みます。

「タクミサン、大変デス。幸福指数ノ数値ガバグッテマス!」
「なんだって!?」

ピュータの報告は、
もう一つのブランク――フェルドでも何らかの異変が起こっていることを示すものでした。

「ふぅん、“君”があっちと繋がってるんだね。探す手間が省けたよ」
「アババババ!!」

玖繰は妖艶に微笑み、タクミを見上げました。

「取引しよっか。この変なロボットをくれれば、もう何もしないよ」
「嫌だと言ったら?」
「君は大事な物を全部なくすことになる」
「タクミサン、ワタシノコトヨリ皆サンヲ……」
「そいつが約束を守るって保証がどこにある?」
「ひどいなぁ、私様だって傷つくよ」

タクミは逡巡しました。

(ピュータを渡したところであいつらが助かるとは思えない。
 だが……どうやって“糸”を断ち切る?)

「お困りのようですね、タクミ様」

その時、地面から這い出てきたのは――鄭国然でした。


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『三千界のアバター』セレクター編、後半戦第二弾のシナリオとなります。

シナリオに先駆け関連クエスト、

世界の終わり
『セレクター』戦闘報告3

がリリースされております。
「≪セレクター編≫新たなる絶望」から今回のシナリオまでの経緯についてが描かれておりますので、
併せてご覧下さい!

本シナリオは「神多品学園都市」「ブランク」が舞台となっておりますが、
両ワールドとも特殊な状況下にあるため「全世界共通」シナリオとなります。
そのため上記二ワールド以外も十全な力を発揮する事が可能です。

今回も「ユニークアバター」に能力補正ボーナスが入ります。
※エデンのゾディアックシリーズもユニークアバターに含まるものとして扱います。


フェロー参加は可となっていますが、アーモリーの武姫等、
フェローの運用を前提とするアバターが存在するための措置となっております。
それ以外のフェローについてはアクションを記載していても描写できませんので、予めご了承下さい。


■シナリオの参加報酬について

本シナリオは今後の三千界に影響を与える内容となっています。
活躍された方は、新たな高レベルのスキルやアイテムが獲得できる場合があります。

また、神多品学園都市が今回の結果救えた場合、
現在制限のかかっているクエスト・フェローパックの制限は解除されます。

なお一度滅びたという事実は残るため、
神多品学園都市のアバターには何らかの影響が出る事となるでしょう。


■基本的な状況

ワールドホライゾンの特異者たちはセレクターのアジトに攻め込み、黒田 官兵衛を撃破しました。
しかしその間にペイルライダーは故郷である神多品学園都市に帰還し、
ホライゾンが介入する隙すら与えず世界を滅ぼしてしまいます。
一度は崩壊した神多品でしたが、“神域”への鍵として確保していたゴダムの聖具と引き換えに、
ゲートを滅びる直前に繋ぐことに成功しました。
しかしゲートは不安定であり、いつまた閉じてもおかしくない状態です。

特務で神話級アバター持ちの東郷 きららとリタ・F・ローゼンバーグが先陣を切り、
山田健司ら、最後のわずかな生き残りを救出。
シャドウを食い止めつつ、特異者をペイルライダーの元へ送り込もうとします。

また神多品のピンチを知り、
神多品出身の張子コハクは越界聖具“戦旗”ファナティックをホライゾンから持ち出し、
駆け付けました。
彼女が持っているのはイミテーションの力による贋作であり、本物は神流 貞市に託してあります。

一方、サヤやグレムリンの動向は不明ながら、玖繰がブランクにいる事が分かりました。
彼女はコロニーを掌握してランファを含む子供たちを支配下に置き、
もう一つのブランクである“フェルド”との接点となるものを探しているようでした。


■各パートについて

神多品学園都市の生存NPCは下記となります。

・山田 健司
・高遠 愛美
・利根 志乃
・神流 貞市
・アメリア・朱雀院(精神はRWOで現在ログアウト不可)

他は既にアポカリプスに取り込まれてしまっていますが、
パート【1】【2】において皆様の強い呼びかけがあれば意識を取り戻し、戻って来れる可能性があります。
なお、呼ばれたからといって絶対に復活するわけではありませんが、
呼ばれなかったNPCは完全に消えてしまいます。
これまでの関係性も影響するため、
今回のシナリオでいきなり名指ししただけでは戻って来られる可能性は低いです。

★神多品学園都市(天儀球)NPCへの呼び掛けの補足(2022年6月13日 追記)
NPCへの呼び掛けは「1PCにつき1名」行うことが可能です。
アカウントごとの参加キャラクター数分指名できますが、 1キャラクターのアクション欄の中にまとめて頂く形でも構いません。
該当NPCとの関係性や思い入れ等、思いの丈をぶつければ帰還できる可能性がより高くなるでしょう。
※関係称号がある場合、セットして参加して頂ければそちらも加味します。
※神多品学園都市以外の学園都市(アクロポリスやidolミレニアム)のNPCも指名可能です。

なお、シナリオが成功した場合、いわゆるモブ(神多品学園都市の住人)は学園都市が最低限機能を維持する程度には戻る事となります。
ワールドホライゾンと深い関わりのある神多品学園都市のNPCが生還するかが
かかっているものとお考えいただけますと幸いです。



【1】黙示録の獣を食い止める  難易度:8

神多品学園都市はリージョン・ユニバースを除きアポカリプスに飲み込まれており、
シャドウが溢れている状態です。
このシャドウは火廣金を媒介に、人々がそのままシャドウ化したものです。
元の人間の自我は失われていますが、消滅させれば人が一人完全に死ぬ事となります。

シナリオ時点で彼らを元に戻す目処は立っていないものの、
きららやリタは可能性があるうちは消滅させないようにしています。

黙示録の獣はシャドウの集合体であり、七つの頭を持つ巨大な竜の姿をしています。
こちらは元々の意味でのシャドウ(荒鈿女)によって補強されているため、
躊躇わずに攻撃しても問題ありません。
黙示録の獣は贋作の“戦旗”ファナティックに反応していますが、
本物よりも弱いものの精神に作用する力を持っており、
このパートに参加する「神多品学園都市アバターのPC」が少し強化されます。

このパートには東郷 きらら、リタ・F・ローゼンバーグ、
張子 コハク、山田 健司、利根 志乃が登場します。


【2】鈿女の意識を目覚めさせる  難易度:12

アポカリプスの深層、天儀球の人々の願いによって形作られる集合意識の世界で、
アポカリプスと完全なる融合を果たしたペイルライダーと戦うことになります。
元々ペイルライダーは「自我を保ったままシャドウ化したナイツオブアポカリプスのなれの果て」で、
ほとんど不死身に近くなっていましたが、もはや物理的に殺せない存在となりました。
しかしアポカリプスとの融合は「無数にある意識の一つ」として取り込まれることを意味しています。
その代表として主導権を握っているのが今のペイルライダーですが、
裏を返せばより強固な精神に主導権が移れば、ペイルライダーは表に出て来られなくなる、ということになります。

ペイルライダーの自我は非常に強く、鈿女の意識も抑え込まれているため、
力を乱し、精神も消耗させるとともに、鈿女をはじめとする人々の意識への呼びかけが必要となります。

またペイルライダーから世界を守りたいという願いから生じたアーマゲドンフォースの力は、
強力な対抗手段となる事でしょう。


元が伝説の黙示録の四騎士であるためナイツオブアポカリプス、ブリンガーの力が主体ですが、
今は「神多品そのもの」と呼べる状態であるため、
アーマゲドンフォースを除く神多品アバターの能力は全て網羅していると考えられます。

疫病を撒き散らし心身共に蝕むことは、半ば無意識に行っていますが、
あくまでアポカリプスの力に由来するものであるため、呪いや浸食、汚染や毒への対抗手段があれば対処可能です。

また、戦場となる世界はその性質上「神多品の人々の記憶が投影されている」ものとなります。
このため様々な姿に変わるものの、基本的に特異者たちが戦うのに適した状態となり、
使えるアイテムやスキルに制限・制約はないものとお考え下さい。


このパートには高遠 愛美、神流 貞市が登場します。


【3】ピュータとランファたちを救出  難易度:10

コロニーで無事なのはタクミとメロディアの二人だけで、ランファと他の子どもたち(スーベニア、ノスフェラトゥ)は、
玖繰の手に落ちています。

プレイヤー情報になりますが、前回の黒田 官兵衛同様、「≪セレクター編≫ナイン・ライヴズ」で玖繰と交戦した方は、
彼女に“糸”をつけられています。
これによって即操られる、というわけではないものの、何らかの影響は受ける事となるでしょう。


玖繰は地球の暗殺集団である『九鬼一族』であり、
三大アバター、とりわけブラフマーを狙っている事が判明しています。
九鬼としては三千界を滅ぼす意思はないものの、玖繰個人の思惑やセレクターに与している理由は、
はっきりとは分かっていません。
ここで撃破することも不可能ではないものの、“最上位の暗殺者”という特性から、
その場合の難易度は最低でも12となります。

コロニーは幸いリヒトシャテルンや鷺鴉といった他のチームは不在だったため、
彼らもまとめて玖繰の操り人形にされる事態は避けられました。
しかし子供たちが人質兼玖繰の手駒となってしまっていることに変わりはありません。

国然が地中から出現するまでは(シナリオ時点では)膠着状態であり、抵抗して玖繰の支配を脱しようとしている子供もいますが、
無理矢理に抑えつけられている状態です。
その気になれば完全に支配して抵抗自体させなくすることも彼女であれば不可能ではないはずですが、
あえてそうしておらず、自身の隙を突くことを期待している素振りすらあります。
「上位の九鬼は自身に制約・ルールを課した上で目的を達成する」という一族の掟のようなものがあるため、
今回も何らかのルールを自身に課しているものと思われます。


タクミはピュータを渡したら全員用済みとして始末されると考えており、
地中に潜んでいた助っ人(?)の国然と特異者の力を借りることで状況を打破しようと考えています。
国然は今回は裏切ることはないものの、あえて裏切ったフリをして玖繰の隙を作ろうするくらいはします。
なお、ブランクの人々からはノスフェラトゥで認識されています。

ピュータは一見レトロなロボットですがブランク崩壊前に造られたスーパーコンピューターであり、
ガイアに飛ばされたりRWOのサーバーになったりと、数奇な運命を辿っています。
そのためか滅びなかった別の未来であるフェルドとも微弱ながら繋がりを持っているようで、
そこに玖繰は価値を見出しています。

このパートにはタクミ、ランファ、メロディア、ピュータ、鄭国然が登場します。


■各世界の特殊ルールについて
・各世界の特殊ルール(亡霊兵、スーパーパワー、ギアカスタマイズなど)は使用可能となります。
・「★ゼスト連合軍階級行使可能シナリオ」ですが、フェロー参加不可のため、
 特典は「シナリオにおいては上官からの許可がなければ運用する事ができない」アイテムの使用のみとなります。
 特典を使いたい場合は該当する称号をつけた状態でご参加ください。

・当シナリオでは空想の欠片の能力を使用する事が可能です。
 能力を使用したい場合は該当する称号をつけた状態でご参加ください。
 ※空想の欠片の解放はできません

・当シナリオでは既に自分の性質を呼び覚ましている方は性質を使用することが可能です。
 ※技能覚醒スキルとして取得された方に限ります。

ただし、上記全般について、周囲の状況によっては十全に効果が発揮されない場合があります。

※上記特殊ルールを使用する場合は、それぞれのメインアバターでの参加が条件となります。


★スキル・アイテムのシナリオ上の運用について

スキル・アイテムの「クエストでの効果」は解説の内容を踏まえ、
大きく乖離しないものが基本的には設定されています。
ただしこれらはあくまで「クエスト」で適用されるものであり、
シナリオにおいては解説の内容が優先されます。
(範囲を確認する際にスキル効果のターゲット数を参考にすることはあります)。
特に状態異常の付与・対策で顕著ですが、絶対の有効性を保障するものではなく、
敵の強さや状況、対策に使用するスキル・アイテムの解説によっては効果的でない場合があるためご注意下さい。

★アバター死亡
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、特異者が死亡するケースがあります。
特異者が死亡した場合、その時のメインアバターが機能停止に陥り、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、過去の功績などが消えることはありません。
「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。



【2022年8月5日18:30 変更】
都合により、急遽となりますがリアクション公開予定日を『2022年8月8日』に変更とさせて頂きます。
この度は大変申し訳ございません。
【2022年7月28日10:30 変更】
リアクション公開予定日を『2022年8月5日』へ変更させていただきました。
再度の変更となってしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【2022年7月19日10:30 変更】
リアクション公開予定日を『2022年7月29日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【2022年6月15日18:30 追記】
【3】の状況、および玖繰について追記を行いました。
【2022年6月13日20:15 追記】
NPCへの呼び掛けについて、および【2】のペイルライダー戦の環境について追記を行いました。

【1】黙示録の獣を食い止める 【現在のMC参加人数:43】

8

【2】鈿女の意識を目覚めさせる 【現在のMC参加人数:31】

12

【3】ピュータとランファたちを救出 【現在のMC参加人数:26】

10