クリエイティブRPG

伝説(アルティメッツ)を打ち破れ!

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伝説(アルティメッツ)を打ち破れ!
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ロディニア/ユーラメリカ
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:50ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年07月14日公開!

シナリオガイド

立ち塞がる初代Miss.アルティメッツ、オルグキング、ラルヴァンダード! キミが新たな伝説となる!!

シナリオ名:伝説(アルティメッツ)を打ち破れ! / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



“ヴィラン(悪)”が人々を裏で支配するロディニア
それはここカディヤックヒルでも変わらない。
悪事を働くヴィランの中心である“異邦人(エトランジェ)”に成す術を持たなかった人々だが、
勇気を力に変換する“ブレイブコンバーター”の開発によってヴィランに太刀打ちできる力を手に入れた!
“セイヴァー(救世主)”が勇気を力に変えてヴィランを打ち破る想像(イマジン)の世界となったのである!

■□■


 ――カディヤックヒル、ギルティアス・ミレニアム

 アンダープレートとの境界線に市民が集まり、一発触発とまではいかないまでも、何かきっかけがあれば雪崩れ込みかねない状況の中。
 人心掌握に長けたダイモン・アサクラと、優しい力持ちハーヴェストが市民を留めていました。
 そこへギルティアス・ミレニアムから一人の人物が現れたのです。
※トリガークエスト「市民の反撃」「神殺し」参照

「しょ、初代“Miss.アルティメッツ”……」

 ユーラメリカからやってきた真紅のヒーロー輝洲 飛影が、ダイモンから送られてきた映像を見ながら言いました。
 デルタシティに生まれた者なら知らない者はいません。ランドマーク・ネオガディス像のモデルである、デルタシティで初めて異能力を持つ“ネオジェネレーション”に覚醒した女性、初代“Miss.アルティメッツ”でした。

「歴代“Miss.アルティメッツ”の中でも最強と謳われる女性です。一説では当時デルタシティに蔓延っていたevilを全て一人で倒したとか……全盛期のアイゼン市長、八代目“Miss.アルティメッツ”も足元にも及ばない、と聞いています。もちろん、伝説ですので多少誇張はあると思いますが」
「なるほどね。合点がいったわ。三神官ラルヴァンダードは、こちらが『渡界機』の設計図を押さえて妨害が可能になったから、最小限で最大限の影響を考えたようね」
「!? 初代“Miss.アルティメッツ”は俺たちヒーローの原初とも呼べる存在……今までのように多くのevilに干渉できないなら、その一番初めを、と考えたわけですね」

 飛影が彼女のことを搔い摘んで話すと、プロフェッサー・ソルフォードがそう推測しました。

「……摧破!!」
「危ないんだな!! だなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「ハーヴェストぉぉぉぉぉ!?」

 ゆらりと無防備で歩み寄ってきた初代“Miss.アルティメッツ”は、目にも止まらぬモーションで殴り掛かってきます。
 そこは身体能力に秀でたミュータント、ハーヴェストがダイモンより早くその動きに気付くと、腕を交差させて防ごうとします。
 しかし、2mを超える巨体はくの字に折り曲がりながら、まるでぬいぐるみのように軽々とゆうに100m吹き飛ばされ、雑居ビルを倒壊させて止まりました。
 流石のダイモンも慌てて駆け寄ります。

「初代“Miss.アルティメッツ”は、破壊力に長けていた、と聞いていましたが……これほどとは……」

 事実は小説よりも奇なり、と言いますが、一人でデルタシティに蔓延るevilを倒したという伝説の力を様々と見せつけられ、飛影は言葉に詰まりました。

「ほぉ、出来損ないの神より、愉しめそうではないか!」
「……空裂!」

 今まで全く殺気を感じなかったオルグキングは、一般人なら見ただけでショック死するような背筋が凍る程の覇気を纏いますが、初代“Miss.アルティメッツ”は意に介さず、彼へ殴り掛かります。
 距離があるにもかかわらず、オルグキングの鎧の肩当てが吹き飛び、宙を舞うと、木端微塵に砕けます。それだけではなく、オルグキングもその巨体をよろめかせたのです!

「本調子の私といい勝負しそうね~」
「……あなたにそこまで言わしめるとは、初代“Miss.アルティメッツ”とやらの実力は本物のようですわね。三神官ラルヴァンダードは厄介な方を呼び寄せたようですわね」

 相変わらず飄々とした口ぶりのデーモンプリンセス・ニムフに、フェアリークイーン・カリーミアが微苦笑します。
 二人とも現場へ急行すべく準備を進めます。

「オルグキングと初代“Miss.アルティメッツ”がこのまま潰し合うことは……」
「ないで。あの馬鹿力からして、三神官ラルヴァンダードは、初代“Miss.アルティメッツ”にブレインを更地にさせる気や」
「ギルティアス教国本国から、聖座……教皇の宮殿を呼び寄せるためにね」

 ヒュウガ・ウラベが念のため確認しますが、元三神官ホルミスとプロフェッサー・ソルフォードは、初代“Miss.アルティメッツ”が呼び出された理由を見抜いていました。
 贖罪の神ギルティアスの降臨、免罪の神ディスティニアスの藉身、二度の失敗を犯した三神官ラルヴァンダードに対し、ギルティアス教国本国の教皇――プロフェッサー・ソルフォードの実父――は、自らカディヤックヒルへ降り立とうと考えており、そのための場所を必要としているようです。
 そこで白羽の矢が立ったのが、ギルティアス・ミレニアムに隣接するブレインです。
 カディヤックヒルの都市機能をマヒさせ、同時にギルティアス教国の最高権力者を降り立たせることで、カディヤックヒルそのものを乗っ取ろうと考えているのかもしれません。

 一方で、オルグキングは“神殺し”の実力を持つセイヴァーやヒーローとの戦いを望んでおり、それが済んだ暁には別の世界へ移動しようと考えているようです。
 事実、メカポリスニャン妖精の戦士ソーシャからの報告で、ミュータントたちの食料の略奪が始まろうとしていることが分かっています。
 食料や生活必需品を根こそぎ奪われたとしたら、人々はギルティアス教国に頼る以外生活していくことができなくなってしまうでしょう。

「聖座を呼び寄せるのを阻止するには、ギルティアス・ミレニアムを支えているトライピラーを破壊して、降り立たせなくするのが一番や。それをやるためにもオルグキングと初代“Miss.アルティメッツ”とは戦う必要があるで」
『特に初代“Miss.アルティメッツ”を倒せば、ユーラメリカへの干渉はこれでENDのハズヨ! 本当は私も戦いたいのだけれど、山本大國が絡んでいる以上、私はここを動くことはデキナイノ』

 アイゼン・ハワード市長がゲート通信越しに残念そうな表情を浮かべます。免罪の神ディスティニアスを倒したことで、藉身に使用されていた極光帝国のスフィアは戻っています。
 ですが、『渡界機』の影響もあってか、未だにマザーエンプレスといった極光帝国の要人たちは目を覚ます気配がないのです。
 しかも、山本大國の狙いが分からない以上、地球への開きっぱなしのゲートがあるヒーロー連盟(ソサエティー)本部ビルから迂闊に動くことができないのです。

「アイゼン市長、我々には“神殺し”のセイヴァーとヒーローがいる。彼らが、彼女たちが、伝説を打ち破るのを見届けようではありませんか!」

 光牙長官は力強く言い放ちました。
 彼はセイヴァーとヒーローが初代“Miss.アルティメッツ”やオルグキング、そしてギルティアス教国に負けるとは微塵も思っていません。

「初代“Miss.アルティメッツ”を倒し、オルグキングに目にもの見せ、ギルティアス教国の企みを阻止しようではないか!」
「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 光牙長官の発破に、その場にいたセイヴァーとヒーローは力強く答えると、それぞれの現場へと急行するのでした。
 光牙長官が言うように、過去の伝説を打ち破り、新たな新たな伝説となるのは皆さんのアクション次第です!
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ロディニア&ユーラメリカのトリガーシナリオ
『伝説(アルティメッツ)を打ち破れ!』をお届けします。

本シナリオは

『イマジナリィセイヴァーズ~完結編~』
『イマジナリィセイヴァーズ・アフター』

の後の話となります。
最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、上記シナリオやトリガークエスト「イマジナリィセイヴァーズ」1~17話をご覧頂ければ幸いです。

また、関連するトリガークエスト

「市民の反撃」
「神殺し」


もリリース中です。こちらもぜひプレイしてください!

■ワールドについて
渡界機と呼ばれる、異世界へ移動できる機械の異常干渉により、
ロディニアの中にユーラメリカの世界が疑似的に再現されています。
そのため、ロディニアだけではなく、ユーラメリカのアバターも本来の力を発揮でき、

【スーパーパワー】

も使用可能です。
ただし、【合体技】は使用できませんでご了承ください。


■招待について
ロディニアのイマジンレガリアと、ユーラメリカのヒーローは協力体制を取っています。
そのため、

・S級ヒーロー
・ファン数500名以上のセイヴァー

に招待が出されています。
また、

・ギルティアス教国のアコライト

も招待させて頂いております。
※参加費はお客様のご負担となります。ご了承ください。


■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加されると、
課題よりファン数を上げるアイテム「ブレイブスペクトル」が2個手に入ります。

さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
追加で「ブレイブスペクトル」がプレゼントされる場合があります。
ただし、各パートには「成功」と「失敗」があり、失敗したパートに参加されたPCには
追加のブレイブスペクトルの配布はございませんのでご注意ください。

なお、MCのメインアバターがユーラメリカのアバターの場合、
「ブレイブスペクトル」の付与ではなく、「ヒーローランキング」が上がる場合があります。

※ただし、S級ヒーローはランキングは上がりませんのでご注意ください。


詳細は、

「ファン(=サポーター)」
「ヒーローランキング」

をご覧ください。


●アクションパートについて
本シナリオのアクションパートは、

【1】潜入パート(中ボス戦あり)
【2】中ボス戦
【3】ボス戦

に分かれます。

【1】は戦闘の難易度は低めとなっています。

上記した「シナリオ内での活躍」は各パートごとに判定されます。
アクションに自信がない方や戦闘を好まない方は、【1】パートへの参加をお勧めします。

なお、全パートにNPC光牙影路郎とプロフェッサー・ソルフォードが登場する場合があります。


【1】トライピラーを破壊する 難易度:4(8)

ギルティアス・ミレニアムの土台を支える3本の大黒柱を破壊します。
破壊用の爆弾は元三神官ホルミスが用意し、このパートに参加するPCに一人1個ずつ配布されます。

ギルティアス・ミレニアムの地下は工事・メンテナンス用の通路が迷宮のように張り巡らされており、
侵入者対策のトラップ(防火扉、落とし穴、自動感知レーザー)が仕掛けられています。
また、定期的にアコライトが巡回しているため、これらの罠に掛かると急行してくる場合があります。
戦力の消耗を防ぐためには、罠を回避したり、アコライトをやり過ごすことが必要になります。

ギルティアス教国本国から来ている聖歌隊は、聖座と呼ばれる教皇の宮殿の降臨の儀式を行っているため、
トライピラーの防衛に付いているのは、1本につき数名のテンプル騎士になります。

アコライトはプラズマソードとプラズマライフルで武装し、
テンプル騎士はイオンソードとイオンライフルを所持しています。
それぞれギルティアスバニッシュを使用しますが、
特にテンプル騎士が使用するギルティアスバニッシュは相手を塩の柱に変えてしまう恐ろしいものです。
対策は行うに越したことはないでしょう。

また、柱の一本には三神官ラルヴァンダードが防衛に付いています。
三神官ラルヴァンダードはイオンガン二丁拳銃の使い手です。
彼は贖罪の神ギルティアスに魂を捧げているため、本来であれば「死にません」が、
ですが、贖罪の神ギルティアスが倒された今、その不死性は失われています。
彼と戦う場合は()内の難易度になりますが、
メインアバターが「シルエットチェイサー」の場合、彼に対して特攻効果が発揮します。
「インフィニティ」の場合、「シルエット」が使用できれば特攻効果を有することができます。

大黒柱はギルティアス・ミレニアムを支えているため、柱同士の距離はかなり離れています。
そのため基本的に、1アカウント、及び1つのグループアクションにつき、1本の柱のみ対象となります。
なお、三神官ラルヴァンダードの大まかな位置は、
贖罪の神ギルティアスの神威などから元三神官ホルミスかミハル・ウラベが分かるようですので、
彼女らに同行を求めるといいでしょう。


こちらのパートでは、

元三神官ホルミス
ミハル・ウラベ
ファンレイ
アミー・竹ノ内
桜月 奏
プティデーモン・マーニ

が登場する場合があります。


【2】初代“Miss.アルティメッツ”と戦う 難易度:10(9)

ブレインを更地にすべく破壊活動を行っている初代“Miss.アルティメッツ”と戦うパートです。
原初のネオジェネレーションで、巨漢のハーヴェストを軽々と吹き飛ばすなど古典的なパワーファイターです。
一方で、オルグキングの肩当てを吹き飛ばすなど、遠距離攻撃も仕掛けてきます。

どうやら三神官ラルヴァンダードによって正気を失わされ、破壊衝動のみで行動させられているようです。
そのため、精神系の状態異常は効かないようです。

八代目“Miss.アルティメッツ”ことアイゼン市長より強いと言われており、
かなりの強敵であることに間違いはありません。
ただ、彼女を倒すことで、一連の『渡界機』によるユーラメリカへの干渉は収まるようです。

メインアバターが「インフィニティ」の場合、
初代“Miss.アルティメッツ”に効率よくダメージを与えられるようになり、
難易度は()内になります。

ただし、ギルティアス教国に協力しているアークの竜人(タラスクス)のリーダー『三竜䰠』の、
水竜䰠スピンドルストンと空竜䰠アララルが、初代“Miss.アルティメッツ”の監視を行っており、
必要に応じてギルティアス教国に与している超強化サイボーグを増援として繰り出す可能性があります。
こちらはマッドサイエンティスト・エジソンの遺産で、かなり強化されたサイボーグのようです。
注意してください。

こちらのパートでは、

ダイモン・アサクラ
ハーヴェスト(コアラインファントリー)、
アレクサンドロス・ルートヴィッヒ
輝洲飛影

が登場する場合があります。


【3】オルグキングと戦う 難易度:12(7)

プラント・ファクトリーエリアで、カディヤックヒル最強と名高いオルグキングと戦います。
ただし、彼は自分が認めた者としか刃を交えません。
そのため、称号「オルグキングの挑戦を受けた」を表示している必要があります。

オルグキングは近接用にヒートグレイブ、遠距離用にガトリング砲を使い分けます。
オルグキングのヒートグレイブは大半の防具をバターのように切り裂き、
ガトリング砲はハチの巣に変えると言います。
また、一般人なら見ただけでショック死するような背筋が凍る程の覇気を纏っており、
難易度未満のレベルだと、まともに向き合うことができません。
加えて、ほとんどの状態異常に対して耐性を持ちます。

皆さんの持てる力を出し切って勝利を掴んでください。
特にミュータント特攻のある装備やスキルがあると心強いでしょう。

また、オルグキング直属の精鋭のミュータント、ハイ・ミュータントたちが
プラントやファクトリーから、食料品やら生活必需品やらを根こそぎ強奪し、
次の世界へ持っていこうとしています。

彼らは精鋭だけあってミュータントとしては強い部類に入ります。
装備はオルグキングと同じヒートグレイブとガトリング砲ですが、
こちらはオルグキングが有しているような特殊効果はないようです。
また、エリミネーターのスキルを使ってきます。

彼らと戦う場合、難易度は()内になります。

こちらのパートには、

ヒュウガ・ウラベ
エウリュー・アトリー
メカポリスニャン
妖精の戦士ソーシャ
デーモンプリンセス・ニムフ
フェアリークイーン・カリーミア

が登場する場合があります。


■ギルティアス教国のアコライトPCについて
参加制限はありませんが、アコライトはミュータントからの防衛が推奨されていますので
【3】パートへの参加が推奨されます。


■死亡(アバター死亡)判定
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、
セイヴァーが死亡するケースがあります。
システム上では一定期間死亡時のアバターにチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2022年6月6日15:45追記】
【1】パート に追記を行いました。

【1】トライピラーを破壊する 【現在のMC参加人数:31】

4

【2】初代“Miss.アルティメッツ”と戦う 【現在のMC参加人数:11】

10

【3】オルグキングと戦う 【現在のMC参加人数:15】

12