『蒼空のフロンティアRe』のペリフェラルエピソード
『ザナドゥ魔戦記』第一回、『魔族の有様』をお届けします。
本シナリオは先日公開されました
『カナン再生記アフター~真の災厄~』の流れを踏まえたものですが、
新たな土地『ザナドゥ』を舞台に展開される物語となっております。
これまで『カナン再生記』をお楽しみいただいていた方はもちろん、
蒼空のフロンティアReを触れてこなかった方でも気軽にご参加いただけます。
また関連クエストとして、
『ザナドゥ訪問』
が公開されております。
『ザナドゥ魔戦記』をより深くお楽しみいただける内容となっておりますので、
ぜひチェックしてみてください。
本シナリオは前回に引き続き、
『クエスト&マーケットキャンペーン』の宿命のソーマに当選された、
小鳥遊 美羽(SAM0071185)様
のオーダーによる
・「ライバルキャラの登場するシナリオ」
となります。
また今回、小鳥遊様にくわえて
『カナン再生記アフター』にご参加いただいた皆様に
招待を出させていただいております。
ぜひ奮ってご参加ください!
※参加費はお客様のご負担となります。ご了承ください。
■基本的な状況
“光の世界樹”セフィロトが解放され、再生への道を歩み始めたカナンは魔族の国、ザナドゥの侵攻を受けました。
“闇の世界樹”クリフォトの力で地上に出現した魔族の軍勢はカナンの首都キシュを強襲しますが、駆けつけた契約者の奮戦が勝り勢いを失いました。
また、世界樹クリフォトの守りに戻った魔神ロノウェは、ザナドゥへの道を開こうとする
小鳥遊美羽、
サーハ・アルベールら契約者と戦い、その力、意思に応える形でザナドゥ訪問を許可しました。
結果、魔族の軍勢はザナドゥに引き揚げ、キシュ陥落の危機は去りました。
契約者は世界樹セフィロトが拓いたザナドゥへの道を進み、過酷な環境下でまず長時間滞在可能な拠点の整備を行いました。
(クエスト『ザナドゥ訪問』参照)
そして今回、魔神が治める街のうち三つの街への訪問が実現します。
魔神ロノウェが言う、『ザナドゥの魔族がカナンに撃退された後』がこの後、どのような展開を迎えるかは契約者のアクションに委ねられているのです。
このシナリオが成功し、魔族と一定の関係を築くことができれば
種族「魔族」のパートナーが追加されるでしょう!
【1】【イコン参加可】ロンウェル:ゴエティアと模擬戦を行う 難易度10
ゴエティア(今回の扉絵に居る機体です)はザナドゥで造られたイコン(正確には魔鎧の一種)です。
イコン戦闘を経験した魔族、そして魔族の王
パイモンはイコンとそれに乗る契約者の重要性を認識しており、ぜひ戦いたい、と魔神ロノウェに打診しました。
魔神ロノウェはザナドゥ軍が育てたゴエティアのデータを知られることを危惧したものの、いずれ戦うことになる場合とを考慮して今回の模擬戦を許可しました。
魔族が従えるゴエティアは魔鎧の一種であるため、パラミタで複製されたゴエティアやその他のイコンと違い
魔神やその配下が単座で乗る(纏う)ことを前提としています。
格闘攻撃と魔力の凝縮された魔弾による攻撃の他、魔神ごとに独自の能力を持っているようです。
模擬戦は基本、ゴエティア一体に対しイコン一機で行われます。
ただしゴエティア二体対イコン二機のように複数対複数も組むことができますし、魔神ロノウェのゴエティアに対しては複数で挑むこともできます。
また形の上では模擬戦となっていますが、魔族のすべてが地上との協調に賛同しているわけではないとマルドゥークは考えています。
一部の配下は
本気でこちらを倒し、イナンナやマルドゥークを討ち取ろうとしてくる可能性もあるため、十分に警戒する必要があるでしょう。
【1】パートに参加する場合は下記の相手からアクションで選択してください。
・魔族ゴエティア(ハンマー装備) 難易度7
魔神ロノウェやその配下が使用しているハンマーをゴエティア用に整備した近接武器を装備したタイプです。
見た目通りに近接戦闘を得意とし、加速力も強化されています。
・魔族ゴエティア(バズーカ装備) 難易度9
より魔力の凝縮された魔弾を放つことができるバズーカを装備したタイプです。
遠距離戦を得意としつつ、魔族本来の耐久性も兼ね備えています。
・魔神ロノウェ用ゴエティア 難易度10
魔神ロノウェが育ててきたゴエティアです。
ハンマーとバズーカを両方使いこなし相手を圧倒してきます。また独自の能力として『ビッグウェポン』と仮称する、
武装を巨大化させ各種能力を強化する(この際ゴエティア自身も巨大化した武器を扱えるように形態を変化させます)能力を使用できるようです。
ただし魔神ロノウェは通常戦闘で勝負がつかない場合にのみ、この能力を使用してくるようです。
登場するNPC:ロノウェ、ドン・マルドゥーク、ジバルラ、小イナンナ
※ドン・マルドゥークとジバルラは復帰にもう少し時間がかかる予定でしたが、治療を受けたおかげで早く復帰できたためイコンの情報を得る目的で同行します。
【2】ロンウェル:魔族の有様を自身の目で確かめる 難易度99(1)
ロンウェルはザナドゥ筆頭の知識の宝庫でもあり、ザナドゥについてのことはたいてい、調べることで出てきます。
カナンとザナドゥの関係はこれまで、『侵攻してくるザナドゥの魔族を撃退するカナン』でしか語られていなかったため、カナンにとってもここで得られる情報というのは貴重なものであり、それを得ようとする契約者に期待を寄せています。
また、行き先指定がなかったメイシュロット(魔神バルバトス)とベルゼビュート(魔神パイモン)へは、このパートから通信を行うことで間接的ですが関わることができます。通信では互いの表情の他、街並みを端末越しですが見ることができます。
魔神が対応してくれるかはアクション次第となりますが、両者ともおもてなしをする気持ちはあります。
なお難易度が99ととんでもない事になってますが、これはアクションによってはリアクションが成立せず失敗となる場合があるためです。
【2】パートは特にアクションの自由度がとても高いため、予めご了承の上参加していただけますと幸いです。
登場するNPC:サーハ・アルベール、小イナンナ
※通信ごしですが、行動次第ではアーデルハイト・ワルプルギス、女神イナンナが登場することもあります。
【3】アムトーシス:魔神アムドゥスキアスと芸術について語らい合う 難易度8
アムトーシス、ゲルバドルの両街でもロンウェル同様、ザナドゥについて調べることもできます。
ただし魔神アムドゥスキアス、魔神ナベリウス共にザナドゥの成り立ち等にはさほど興味がないので、わからないことはわからない、と言われてしまうかもしれません。
見た目には華やかなアムトーシスですが、ひとつ大きな問題を抱えています。
水路が通っているとありましたが大分無理をしてのものであり、流れを維持するために一方通行となっています。
このままでは街の住民が水を得られなくなってしまいますので、街の上下に循環用の副水路を設ける事になりました。
暮らしている魔族も暮らしの悪化に心が荒んできており、工事は難航が予想されます。
放置すればその不満の矛先は地上に向かうかもしれませんが、
協力することで、あるいは町の人々と関係を築くことも可能でしょう。
(とはいえ2500年にわたる争いの歴史があるので、すぐに和解というわけにはいかないと思われます)
登場するNPC:アムドゥスキアス、サーハ・アルベール、小イナンナ
【4】【イコン参加可】ゲルバドル:魔神ナベリウスとめいっぱい遊ぶ 難易度8
のどかな風景が広がるゲルバドルで、三人一柱の魔神
ナベリウスと一緒に遊ぶことができます。
ただしナナ、モモ、サクラはいずれも
じゃれ合うだけで第二世代イコンを手玉に取るほどの強さを誇るので
子どもっぽい遊びであったとしても、戦闘と同じくらいの備えをしなければ
「つまんなーい」と思われてしまうかもしれません。
また、ゲルバドルは建物が長く使われすぎて老朽化しており、
それに伴ってザナドゥの有害な空気から守る結界が弱くなっています。
結界はパイモンやバルバトスの配下が修復中ですが、街外れには
はぐれ魔族になるものが出てきており
修復を済ませるまで食い止め大人しくさせる必要があります。
ゲルバドルのはぐれ魔族は、おままごとに怪獣役としてゴエティアで割り込んだり
建物を吹き飛ばしてかくれんぼを台無しにするなどの蛮行に及んでいます。
遊びの中で戦って打ち負かしてやれば大人しくなるでしょう。
そういう意味では、ナベリウスとの協力作戦と言えなくもありません。
【3】【4】パートに参加して両街の問題を解決することが
魔神アムドゥスキアスと魔神ナベリウスの今後を左右する事になります。
特に専門知識が無くとも参加可能ですので、ぜひ力を貸してあげてください。
登場するNPC:ナベリウス、エンヘドゥ・ニヌア、小イナンナ
■イコンについて
クエストなどで手に入る「サロゲート・コアⅠ」「サロゲート・コアII」と交換など手に入れることが可能です。
※交換枚数による制限や装備できる学校に制限がございますのでご注意ください。
イコンのシナリオでの運用は以下のルールとなります。
●パイロットについて
イコンは契約者である地球人とパラミタのパートナーと共に操作する全長機動兵器です。
イコンを操作するには、
・【イコン】アイテムを装備していること
・蒼空のフロンティアReのアバターであること
・自身のパートナー(LC)と一緒に乗ること。
が必要です。
上記が守られていない場合は、イコンが操作できない
あるいは操作出来ても本来の3割程度の力しか発揮できません。
例:一人でイコンに乗る、パートナー以外のキャラクターを乗せているなど。
また同じMCのパートナー(LC)同士での操作も可能です。
メインパイロットは【イコン】アイテムを装備しているキャラクターとなります。
サブパイロットは自身のLCであれば任意となりますが、シナリオにおいてはアクションで指定してください。
●使用できるスキル・アイテムについて
基本的に使用できます。
メインパイロット(イコンを装備しているキャラクター)の装備しているスキル・アイテムは、
但し書きがない限り、イコンが装備しているものとして扱って構いません。
サブパイロットの装備しているスキル・アイテムもそれと同様に扱い、
イコンは実質的に8つのスキル・8つのアイテムが装備・使用可能となります。
ただし、剣を4本持っているからといって、4本の腕がなければそれを同時に振るうことはできません。
また空を飛ぶアイテム(魔法の箒、小型飛空艇)については
イコン専用でなければ、それによってイコンが空を飛ぶことは出来ません。
なお、『イコン』を用いて行うことによって生身で行った場合と異なる演出や結果が発生する場合はありますが、
その威力等についてはスキルやアイテム、ステータス以上のものとはなりません。
また、イコン専用で装備することで、より力を発揮できる【6G】アイテムも存在します。
●一人操作のイコンについて
パラ実の「喪悲漢」のように一人操作可能な【イコン】扱いの乗り物もありますが、
それらは厳密にはイコンでなく、サブパイロットのアイテム・スキルなどについては同時利用は出来ません。
●参加出来るパートについて
イコンについてはシナリオ中で参加できるパートについて指定がございます。
基本的にはそのパート以外では使用できませんのでご注意ください。
■ゲームマスターについて
本シナリオは
・猫宮 烈
がリアクション執筆を担当します。
皆さんのご参加、アクションをお待ちしております。