クリエイティブRPG

月に嗤う 後編

リアクション公開中!

 117

月に嗤う 後編
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:バイナリア
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年11月25日公開!

シナリオガイド

月光園再び。フェスティバルの裏で、A機関は純血同盟、国家保安局と衝突する!

シナリオ名:月に嗤う 後編 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム




“壁”に分断された大陸、バイナリア

かつて存在した超大国『オデッサ連邦』は、
壁の東側の東オデッサ連邦と西側のオデッサ共和国に分かれ、長きに渡り対立状態にあります。
壁の存在によって仮初の平和が保たれていますが、
その裏では東西による情報戦――“見えない戦争”が繰り広げられていました。

戦争の再開を望む者、真の平和を望む者。
そして、世界あり方自体をひっくり返そうとする者。

様々な思惑を抱えた者たちにとって鍵となるのは、壁で世界を分断した“A”が遺した遺産です。
東西陣営の和平派によって秘密裏に立ち上げられた秘密組織、『A機関』は、
壁の撤去と和平による終戦を目指し、両国にエージェントを送り込んでいます。

東オデッサを騒がせる人工種族の闇組織『純血同盟』
その実態を把握すべくA機関が取った作戦は、芸能事務所を立ち上げ、興行を通じて彼らの気を引き、接触するというものでした。

エージェントの活躍により、芸能事務所ヴェレスは注目の新興組織と評判になり、
東オデッサ芸能界の重鎮『シルバーフォックス』との繋がりも得ました。

並行して進められた戦後復興財団代表ダニールの調査では、彼が純血同盟を支援していることが確定的となりました。
しかし、ダニールもまた自身を探ろうとする者たちの存在を察知し、敵対者を排除すべく手を打とうとしていました――。


■□■


――東トリス市内、芸能事務所ヴェレス。

「社長、シルバーフォックスからイベントの誘いが来ております」

ヴェレスの社長ハルチェンコことA機関のエリートエージェント大鷲(オオワシ)は、秘書のタラソワから手紙を受け取りました。
彼女もまた、雲雀(ヒバリ)のコードネームを持つエージェントです。

フルムーン・ナイトフェスティバルねぇ。
 場所は月光園。
 満月の夜、今話題のオデッサ芸能界のタレント・アーティストと月の世界の住人たちが夢の共演。
 いや、すごいな。まさか我が社にも声が掛かるなんて」
「そうですね。よほど我々を気に入って頂けているようです」

ハルチェンコは手紙を読み終え、目を細めました。

「どう思われますか?」
「最大のスポンサーがダニール伯爵。
 イベントにいるのは純血同盟の息がかかった連中……いや、同盟の主要構成組織が勢ぞろいだろう。
 お祭り騒ぎの中で敵を炙り出し、始末する。
 だが、それだけじゃないだろうな」

月光園はかつて軍の基地であり、現在も軍の管理下にある国営テーマパークです。
以前の任務で調査した時、A機関はランクAの遺産、万能鎧装『マクシム・G』を回収しており、
他にもまだ遺産が眠っている可能性が極めて高いとされています。
もっとも普段は国家保安局が目を光らせており、純血同盟といえどあまり目立つことはできません。

「オデッサの人気者が集まるとなれば、保安局も彼らに危害が加わらないよう、人手を割かなければなりません。」
「しかも、月光園にはダニール伯爵も来る。
 保安局には、夜鷹の姐さんが“善良な市民”として、純血同盟と通じている疑いがあると、通報している。
 相手は大物だ。保安局といえど、慎重に動かざるを得ない。
 園内の監視は必然的に弱まる」
 
フェスティバルの裏で、純血同盟は間違いなく園内の“遺産”を狙って動くと大鷲は予想していました。

「ライカンスロープの生みの親であるアレクサンドロフ博士は、トリス基地に在籍していた。
 マクシム・Gだけじゃなく、進化の揺籃があっても不思議じゃない。
 少なくとも、連中にとって月光園は徹底的に調べたい場所のはずだ」

A機関としても以前得た情報を活かし、より深い調査をするチャンスです。

「……さて、姐さんに相談だな。
 ヴェレスが表でできる限り人目を引いている間に、裏の方は腕っ節の強いエージェントに当たってもらうのがいい
「そうですね。申請用の書類については、先んじて私の方でまとめておきました」
「今話していた内容、全部か!?」
「はい。仲介屋の時は依頼人に誰を紹介するかを決めるのにも、
 すぐ連絡がつかなくなる人は珍しくないので、ある程度見切りでやっておく必要あったものですから」

大鷲の考えを予測し、を雲雀の方で用意していたようです。

早速大鷲は、エージェントリーダーである夜鷹に申請を行いました。


■□■


――東トリス郊外、月光園。

そして「フルムーン・ナイトフェスティバル」当日。

「ようこそお出で下さいました、ダニール卿」
「そう硬くならなくてよい。開園したのが昨日のことのように思えるよ。
 今も変わらず盛況なようで何よりだ」

ダニール伯爵は月光園のスタッフの案内で、準備の進む園内を見学していました。

「サファリの魔獣たちの様子はどうかね?」
「いずれの個体も安定しており、暴走の心配はありません」
「ふむ。だが、万が一ということもある。……これを渡しておこう。
 同じものは、既に事務局に届くようにしてある」

ダニールが渡したのは『銀の弾』の一種でした。
魔獣やライカンスロープが暴走した時の鎮静剤として用意したものです。

「もし祭りの時に万が一の事があったら大変だからな。
 “暴走”の兆候が現れたら、躊躇わずに使うといい」

スタッフに耳打ちした後、ダニールは従者にある命令を下しました。

「祭りは祭りとして、私は楽しむことにする。“彼ら”のことはお前に任せたぞ」
「仰せのままに」


■□■


 ――月光園、スタッフエリア。

「大佐、僕らはいつまで待機なんですか?」
「夜になるまでだ。我々は公式には、保安局内にいることになっている。
 決して“表”の者たちの目に触れるな」

右目に眼帯をつけた厳めしい男が、低い声で少佐中尉に告げました。
蛇を思わせる細目の美女が少佐、中性的な容貌の少年が中尉です。

彼は大佐。元の名は既になく、ただ軍に在籍していた時の階級で呼ばれています。
彼こそが、保安局一課特殊部隊『チェルノボーグ』の隊長です。

「ふふふ、今日は思う存分楽しめそうです。“表”の祭りも楽しそうですけどね」
「余計な者たちは皆、祭りの会場監視に回した。
 少佐、中尉。祭りの裏で動いている連中は、全員この国を脅かす敵だ。
 遠慮も手加減もする必要ない。“遺産”の使用も許可する。――狩れ、全て」



担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『ダブルフェイスゲーム』のトリガーシナリオ、
「月に嗤う」の後編をお届けします。


■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加されると、シナリオ参加アカウントごとに1つ、
「エージェントポイント」が課題でプレゼントされます。
※課題の実装は10月29日(月)中を予定しております。

また、シナリオで活躍された方にはチケットアイテム「A機関アチーブメントパス」や、
“遺産”の支給などの報酬が出るかもしれません。


■基本的な状況

ハルチェンコこと大鷲が立ち上げた芸能事務所「ヴェレス」は、所属タレントとなったエージェントたちの活躍もあり、
新進気鋭、才能豊かな人材を擁する事務所として業界で評判となりました。
夜鷹から受けた「純血同盟の幹部になる」という目標はまだ達成できていないものの、
東オデッサの芸能界に強い影響力を持つ「シルバーフォックス」と接点ができたり、
個々人では同盟傘下組織のメンバーに声を掛けられた者がいたりと、純血同盟に近付きつつあります。

戦後復興財団代表のダニールもA機関の調査によって純血同盟の後ろ盾になっていることが判明しましたが、
自身が探られていることにも気づいており、エージェントたちを排除すべく動き出しました。
ダニールはシルバーフォックスに働きかけ、月光園で大規模なイベント「フルムーン・ナイトフェスティバル」を開催します。

シルバーフォックスは純血同盟の構成組織をはじめ、目ぼしい者たちをイベントに集め始めます。
ヴェレスも声が掛かりましたが、大鷲はイベントの裏の目的を察し、
これに乗っかって全力でイベントを盛り上げることで注目を集め、
エージェントたちが裏で純血同盟に対処できるよう画策します。
また、「ムーンライト・ミステリーツアー」で得た情報も活用し、月光園の秘密に迫ることも任務に設定しています。

一方、保安局の特殊部隊であるチェルノボーグも秘密裏に動いており、
イベントの裏で動く純血同盟とA機関のエージェントをまとめて処理するつもりでいます。

舞台となる月光園については、「ムーンライト・ミステリーツアー」のリアクションもご参照下さい。


■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなどPCが死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
ただし、NPCが死亡した場合はこの限りではありません。


■アクションパートについて

バイナリアのパブリックシナリオは、
状況に応じて「表の顔」と「裏の顔」を使い分けて参加するものとなっています。

アクションパートにはどちら向きか、あるいは両方問題ないかが記載されていますが、
こちらはあくまで推奨であり、強制するものではありません。

詳細はワールドガイドの「★バイナリアのパブリックシナリオとアクションパート」をご覧下さい。

今回のアクションパートは行き先で分かれています。
各パートには任務目標がありますが、
そのためのアプローチはある程度自由に行うことができるようになっています。

ただし任務とほとんど関係ない行動の場合、実行前に止められる、注意・警告が入ることがありますので、
シナリオ目的から外れ過ぎないようご注意下さい。



【1】【表】フルムーン・ナイトフェスティバルに参加する  難易度:5

任務内容:フルムーン・ナイトフェスティバルを盛り上げ、イベントを成功させよ。


主に前編にて、芸能事務所ヴェレスの一員で「表の顔」で活動した方向けのパートです。
芸能事務所の所属者として、月光園のステージや特設会場でパフォーマンスを行うことができます。

ヴェレスの所属ではなく、月光園のスタッフとして働くことも可能ですが、
今回は名だたる人気スターが参加するイベントということもあり、イベントスタッフになるには、
職能レベルが3以上必要です。
※ヴェレス所属者についてはヴェレス自体が評価されているため職能レベルは問いませんが、
レベルが低いとパフォーマンスが失敗する可能性もあるため、高いに越したことはありません。

イベントが盛り上がれば盛り上がるほど保安局の意識が向けられることになりますが、
純血同盟の息がかかった芸能人も圧倒され、結果として裏で動く者たちとの連携に乱れが生じ、
A機関のエージェントが動きやすくなります。

NPCのハルチェンコ社長こと大鷲は、こちらのパートに登場します。
また、ダニール伯爵もイベントを見学しており、彼の接待を行う場合もこちらとなります。


【2】【表裏】純血同盟と接触する  難易度:6

任務内容:純血同盟のメンバーと接触し、裏で動く人員の数を減らせ。


こちらは【1】と同様フルムーン・ナイトフェスティバルでの行動になりますが、
前編にて純血同盟と繋がりを持てた方向けのパートとなります。

表の顔で会うか、裏の顔で会うかは任意のため、【表裏】としています。

純血同盟のメンバー、あるいは協力者と接触することで情報を引き出したり、
組織の他の構成員への働きかけを行わせ、撹乱するのが主な目的となります。

やり方次第では一時的にでもA機関側に寝返らせ、純血同盟の裏の行動を妨害する事も可能です。

こちらのパートには雲雀(タラソワ)が登場します。
タラソワは仲介屋をしていたこともあり、前編で純血同盟と関わりがあると判明した者をリストアップし、
今回も月光園に来るよう取り計らっています。


【3】【裏】園内の遺産探索を行う  難易度:7(9)

任務内容:園内を探索し、進化の揺籃の有無を確かめよ


遊園地エリアで行われているフルムーン・ナイトフェスティバルの裏で、
主に狩場をはじめとしたサファリエリアで遺産探しを行います。

「ムーンライト・ミステリーツアー」にてマクシム・Gが発見され、
地下の軍施設へのルートは記録が残っています。
しかしマクシム・Gの確保が最優先だったこともあり、詳細な調査までは行えていませんでした。
今回は有無も含め情報がない状態のため、進化の揺籃の有無もそうですが、
この基地そのものを調査し、戦争当時や“A”を知ることも目的としています。

純血同盟や魔獣との戦闘はありますが、こちらのメインは探索となります。

純血同盟はライカンスロープとヴァンパイアが多数を占めますが、
裏社会に流れた旧式のロボット兵や傭兵気取りのサイボーグも所属しています。
下部組織には人間もいるものの、今回は裏には回されていません。

また、チェルノボーグからは隊長である大佐が来ます。
大佐は片腕が義手のサイボーグで、ナンバーズを仕留めたとも言われるほどの実力者です。
括弧内は大佐の足止めをする時の難易度です。

ダニールの従者も純血同盟の一員としてここに送られています。
ただ、同盟よりも、ダニールの思惑に従っているようです。


【4】【裏】純血同盟を掃討する 難易度:6(8)

任務内容:純血同盟の構成員を倒し、組織と幹部の情報を引き出せ。


こちらは純血同盟との戦闘がメインとなります。
【3】にはサイボーグがいますが、このパートはライカンスロープとヴァンパイアのみとなり、
大部分がライカンスロープです。
ナンバーズ相当はいないものの数が多く、「リンゴ」を改良したと思しき強化ドラッグも所持しているため、
油断はできません。
また、多くがヒットマンの技を使いますが、ヴァンパイアの中にはディテクティブの超能力に長けた者もいます。
チェルノボーグからは少佐と中尉が来ます。
二人にとってはエージェントも純血同盟も等しく敵のため、上手く攻撃を誘導すれば純血同盟の数を効率よく減らすことも可能でしょう。
また二人は非常に仲が悪いため、連携はせずに気の向くままに戦います。
少佐は蛇腹剣の使い手で、柔軟かつ不規則で読みにくい攻撃を繰り出してきます。
A機関は「エキドナ」と呼んでおり、蛇種のライカンスロープです。
括弧内の難易度はこの二人それぞれと戦う際の難易度です。


★ミッションチームについて

「ダブルフェイスゲーム」では、任務用のチームである「ミッションチーム」を結成し、A機関に申請することが可能です。
ミッションチームの結成を希望する方は、

・MCが3名以上参加するGA(グループアクション)を結成。
・GA名を記載する際に「チーム:××」と、チームである旨を明記する


ことで、申請完了となり、
リアクション公開時に承認いたします。

ただし、MCが全員「バイナリアのアバターがメインアバターのチーム」に限ります。
戦功報酬が受け取れるのも同様の条件となります。


詳細はワールドガイドの「ミッションチーム」をご覧下さい。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【1】フルムーン・ナイトフェスティバルに参加する

5

【2】純血同盟と接触する

6

【3】園内の遺産探索を行う

7

【4】純血同盟を掃討する

6