クリエイティブRPG

ヒロイックソングス!

忘れじの夢、彼方のアゴン 前編

リアクション公開中!

 111

忘れじの夢、彼方のアゴン 前編
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ヒロイックソングス!
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年11月15日公開!

シナリオガイド

目指すはアゴン、そして悪を司る彼女の夢の中――

シナリオ名:忘れじの夢、彼方のアゴン 前編 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



 新たに発見された小世界、フラグランドパトリアを冒険してきたアイドルたち。
 さらには聖歌庁やグランスタからの依頼を受け、ワンダーランドに向かう者もいました。
 その水面下では、グランスタと聖歌庁がそれぞれの思惑を垣間見せていることに気付くアイドルもいたことでしょう。

★☆★


 ――グランスタ本部。
 総裁である烏扇 統夜直々の招集に応じたアイドルたちは、
 グランスタが所有するとあるシークレットライブホールに集められていました。

「我々で手を組み、共にいざ聖歌庁の悪逆を止めようじゃないか」

 烏扇は壇上からアイドルたちを見回すと、ニヤリと表情を歪ませました。
 長く彼と付き合いのあるフェスタ生であれば、その見覚えのある笑顔の裏には何か企みがあることに勘付くことでしょう。
 しかし今回は彼の側にとあるゲストがいたのです。――ネヴァーランドの創造主である、神様その人でした。

「僕からもお願いだ。これはいつもの悪ふざけじゃなくて、わりとマジのやつ」

 神様が眉尻を下げながら珍しく真剣なトーンで呼びかけました。それを見て、烏扇は言葉を続けます。

「……聖歌庁は重大な隠蔽をしている。しかもそれは芸能界も容認、ひいては協力していると考えられるだろう。

 1つ目は、奴らはまた新たな小世界を既に発見していること
 2つ目は、その世界に彼らにとっての“邪悪”が潜んでいるとみなして、
 そこに住まう罪無き民もろとも世界そのものを消滅させる気でいることだ」

「僕もネヴァーランドを一度リセットしようとした身だ、他人事に思えない。
 それに……彼らが消したい人物は多分僕の縁者でもあるんだ。うん、ママと言ってもいい」

 聖歌庁が世界を消滅させる? 創造神のママ……??
 ホールに様々などよめきと戸惑いが生まれたのを見て、神様は「ちょっと~」とおどけてみせました。

「確かに僕は創造神だけど、じゃあ僕はどうやって生まれたのって話じゃ~ん。
 僕だって創られたのさ、世界を創る存在として。遠い遠い昔――遠い遠い“アゴン”で」

 アゴン。はるか昔、小世界パトリアを人工的に創り出した世界であることが分かっています。
 にわかには信じがたいことに、神様曰く彼もまたその世界で生み出され、世界を作るいろはを学んだとのことでした。
 もっとも、あえて消されている記憶も多いらしく「僕自身も創世実験の一つだったのかな~」と本人は能天気に笑っています。
 神様のペースになり始めた空気を察したのか、烏扇がゴホンと咳払いをして再び話を戻しました。

「で、だ。聖歌庁が狙っている小世界はそもそもその所在が特殊らしく、現状行き方も分からない。
 しかしその世界への繋がりのヒントもまた、アゴンに残っていると踏んでいる」
「そのアゴンの場所はね、じゃじゃ~ん。ママに貰った『天地創造の書』の奥付に載ってるっぽいでーす!
 だけど見てよ、超ワケありな見た目してるでしょ」

 神様が取り出した古びた本には、光の鎖が幾重にも巻かれていました。
 どうやら奥付を見るのにもまた苦労しそうだということで、フェスタのアイドルが応援に呼ばれたようです。
 烏扇は再び前に出て、両手を広げて高らかに演説を締めくくります。

「私は悲劇を止めたいのだ。件の世界とも、ひいては“邪悪”とも――我々ならばきっと上手くやれるのではないか?
 お前達に教えられたことだ、フェイトスターアカデミー。真の平和を目指そうではないか!」

 演説を終える烏扇の瞳は、やはり野心にメラメラと燃えていたのでした。

★☆★


 ――聖歌庁。
 グランスタに疑問を持ったフェスタ生から情報を得たマルベル・クロルは露骨に嫌そうな顔をしました。

「……はーっ、コッチからはノーコメよノーコメ。
 あのマナシジャを引き入れた時点でフェスタはアタシ達に危険視されてるの、忘れてナイわよね?
 更生させるカラ今回も許してアゲテ~なんて言われるノは今度こそカンベンしてほしいワケ!」

 いつもに増してピリピリしている様子のマルベルは心なしか少しやつれているように見えます。
 彼女がアイドルたちを案内した先は、聖歌隊の広いレッスンルームのようでした。
 今回、アイドルたちが聖歌庁に呼ばれたのは訳があるのです。

「アンラが目を覚まさなくなって、3週間になる」

 レッスンルームの一角のベッドに横たわる、痛ましくやせ細った様子のアンラ・マンユ
 そして険しい顔で彼女の側に立つのは白陽 秋太郎でした。彼はアイドルを前に「夢は見ているか?」と続けました。

「以前、アンラはよく悪夢を見るようになったと言っていた。
 お前達の中にも身に覚えがある者はいるだろう。地球だけでない、世界を問わず悪夢が人々を蝕み始めている
 彼女はその元凶を探るべく悪夢にもう一歩踏み込み――引き込まれた」

 時折、アンラは自嘲的な笑い声のような、或いは助けを求める泣き声のような苦しげな寝言を漏らすようでした。
 彼女が悪夢の中で孤独に戦い続けているのが伺えます。
 そして、悪夢に介入してアンラを目覚めさせることが今回の依頼でした。

「その“悪夢”にとってアンラは特異な存在らしい。
 彼女は招かれるように入り込めたが、お前達が悪夢に到達するほど深く眠るには一筋縄では――」

 秋太郎がぴくりと言葉を止めました。アンラがうわ言のように「秋太郎」と名を呼んだのです。

「どうやらずっと、イドラを生み出した頃の夢を見ているようだ。……私が、彼女に何もしてやれなかった頃の。
 …………これ以上見ていられない。どうか、アンラを夢から連れ戻してやってくれ……」

 いつも高圧的で感情の見えにくい秋太郎が珍しく見せた人間らしい表情に、アイドルたちは息を飲みます。
 そしてその切実さは、このミッションの難しさも表していたのでした――。

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

「ヒロイックソングス!」のスペシャルシナリオ、『忘れじの夢、彼方のアゴン 前編』をお届けします。
どなたでもご参加頂けますので、お好きなパートをお楽しみ頂ければ幸いです。

◆ご注意
ライブにはアイドルの芸能力が大きく影響します。
芸能力はヒロイックソングス!のアバターレベルを上げたり、アイテムの装備を整えると成長します!

■新シリーズに全員招待!
このシナリオに参加されたMC全員を、2022年開始予定の新シリーズの初回シナリオに招待いたします!
※白紙アクション及びサンプルアクションをご提出された方は除外とさせていただきます。

■芸能力ボーナス加算&各組織の信頼
各パートで十分な働きをした方には、芸能力ボーナスが加算されます!

また、各パートで特に活躍された方はグランスタ、または聖歌庁からの信頼を得て
後編シナリオと新シリーズで各組織の思惑により深く関われる立場が与えられます!
また、該当の方には立場を証明する称号が与えられます。

■特使ナンバーの発行
このシナリオで【1】パートに参加した方の中で、特に神様の目に留まった方には、
使徒ナンバーならぬ特使ナンバー称号が勝手に発行されることがあります!
※特使ナンバーは特定のアイテム使用時に使徒ナンバーと同様の効果を発揮します。

また、参加パートを問わず、移行前の『ヒロイックソングス!』にて使徒ナンバーを獲得している方は、
使徒ナンバーを所持しているとしてアクションをかけることができ、該当の使徒ナンバーを再発行いたします。
移行前の『ヒロイックソングス!』でお持ちの使徒ナンバーをアクション末尾に【〇〇使徒●●】の形式でご記載ください。
※移行前の『ヒロイックソングス!』のクエストで獲得可能な「第0使徒トモニタタカエル」を指定することも可能です。


【基本的な状況】
グランスタと聖歌庁の双方から別々の依頼を受けたアイドルたち。
グランスタからの依頼は、聖歌庁の非道な行いを止めるためにまずはアゴンへ向かう手段を確立させること。
聖歌庁からの依頼は悪夢を見て眠り続けるアンラを目覚めさせることでした。

ネヴァーランドの創造神である神様を創り出した存在を聖歌庁は倒そうとしており、
そのために一つの世界が犠牲になるのを阻止するべくグランスタは動いているようですが、
フェスタのアイドル視点では双方の真意は未だ判然としません。

【1】『天地創造の書』の奥付を見る 難易度:7
神様がネヴァーランドのクローゼットの奥から持ち出してきた『天地創造の書』
その中にある奥付を見るためには、この本の封印を解く必要があります。

グランスタが事前に様々な実験を行ったところ、
創世への意欲に反応を示し鎖が緩むのを確認したとのことです。
そのため、「世界を創ることへの強い憧れや好奇心」や「こんな世界を創ってみたい」という想いをライブで表現してみましょう。
出来るだけ楽しく、夢や希望にあふれたライブほど効果があるようです。
(グランスタのアイドルには方向性的に上手くそれを表現出来る者がいなかったようです)

ちなみに神様曰く、『天地創造の書』を開けたとしても創造主としての器を持って生まれた存在以外が読むと
シンプルにめちゃめちゃ発狂する仕様なので奥付以外は見ないほうがいいとのことです。

※このパートでは、烏扇、神様、グランスタ所属のアイドルにアクションをかけることができます。

【2】アイドルを深く眠りに就かせる 難易度:5
アンラが引き込まれた不思議な悪夢の中に入るには、より“深く”眠り夢を見る必要があるとのことです。
そのため、【3】で悪夢の中へと向かうアイドルを眠りに誘うライブがまず求められます。
このパートの結果次第で、【3】でアイドルが力をどの程度発揮できるようになるかが決定します。

このパートに参加するアイドルは、【3】に参加するアイドルに向けてライブを行うことになります。
基本的には子守唄やリラックスを誘うライブなどが有効ですが、
さらには「夢」を見たいと強く思わせることも重要となります。
この場合の「夢」は、眠って見る夢だけでなく、叶えたいと願う・叶わないと知っている夢なども含まれるようです。

※このパートでは、秋太郎にアクションをかけることができます。

【3】アンラを悪夢から連れ戻す 難易度:8
【2】で眠りに就いた後、皆が共通で見る不思議な夢の中でアンラを連れ戻します。
眠りが想定より浅い場合、夢の中で十分に力を発揮できない場合があります。

夢の中で、アンラは「全ての世界を悪しきイドラで包み込む」というかつて願った夢に半ば飲まれています。
その根底には、少数派の淘汰への激しい憤りや、秋太郎への恋心など、彼女が忘れかけていた感情が強く作用しているようです。
アンラはこの悪夢から醒めるためにそれらの夢や感情を自ら否定しようとしていますが、
それが余計に彼女自身を苦しめて悪夢を助長させているようです。
彼女を目覚めさせるには、ライブでアンラを落ち着かせ、彼女をかつての夢から解放する必要があります。

アンラは錯乱して感情的になりノイズを用いた攻撃を行ってくる場合もあります。
その威力はとても強力なものになりますので、十分な注意が必要になります。

※このパートでは、アンラ、マルベルにアクションをかけることができます。


それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。

【2021年10月14日追記】
リアクション公開予定日を『2021年11月12日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【2021年11月12日追記】
リアクション公開予定日を『2021年11月15日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【1】『天地創造の書』の奥付を見る

7

【2】アイドルを深く眠りに就かせる

5

【3】アンラを悪夢から連れ戻す

8