クリエイティブRPG

旧都千年宵桜 転

リアクション公開中!

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旧都千年宵桜 転
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:神州扶桑国
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年10月15日公開!

シナリオガイド

ついにかつての都へと足を踏み入れる修祓隊。邪香から朱音の力を取り戻せるのか!?

シナリオ名:旧都千年宵桜 転 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



災厄の化身“禍神(マガカミ)”が人知れず蔓延る禍(わざわい)の世界、神州扶桑国。

霊力の暗黒面とされるマガカミに対抗できるのは、霊力に触れられる異能者――「神通者」のみ。

神通者は帝都・扶桑市に設立された「六明館学苑」に所属し、
対マガカミ部隊「修祓隊(しゅばつたい)」として、
日常の裏で扶桑国の人々をマガカミから守っています。

分校の一つである安濃津分校から、かつての都、京で異変が起こっていると報告がありました。
六明館学苑本校は、「修学旅行」の名目で安濃津分校に隊士を派遣。

京を支配する九厄「静華(しずか)」を祓うべく、隊士たちは「四維の結界」に向かい、
これを再展開することに成功します。
京を守る浄化の結界によって穢れは薄まり、『四花仙』瘉奴慧(イヌエ)は消滅し、
腐搖(フヨウ)も撃破され、上級マガカミとしての力を失いました。

半壊状態とはいえ会坂関も確保でき、ついに隊士たちはかつての都、京の中心部に足を踏み入れる事になります。


■ □ ■


――京郊外、会坂。

「これで最低限、中継地点として機能するようになったにゃ。
 砕禍衆のおかげで、霊子兵器の整備も十分何とかなりそうだしね」

中継拠点として整備された旧会坂関の宿を見回し、“三代目”久重 元内(ひさしげ げんない)は満足そうに頷きました。
施設の補修が終わったことで、砕禍衆や安濃津分校の隊士たちも続々と集まっています。

「河陽での収穫もあったからのう。急ごしらえじゃが、それなりのものは用意できたわい。
 四維の結界が復活した今、下級のマガカミはもはや京の中に存在できまい」

砕禍衆の長、が声を出して笑いました。
傍らには決戦仕様へと換装した翁の側近、怪士(あやかし)の姿もあります。
一ノ花乙鑚(オトギリ)に対抗するためか、彼もまた腕を六本に増やし、全身に様々な武器を格納していました。

「砕禍衆の技術はこの者に集約した。京へは儂と怪士が参ろう」
「二人だけか」
「半端者が集まったところで残る四花仙と静華御前には敵うまい。
 儂らで届かねば、砕禍衆などそれまでよ」

睦美 景(むつみ かげ)の問いに、翁が答えます。
彼は元内を気に入り、砕禍衆の技術を彼女に伝授しました。
自分たちが敗れたとしても問題ないと思っているようです。

「先の戦いまでとは異なり、結界が起動した今は不浄の霊力を恐れず、京の中で活動することが可能です。
 ですが、油断してはなりません。四花仙はまだ二体が健在。
 腐搖も消滅が確認されていないため、まだ何らかの形で存在していると想定しておいた方がよいでしょう。
 穢れへの対策が完全に不要になったわけではありません。その点、勘違いなさらぬよう」

分校の符術士の師範代であり、京に縁のある滋丘(しげおか)が隊士たちに告げました。
彼は京の古地図を広げ、隊士たちに遷都前の京がどのような街になっていたのかを説明します。

「かつての京は左京が商業区、右京が教育・研究機関の集まる文京区、三条大路より北が行政区でした。
 しかし帝の帝位継承争いが起こり、都は次第に荒廃。
 遷都の時点では左京にはほとんど人が残っておらず、都そのものの規模も全盛期よりも縮小していました。
 四維の結界は京が成立した当初の京域を穢れから守り、清浄な霊力で満たすものでしたが、
 その時点で既に効力を失っていたのでしょう」
「つまり都の残された部分を守っていた結界が、京内部にもあるってことだよね?」

一織 朱音の言葉に、滋丘が頷きました。

「はい。貴族たちも自分の身が大事でしょう。
 詳細な記録はありませんが、遷都の際に当時の帝や三位以上の高官の多くが存命であったことから、
 かなり強力な術式を施したものと思われます。
 あるいは“神器”を用いていたか……」
「神器……聞いたことがある。現将軍家である坂上家――“戦神”が帝より賜ったとされる神剣。
 坂上 赤紫が最初に用いていた、霊力を支配する力を持つ剣の神器」
「始祖が用いていたのは天下六霊槍の妖刀『火明』じゃなかったか?」

鹿島 佐士が朱音に問うと、彼女は肯定します。

「火明が一織家に受け継がれたのは間違いないよ。
 でも楓様が言うには、火明を使うようになったのは六家が確立された後、九厄との戦いも大詰めって時だったみたい。
 姓を改めた時に坂上家に返したとされてるけれど……」
「神剣だか結界だか知らないけど、要はあの四花仙の親玉を祓うには、四維の結界よりも強い浄化の力が必要ってことでしょ?」

そう言い放ったのは、分校隊士の久我 紫苑(くが しおん)でした。

「それと早いとこ力を取り戻して下さいよ、一織師範。
 あの邪香、師範の炎を使ってきたんですから」
「はいはい、朱音ちゃんに八つ当たりしない、紫苑ちゃん」

元内が奇妙な刀を手に、朱音に近づきました。

「はい、朱音ちゃん。霊力は使えなくても、霊力を宿している武器なら使えるでしょ?
 朱音ちゃん向けに調整しといたにゃ」

朱音が鞘から抜くと、炎を固めたかのような赤い刀身が現れました。
久重式試作霊子光刀の光刃を火に変え、実体化させたもののようです。

「うん、ありがとう元ちゃん」

刀を腰に提げ、朱音は真剣な表情になります。

「あたしがいると分かれば、間違いなく邪香の方から来てくれる。
 そうすれば、あとは皆が一ノ花と九厄に集中できる」

朱音は邪香を誘い出し、自らの手で邪香(ジャコウ)と決着をつけるつもりのようです。
佐士は紫苑の肩をポンと叩き、小声で呟きました。

「師範の足手まといにはなるなよ。……邪香のことは任せる」
「はぁ? あんたにとってもあの邪香は因縁の相手でしょ。なんで急に」
「一ノ花、乙鑚。あれが九厄に至る最大の障害だ。奴と、神剣は俺たちが引き受ける」

こうして佐士たち子ノ三班は静華への道を切り開くべく、京内部の探索に乗り出すこととなりました。

■ □ ■


――京、羅生門。

「ようこそ、京へ。待ってたよ、朱音ちゃん」
「来たよ。君が出迎えてくれると思ってた」

半壊した京の正門の上に、邪香は腰かけていました。
四維の結界の清浄な霊力の影響下にあるはずですが、あまり効いていないように見えます。

「うちは“特別”だからさ。穢れも清浄な霊力も、どっちも使えるんだ」

季節外れの桜の花びらが舞い、邪香の四枚羽の霊力が活性化しました。

「御前様も応援してくれてる。だから今度こそ、君の全部をもらうよ。あたしの全力で」

鉄扇を天に掲げると、彼女の神纏が浮かび上がります。
普通は一体しか現れないはずの像が、同時に四体。そのうちの一体は、朱音のものでした。

「それも奪ったもの……いえ、御前様からのもらいものかな?
 借り物だけで戦う君に負けるつもりはない。
 返してもらうよ、あたしの力を!!」


■ □ ■


――京、朱雀門。

「大内裏への入口が塞がれてるわ」
「これ、あの腐った女のやつ……!」

強大な霊力の反応を追い、一直線に大路を抜けてきた二階堂 夏織 キャロライン(にかいどう かおる きゃろらいん)ですが、
かつての宮城への入口が腐肉で覆われており、易々とは突破できない状態になっていました。

子ノ三班の三野 美那子浅間 早苗が術で祓おうするものの、すぐに覆われてしまいます。

「三ノ花、腐搖の成れの果て……だけど、四維の結界がある以上、維持はできないはず。
 まさか、九厄から直接霊力を供給されてるっていうの?」

夏織が歯を強く噛み締めました。

「カオル先輩、おかしくないですか? 
 穢れに覆われていたのに、なんでこんなに桜が咲いているんでしょう」

早苗に言われ、桜の霊力の観察を行います。
花びらに腐肉が触れた瞬間、腐肉は人型となり、襲い掛かってきました。

「みんな、穢れの源はこの桜よ! 先にこっちに対処しないと不味いわ」


■ □ ■


――右京、五重塔。


「おい、サジ! 神器だか結界術式だかが本当にこっちにあんのかよ?」
「分からん」
「分からないってお前……」
「“勘”だ。だが……何かの力を感じる。お前もそう思わないか、豪?」

佐士は百地 雪奈(ももち ゆきな)を斥候に、轟 豪ひさゑと共に上部が崩落した右京の五重塔に足を踏み入れました。
ここに、大災禍から京の貴族を守った何かがあると確信していますが、
霊力の反応は決して強いものではありません。

「……大丈夫、的外れじゃない」
「妙な胸騒ぎがします。霊力を揺さぶるだけの何かがあるのは確かでしょう」
「……桜の花?」

しかし本格的な探索に乗り出そうと瞬間、

「よく今のをかわした」

乙鑚の斬撃が佐士を襲いました。
現れた乙鑚の前に、翁と怪士が躍り出ます。

「からくり人形に俺を止められるとでも?」
「侮るなよマガカミ。人も進歩しておるのじゃ。……さあ、行け」

佐士は雪奈を促すものの、自身は刀を抜いて乙鑚の前に立ちます。

「坂上……いや、気のせいか。まあよい。
 我が主の静寂を妨げる者には死あるのみ」


残る四花仙との死闘が今、始まります――。


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

神州扶桑国のメインシリーズ『禍神伝』旧都編の第3話をお送りいたします。
関連クエストは9月14日(火)にリリース予定となっております。

なお、基本的なことは本シナリオガイドから分かるようになっていますので、
今回からでもお気軽にご参加下さい!


■シナリオの参加報酬について

本シナリオに参加した方は、アクション締め切り後、
シナリオ報酬として経験値・社会性・お金(G)に加え、
隊士階級を上げる「行動点」が手に入ります。

また、シナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
追加の行動点や今シリーズの新規アイテムと交換可能な「安濃津分校装備引換券」などがプレゼントされる可能性があります。

隊士階級の詳細や行動点のシステムの詳細や貢献点のシステムはこちらをご覧下さい。


■基本的な状況

京の四維である大江、河陽、会坂、和迩の浄化を達成したことで、京を穢れから守る四維の結界が発動しました。
これによって京の洛中の穢れが弱まり、修祓隊士が活動可能となりました。
しかし完全に霊力が反転して浄化が達成されたわけではなく、九厄・静華は未だ霊脈との繋がりを維持しており、
邪香が回収してきた腐搖の残骸に霊力を注ぐことで防壁とし、守りを固めています。

隊士たちは安濃津分校を離れ、中継拠点となった会坂で京に乗り込む準備を整えました。
しかし京にはまだ四花仙の邪香と乙鑚が控えており、
さらに静華を祓うには霊脈と繋がりを断ち切ることが不可欠と、まだまだ一筋縄ではいきません。

大災禍の時に京も被害を受けたものの、帝をはじめ、当時の政府中枢の高官たちが生き残っていたことから、
四維の結界以外にも大きな力が働いていたものと考えられています。
そう都合よく術式や道具が残っているとは期待できないですが、
佐士はどういうわけか切り札となり得るものがあると謎の確信を得ており、
彼にとっても因縁である邪香の相手よりもそちらを優先しています。


【1】邪香を倒す 難易度:10

一織 朱音と共に邪香との決着をつけるパートです。

四維の結界が発動したものの、邪香は瘉奴慧や腐搖とは異なり、
ほとんど影響を受けていないように見受けられます。
全く平気というわけではないものの静華の援護も受けており、
神纏によって同時に四体の像を浮かび上がらせるという離れ業をやってのけています。
この四体はて「炎の鳥」「水の蛇」「風を纏った白い虎」「土の身体を持つ亀」で、
神通者の神纏と同じように邪香を守るように動き、朱音の力さえも彼女を攻撃します。

鉄扇による近接戦闘と審神者の技、邪香本来の能力もあるため、
並大抵のことでは有効打を与えるのは難しいでしょう。
ただしわずかとはいえ結界の影響を受けていること、朱音に執着して興奮していることもあるため、
前回よりも精神的な隙は大きくなっています。

こちらのパートには一織 朱音、久我 紫苑、狐島、久重 元内が登場します。
元内は邪香の分析や霊子兵器のよる妨害等、サポートを行います。


【2】大内裏の防壁を破る  難易度:9

九厄・静華らしき強力な霊力の反応は大内裏の奥、旧帝宮にありますが、
入るための門は腐搖の成れの果てによって塞がれています。
既に腐搖の意識は存在せず、「触れたものを腐敗させる」能力だけが残っている状態です。
しかし浄化しても静華の霊力によってすぐに再生され、
さらに中から人型の肉塊が生み出されて襲い掛かってきます。
この肉塊は腐搖の姿をしているわけではなく、ただ神通者の霊力に引き寄せられるだけの存在です。

対処するためには霊力の供給源を断つ必要がありますが、
桜の木を攻撃すると腐肉は攻撃した者を優先して襲うようになります。
このため、桜の木で霊力を弱らせつつ、門を攻撃して破る必要があります。

こちらのパートには子ノ三班の浅間 早苗、三野 美那子、二階堂 夏織 キャロラインが登場します。
また、師範の睦美 景もこちらに控えています。


【3】神剣の入手  難易度:11

佐士が直感的に五重塔の中に封じられていると思っている神剣を確保しに向かいます。
大災禍の際、何らかの力によって帝や貴族が守られていたのは確かなようですが、
師範代の滋丘は明確な根拠を見出せず、半信半疑でした。
佐士自身は何かに引っ張られるような感覚から、
何か「坂上 赤紫にまつわるもの」が自分を呼んでいると感じています。

そして神剣の存在を証明するかのように、静華の側近である乙鑚が襲来。
佐士は雪奈とひさゑに探索を任せ、豪と砕禍衆と共に乙鑚と対峙します。

乙鑚は他の四花仙とは一線を画したマガカミであり、九厄・牛鬼と戦って生き残っているほどです。
マガカミとしての固有能力を抜きにしても、
六大流派の免許皆伝複数人をまとめて相手取れるだけの実力を持ち、
前回の戦いで能力も使用したもののその全容はまだ分からないままです。

難易度は乙鑚を倒すものではなく、あくまで彼を足止めしている間に神剣を入手する時のものです。

なお乙鑚は邪香とは違い結界の影響を受けていますが、元々穢れにあまり依存していなかったため、
影響は最小限にとどまっています。


こちらのパートには鹿島 佐士、轟 豪、ひさゑ、百地 雪奈、翁、怪士が登場します。


■ゲームマスターについて
本シナリオは引き続き

・東雲東
・茸

がリアクション執筆を担当する予定です。



★死亡(アバター死亡)/マガカミ化判定
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、
修祓隊士が死亡する場合があります。
ただしスキル「布瑠の言」のように、極めて限定的な条件で可能な蘇生術があるため、
「真の意味での死」は回避できます。
しかし蘇生してもしばらくの間はまともに戦うことができない状態となり、
システム上では一定期間死亡時のアバターにチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。

また、死亡の特殊判定として「マガカミ化」することがあります。
死亡時にマガカミの依代となることで、下級マガカミと同じ本能で動く死人状態となります。
この場合、システム上のアバター制限は行われませんが、
次回シナリオ参加時はNPCとして扱われ、アクション内容に関わらず自発的な行動が不可能となります。
※登場パートはシナリオガイドにて指定いたします。
※参加費はお客様のご負担となります。
※次回のシナリオに参加しなかった場合、マカガミ化は無効となります(NPCによって浄化されます)。

なお、味方によって浄化されれば元に戻れますが、その際に改めて死亡処理が行われることになります。



それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

【1】邪香を倒す 【現在のMC参加人数:20】

10

【2】大内裏の防壁を破る 【現在のMC参加人数:25】

9

【3】神剣の入手 【現在のMC参加人数:16】

11