ヒロイックソングス!の小世界、パトリアが舞台のシリーズEight emotions 第3章「紅く空を焦く者、滅びの声で啼くもの」をお送りします。
本シナリオは先に公開されました
Eight emotions 第2章「アゴンの入り口」の展開を受けた内容となりますが、
初めての方でも参加できる内容となっておりますのでどなたでもご参加ください!
本シナリオは6月22日公開のクエスト「太古の記憶」の展開を受けた内容となります。
クエストに参加せずとも本シナリオに参加できますが、参加しておくとより本シナリオへの理解が深まるでしょう。
【6月21日(月)】に、「砂漠の贈り物」と交換できるアイテムやスキルがアイテム交換に追加されました!
●基本的な状況
前回、パトリアの王に相応しい者として
アトリビュートに選ばれなかったダーガンは強硬手段に出ました。
ミイレンとプラジアを奪って連れ帰り、ミイレンを自分の居城である皇宮に幽閉。
そして今、ピスキルであるプラジアに秘められた恐ろしい破壊の力を無理やりに引き出し、
自分がパトリアを支配するための手段として使おうとしています。
しかしダーガンがプラジアの力を引き出す事に集中しているため、
「悪しきノイズ」による楽巫セプタティオとヴェントスへの支配は一時的に弱まりました。
プラジアの起こした「ピスキルの覚醒」により自分達が行っていた
「太古の記憶」の封印が解けてしまう事を思い出したヴェントスは
ミイレンを連れてダーガンの皇宮を脱出しました。
セプタティオはプラジアを止めるべく体を張って戦おうとしています。
ですが、2人はいつまた正気を失ってしまうか分かりません。
アイドル達はプラジアやミイレンを救うべく現場に駆け付け、
さらに封印された力が暴走しないように鎮めるべくライブを開始しました。
●パトリアのアバター「インヴォーカー」について
小世界パトリアは「ガラテア」という音楽に呼応する性質を持つ存在によって構成されています。
このガラテアには、ガラテアと繋がれない者を攻撃する性質があり、
異世界からやって来たアイドルも
シナリオに登場する敵以外にこのガラテアから攻撃を受けてしまう場合があります。
しかし、メインアバターもしくはサブアバターに「インヴォーカー」を装備していればそういったことはなくなり、
またシナリオ内での活躍に応じてNPCの「楽巫」から
特別な称号やアイテムが付与されます。
●アトリビュートについて
今回のシナリオは
南西、
北東、
北西の地域に所縁のある3つのアトリビュートが現れ、
王に相応しい人物を選ぶ可能性があります。
選ばれるのは各パートで1名ずつで、最大で3名に
アトリビュートがアイテムとして付与されます。
王様に選ばれた方はその地域で大きな発言力と人々の支持を得るほか、ガラテアを制御して国を守るための強大な力がアトリビュートによって与えられます。
3地域はガラテアの結晶である宝石が採掘される鉱山が連なり、この世界の神秘的なエネルギーが集まる場所とされています。
今回はアトリビュートを手に入れるのを直接の目的とはしていないシナリオですが、
その代わり
シナリオ内で活躍することでアトリビュートが自発的に力を貸すという形で出現します。
アトリビュートはパトリアを強く思う気持ちや、この世界をよりよくしたい、こんな世界にしたい、という強い意志をライブや行動で示す事でアイドルに共鳴し、王に相応しい者を選びます。
そしてどんな活躍をするかは問わず
「不思議な力が湧き起ってライブの効果を著しく高める」
「力が急激に高まり、凄まじい攻撃力が発動して敵を退ける」
「もうだめかもしれないと思った瞬間に見えない力で守られる」
等といった
何らかの現象として出現する可能性があります。
【1】プラジアを止める 難易度:8
ダーガンのライブによる洗脳、そして「悪しきノイズ」の2つの影響を受けているプラジアを止めます。
プラジアとピスキルの姿をしたサポメン兵士が
闇属性のある炎を操り上空から攻撃してきます。
攻撃手段は主に、炎を纏った刃状の羽根を豪雨のように降らせたり、炎を纏ったフープチャクラム(刃のついた環状のブーメランのような武器)を投げる、直接斬りつけるなどとなります。
サポメンの数は多くプラジアを庇うように攻撃してきますが、防御力はあまり高くなく、またプラジアを無力化させることにより完全に姿を消します。
プラジアを無力化させるには
・ライブで悪しきノイズから供給されている力を奪う事で消耗させる、ダーガンの洗脳を弱める、直接戦闘行為でダメージを与えるといった手段が有効です。
また、周囲のコロニーに放たれた闇の炎もライブにより鎮静化することができます。
ダーガンはプラジアに「
南東→南→南西へのルートで進み、手あたり次第に焼き尽くせ」と命じています。
周囲には小さなコロニーが点在しており、場合によっては人々を守ったり避難を促す必要もあるでしょう。
また、前回のシナリオで南の王、南東の王となったお2人はアトリビュートで自分の地域を防衛する行動をとっていただくこともできます。
・セプタティオと洗脳について
セプタティオはこの地域への被害を阻止すべく、自分の理性があるうちに命懸けでプラジアを止めるつもりでいます。
セプタティオは現在本来の力が出せない状態にあり、プラジアと同じピスキルのため、ダーガンの洗脳に囚われる恐れがあります。
しかし、アイドル達が共闘し、彼に「味方と認識すべき人物」の姿を見せ続ければ気力で洗脳に耐え、少しずつ楽巫としての力を取り戻す事ができるでしょう。
(インヴォーカーのアバターで参加しているアイドルには【スタイル】ピスキルで参加してもダーガンの洗脳にはかかりません)
・ダーガンについて
ダーガンはセピアナ兵に周囲を護衛させて身の安全を守りながら、海の上をグロビデンサ(パトリアに生息する水陸両用の馬のような生物)に乗って移動しつつ遠くからプラジアの動きを見ています。
プラジアやサポメンへのアクションをかけることを選ばずに「話をする」「プラジアが覚醒に至った経緯を聞く」などの目的でダーガンに接触することもできます。
ですが、
ダーガンを説得、あるいは倒せたとしてもそれだけではプラジアの行動自体を止めることは難しいでしょう。
※このパートでは
「嫌悪」の楽巫
セプタティオと共闘することができます。
【2】ミイレンを奪還する 難易度:7
皇宮を逃げ出したミイレンを保護し、東に向かってできる限り遠くへ避難させます。
ミイレンはヴェントスと2人でグロビデンサ(パトリアに生息する水陸両用の馬のような生物)に乗ったセピアナの騎兵に追われており、彼らに捕まれば連れ戻されてしまいます。
このパートでの目的は
パトリアの北東部を経由し、ミイレンをパトリア東部へ避難させることです。
前回のシナリオで東の王になった方はミイレンを東の王城に保護することもできます。
・敵の情報について
セピアナの騎兵は新生パトリア帝国軍のエリート部隊であり、グロビデンサに乗った状態からの剣や槍での攻撃、
サポメンの槍歩兵(物理攻撃のみ)を呼び出して戦わせる、といった攻撃が中心になります。
また隊の
前衛に位置した兵士の一部が「恵まれし者の歌」による小鳥(地属性の魔法攻撃)、
後衛に位置した兵士の一部が伝承歌「優し国の歌物語」による「天へ遡る稲妻」(風属性の魔法攻撃)を使用することがあります。
このパートでは
「恥」の楽巫
トリオナリス(魔法攻撃からの防御が中心。後衛)、
クロシェル(グロビデンサに騎乗しての剣と魔法による戦闘。前衛)と共闘することができます。
ミイレン、
「怒り」の楽巫
ヴェントスを保護できれば戦力に加わることもありますが、2人は体力を消耗しているため援護が中心になります。
【3】「太古の記憶」を鎮める 難易度:6
パトリアの北西にある「怒り」の楽巫の居住
「火炎の宮殿」にてライブを行い、
「太古の記憶」の暴走を阻止します。
今まで2人の楽巫の力で封じられていた「太古の記憶」を放置すれば、周囲のガラテアを吸い寄せて巨大なエネルギーとなり、
伝承歌「優し国の歌物語」に歌われた「天へ遡る稲妻」をパトリア全域に発生させ、
やがて深刻な破壊をもたらすと考えられています。
しかし、アイドル達がライブを続ける事によりパトリアを構成する「ガラテア」を味方につけ、「太古の記憶」にエネルギーを与える事を阻止することができます。
同時にライブで「太古の記憶」そのものに直接影響を与える事により、再び封印状態に戻したり、
あるいは
今までとは全く性質の違うものに変化させられる可能性もあるでしょう。
セプタティオとヴェントス、そして歴代の「嫌悪」と「怒り」の楽巫達はそれらの感情のエネルギーをライブに込め、この力の発動を抑え込んできました。
ですが、それらに限らず
アイドルそれぞれが抱く、今の自分の一番強い思いを強く込めることによりライブの成功に近づくでしょう。
今回は
長時間のライブとなりアイドルたちが激しく消耗することが予想されますので、
メリディスが栄養補給として「白いもちふわ」をガトリングで乱射して回る予定です。希望すればライブ中でもメリディスが駆け付けてくれるでしょう。
ただし彼一人では手が回りきらないため、同じく「白いもちふわ」や栄養補給のできるものを配る人員を求めメリディスが呼びかけています。
このパートでは
「愛情(信頼)」の楽巫
ザウシータ、
「不安」の楽巫
オリエム、
「驚き」の楽巫
ウェスタ、
「悲しみ」の楽巫
メリディム、
「喜び(興奮)」の楽巫
メリディス、
リンアレルと共演できます。
■ゲームマスターについて
本シナリオは
・九里原 十三里
がリアクション執筆を担当します。
それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。