クリエイティブRPG

空の浮遊大陸からの脱出!

リアクション公開中!

 125

空の浮遊大陸からの脱出!
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:アーク
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年06月09日公開!

シナリオガイド

“生きている雲”が蔓延る空の浮遊大陸ウーラノスから脱出せよ!

シナリオ名:空の浮遊大陸からの脱出! / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



“流浪の世界”アーク

超巨大浮遊大陸アークを起動したアーケディア王国の第一王女ロミア・レンスター
謎の敵バルバロイに対抗すべく異世界召喚を行い、
「外法の者」を呼び集めました。
異世界から来た者たちはアーケディア王国騎士団と共に、アーク防衛を任されます。
伝説の楽園「シャングリラ」に辿り着くために――。

■□■


 ――アーケディア王国、レンスター城

「これはどういうことですの!?」
『ただいま分析しています! ……本来質量を持たない雲がアークを拘束している模様です。“生きている雲”といったところです』

 円卓の間(ブリーフィングルーム)に、ロミア王女の悲鳴にも似た声が響きます。
 ロミア王女専属のオペレーションAI・レミナスが現状を報告します。

 楽園シャングリラへの道程には、バルバロイの襲撃で滅ぼされたアーケディア王国があった浮遊大陸のような浮遊大陸がいくつか存在します。
 アーク(聖櫃)は循環システムによって空気と水は潤沢にあり、それを利用した自給自足の生活は可能となっています。
 ですが、それはアーケディア王国を脱出した100万人の国民を養う程度であり、この先、他の浮遊大陸で、そこに住まう人々を救出し、アークに移住させると足りなくなる可能性があります。
 また、あくまで循環システムが100%機能していることが前提です。バルバロイの攻撃によって循環システムが異常をきたした場合、自給力が低下する恐れもあります。

 そう言うことが考えられるため、先の浮遊大陸ネプトゥーヌスに続いて、浮遊大陸ウーラノスへ立ち寄ったのですが……。
 アークは巨大な積乱雲に四方を拘束され、航行不能となってしまったのです。

「最大出力で脱出を試みていますが、拘束は思いの他強く。2、3カ所の拘束を解除できれば、アークの自力による脱出は可能と思われます」

 アークの舵を取る航界士ルイーズ・ウィックローが現状を報告します。
 アークは先端と、ヒノモト地方・ナカツクニ地方のある右舷と左舷、そして後方の4カ所を、超巨大な積乱雲によって拘束されている状況です。
 ルイーズはアークの出力を最大まで上げたところ、多少びくとはしたので、そう結論付けたようです。
 ただ、アークの動力源は『星屑砂(スターダストサンド)』と呼ばれるもので、これはアークが航界する宙域に漂っていたり、浮遊大陸に眠っていたりしており、マシーナリーが採取する必要があります。
 最大出力を続ければ多く消費してしまうため、ルイーズとしては「ここぞ」という時に使用したい腹積もりです。

「しかし、拘束を解くと言っても、雲を斬ることなど可能なのか?」
「武芸者には、実体のないものを斬る技があるでゴザルが……それを今からドラグナー全員に教えるのは非現実的でゴザルヨ」

 クローヴィス・キルデアの言葉はもっともです。レミナスが言うように、雲は大気中にかたまって浮かぶ水滴であり、質量はほとんどありません。
 それがアークを拘束しているからと言って、ドラグナーが物理的に斬れるとは限りません。
 オワリ武芸団を率いる客将カオルコ・オワリ男爵は、ヒノモトにそういった実体のないものを斬るドラグナーの技があると言いますが、今から全ドラグナーに修得してもらうのは時間がかかり過ぎます。

「レミナス、ウーラノスにも種族は住んでおったな?」
『えっ!? ……は、はい、スカイ・ハイと呼ばれる、背中に鳥や昆虫の羽根を生やした人種が住んでいたはずです』

 ゼピュロス・マンスターの質問に、レミナスは慌ててアークのデータベースを検索します。

「奴らはこのような術を使えなかったか?」
『術、ですか……? た、確かにスカイ・ハイはジオマンサーと同系統の術が使えるようです。特に風に干渉する術を得意としているようですが』
「ゼピュロス……?」

 ゼピュロスが質問を重ねると、ロミア王女は怪訝そうに声を掛けます。
 彼は今まで理由を付けて哨戒任務を断ったり、浮遊大陸の調査は消極的だったからです。

「ならば、この所業も奴らが手引きしていると考えるべきではないか?」
「スカイ・ハイが何故?」
「何故かは分からんが、事実、我々はこうして拘束されている。アークへの被害を最小限に留めるためにも、拘束している雲の先にいるであろうスカイ・ハイを皆殺しにするのだ! ルイーズ、万一に備えて『ヴァリアブル∀』を用意しておけ!!」

 言い淀むロミア王女を他所に、ゼピュロスは次々と指示を出していきます。彼は戦死したロミア王女の父であるアーケディア王国国王の弟であり、ロミア王女を除けばドラグナーの中で最高権力者になります。
 そのため、ゼピュロスの発言権はロミア王女に次いで高いため、クローヴィスたちも従わざるを得ません。

「確か、拘束されている先端部には、エスパーダ騎士団の駐屯地があったな。彼らにも知らせて優先的に出撃させるといい」
「ゼピュロス、どうして……?」
「儂がアークを守りたい気持ちは、あなたやクローヴィスより劣ると思っていましたかな? それに、面白い外法の者の協力を得ましてね」
「面白い外法の者……?」

『バルバロイの接近を確認しました! 全長約100mの……巨大なロック鳥型のバルバロイです!』

 ゼピュロスとロミア王女のやり取りは、レミナスのバルバロイ接近の報告にかき消されてしまいました。
 身動きが取れなくなったところへのバルバロイの襲撃は、出来すぎているとも言えます。

「出撃可能な騎士団と外法の者は、アークの束縛の解除とバルバロイの迎撃に分かれてくださいまし! 余裕があれば、食料の調達や星屑砂の採取もお願いしますわ」


 こうしてロミア王女の号令の下、浮遊大陸ウーラノスからの脱出作戦が行われることになりました。
 生きている雲の拘束を解かなければ、アークの自力の脱出は難しく、ロック鳥型バルバロイの攻撃を受けてしまいかねません。
 ですが、生きている雲は本当にこの浮遊大陸ウーラノスに住まう種族スカイ・ハイの仕業なのでしょうか……?
 浮遊大陸ウーラノスから脱出できるかどうかは、外法の者たちの行動に掛かっています!、
担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

新シリーズ『悠久の聖櫃(エターナル・アーク)』のトリガーシナリオ第二弾
「空の浮遊大陸からの脱出!」をお届けします。

お待たせしております「生存力」のルールにつきましては、
来週中に公開予定ですので、今少しお待ちいただけますと幸いです。


●招待について
「クエスト&マーケットキャンペーン」に当選された風間 瑛心(SAM0034980)様のライバル

護堂 晴心

が登場します。
そのため、風間瑛心様には招待を出させて頂いております。

また、シナリオガイド中でも触れておりますが、今回のシナリオの舞台は

エスパーダ騎士団の駐屯地

に近いため、エスパーダ騎士団の団員にも招待を出させて頂いております。
※参加費はご負担となります。ご了承ください。


■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加されると、シナリオ参加アカウントごとに1つ、
因子のレベルを上昇させるアイテム「星種」が課題でプレゼントされます。
※課題の実装は4/30中を予定しております。

また、シナリオで活躍された方には「アーケディア王国功績証」が配布されます。
詳しくは「騎士団(エターナル・アーク)」をご覧ください。


■基本的な状況

アークが起動し、楽園シャングリラを目指す旅が始まっています。
シャングリラへの道程の途中にはいくつかの浮遊大陸があり、
そこで食料やアークのエネルギーとなる星屑砂(スターダストサンド)を採取していく必要があります。
※アーク内では基本的な生活物資の自給自足は可能ですが、
 いつ不足するか分からない備蓄は多いに越したことはありません。
 また、星屑砂は常に消費し続けるので、補給は欠かせません。


アークは、浮遊大陸ネプトゥーヌスの隣、浮遊大陸ウーラノスのへと到着します。
ここはほぼ大気だけで形成された浮遊大陸で、スカイ・ハイと呼ばれる有翼人たちが生息したと言われています。
ですが、ここもバルバロイによって侵略されており、スカイ・ハイは全滅したかに思われていました。
ところが、浮遊大陸ネプトゥーヌス内に入って早々、生きている雲(積乱雲)によってアークが拘束されてしまったのです。
そこへ追い打ちをかけるように、巨大なロック鳥型バルバロイの編隊が、アーク目掛けて迫ってきています。

とある外法の者(護堂 晴心)の協力を得たゼピュロスは、
この生きている雲はスカイ・ハイの仕業ではないかと睨み、騎士団に倒すよう命じます。
一方、ロミア王女はスカイ・ハイの仕業かどうか決めかねており、彼らを倒すのには消極的ですが、
どちらにせよ、生きている雲の拘束を解かなければ、アークは無駄にフルパワーを使用して脱出しなければならないため、
生きている雲の束縛を解くことを主目的とした号令を出します。


【1】ロック鳥型バルバロイを倒す 難易度:5

アーク向かってきている、ロック鳥型バルバロイを迎撃して倒してください。
ロック鳥型バルバロイはその呼び名の通り、ロック鳥と呼ばれる巨大な猛禽類の姿をしていることから呼称されています。
翼を広げた全幅は100mを超え、スタンダードなスタンドガレオン約12機分の大きさです。

大きい分、速度はスタンドガレオンより遅く、ドラグーンアーマーと同程度のようです。
ただ、空戦に特化したドラグーンアーマーであれば、ロック鳥型バルバロイより速く飛行できます。

スタンドガレオン > 空戦型ドラグーンアーマー > ロック鳥型バルバロイ ≧ ドラグーンアーマー

ロック鳥型バルバロイは5羽ほどいるようです。
翼の羽根を散弾銃のように拡散させて飛ばしてきたり、体当たりを仕掛けてきたりします。
また、その羽ばたきは乱気流を起こし、スタンドガレオンやドラグーンアーマーの飛行を阻害してきます。
加えて、金切り声を上げます。この声を聴くと目が眩み、しばらくの間視界が利かなくなるようです。
混乱の一種のようですので、混乱が回復できれば治ります。

アークに近づけてしまうと、アーケディア王国の人々に被害が出るため、
アークに近付く前に倒してしまえるのがベストです。

こちらのパートには、NPCとしてキルデア騎士団からドラグナーとトルバドール、ジオマンサーとマシーナリーが派遣されます。
【星詩】の支援が受けられない場合、キルデア騎士団のトルバドールが支援してくれる場合があります。


【2】生きている雲を倒す 難易度:6

アークを拘束している“生きている雲”を倒して、アークの束縛を解除してください。
生きている雲は

1.アーク先端部(エスパーダ騎士団駐屯地近く)
2.アーク東端(ヒノモト地方)
3.アーク西端(ナカツクニ地方)
4.アーク後部

の4カ所を拘束しています。

積乱雲を攻撃すれば少しずつ拡散していき、最終的には払うことが可能となります。
ただ、アークの全幅は約60kmですので、それを拘束するくらいですから、どれだけ巨大な積乱雲か分かりません。
とはいえ、シナリオガイド中でカオルコが言っているように、
他の世界の「実体のないものを斬る・ダメージを与える」スキルがあれば、闇雲に攻撃するより速く倒せそうです。
なお、積乱雲自体はバルバロイではありませんので、ドラグナーもマシーナリーも通常攻撃でダメージを与えられます。

しかし、積乱雲は黙って攻撃を受けるわけではないようです。
近付くと太陽光を乱反射させてレーザーのように発射したり、巨大な雹をマシンガンのように撃ち出してきたりします。
また、吹雪を起こしてドラグーンアーマーやスタンドガレオンを凍り付かせてきます。
文字通り「生きている」ようです。

ゼピュロスはこの生きている雲は、この浮遊大陸ウーラノスの住民である有翼人スカイ・ハイが生み出していると当たりを付け、
騎士団を積乱雲の中に突っ込ませ、スカイ・ハイを倒させるつもりでいます。
それが本当だとすれば、何故スカイ・ハイたちはアークを束縛させ、バルバロイに襲わせようとしているのでしょうか?
その辺りの理由を推測すれば、解決方法が分かるかもしれません。
なお、スカイ・ハイたちと戦う時は【星詩】のサポートはあった方がいいかもしれません。

ちなみに、4カ所中3カ所以上の束縛が解除できれば、アークは自力で浮遊大陸ウーラノスからの脱出が可能となります。
束縛の解除が3カ所未満で終わってしまった場合、
ロミア王女はアークに搭載されている対バルバロイ用の機能の一つ『ヴァリアブル∀』を使用して強引に脱出を図ります。
『ヴァリアブル∀』は燃料である星屑砂を大量に消費するだけではなく、動力系を痛めるため使用は避けたいですが、
束縛が解除できなかった時はやむを得ず使用します。

こちらのパートには、NPCとして
2にオワリ武芸団、3にウィックロー魔法師団、4にマンスター騎士団と護堂 晴心がそれぞれ向かいます。
それぞれの騎士団はドラグナーやトルバドール、ジオマンサーやマシーナリーを派遣しています。
【星詩】の支援が受けられない場合、各騎士団のトルバドールが支援してくれる場合があります。

また、風間 瑛心様が本パートの4に行った場合のみ、護堂 晴心が接触してくる可能性があります。

なお、エスパーダ騎士団のPCは駐屯地の目の前……というより、駐屯地が生きている雲に覆われてしまっている状態です。
そのため、真っ先に行動を起こすことが可能となります。


【3】食料や星屑砂を採取する 難易度:4

アークでは、食料は自給自足が可能ですが、作れるものは同じなので、
騎士の戦意高揚や国民の不安解消ために、浮遊大陸ウーラノスの生鮮食品の採取が必要になります。
空の浮遊大陸なので、生息しているのはほぼ飛行可能な鳥類のみになります。
また、ロック鳥型バルバロイとまではいかないまでも、
プテラノドン並み(全幅約5m)に巨大化したものが大半で、接近戦で捕まえるのは難しいでしょう。

また、アークの燃料となる星屑砂の採取も必要になってきます。
アークが拘束されている空域には、黄砂のように宙を漂っている星屑砂の採取が可能です。
なお、中を漂っている星屑砂は、【星詩】や【星音】といった【星素】に反応するようで、
トルバドールが唄ったり、ジオマンサーが音を奏でたりすると、
マシーナリーが砂金を取る要領で最初しやすくなるようです。

ただし、食料や星屑砂を採取しようとすると、
【1】パートにも登場している、ロック鳥型バルバロイが邪魔をしに来ます。
数は1羽のみですが、迎撃する必要が出てきます。

こちらのパートには、NPCとしてスイレン(トルバドール)が登場されます。
【星詩】の支援が受けられない場合、支援してくれる場合があります。


■NPC騎士団について
「騎士団(エターナル・アーク)」のページでもご説明しておりますが、
本シナリオでもNPCの騎士団に所属することが可能です。

【1】キルデア騎士団(団長はクローヴィス・キルデア)
【2】マンスター騎士団(団長はゼピュロス・マンスター)
【2】ウィックロー魔法師団(団長はルイーズ・ウィックロー)
【2】オワリ武芸団(団長はカオルコ・オワリ)

ただし、所属するにはそれぞれの騎士団が活動しているパートへ行く必要があります。

なお、各NPC騎士団に所属している状態で活躍すると、
役職(分団長等)を与えられることもあります。

プレシナリオで、各NPC騎士団への所属を申請されている場合、
基本的に申請しているNPC騎士殿の所属として行動していただいて構いません。
ただし、プレシナリオ後のパブリックシナリオでは、一度だけ所属を変えられますので、
それを踏まえていただきますようお願いいたします。


■外法の者について
エターナル・アークのアバター以外のアバターになっているPCは外法の者として扱われます。
※厳密にはアークのアバターになっていても呼称は「外法の者」になります。
ワールドが「アーク」である以上、ワールドの制限は受けますが、
バルバロイにダメージを与え、倒すことが可能です。

通常のシナリオ参加報酬に加え、戦功を挙げれば王女ロミアによって個別の戦功報酬の対象となります。
ただし、アークの加護が受けられないため、因子由来の力やアポストルたちのサポートは受けらません。
また、アークの守護下から外れるので、それを踏まえてアクションをお掛けください。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2021年5月24日13:00 変更】
リアクション公開予定日を『2021年6月9日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【2021年5月6日11:00 追記】
 ■NPC騎士団について に追記を行いました。

【1】ロック鳥型バルバロイを倒す 【現在のMC参加人数:40】

5

【2】生きている雲を倒す 【現在のMC参加人数:50】

6

【3】食料や星屑砂を採取する 【現在のMC参加人数:6】

4