『三千界のアバター』のトリガーシナリオ「『セレクター』の脅威」をお送りいたします。
当シナリオは
「早春投票券2021」の投票によって、リリースが決定しました!
なお、本シナリオは「境界の破壊者」「【8周年】“神”を堕とす者」の流れを汲む、界賊・九鬼一族との戦いを扱ったものとなります。
また、キャンペーンで「アルテラ」「大和」「RWO」に投票された方には招待を出させて頂いております。
※参加費はお客様のご負担とさせて頂きます。何卒ご了承ください。
「嵐を呼ぶ者」が関連クエストとなっておりますが、
これまでの流れを知らなくてもご参加頂けます。
対応ワールドは「アルテラ」「大和」「RWO」となってますが、
今回はパートによって対応ワールドが限定されておりますのでご注意下さい。
■シナリオの参加報酬について
本シナリオは今後の三千界に影響を与える内容となっています。
活躍された方は、今後の関連シナリオへ招待させていただいたり、
新たな高レベルのスキルやアイテムが獲得できる場合があります。
■基本的な状況
ローランドをはじめとした裏世界での調査・冒険が続いている一方、
便宜上「表」としている三千界の各世界は比較的落ち着いていました。
しかし三千界を滅ぼさんとする来訪者ギャラルホルンや、彼に見出された界賊。
三大アバターを狙う九鬼一族など、ホライゾンや三千界管理委員会を直接狙う者たちが動き出します。
安定している世界に突如地界霊が出現。
それは人為的に顕現させられたものでした。
呼び出した界霊を維持し、成長させるべく、
ヤナギ サヤの率いる界賊『セレクター』は現地の人々を恐怖に陥れ、
世界のエネルギーバランスを負に傾けようとしています。
それはホライゾンに対する、一種の宣戦布告でした。
特にRWOは現在進行形で問題が起こっていることもあり深刻で、
最悪
第二のホロビが誕生しかねない状態です。
なお、今回は「各世界に慣れている者があたった方がいい」とのことで、
特務の東郷 きららとリタ・F・ローゼンバーグはホライゾン待機です。
※リタは先日の一件があるので謹慎中。
敵が界霊中心のため、「対界霊装備」が極めて有効です。
※逆に「界霊由来の装備やスキル」は界霊の力に引っ張られるため非常に危険です。
■各パートについて
今回の目的はセレクターを倒すことではなく、あくまで各世界の被害を最小限に抑え、世界のバランスが負に傾くのを防ぐことです。
括弧内の難易度はセレクターに挑む場合のものであり、現時点で倒し切るのは極めて困難なものとお考え下さい。
それでも今戦いたいという方は、覚悟の上でアクションを掛けて下さい。
【1】アルテラ:ステイティオを鎮火する 難易度:9(12)
※対応ワールドはアルテラのみです。
赤のフラウスと名乗るセレクターによって、ステイティオの街は炎上しています。
彼は「負の感情を集めるには生かしておいた方がよい」という理由だけで市民には手を出していませんが、
効率が悪そうなら見せしめも必要と考えています。
また、イェルシャウトを完全に制御しているわけではないため、あえて見殺しにすることはあります。
イエルシャウトは空を飛ぶ巨大な鮫のような姿をしていますが、
負のエネルギーが弱い事もあり、パートの難易度相応の実力があれば、
一人で複数体相手取ることも十分可能な程度です。
しかしフラウスが生み出す火炎獣は自立しており、赤の元素が周囲にありさえすれば自動で復活するという厄介な代物です。
ジュリー(ユリウス)の見立てでは、
フラウスは「低く見積もって大賢者、神聖エテルナ帝国軍の師団長クラス」と、
仮に青の王の力があったとしても確実に勝てるとは言い難いと戦慄を覚えるほどです。
あくまでも負の感情と地界霊の相関を確かめることが目的のため、界霊が全滅すれば撤退します。
地界霊イェルシャウトは一体だけでなく十数体おり、人々の不安や恐怖に呼応するように市街に散らばろうとしています。
こちらのパートにはジュリー、リルが登場します。
ジュリーは人々を襲うイェルシャウトへの対処、リルはフラウスの火炎獣への対処がメインとなりますが、状況に応じて臨機応変に対応します。
また、ジュリーは必要とあれば神聖武装を解放し、かつての青の魔導騎士として戦います。
★魔導騎士の性質について
認定称号「××の魔導騎士」を持ち、魔導騎士のアバターで参加した場合、
公的な身分証明を持つ者として扱われます。
既に自分の性質を呼び覚ましている方は性質を使用することが可能です。
※技能覚醒スキルとして取得された方に限ります。
【2】大和:妖魔とハーリーバリーを祓う 難易度:10(12)
※対応ワールドは大和のみです。
地界霊ハーリーバリーは全身に苔の生えた巨大なイノシシのような姿をした界霊です。
突進は正面から受け止めるのは極めて危険で、体に触れると苔が浸食してきます。
幸い、【1】のイェルシャウトと同じく負のエネルギーが弱い事もあり、
パートの難易度相応の実力があれば一人で十分相手取ることが可能です。
【1】のイェルシャウト同様、ハーリーバリーも数体います。
ただしこちらはイェルシャウトよりも少なくなっています。
敵は地界霊だけでなく、ハーリーバリーに引き寄せられた妖魔もいます。
妖魔はかまいたちや夜雀、鉄鼠とお馴染みの動物型のもので一体一体は大したことはありません。
ただし数が多く、さらにセレクターの官兵衛に使役されています。
彼は千国の英傑である黒田官兵衛ですが、地球人特異者、特に
竹中半兵衛(直子)と
孔明(バルバラ)に強い恨みを抱いています。
戦場は京の市街ではなく校外のため、開けています。
サヤも官兵衛も「ほんの挨拶」のつもりで、界霊と妖魔が消えれば去るつもりでいます。
セレクターのリーダーであるサヤは見た目は女子高生ですが、
対峙した者は「明らかに人外」と判断するだけのオーラを放っています。
また、幻清は「間違いなく神格」と捉えており、
「本能が滅ぼせと命じているが、自分の方が消滅する」として、身体が無意識に竦むほどです。
このパートには阿倍 清明、紫御前、幻清が登場します。
輝生(RWOのほえみ)は現地には来ませんが、世界眼で見ているため、
通信手段があれば連絡を取り合うことはできます。
清明は「土蜘蛛」をはじめとした式神によって妖魔&官兵衛の、紫御前はハーリーバリーの足止めを行います。
幻清はサヤの警戒に当たっていますが、必要に応じて妖魔・ハーリーバリーどちらの対処にも回れます。
【3】RWO:混乱を収める 難易度:11(12)
※対応ワールドはRWOのみです。
やるべきことは「くくりひめ」に操られたプレイヤーの避難(ログアウト)、界霊インカネーターの始末、
そしてそれらを妨害しようとする九鬼一族への対処と、主に三つに分かれます。
※それぞれで一つの行動ですので、ダブルアクションにはご注意下さい。
アンチボディはあえてチートを使っているウラバイヤーが引き付けていますが、
既に界霊に憑依、もとい融合した個体はプレイヤーやNPCの負の感情に呼応し、
そちらを優先して襲うようになっています。
また、襲った相手を取り込むことで成長し、時には共食いもして肥大化していきます。
アバターとしてはレプリカントとして識別され、かつ界霊の性質も持っているため、
対界霊装備が特効を持つこととなります。
九鬼一族は『“神”を堕とす者』レイラとユーリが特異者の妨害要員として送り込まれており、
RWOアバターになることで本来の暗殺者としての技能も偽装しています。
九鬼一族は死を恐れず、時に自分の命すら道具として平然と使い捨てます。
手の内を知られた者の存在価値はなくなるため、
一度任務に失敗して「後がない」二人は、捨て身の行動に出る可能性は十分あります。
アクアマリンは被害を最小限に抑えるべく、操られたプレイヤーを離脱させつつ、
同盟クランにも呼び掛けることでこの事態に対処しようとしています。
また、裏では運営サイドが一連の出来事を「ゲリライベント」の演出として誤魔化そうとしていますが、
さすがに無理があるのかあまり一般プレイヤーを落ち着かせることはできていません。
このパートにはアクアマリン(マリナ)、ウラバイヤーが登場します。
また、ほえみはこちらにも登場可能です。
★アバター死亡
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、
特異者が死亡するケースがあります。
特異者が死亡した場合、その時のメインアバターが機能停止に陥り、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、過去の功績などが消えることはありません。
「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
それでは、みなさんの参加をお待ちしております。
【2021年4月20日19:00 追記】
パート【1】【2】の地界霊の数、およびNPCの動きについて追記を行いました。