『レヴァナント・クロニクル』第二部、「双頭の蛇編」の第三話をお送りします。
今回は大きく物語が動くこととなり、残りの話数も結果次第で決定することになります。
また、8月15日(土)に、トリガークエスト「レヴァナント・クロニクル 第21話」がリリース予定です。
●ライバルキャラについて
前回に引き続き「宿命のソーマ」にて天峰ロッカ(SAM0000564)様とエル・スワン(SAM0036539)様にご考案頂いたライバルキャラである
・グラス・テネーブル
・ルシア・エルシオ
が登場します。
ロッカ様は前回双頭の蛇に潜入し、グラスも共にいるため、【3】パートをご選択下さい。
※二人とも仮面で正体を隠しているため、他PCからは蛇の一員として見られます。
ルシアは今回も探索である【2】に向かうため、エル様が【2】に参加した場合関わってきます。
■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加した方は、アクション締め切り後、
シナリオ報酬として経験値・社会性・お金(G)に加え、
冒険者等級の貢献点(ランクアップポイント)が手に入ります。
さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
シナリオの内容や活躍に応じて、追加の貢献点をはじめとした様々な特典がプレゼントされる可能性があります。
冒険者等級の詳細や貢献点のシステムは
こちらをご覧下さい。
■基本的な状況
ディオール廃鉱の調査は長期にわたって行われることとなり、
ディオールから近く状態のいい廃工場跡が中継拠点として整備されました。
屋内ではあるもののそこそこ豊かな村程度の施設は揃っており、教会の簡易施設も設置されています。
探索範囲はデルク領まで及ぶようになり、調査の結果デルクの方はディオールとは違い、
鉱山内の遺構を念入りに調べていたことが判明します。
また、明確に求めているものがあるのか、遺跡内に調査済みの痕跡や符丁まで残し、後続に伝えられるようにしていました。
アンデッドの数も徐々に増えていきましたが、魔力の供給元はまだ謎のままです。
ディオールとデルクの国境付近では未踏領域への道が見つかりましたが、
崩落により閉ざされ、シャロンを含む一部の冒険者が隔離されてしまいました。
さらなる崩落の危険から再び岩盤を壊して道を開くことはせず、
ディオールは別ルートでの合流、あるいは出口の創出を目指すことになりました。
そんな中、事件が起きます。
双頭の蛇の実行部隊だったジークがベアトリスとソウルイーターを抱え、行方をくらましました。
しかし彼は蛇との合流地点を記した地図を落としていき、
赤兎の“始まりの五人”の一人でマーセナリーであるホランドが追いかけました。
彼は目印を残していき、ユーセイカは冒険者たちを募って救出部隊を結成。
双頭の蛇と決着をつけ、ソウルイーターとベアトリスを取り戻すべく動き出します。
一方、デルクにも大きな動きがありました。
超獣と呼ばれる魔物、エラスモテリウムがデルクから坑道を崩しながら侵攻しており、
工場跡を含む廃鉱内が大きく崩壊する危険が迫っています。
さらに、冒険者たちが預かり知らぬところでデルクの第三王子が奴隷の蜂起によって殺害されたようですが……。
「蒼等級以上推奨」は今回も変わりませんが、蒼等級未満でも問題なく参加は可能です。
ただしエラスモテリウム討伐は紫以上、ベアトリス救出部隊は紅等級以上が推奨です。
ただし前回よりも鉱山の奥に入り込むため、等級が低い場合は一部行動に制限がかかる場合があります。
探索に必要な明かりは、松明であればディオールが用意してくれます。
ただし不安定なため、可能な限りご自身で用意することを推奨いたします。
★死亡(アバター死亡)判定
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、
冒険者が死亡するケースがあります。
世間的に公にはなっていませんが、教会には「死んだ直後」であれば生き返らせる事が可能な蘇生術式があり、
転生者やそれに準じる者が多く死ぬ可能性がある状況での使用が許可されています。
ただし蘇生してもしばらくの間はまともに戦うことができない状態となり、
システム上では一定期間死亡時のアバターにチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
【1】エラスモテリウムの討伐 難易度:8
“超獣”と呼ばれる、巨獣同様の巨体を持つ最上位の魔物であるエラスモテリウムを討伐するパートです。
超獣は基本的に縄張りから出ることはないため、大戦期の魔界軍は重要拠点の防衛に利用していました。
この鉱山は明らかに生息地として適していませんが、どういうわけか坑道を無理矢理通って侵攻しています。
まともに戦う場合、本来は「低く見積もって10相当」ですが、
巨体さゆえに坑道内でエラスモテリウムが攻撃を回避することは不可能なため、難易度が低くなっています。
しかし上級魔族に匹敵する魔神の加護、鉄よりも硬い皮膚を持ち、
ロックイーターよりもはるかにダメージが通り難いため、恐るべき強敵に変わりはありません。
なお、魔界では上級魔族が人界の冒険者のように複数体でパーティを組んで討伐できる程度の強さであり、
倒せずに殺されることも珍しくないくらいです。
そんなのがこの時代の人界にいることがおかしいため、人為的に連れ込まれたのは確実でしょう。
こちらのパートには『アカツキ』のメンバーのうちアスト、サラ、アンディーン、
他、バング、アイリーンが登場します。
今回、アカツキは二手に分かれました。
【2】デルク領を探索する 難易度:7
引き続き、前回のデルク領廃工場跡から先を探索していくパートです。
こちらの工場跡はディオールと違い荒れ果てており、アンデッドの数が多かったこともあって、
まだ調査・探索が手つかずになっている部分が多くなっています。
また、この工場跡にはデルクによる調査の手が回っているため、
崩落していなければデルクには比較的苦労せずに出ることができると考えられます。
アストの契約精霊であるアンディーンは魔力を察知していましたが、
PCでも適切なスキルやアイテムを装備していれば、魔力の流れを辿ることが可能となっています。
なお、アンデッドは相変わらず出現します。
引き続きルインシーカーやクレリックの本領が発揮されることでしょう。
デルク領を進んでいくとアンデッドだけでなく、理性を失って狂戦士化している鉱山奴隷も出てきます。
遭遇すると問答無用で襲ってきますが、こちらも適切な手段があれば正気に戻すことは可能です。
こちらのパートには『アカツキ』のメンバーのうちモニカとテッド、
他、ルシア・エルシオが登場します。
【3】“双頭の蛇”実行部隊と決着をつける 難易度:9(11)
括弧内の難易度は暗殺部隊隊長と戦う場合の難易度です。
※現時点での実力は未知数で戦闘方法も不明です。
三度目の正直で、双頭の蛇の実行部隊を倒し、
ベアトリスの救出とソウルイーターの奪還を達成することが目的となります。
蛇の正体に迫るパートでもあります。
今回は敵も様子見ではなく、全力を出してきます。
難易度自体は引き続き9となっていますが、前回までは戦闘以外の情報収集や探索を含むものだったのに対し、
今回は純粋な戦闘のみでのものとなります。
実行部隊は坑道内のそこそこ開けた場所に集まっているため、
これまでよりは大技も使いやすくなっています。
ただし使うスキル次第では崩落してフィールドに影響が出る可能性はあります。
敵編成は前回と同じですが、ローグが一人ガイド時点で倒されています。
プレイヤー情報になりますが、実はジークは赤兎団を裏切っておらず、半分は演技です。
彼はある作戦のために事を起こし、ユーセイカやライラックはジークの行動にわずかに違和感を覚えています。
なお、真っ先に切り込んでいった赤兎のホランドは裏切りが真であろうが偽であろうが関係なく殺す気でいます。
ホランドはこれまでも赤兎の一員として動いていましたが、人族相手ということもあり本気を出しきれず、
ほとんど空気で他の冒険者から名前も認識されないほどでした。
しかしその実力は赤兎団の筆頭戦力と言えるほどのもので、ジークも「真面目にやらないと本当に死ぬ」と思うほどです。
こちらのパートにはユーセイカら赤兎の五人、シスター・グレン、グラス・テネーブル、
そしてベアトリスの秘書であるパトリシアが登場します。
※【4】未踏領域の調査 難易度:10
このパートは前回の状況による特定の方専用のパートとなります。
それ以外の方は選択しないようご注意下さい。
関係ない方が選択されていた場合、運営チームの方で別パートに移動させていただきます。
前回閉じ込められた未踏領域の探索を行い、鉱山や魔力の源の謎に迫ることとなります。
また、前回発見した文献の調査も行うことが可能です。
便宜上難易度が10となっていますが、戦闘が発生するかはアクション次第です。
基本的に探索ではパーティで役割分担する場合でも、
戦闘か調査、優先したい方に比重を置いた方がよいですが、
状況が状況のため、万が一に備えておいても問題ありません。
また、困ったことがあればガヤルド教授が力になってくれることでしょう。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。