クリエイティブRPG

レガリス戦記 前編

リアクション公開中!

 0

レガリス戦記 前編
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:ローランド
 
 

料金

MC参加:150ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2019年10月10日公開!

シナリオガイド

アーデン侯の領地「テュリン」を魔王軍から守り抜け!

シナリオ名:レガリス戦記 前編 / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



人が“闇”に抗う剣と魔法の世界ローランド

大陸全土を巻き込んだ魔族との大戦「魔王祭」から500年。
その長きに渡り、北部地方の大国レガリス王国は、魔障壁を越えてくる魔族から人々を守ってきました。

しかしその守護は、“魔王”ヴェイロン率いる魔界の軍勢によって崩壊しました。
首都ルクサスは陥落し、魔族に支配されてしまいます。

レガリスの諸侯らは『王都奪還』を掲げて戦力を結集。
ヴェイロン軍との本格的な戦争へと突入しました。

しかし――。

■ □ ■


――城塞都市アーデン。

テュリンが落ちる、だと? 騎士団は何をやっておるのだ。使えぬ奴らめ!」

領主のアーデン侯が伝令からの報告を受け、吐き捨てました。

「落ち着きなされ、アーデン侯。騎士たちは皆レガリスのため、勇敢に戦っている。
 こうして円卓を囲っている我々とは違ってな。
 ……できることなら、私も今すぐ彼らの元へ向かいたいくらいだ」

ウェストリア辺境伯ティーゼルはアーデン侯を窘めました。
小太りで戦いとは無縁そうなアーデン侯とは違い、
ティーゼルは剣の名手として名高く、初老に差し掛かった現在も鍛え上げられた肉体を維持しており、
今なおその実力は健在です。

「貴公の腕前は我々の誰もが知るところ。
 ですが、貴公が死ねばデルクやグラン・グリフォンに隙を与えることになります。
 このような状況だからこそ、国境を預かる貴公には慎重になって頂きたい、ティーゼル将軍」

諸侯たちは一様に渋い顔をしていました。
魔王軍に押されつつある状況を苦く思っているのは共通ですが、それ以上に、

(……いかんな。なまじ腕がある分、警戒されている。
 救国の手柄を独占したいと思っているのは貴様たちの方だろう)

魔王軍を倒し、自らが途絶えた王家に代わり――この国の支配者となる。
権力欲が壁となり、レガリス六大貴族全員が協力するのは絶望的でした。

「ですが、テュリン砦はアーデン領の要所。
 完全に落とされれば遠からず魔王軍はここ、アーデンに到達するでしょう。
 早急に手を打たねばならない状況ですが、アーデン侯のお考えはいかがですか?」
「ふん、ちょうどいい者たちがいるではないか。我々は王国騎士団を温存する必要がある。
 ならば、答えは一つ」
「冒険者、ですか。ですが、国の一大事を託すなど……」
「いや、国の一大事だからこそ、だ」

ティーゼルは諸侯を強く睨みました。

「レガリスを興したのは十英雄が一人、剣聖ルクス。彼は特定の国に属さない、流浪の剣士だったという。
 我々の祖先は彼と共に戦い、魔王を打ち倒した者たちだ。
 今の我々の地位は冒険者ありきだということを忘れてはならぬぞ」

その言葉は、冒険者を使い捨ての道具のように見ているアーデン侯を牽制するものでもありました。

「分かっておるわそんなことは。ワシの領地で働いてもらうのだ。報酬もアーデン領から出すとしよう。
 働き次第では、特別報酬も出さねばな。かっかっか!」

(相変わらず下衆な男だ。だが……冒険者を見くびると、後悔することになるぞ)

ティーゼルは密かに、“盟友”である黄金等級の冒険者に声を掛け、テュリン奪還戦に向かわせました。

■ □ ■


――テュリン近郊、シル村。

「えー、あ、はい。そんなわけでテュリンのアーデン騎士団の救援が皆さんへの依頼、です。
 あ、申し遅れました。自分、教会のクレリックでキキと言います」

案内役であるキキは酒場の中で、依頼を受けて集まった冒険者たちを見遣りました。

「普段教会の者は依頼に同行しない決まりなのですが、今回は支援役として皆さんのお手伝いをします、です。
 現在分かっている状況をお伝えしますと――」

キキは淡々と事前調査報告を読み上げていきます。

・テュリンは魔族に包囲されており、騎士団が砦に籠城し抵抗を続けている。
・抵抗できているのは砦に大戦期の兵器があるためであり、それを失えば敗北必至。
・魔王軍の幹部が直々に主力を引き連れ、攻城のためテュリンに向かっている。


四魔将。ヴェイロン直属の四人の幹部です。その一人がテュリンを目指して動き始めた、です。
 その部下も精鋭ぞろい。合流されたらひとたまりもない、です」

「つまり砦を包囲している魔族を殲滅し、態勢を立て直すまで幹部の部隊を足止めすればいい、ということだね?
 幹部、四魔将。実に心が躍る!」

全身を金色の装備で固めた男が大げさに声を張りました。

「お、おいあの金ピカってまさか……」
「ああ、知ってるぞ。金色(こんじき)のゴールディ。黄金等級の冒険者だ」
「いかにも。この僕がゴールディだ! 冒険者諸君、幹部たちは僕が引き受けよう!」

見た目そのままの二つ名を与えられたゴールディですが、過去に単身巨獣を屠り、
魔界の剣豪“魔剣鬼”をウェストリア辺境伯と共に打ち倒した伝説の持ち主です。

「ああ、キキ君といったか。時間稼ぎはいいが、別に四魔将を討ちとっても構わないかい?」
「……できるものならお好きに、です。まぁ、黄金等級ですし好きにすればいいと思います、です」

(転生者の気配はしませんし、まぁ死んだらその時はその時です。がんばれー)

キキはゴールディから目をそらしました。

「一つ、忘れてました、です。ここはテュリンに近いので、この村も魔物や魔族に狙われる可能性があります。
 ただの小さな村なので優先順位は低いでしょうが、何人か残って頂けると助かります、です」

■ □ ■


「随分手こずっているようだな」
「はい、ミダス様。思わぬものを隠し持っていたようで」

筋骨隆々の肉体を持つ牛頭の巨漢が、部下の女魔人を見下ろしました。

「ですがミダス様の力をもってすれば、兵器はおろか砦の破壊も容易いでしょう」
「だが、ただ叩き潰すだけでは張り合いがない。少しは歯ごたえのある相手が欲しいものだ」

ヴェイロン四魔将のミダスは、ヴェイロンの使い魔であるゲイザーを目に留めた。

「俺が興味を持てる者はすなわち、俺よりも強いヴェイロン様の気も引くということだ」

「ミダス様、マダ着カネェンデスカ? 腹減リヤシタゼ」
「メシモイイガ、少シ“ウンドウ”シテェナ」
「まったく辛抱ないわねぇ」

手下の下級魔族が騒ぎ出したのを見て、魔人は嘆息しました。

ネラ、その者たちはお前に任せる。少し欠けたところで、最終的に俺さえいれば済む話だ」
「はっ。ご武運を」

レガリス王国を取り戻す“英雄”になるための大きな戦いが、今幕を開けます――。


担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

ローランドのトリガーシナリオシリーズ第一弾、
『レガリス戦記』のスタートです!

当シナリオはトリガークエスト同様「レヴァナント・クロニクル」のメインストーリーとなりますので、
是非ご参加下さい!


■シナリオの参加報酬について

本シナリオに参加した方は、アクション締め切り後、
シナリオ報酬として経験値・社会性・お金(G)に加え、
冒険者等級の貢献点(ランクアップポイント)が手に入ります。

さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
シナリオの内容や活躍に応じて、追加の貢献点をはじめとした様々な特典がプレゼントされる可能性があります。

冒険者等級の詳細や貢献点のシステムはこちらをご覧下さい。


■基本的な状況

魔界の十三魔王の一人、“魔王”ヴェイロンによってレガリス王国の首都ルクサスは陥落しました。
それでも王国の諸侯(六大貴族)は国を取り戻すべく挙兵し、魔王軍に立ち向かっています。

ウェストリア辺境伯ティーゼルは六大貴族が協力し、一丸となって魔王軍に立ち向かうべきだと主張しますが、
他の諸侯らは聞き入れようとしません。
むしろいかにして出し抜いてやろうかと考える始末です。
そのような状況の中、アーデン領のテュリン砦が魔王軍に追い詰められてしまいます。
テュリンが落ちれば魔王軍は六大貴族が会議のために集まっている都市アーデンに手が届くことになるため、
何としてもテュリンは死守しなければなりません。
しかし諸侯たちは自分の身の大事さに騎士団の派遣を躊躇っており、
権力争いとは無縁な冒険者に依頼を出すこととなりました。
とはいえティーゼルをはじめ、関係が深い高ランク冒険者を戦力の中に紛れ込ませています。

一方、意外に粘るテュリンに対し、ヴェイロンもまた側近である四魔将の一人ミダスを送り込みました。
冒険者たちは依頼を受けた時点では四魔将の存在を知らず、
教会による事前説明のために集められたシル村でそれを知ることとなります。


【1】テュリンの救援へ向かう 難易度:4

元々の依頼であるテュリン砦へ向かい、魔王軍を撃退することが目的となります。
砦には大戦期の兵器である「時の閃(ひらめき)」があり、これのおかげでどうにか魔族に対抗できています。
この兵器は魔力によって砲弾を加速して撃ち出す、いわば「魔導レールガン」であり、
当時の英雄(転生者)のアイデアを元に造られたものとされています。
その威力は巨体のオークを一撃で跡形もなく蒸発させるほどですが、
一回撃つとしばらく時間をおかないと撃てません。
また長期間使用していなかったため、いつ不具合が起こってもおかしくありません。

魔族側の戦力はオークを隊長としたゴブリンソルジャー隊が二部隊(ゴブリンは数十体規模)、
砦破壊のための巨獣が二体、それを操るビーストテイマーのリザードマン、という構成です。
当初はもっと多かったものの、時の閃によって減らされています。
テュリンのアーデン騎士団は決して弱くありませんが、かなり疲弊しています。

なお、開門してもらい、砦に入ることもできるものの、
タイミングによっては魔族がなだれ込むことになるため注意が必要です。

このパートにはキキが登場します。
教会の一員で冒険者ではありませんが、実力は紫等級相当です。


【2】四魔将ミダスらの足止めを行う 難易度:6

ヴェイロン四魔将の一角、ミダスと彼の率いる増援部隊の足止めをし、
テュリン救援の時間を稼ぐパートです。
パートの難易度はあくまで足止めのためのものであり、
ミダスを倒そうとする場合は難易度10相当となります。

ミダスは牛のファーリーに近い見た目ですが、「ミノタウロス」と呼ばれる高位魔族です。
オークでさえ両手で持つような大刀を片手で軽々と振り回す怪力の持ち主でありながらも、
「弱者を一方的に嬲るのはつまらない」と、強者との戦いを望む武人です。
そのため、弱すぎて相手にならない者は殺すまでもないと生かし、成長する見込みのある者もまた生かします。
ミダスの配下にはオークウォーリア数名と、格闘に特化したオークの亜種であるオーガがいます。
彼らはミダスと違い人界の言語は通じませんが、主同様武人気質のようです。
とはいえ弱者も容赦なく殺します。

このパートには黄金等級冒険者、金色のゴールディが登場します。
何かと癖のある男ですが実力は本当に英雄級です。
なお名前(冒険者の登録名)はおそらく偽名、教会によれば転生者ではないようです。


【3】シル村を守る 難易度:3

何の変哲もない小さな村のため、魔族が積極的に襲う理由はないとキキは判断していますが、
下級魔族は特に理由もなく衝動的に本能に身を任せて暴れます。
統率者がいる場合は衝動の発散、食料の確保のために戦力の少ない村や町を襲わせることも珍しくありません。
ミダスの配下にも痺れを切らせてしまった者がおり、副官の魔人ネラは主の元を離脱し、
シル村の襲撃に乗り出します。
ネラの部下には魔界の魔法を使うゴブリンメイジと、格闘の訓練を積んだゴブリンファイターが一人ずつおり、
他はナイフや棍棒で武装したノーマルゴブリン数体です。
ネラはゴブリンたちとは一線を画すものの
「どうせ戦える者などほとんどいないだろう」と侮り油断しています。
とはいえ難易度は彼女たちを撃退するためのものであり、ネラを倒そうとすれば6以上となります。

★その他
全パートに共通し、ゲイザーという魔物が出現します。
この魔物は目玉に翼が生えたような姿をしており、基本じっと見つめるだけで積極的に攻撃はしてきません。
ただし身の危険を感じると目から光線を放ちます。
この光線は極めて高い威力を持つためご注意下さい。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2019年9月27日10:30 変更】リアクション公開予定日を『2019年10月11日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【1】テュリンの救援へ向かう 【現在のMC参加人数:51】

4

【2】四魔将ミダスらの足止めを行う 【現在のMC参加人数:14】

6

【3】シル村を守る 【現在のMC参加人数:34】

3