「幻神戦戯」、第二幕をお送りいたします。
大和のこれまでのシリーズ内容についてはトリガークエスト「大和妖奇譚」「大和浄土譚」及び、
各トリガーシナリオのリアクションをご覧ください。
なお、過去のシリーズから舞台が一新されておりますので、過去のシリーズを詳しく知らなくてもお楽しみ頂けます。
※知っているとよりお楽しみ頂ける要素もございます。
当シリーズは序・破・急の全三回を予定しております。
本シナリオガイドで基本的な情報は得られるようになっておりますので、今回からでも是非ご参加下さい。
また、序と破の間野出来事を扱ったクエスト
「煉府の長」が公開されています。
こちらもぜひ、併せてご覧ください。
なお、
「ゴールデンウィークキャンペーン2019」にて当シナリオの招待権にご当選された方に招待を出させて頂いております。
※詳細はキャンペーンページをご確認下さい。
■基本的な状況
辛くも四封天の一柱、“朱裂”聖禍を撃退した特異者たち。
しかし、聖禍を助けに来た“青流”癒佐を含む他の三柱の力は未だ不明。
煉府の人々は傷ついた体を癒すため、各々の時間を過ごし、次の四封天との戦いに備えていました。
長である頼繁は特異者たちを歓迎し、労いました。
そんな中、幻清は銀狼ことマカミに連れられ、“力を使いこなすための”特訓をすることになります。
紗もまた人型になったマカミに戸惑いつつも、彼を憑依しての戦い方を実戦の中でものにしようとしています。
彼女たちが穢魔と戦うべく煉府の外に出た後、頼繁と綿綱の前に四封天の“黄麟”陽高が現れました。
陽高は争いを嫌い、幻清を取り戻すために“話し合い”がしたいと言っていますが、
その実煉府の人々の戦意を喪失させ、戦うことなく連れ帰ろうとしているように見受けられます。
ただ、彼女は聖禍とは違い、自分たちの使命に疑問を抱いているようです。
なお、残念なことに陽高は肝心の幻清がちょうど煉府の外に出払っていることを知りません。
四封天や清霊は強力な浄化の力を持っていますが、
「直接穢れに触れる事に弱い」という弱点があります。
当シリーズにおいて、属性の相性は「五行」の関係が有効となります。
※地⇒水、水⇒火、火⇒物理、物理⇒風、風⇒地。矢印の方向に対し有利なものとして扱います。
基本的に上記「相克」のみが適応となります。
また、陰(闇)と陽(光)は互いに弱点となり得ます。
★アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど特異者が死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
■各パートについて
各パートの状況は以下となります。
難易度は敵の強さではなく推奨レベル帯となります。
※難易度5の場合はアバターレベル21以上です。
なお、玄浄と癒佐も動いており、いずれかのパートに出現します。
【1】外の穢魔に対処する 難易度:5~
煉府の大陸側は四封天によって浄化されましたが、先の戦いの影響で霊力のバランスが崩れ、
穢れの反発によって穢魔が発生しました。
幸いそこまで強くない上に浄化の力が効く相手ということで、
幻清や紗はこれを相手に力を使いこなすための特訓を行います。
ただし、弱いといっても「鬼火」型のため、物理攻撃が効きにくい相手です。
一見属性は「火」のようですが、実際には穢れが炎のように揺らめているため、「陰(闇)」のみとなります。
なお、鬼火以外にも「蜃(シン)」という穢魔がいます。
毒性の強い霧のような瘴気を生み出し、穢れに蝕まれた者に幻を見せる厄介な相手です。
本体は地中に埋まっており、外見は巨大なハマグリのようなものですが、
その中に“真の本体”がいるとも考えられています。
性質は「水」と「陰」となります。
蜃と戦う場合の難易度は7です。
こちらには幻清、紗、マカミ、鈴香が登場します。
【2】“黄麟”陽高と話をする 難易度:9
四封天の陽高と話をすべく、彼女の力に抗い、「ヒトの力を認めさせる」ことを目指すパートです。
陽高は聖禍とは違い、穏便に事を済ませようと煉府へとやってきました。
しかし四封天は人を見下しており、それは陽高も同様です。
「上位者の言うことを聞くのは当然」と考えている節があり、話し合いをしたいと嘯いているものの、
実際には煉府の者に選択権はありません。
ただ、同時にどこかヒトを試しているかのようでもあり、対等といかないまでも、
“向き合うに足る”と認めれば、ヒトの定義での交渉が可能となりそうです。
なお、声は耳に心地よい女性のものですが、外見は完全に人外の怪物です。
光を放っているものの、神祇としては「風」を司るようです。
「戦意、敵意」といったものを喪失させる力を持っており、下手に近づけばそれだけで精神が揺さぶられ、
思考能力が低下します。
ある程度耐性があれば抵抗できるようですが、それでも攻撃するのは厳しいでしょう。
こちらには頼繁、綿綱、唯 羅刹が登場します。
唯は鬼を自称していますが、陽高の見立てでは「ただの人間」のようです。
【3】街の人々を救出する 難易度:6
陽高によって戦意を喪失させられ意志薄弱になっていたり、
眠っていたりする人たちを助ける・正気に戻すパートです。
精神を操られているわけではないため、基本的に戦闘は起こりません。
ただ、「化物が侵入した」ことは多くの場合覚えているため、
対処を誤ると敵意→喪失→敵意の無限ループに陥ります。
また、陽高も聖禍同様に清霊を放っていますが、攻撃してくることはなく、ただ見ているだけです。
こちらも本体と同じ力を持っているようですが、近づくだけなら何も起こりません。
こちらには希一、夕凪、刀児が登場します。
夕凪の状態は聖禍戦の時よりも悪化しており、時折四封天に強い敵意を向けています。
しかし、なぜか彼女にだけは陽高の力が効いていないようです。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。